リベンジ ローマ年末の旅(2013年12月31日）

2013/12/25 - 2014/01/01

12月31日火曜日、1月1日水曜日
帰国の日になりました。
ミュンヘン経由で帰国しましたが、
乗り継ぎが約6時間あったので
ミュンヘンを少し観光しました。

エリア ミュンヘン(ドイツ)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ショッピング: 5.0
• 交通: 5.0

• 同行者: カップル・夫婦（シニア）
• 交通手段: 鉄道 飛行機
• 航空会社: ANA
• 旅行の手配内容: 個別手配

　前日遅くなったので、この日は少し朝寝坊をしました。妻が朝食を食べたくないと言ったので、私だけがホテルの朝食を食べに行きました。最初に頼むコーヒーを隣の外人がカプチーノを注文していたので、私も同じようにしました。いつものアメリカンコーヒーよりかなり美味しかったです。
軽く食べた後、外出し、昨日行ったBar Cottiniで、オレンジピール250g5ユーロ、プチケーキ8個7ユーロを買いました。後で食べましたがどちらも美味しかったです。ホテルは9時前にチェックアウトしました。現地で支払う契約のサイトで予約していました。予約時は1112.7ユーロと安かったですが、予約時より円安になり支払時には161067円と高かったです。早く円で決済すれば良かったと後悔しました。
テルミニ駅の自動販売機で空港行きの切符を買いましたが、若い男性が手伝ってやろうと寄って来たので断りました。チップ狙いだったのでしょうか。9時22分発のLeonardo Expressに乗りました。一人28ユーロ。

空港ではターミナル3のルフトハンザの窓口でチェックインをしました。比較的空いていました。ワインをかなり買ったので、荷物の重量を心配していましたが、2人で43.5kgで追加料金は必要ありませんでした。出国ゲートを過ぎると、フェラガモのショップがありました。冷やかしのつもりで入ると、店の男性の店員が寄ってきて、日本人かと聞かれました。そうだと答えると、この後ろの棚の商品はディスカウント出来ますと教えてくれました。本当は明日からバーゲンのようでしたが、EU外なのでフライングをしてくれたのかもしれません。妻も私も目の色が変わり、二人でバッグや財布を買いました。正価の40％引きの上、後でVATも戻ってきてかなり安くなり、二人とも大変満足しました。

12時25分発NH6094のミュンヘン行きの飛行機に乗りました。運行はルフトハンザです。

行きと違いローマからミュンヘンまで晴れていて地上の風景が良く見えました。

機内では飲み物とサンドイッチが出ました。ルフトハンザだけあってビールはドイツ製の瓶ビールでとても美味しかったです。さすが、ドイツの航空会社だと感心しました。

ベローナからインスブルックの上空を飛びましたが、アルプスの雪景色がとてもきれいでした。

ミュンヘン近郊です。ドイツの町らしく上空から見ても整然としていました。

ミュンヘンは14時5分着でした。次の搭乗時刻まで6時間近くあったので、いったん出国することにしました。空港の1階の右奥に荷物預かりがありました。貴重品だけ出し、機内持ち込みの荷物を2つ預けました。3時間で4.6ユーロでした。

ミュンヘン空港の中央エリアです。大屋根が印象的でした。

プロペラ機のデザインの軽食スタンドがありました。空港の自家製ビールも楽しめるようです。帰りに飲めると思い、この時は我慢しました。

ミュンヘン空港から、地下に降り、中心部行きのSバーンに乗りました。グループ用の1日券21.30ユーロを買いましたが、自販機がカードを読み取るのに時間がかかり、かなり苦労しました。
寒そうな景色を見ているうちに40分位でマリエン広場に着いきました。ドイツに着くと空港、トイレ、電車などすべてがシステマティックにまたきれいになった印象を受けました。

乗ってきた電車です。

地下鉄の駅から地上に出るとクリスマスの飾りつけの新市庁舎があり、きれいでした。

ローマと異なり、寒かったですが、外で食事を楽しんでいる人もいました。ドイツ人は根性があると言うか、寒さに強いと思いました。

新市庁舎の前の木はクリスマスの飾りつけがしてありました。

新市庁舎の地下にはレストランのラーツケラーがありました。ビールとソーセージを食べたかったのですが、時間がなく断念しました。

Diener Stを歩きました。バイエルン州立歌劇場です。またここに来てオペラを聞きたいものだと妻と話しました。

王宮の入口です。

テアティーナ教会？
外観がきれいでした。

将軍堂の前から王宮の入口を見たところです。
狛犬のようなライオン像が立派でした。

将軍堂の前にはタクシーがたくさん止まっていました。
全てベンツでした。ミュンヘンなのでBMWかと思っていましたが、見かけませんでした。

ベンツのショールームがありました。

店の中にはベンツのクラシックカーが展示されていました。

ホーフガルテンの入口です。

庭園の芝生は凍結していました。

美術館の入口でしょうか。
時間があればアルテ・ピナコテークに行ってみたかったです。

帰りはTheatiner Stを引き返しました。途中の店はほとんど新年のバーゲンの表示をしたまま閉まっていました。ディスカウントの赤札が目につきました。

クリスマスの飾りつけも残っていました。

ペーター教会に入ると新年のミサのためか、バッハのモテットの練習をしていました。

教会の中をオルガンと小編成のオーケストラと合唱の音が溶け合ってとてもきれいでした。
中央に写っているのは指揮者です。練習だけでも聞けて満足しました。

祭壇です。中央の通路は途中で入れなくなっており、観光客がお互いにカメラマンになり、記念写真を取りました。

旧市庁舎の横を抜けると聖霊教会でした。
こちらはこじんまりとしていましたが、きれいな教会でした。

周囲は全体に歴史を感じさせる建物が並んでいました。
この写真ではうまく撮れていませんが、左側の建物の1階がトンネルになっており、バスが通っていました。

旧市庁舎、聖霊教会を通り、マルクトを目指しました。

マルクト（市場）の中にはグリューワインを売っている店もありました。飲んでみたかったのですが、手持ちのユーロの現金が少なかったため断念しました。

マルクトの中を通ると歩きながら美味しそうにパンを頬張っている人を多く見かけました。妻ときっとパンの美味しい店が有るのだろうと話し、パンを持っている人を逆方向にたどって行きました。レストランのケーファーの出店がありました。3つもらい、いくらかと聞くと無料と言われた。新年のお祝いに無料で配っていたようです。

貰ったパンを家族でお正月に楽しみましたが、とても美味しかったです。

マリエン広場に戻ると人が増えていました。
旧市庁舎だったと思います。おとぎの国のような建物でした。
ワインの瓶を持った人もいました。新年のお祝いに集まって来ていたようです。

日も陰ってきました。
新市庁舎前のクリスマスツリーの電飾も良く見えるようになりました。

16時20分ごろにまた地下鉄に乗り17時には空港に戻りました。帰りの地下鉄はほとんど乗客がおらず、少し不気味でした。

空港の中は濃霧でした。全日空のカウンターでチエックインしました。日本人の係員がおり少し安心しました。この霧で飛行機が欠航になりませんかと尋ねましたが、これくらいは大丈夫ですと言われました。空港のビアハウスでビールを飲もうとしましたが、新年の年越しのパーティーで全席予約とのことで断念しました。
ルフトハンザのショップでリモワのアルミニウムスーツケースを見ていました。迷っていると、目の前で日本人の青年が母親からお金を借りて買っているのを見て、妻にあなたも迷うのはやめてと言われ、清水の舞台から飛び降りるような気持で買いました。リモワにフェラガモとパンを入れて、ANAのカウンターで手続きをして、税関で印をもらい、荷物を預けました。
出国審査で、新年おめでとうと言うと係員が急に愛想が良くなり、新年おめでとうと返されました。出国して、免税品のお金を戻してもらおうとしましたが、すべて休みでした。売店も一つだけ開いていて、妻が化粧品を買いました。食堂でビール(4.5ユーロ2つ)、バタープレツェル2.5ユーロ、サラダ8.5ユーロを食べました。なかなか美味しかったです。ドイツのパンは少し塩味が強いがビールには良く合うと思います。19時25分搭乗19時55分発の成田行きNH208便に乗りました。非常口の横の席のため、足を伸ばせてくつろげました。飛行機は主翼に付着した氷を溶かすため、少し遅れて出発しました。トイレの音は少しうるさかったです。空腹ではなかったので、機内食はあまり食べず、睡眠薬を飲んで寝ました。
　成田空港は15時40分着でしたが、少し早く着きました。VAT戻しのカウンターは混雑していたので、封筒に入れ投函しました。戻ってくるのが心配でしたが、後日ちゃんとカード会社に振り込まれていました。15時50分発の羽田空港行きのバスに乗り、羽田空港で娘と合流し無事自宅に戻りました。お正月はイタリアのお土産の食品やワインにドイツのパンで楽しむことができました。