2015/06/08 - 2015/06/15
28位(同エリア70件中)
ぽっぽさん
四川省の名所である九寨溝、黄龍、楽山、峨眉山、加えて三国志の有名な孔明を祭った武候祠にも立ち寄る、効率良しかつコンパクトなツアーに参加。
このツアーに参加した主な理由は、九寨溝の領内におけるチケット有効期限の変更と、中国人の観光客増大による混雑をいかに潜り抜けられるかということ。
諸手配費用と時間を計算したら、ツアーのほうが安かった。
雨が多く天気が不安定とされるこの時期、ツアー代金はグッと下がっているから。
自由時間は制限されるけれど混雑回避と手数料をかんがみると、今回は個人旅行ではなくツアーを選択して大正解。
ツアー参加の気楽旅の記録。
※文章がまとまらないので、日付を分けてUPです。
1日目:成田 → 成都
2日目:成都 → 松藩 → 九寨溝
3日目:九寨溝
4日目:九寨溝 → 黄龍
5日目:黄龍 → 都江堰 → 武候祠 → 成都
6日目:成都 → 楽山 → 峨眉山
7日目:峨眉山 → 成都
8日目:成都 → 成田
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 3.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 社員・団体旅行
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 観光バス 飛行機
- 航空会社
- ANA
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行あり)
PR
-
朝早くにチェックアウト、峨眉山の頂上へ向う。
今はロープウェイができていて、楽に頂上まで上がれる。
が、しかし。
実はこのロープウェイに乗る前に、乗り場までは600段の石段が待っている。峨眉山 山・渓谷
-
この身長制限の理由がよく分からない。。
唯一の心当たりといえば、立ち乗り式(座席なし)ロープウェイのつり革に手が届かないぐらいなのだが。
※こちら、教えて頂きました(ありがとうございます!)。
料金設定の看板だそうです。 -
ここでの注意パネルは全てこのサルの掲示板。
距離や高さ、ゴミ箱に至るまで、このお猿さん。
でも、実際に実物のサルは見ていない。 -
ここのバスは乗り合いのグリーンバスで並んだ順番の混在。
そのバスで乗り入れ可能な限界まで進む。
結構なクネクネ山道を1時間近く進むので、酔いやすい人は酔い止めが必要。 -
途中、トイレ休憩を兼ねた売店に。
吊られているカラフルなサルはポシェットやリュック。
リュックのサルは背中を押すと鳴きます。 -
そんなこんなで1時間は近くかかって、ようやくバスの限界地点まで到着。
到着時はまだ午前中なのに、すでにこれだけのバスが止まっている。
どうやら日曜日なのが拙かったらしい。。
ここも人気の観光スポット。 -
バスを降りて、人並みに沿って歩くといきなり登山道が現れる。
気がついたら600段の階段上りスタートしてたよ!
ロープウェイ乗り場を目指してプチハイキング開始。 -
こちらは昔の貴族様の輿。
今は観光客用に写真撮影用としておいてある。
もちろん無料じゃありません。 -
ここもやはり、中国人のみ。
欧米人の人は全くすれ違わない。
バケーションの季節じゃないからかな? -
こちらの石段は、整備はされてるけれど手入れされているとは言いがたい、デコボコ階段。
カメラに気を取られていると、うっかり足場の石がなかったりする。。 -
案内係のお猿さん。
ここはでゴミ箱。 -
「おいしそうだけど、買ってると迷子だよー。買うなら帰りだな」と思っていたら、帰りに通ったときは店じまいされた。
どうやら朝食専用らしい。 -
とにかく人が多い。
自分のペースで上るには、人の波をくぐらなければ行けない。
ここで通勤で鍛えた、都会の人の波をくぐる習性が役に立つ。 -
ここでもやはり高山植物が目につく。
休憩がてら、目にも気持ちにも癒し。 -
この先が頂上。
杖を持っているのは、大体用意周到な日本の皆様(笑)。 -
600段上りきった風景。
やっと、、、と思うけれど、よくよく考えて、頂上はまだ上だった。 -
ロープウェイ乗り場の横にあるお寺。
今まで見てきたお寺の中でもシンプル。
そして、みんなロープウェイ乗り場に行ってしまうので、人が来ない、少し寂しいお寺でもあった。 -
乗り場を示す看板。
この日は最新式の新しいゴンドラしか動いておらず。
おそらくそれが大渋滞を巻き起こした一因のようだ。 -
多いときはこのパイプに沿ってずらっと並ぶらしい。
この季節ではまず、ないそうだが、、、。 -
建物に入って一安心。
それもつかの間。
週末ということもあって、朝早くにもかかわらずロープウェイ乗り場は大混雑。
列が全く進まない。 -
窓から見えるゴンドラを、恨めしい視線で見つめる。
トラブルで動いてない、わけではないことは、視線の先でハッキリしている。
早く乗せて〜! -
注意書き。
字が小さくて、なおかつ英語で読む気にならない。
簡単簡潔じゃないと困るよね。
そもそもこれは、覚えられない。 -
やっとの順番で、30分以上ひたすら並んでやっと乗り込む。
ゴンドラに1回に乗れる人数だけカウントされて、あとは順番なんて関係なし、順番が来たら一斉にゴンドラに乗り込む。
我先にと一斉になだれ込むようにゴンドラに押されてギュウギュウ詰めに押されまくる。
こういうところは中国式。
下界の景色を楽しんで、一気に3000mの高さまで上がる。 -
ゴンドラの到着地点。
到着したらすぐ頂上が見えるものだと思っていたので、想像と違う景色に戸惑いながらも、人の波についていく。 -
現在地の案内図。
やっぱり最後は人の足で登ることが必要なようです。 -
赤いパネルで道案内。
これ、結構目だってわかりやすい。
まあ、普通に考えると、赤い看板=消防関連ですからね、、、。 -
お約束の世界遺産パネル。
枠のデザインがとてもお洒落。 -
待ち構えていたのは頂上である金頂まで続く階段。
普賢菩薩の乗りものである象が、人々をお出迎えしてくれる。 -
両脇にある象のオブジェを横目に見ながら、巨大な普賢菩薩を目印に階段を上る。
見た瞬間、「牛久大仏とどちらが大きい?」と考える自分は、結構な仏像マニアかも。。 -
石段はラインが引いてあり、滑り止めにもなっている。
雨が多い場所ならではの配慮。 -
石段を登り切り、ようやく到着。
下からすべてを入れるのには、ワイドレンズでなければ入りません。
四方のどの位置に立っていても、ちゃんと見て下さる普賢菩薩。
ありがたや。
普賢菩薩の台座の中は入場可能、ただし撮影禁止。 -
普賢菩薩の後ろに建っているお寺。
色の多彩さはないけれど、金一色の派手さは随一。
ありがたさを通り越して、凄さしか感じない。 -
-
紫禁城でもおなじみ、龍の9匹の子供たち。
ちゃんと屋根に整列している。
細工は本当に見事。 -
金頂の裏にある見晴らし台。
晴れていて、条件が合えば山並みや雲海が見られるらしいが、、、。 -
あいにくの天気で眼下に広がるのはただただ真っ白な霧。
幸いなのは雨が降らなかったこと。
雨が降ったらさぞかし寒いだろうことは、容易に想像がつく。 -
青い空も無く、眼科にあるはずの森も無い。
ただただ霧の白い風景。
これはこれで滅多に拝めないので、崖っぷちで堪能してみる。 -
崖下から仰いだ金頂。
完全にガスってます。
仙人の住む世界に半分足を突っ込んだ感じで、これはこれで雰囲気があって悪くない。 -
晴れていたらこう見える、のお手本写真。
夕日、綺麗だな。
添乗員さんいわく、「結構な回数、ここに来てますが2回しか見たこと無いです、山水画の風景」だそうな。
どうやら自分のビギナーズラックは、無かったみたい。 -
こっちの屋根は3匹足りない。
何が足りないのかは、分からないが、、、。 -
現在地を示すマップ。
ここでも普賢菩薩と目があう。 -
戻るために、再び階段へ。
上から見下ろす、結構上ったんだなと、実感する。 -
時間いっぱいまで散策して集合場所に戻ってくると、出迎えてくれたのはスモークチキンとインスタントラーメン。
行きしに「美味しそう」と思っていら、先に散策を終えて戻ってきていたお客さんが買っていた。
ラーメンは面白そうだから、みんなに提供しているとの事。
日本のしょうゆラーメンとあまり変わらない味で、突っ込みどころはむしろ箸。
タコ焼き用の竹串で、ラーメンは食べずらい。。
チキンは案の定、辛くて食べれないと、ほぼ手つかずの状態で残りを頂きました。
御馳走様です。 -
帰り道、後ろを振り返ると見えた山頂。
横から見ると、居た時とはぜんぜん違う山に見える。
時期的に、雨が降らなくて本当によかった。 -
帰りのロープウェイはすんなりと。
待つこともなく乗り場に到着。 -
行きに撮影できなかったゴンドラ内部も、今度は余裕で撮影。
これが吊り革。
面白いし、参画よりも場所を取らないからスペース的には良いのかも。
ただ、揺れないから採用されているとも思う。
でもはたして、これが120cmの身長制限の理由かな…??? -
行きとは逆の順路である、ロープウェイ→600段の階段を経て、駐車場まで戻って、ようやく遅めの昼御飯。
混雑のせいで予定より2時間遅れてたどり着いたランチを堪能。 -
ランチも終わり、バスに乗ってクネクネ山道をおしゃべりしながら入口まで戻る。
黄龍で配布された酸素缶。
高山病の症状が出なかったので全く使わなかったけれど、疲労回復にと思い、記念に吸ってみた。
効果は、、、よくわからない。 -
夕方のラッシュの中、成都の都心部へと戻ってくる。
タクシーにはパンダ、バスにはチビキャラ化された寸劇と、地方の特色がよく出ている。
はとバスにも歌舞伎のプリントすればいいのに。 -
-
今日の晩御飯は有名店の麻婆豆腐。
有名店のスタンダード、陳さんのお店へ。陳麻婆豆腐店 (玉龍店) 中華
-
入っている材料が入り口に提示してある。
いろいろ説明されて、いざ円卓へ。
日本人御用達なので、テーブルに着いてくれるお姉さんも日本語が通じる。
大学で日本語を勉強中とのことで、周囲の高齢の方は、みんな親目線で彼女を応援していた。 -
確かに今までの麻婆豆腐よりは辛いけれど、きっと本場はまだまだだろう。
そう思っていたら、添乗員さんが現地用の写真を見せてくれた。
赤いを通り越して料理が黒い。。
さすがにこれは、実際に見ているだけで目が痛そう。。 -
外観。
道路に沿ってあるけれど、そんなに目立つ外観ではないので、一見すると通り過ぎてしまいそう。
今回の旅の最後の工程である夕ご飯を終えて、ホテルに戻る。
翌日は早朝にチェックアウトするため、ホテルの売店が最後の買い物に。
しかしながら案の定、チェックアウト時の朝6時前にもかかわらず、売店のお姉さんが店を開けて待っていた。
商魂逞しい、さすがです。FuRong Leading Hotel Chengdu (芙蓉麗庭酒店) ホテル
-
月曜日なので、都心部が渋滞する前に空港へ。
遅延もなく、順調にチェックインが終了。
忘れていたのが、手荷物のライター。
成田はスーツケースに入れてはいけないが、成都は逆。
手荷物にすると没収される。
景品ライターとはいえど、没収されると悲しい。
最後に少しだけ切ないままに、中国四川省の旅は終了。
無事成田に着いて、荷物を手に帰路へ。
今回の旅も周りの人々の明るさがあって、本当に楽しかった。
いつかは雲南省や昆明にも足を伸ばしてみたいものです。成都双流国際空港 (CTU) 空港
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この旅行記へのコメント (2)
-
- km45さん 2015/08/22 00:01:48
- 身長制限
- はじめまして
2枚目のの写真の身長制限120cmは、中国で共通の子供料金を示す身長です(日本のように年令ではありません)。すなわち、120cm以下が子供料金になります。
- ぽっぽさん からの返信 2015/08/22 07:58:30
- RE: 身長制限
- > はじめまして
>
> 2枚目のの写真の身長制限120cmは、中国で共通の子供料金を示す身長です(日本のように年令ではありません)。すなわち、120cm以下が子供料金になります。
km45様
知らないことだらけの不勉強で申し訳ないです。
教えて頂いてありがとうございます。
黄龍での年齢別の料金設定の説明はチケットインフォメーションで読んでいたのですが、まさか身長の料金設定だったとは。。
素晴らしい景観なのに身長制限で却下するなんてありえないはず、と思っていたので、すっきりしました!
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