2015/07/07 - 2015/07/08
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ケロケロマニアさん
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本旅行記では、2015年7月の九州旅を終えて関空に到着後、元興寺のかえる石供養の様子と、その後名古屋に戻る途中で立ち寄った津の散策の様子をUPさせて頂きます。
カエルマニアとしては、7月7日といえば吉野金峯山寺蔵王堂の蛙とび神事の日でしたので、こちらも観に行きたかったのですが、2015年は生憎の雨模様、しかもこの行事は10年ほど前に一度観たことがあったので、今年は同じ日に奈良市内の元興寺で開催されるこちらの行事に参加させて頂くことにしました。
蛙とびほど、カエル色(?)の強い行事ではありませんが、かなりシブい風情でカエル関連の行事に参加できましたので、カエルマニア冥利に尽きますが、住職さんの有り難いお話の際に、ドシャ降りとなってしまったのは、まさに雨を愛するカエルさんの歓迎(?)だったのかな…。
その後、奈良から名古屋までは短距離なので、その日のうちに実家まで戻ることも出来たのですが、今回は三重県で某宿泊予約サイトのふるさと割クーポンが出ましたので、これを利用して途中津に泊まることにしました。
三重県の県庁所在地の津は、名古屋在住時からいつでも行ける近距離だったことが逆に災いして、通過は腐るほどしている一方で、じっくり町の中を歩いたことがなかったので、ふるさと割クーポンのお陰で、ちょっとした街歩きが楽しむ機会が得られたのはとても良かったです。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- JRローカル 私鉄 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
さて前日は関空に到着後、体力回復のために一晩中空港で寝て過ごします。
ここでは節約のため、勿論、”トム・ハンクス寝”ですが…(-_-;)。
空港内で南米の写真展みたいのがやってて、カエルさんを発見! -
カエルさんの詳細はこちらで。
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そして翌朝。
せっかく日付が変わるまでKIXにいたので、アサイチのシャトルバスでスカイビューへ行き、ポイントだけもらってすぐに戻って来て、そのまま南海に乗り込みます。 -
元興寺のかえる石供養の開始時刻は11時。
ラピートに乗らなくても間に合いそうな時間でしたので、勿論急行でまずはなんばを目指します。 -
今回は奈良まではこちらの切符を利用します。
関空からは、京都や神戸などへも同様の切符が発売されていて、とてもお得感がありますね。ただ、奈良に関しては逆方向(奈良→関空)の設定はないみたいですが…。 -
なんばに到着。
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南海のなんば駅構内にはこんなのもありました。
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そして近鉄の難波駅に移動。こちらは漢字表記なんですね。そういや、数年前から阪神も乗り入れていたんでしたね。
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こちらの快速急行で奈良を目指します。
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あっという間に到着。
大阪から奈良は近いですね! -
近鉄奈良駅から元興寺までは徒歩圏内と聞いていたのですが、はっきりと場所を把握していなかったので、駅構内の地図で確認。
道的にも割と判り易そうです。 -
近鉄には何だかんだで毎年乗車しているように思いますが、すぐ傍の西大寺は京都に移動する際に何度も通過している一方で、奈良駅まで来るのは本当に久し振り!
多分、シルクロード博の時(あれっていつでしたっけ???)以来です(;´・ω・) -
雨降りの一日。
途中までアーケード街を歩けたので良かった…。 -
カラーマンホールを発見。
流石に鹿さんが描かれていますね! -
途中こんな看板を発見。
そういや、せんとくんが初めて登場した頃は、物議を醸していたように記憶しているのですが、あれはもう解決したんでしたっけ??? -
そして元興寺に到着。
奈良には世界遺産が沢山あるので、あまり意識してませんでしたが、ここも何だか凄そうな建造物が沢山あるようですね!
かえる石もこの中に入れて欲しいケロ〜(無理か…(~_~;)。) -
元興寺に到着したのはかえる石供養開始の15分前位でしたので、まずは付近の宝物館みたいな所を見物していましたが、そのうちに、”始まるケロ〜(ケロとは言ってないけど(^^;))”と呼びに来てくれたおじさんの声に誘われるようにかえる石前に移動します。
尚、私はこの行事目的で来ていたのですが、付近にいた殆どの方は、”たまたま”この行事に遭遇した、という雰囲気で、まあ一寸見てみるか、みたいな軽いノリの感じの人が多かったのはご愛嬌か…。
雨降りでしたので、お坊さんたちはこのようなテントの下で法要を執り行うようです。 -
本当は音声でお伝えしたい光景。
若いお坊さんが、住職さんの読経に合わせて、シンバルみたいなのをシャンシャン鳴らしています。 -
そして、参加者達のお焼香が始まります。
勿論私も参加しましたが、焼香の後で、近くに住職さんが用意した供養用の聖水の入った桶から、一杯ずつ掬って、このようにかえる石にパシャッとかけて次の方に、という流れになります。 -
テントに守られたお坊さんは快適なのですが、観ている側は傘を差しての観覧ですので、ちょっと大変でした。
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そして読経を終えた住職さんが、しめやかに最後のお唱えをされた後、テント前に移動して、参列者に対してかえる石の云われ、等に関する有り難いお話をして下さいました。
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かえる石の前には、信楽焼(?)の蛙さん等も添えられていて、それがかえる石であることを再認識させてくれるのですが、普段は見所満載の元興寺内では訪れる方も少ないことでしょう…。カエルさんの後ろ姿に哀愁が感じられます…。
何のこっちゃ…。 -
まあ、このお寺のメインは、本当はこういうのでしょうけどね。
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私はかえる石を見て満足したので、それ以外に関しては適当なご紹介で終わらせて頂きます(笑)。
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かえる石供養の終了後、20分程境内を見て巡った後のかえる石前の様子。
まさに”祭りの後”といった風情です。 -
先程住職さんが座っていらした場所の前の様子。
お供え物がそのまま並んでいました。
西瓜が美味しそう(^^;)。 -
かえる石の解説はこちらで。
と言いたい所でしたが、この行事のため看板前にこのような飾り物が添えられた状態で見えなくなっていました。詳細は検索して調べて下さいね…(-_-;)。 -
最後に別の角度からかえる石をパチリ。
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こうして、かえる石供養を無事見物し、満足して元興寺を後にします。
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この門も重要文化財になっているんですね。
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同じアーケードを通って、近鉄奈良駅方面を目指します。
途中、地元のFM局のブースがあって、丁度パーソナリティーの方がトーク中でした。 -
こんなカエルさんも発見。
葉っぱに窪みがあったら、濡れちゃいそう…(^^;)。 -
さて、奈良から津までは、近鉄の運賃を調べると1500円程度だったので、普通運賃で行こうかと思ったのですが、途中の金券屋で近鉄の株主優待の価格を見てみると1450円で販売されていました。
ちょっとだけですが、お得になりそうでしたのでこちらを購入して津を目指します。 -
奈良から津って、近鉄で移動する際は距離の割には乗りカエル回数が多くて大変です。まずはこれに乗って西大寺で下車。
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そして西大寺からは橿原神宮前行きの急行に乗ってこちらで下車。
ここから五十鈴川行きの急行に乗りカエルます。
でもこの急行路線って、かつては宇治山田行きが多かったような。
いつの間にか五十鈴川行きがメインとなっていますね。
伊勢神宮観光客への配慮かもしれないですね。 -
またカエルさん発見!!!
ほのぼのとするデザインですね。 -
そして榛原駅傍のカエル看板前にて、いつものように激写できるか挑戦。
ちょっとぶれましたが、何とかカエルさんゲット(;'∀')! -
そして最後に伊勢中川でもう一度名古屋行きの急行に乗りカエルて、ようやく津に到着です。
全国的に1文字の駅として有名ですが、アルファベットだと3文字表記になるのがちょっと残念。
どうせなら、あ行の名前の駅だったら良かったのにね(笑)。 -
この日は駅の目の前のホテルに投宿。
11000円のお部屋を予約し、そのうち5000円はふるさと割クーポン利用。
更に5000円のギフトカード付プランでしたので、実質1000円で泊まった宿です(笑)。
早い時間帯にチェックイン後、天気も体調もあまり良くなかったので、部屋に沈没したまま熟睡してこの日は終了です。 -
そして翌朝。
前日の熟睡が功を奏して、この日は朝から体調が大分回復したので、チェックアウト時間が11時と遅かったこともあったので、早朝から市内散策に出かけます。
お部屋に荷物を置いて、手ぶらで歩けたのがまた良かったです。
早速、津のマンホールを発見。 -
まずは四天王寺へ。
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本堂はこんな状態でした。
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ここには織田信長の母君や、藤堂高虎夫人のお墓があることで知られています。
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織田信長の母、土田御前に関する解説はこちらで。
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墓前の薄暗い雰囲気が、また風情があって良かったです。
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三重って、意外と南国なんですね。
宮崎でよく見かけたような木が、普通に境内にあって驚かされました。 -
そして山門を出てまたびっくり。
目の前にウィラーのバスが停まっているではないですか!
後で色々調べてみたら、津から東京方面への同社のツアーバスも運行されているんですね。
先日事故があったばかりなので、あまり無理せんときや、と余計なことを思いつつ、次なる目的地へと向かいます。 -
国道沿いの橋を渡っていきます。
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この橋にはこんなレリーフもありました。
このお祭りが津では有名なんですね。 -
安濃川の様子はこんな感じ。
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次いでやって来たのは津観音です。
浅草・大須と共に、日本三観音の一つに数えられているそうですが、全然知りませんでした。
立派な五重塔もあってさらにびっくり。 -
宗派的には真言宗に属しますので、弘法様もいらっしゃいました。
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そしてこんな大仏様も。
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本堂の様子はこんな感じ。
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鐘楼はこんな感じです。
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そして狛犬さん。
お寺なのに?
神仏習合の影響かしら??? -
山門の様子。
こうして、津観音を後にします。 -
途中通過したアーケード街。
朝早い時間帯、ということもあって、ひっそりとした雰囲気でした。 -
津にはフェニックス通りがあるんですね!
うーん、トロピカル!!! -
こんな怪しげなサーファー(少年?)の像も。
何故かワイキキのデュークさんの像を思い出してしまいました。 -
そして先程橋の上でレリーフを見かけたこちらの方も。
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次いで、一度来てみたいと思っていた、津城址へ。
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隅櫓は復元されているんですね。
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本丸と西之丸の解説はこちらで。
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かつての隅櫓の様子が写真で掲示されていました。
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東之丸、内堀の解説はこちらで。
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二之丸、外堀の解説はこちらで。
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本丸跡付近の広場の様子。
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ここにはかつての城主、藤堂高虎公の立派な騎馬像があります。
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藤堂高虎に関してはこちらで。
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合わせて、先程訪れた二つのお寺の解説板もありましたので、御参照頂けましたら幸いです。
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今回初めて訪れた津城跡ですが、石垣などがなかなか風情ある状態で残されていて、なかなか味わいがある名城でした。
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ただ、解説板の整備状態などはあまり良くなく、その辺りが現状におけるこの城跡の評判を落としているのが少々残念に思われます。
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でも整備され過ぎると侘び寂びの風情がなくなってしまうこともありますので、私見としてはこのままひっそりと”眠って”いておいて欲しいお城かな…。
一旅人としての我儘に過ぎないのですが…。 -
お堀の雰囲気もなかなか味わいがありました。
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日本庭園っぽい場所もありました。
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という訳で、津城跡を後にします。
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その後は道なりにこういう神社を見たり。
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津偕楽公園でSLを観たりしました。
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SLの解説はこちらで。
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そして最後に、三重県の護国神社に立ち寄ります。
護国神社と言えば、全国的には立地が不便な場所も多いように感じますが、三重の護国神社は津駅のすぐ傍にあってとても便利です。 -
静かに手を合わせます。
2015年は戦後70年の節目の年ですので、個人的には特によく護国神社に立ち寄る年となっています。 -
ここの狛犬さん、ちょっとファンキーなお姿ですね(笑)。
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手を合わせる場所は沢山ありました。
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こんな所も。
色々なことを考えつつ、束の間の津散策旅は終了となりました。 -
投宿していたホテルとは反対側の津駅西口の様子。
津駅は近鉄・JRの共通駅ですが、西口から見ると近鉄駅としてのテイストがより強く感じられます。 -
一旦ホテルに戻るために東口側へと移動しますが、その際はこの地下道を通ります。
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地下道内の様子はこんな感じでした。
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詳細はクチコミの方にも記させて頂きましたが、宿泊したホテルでは、朝食がこのようなテイクアウト方式のパンとジュースで用意されていましたので、朝の散策後にしばし室内で休憩しながら、遅めの朝食を頂いてからチェックアウトします。
APOA HOTEL津 宿・ホテル
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さて、津から実家のある名古屋までの道のりですが、実は先に名古屋を出る際に、津から名古屋までのJR回数券のバラ売りを金券ショップにて購入しておきました。
津から名古屋までは、普通運賃だと圧倒的に近鉄の方が安いのですが、この回数券のバラ売りは870円で購入することが出来ます。しかも、名古屋までではなく、名古屋市内、としての設定ですので、名古屋市内のJR各駅まで追加料金なしで移動できるメリットもあります。
せっかくなので、今回の旅の前の九州で購入利用した宮崎→別府の乗車券(無効印付)と共に、こちらの回数券のバラ売りを記念撮影させて頂きます(笑)。 -
三重県ではマイナーなJR路線。この回数券を利用すると、前半は更に伊勢鉄道にも乗車できます。(てか、逆に亀山経由のJR線は、この切符では利用できないんですけどね(笑)。)
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津駅のJR側ホームの様子。伊勢鉄道もこちらの発着となります。背景が近鉄列車なのは、三重県内に多いJR・近鉄共通駅らしい風景です。
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快速みえ号がやって来ました。
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車内の様子。
指定席も一部にありますが、車両の真ん中でこのように仕切られているのが快速みえ号らしい風景です。 -
反対側の自由席側はこんな感じです。
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そして木曽三川(これはどこかな???)を越えて…。
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名古屋に到着。
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今回の切符の効力を利用して、中央線で大曽根まで移動。そこから実家まで歩きます。(1時間以上かかる距離ですが…(^^;)。)
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見慣れた名古屋のマンホール。
やっぱりセンスが感じれないデザインだわ…(-_-;)。 -
こっちの方が名古屋らしくて良いですよね!
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最後に千代田橋のラの壱で、九州旅の締めくくり(?)という意味でとんこつラーメンを食べてから、実家へと向かいます。
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実家の傍にあるケロちゃん看板。
これを見ると戻って来たな、という気持ちになります。
という訳で、関空から名古屋までの旅程に関する本旅行記は終了となります。最後までご閲覧下さり有難うございました。
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