2015年7月　関西の旅　第１日　伊賀上野、和歌山

2015/07/18 - 2015/07/20

３連休に関西を旅してきました。

第１日は、伊賀上野、和歌山市を訪ねます！

第１日：伊賀上野（芭蕉翁生家、伊賀上野城、芭蕉翁記念館）−和歌山城−和歌の浦−橋本泊

エリア 和歌山

• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 自家用車 徒歩

３連休の中日の夜に奈良市内で用事があったため、ついでに周辺を車で走ることにしました！

金曜日の夜に出発し、武田信玄と徳川家康の合戦の舞台、三方ヶ原で車中泊。

第１日の朝食は、浜松餃子ラーメンセット！

早朝から餃子をいけるというのは、健康の証し。

本当は、八ツ淵の滝や双門の滝にアタックしたかったのだけど、台風が通過した後も不安定な天気ということで、観光モードで行きます。

名阪国道という高速道なのか一般道なのかよくわからない（速度は高速道、車間距離は一般道）恐ろしい道路で、まずは伊賀上野に向かいます。

後ろの方で稲光が光った・・・と思ったら、おろおろ走っていた私にパッシングしてきたのでした。。。

伊賀上野は、忍者の郷です。

車の上に巧みに潜む忍者。

私の研ぎ澄まされた観察眼で、見破りました。

伊賀上野は、松尾芭蕉の生地でもあります。

芭蕉翁誕生の地。

忍者の郷で生まれた松尾芭蕉・・・そう考えると、彼が幕府の隠密だったという説もさもありなん。

芭蕉翁生家。

伊賀上野城に登城します！

天守閣は、藤堂高虎が完成させる直前に暴風雨で倒れ、以来そのまま建造されることはなかったそうだ。

この天守閣は、昭和１０年に新たなオリジナルとして建造されたもの。

純木造で、鉄筋コンクリートとは違う趣きがあってよい。

まず、高石垣を見に行きます。

日本一と言い切らないところが、奥床しくてよい。

確かに堅固な石垣だ。

城造りの名手・藤堂高虎が縄張りしたそうだ。

大坂の陣で徳川家康が万一敗れた場合、家康をこの城にかくまうという意図があったとか。

調べていないので経緯はよくわからないが、横光利一に捧げた川端康成の直筆碑（？）。

天守閣に上がってみます！

藤堂高虎公。

無骨な名前とは対照的に、巧みに戦国の世を渡り歩いたという印象の武将だ。

最上階。

田園と伊賀上野の町。

藤堂高虎が豊臣秀吉から拝領したという唐冠形兜（レプリカ）。

天守閣落成記念の博覧会のポスター。

城外に通じる忍び井戸。

帰りはここから出ることにします。

芭蕉翁記念館を見学。

俳聖殿。

松尾芭蕉生誕３００年を記念して昭和１７年に建てられたもので、建物全体で芭蕉の旅姿を表しているそうだ。

言われて見れば、確かにそのような。

俳聖殿の中の松尾さん。

伊賀上野から、恐ろしい名阪国道や西名阪・阪和自動車道を走って、和歌山市に来ました！

御橋廊下の向こうに和歌山城の天守閣！

徳川御三家・紀州藩の本拠地、暴れん坊将軍・徳川吉宗の出身地です。

天守閣は明治維新後も残されたが、空襲で焼けてしまい、これは鉄筋コンクリートの再建天守閣。

しかし、なかなか美しい！

一の橋と大手門。

お堀。

和歌山の街の中心部にある城です。

伏虎像。

和歌山城は別名・伏虎城とも呼ばれるとか。

二の丸庭園から見る天守閣。

二の丸と西の丸の間のお堀にかかる御橋廊下。

紅葉渓庭園。

紅葉渓庭園と御橋廊下。

いよいよ天守閣へと登っていきます。

天守閣へ。

中に入ります！

最上階。

和歌山の街と紀ノ川。

美しい和歌山城でした。

和歌山城から遠くない和歌の浦に来ました。

車を停める場所が少なく、のんびり写真は撮れない。

雑賀崎灯台にようやく駐車場があり、一休み。

雑賀という地名は、歴史小説好きには、鉄砲の雑賀衆でおなじみでしょう。

和歌山港方面。

海！

大阪近郊ながら、大らかな雰囲気が漂う和歌山の街。

遅い昼食は、しらす丼！

（ビールはノンアルコール。）

そして、和歌山ラーメン！

紀ノ川を上流に上り、本日は、高野山のふもとの橋本に泊まります。