2015梅雨、尾張の紫陽花：荒子川公園(2/5)：額アジサイ、ベニガク、アナベル

2015/06/30 - 2015/06/30

荒子川公園の紫陽花とラベンダーの紹介です。この公園は昭和54年から整備が進められた、荒子川の両岸に南北1キロに亘る、面積凡そ26ヘクタールの総合公園です。

エリア 名古屋港(愛知)

• 交通手段: JRローカル

桜並木の下に続いていたガクアジサイの光景です。満開を少し過ぎていたようです。手毬咲の花はなく、額アジサイだけのアジサイ畑でした。

満開を過ぎて、裏返ってしまった装飾花の光景です。裏返っても花の見栄えは、甲乙つけがたいようでした。

表が薄青色、裏が白色に見える、額アジサイの装飾花のズームアップ光景です。まるで、両面使える着物のようです。

同じく、額アジサイの装飾花のズームアップ光景です。左の花が表側の薄藍色、右の花が裏返った白っぽい色です。

葉桜になった桜並木と、その脇のアジサイ並木の光景です。日差しが強い時期には、葉桜が程よい日陰を作ってくれているようです。

ガクアジサイの花のズームアップ光景です。装飾花にほんのりと赤色が射していました。ヤマアジサイ系のベニガク（紅額）が良く似ていました。沢山の緑の実が生っていました。

ベニガク（紅額）によく似た額紫陽花の大株の光景です。ベニガクは、江戸時代から知られた品種で、ガク片が菱形、葉には鋸歯がある品種です。

ベニガク（紅額）によく似た、ガクアジサイの花のズームアップ光景です。この花も装飾花が裏返り、両性花にはたくさんの実が生っていました。

春には桜の名所となる桜並木と、今が見頃のアジサイ並木の光景です。

荒子川の下流方面の光景です。川を横断している薄緑色の橋は、これから渡る予定の『荒子川パークブリッジ』です。

ぽつんと離れて咲いていた手毬咲の薄紫の手毬咲の西洋アジサイです。小さな株ですが、大きな花を咲かせていました。

『荒子川パークブリッジ』と名付けられた公園内の橋です。荒子川の西岸と東岸を結ぶ橋です。

荒子川の西岸エリアで咲いていた西洋アジサイの花のピックアップです。薄紫の花の色の手毬咲です。

まだ咲き初めの、薄青色の西洋アジサイです。この花も西岸エリアでの撮影です。

剪定はされていない株らしく、花が咲いた枝は、その重たさで地面の位置まで垂れ下がっていました。

荒子川の西岸エリアでの紫陽花の紹介はここまでです。ラベンダー畑が主で、アジサイの花は僅かでした。

ここからは、荒子川の東岸エリアに戻っての撮影です。大輪の花を咲かせていたアメリカ産の紫陽花のアナベルです。

サンク・ガーデンと呼ばれている一角の光景です。中心部に泉水があり、その周りをお花畑が取り囲んでいます。

サンク・ガーデンの周りで咲いていたアメリカ参の手毬咲の紫陽花のアナベルです。緑色を帯びた白色系の花です。

アメリカ原産のアジサイ、『アナベル』の和名は、『アメリカノリノキ』です。北アメリカ東部原産の『アメリカノリノキ』の園芸品種が、『アナベル』になります。

緑色を帯びたアナベルの花は、満開になると白味を増します。その白い花をピックアップしての紹介です。

概ね南北に延びるサンク・ガーデンの東西にアナベルが植栽されています。最初は白色系統のアナベルだけでしたが、最近はピンク系の花のピンク・アナベルも登場しました。

アメリカノリノキの野生種は、小さな装飾花がまばらな額縁状につくようです。品種改良されたアナベルは、装飾花が密に手毬状に咲きます。

満開が近くなって、緑色が次第に白っぽくなってきたアナベルの花の色です。アナベルは、春に花芽が出来、その年の夏に開花しますので、冬でも剪定できます。栽培が容易な理由の内の一つです。

白くなったアナベルの花のピックアップです。育てやすい理由には、耐寒性に強く、耐暑性にも強いことが挙げられます。

薄紫の花が、アガパンサス、薄赤色の花がハクチョウソウ（白蝶草）の光景です。左奥に白い紫陽花のアナベルの花も見えています。

黄、橙、赤と白色の四色の花の競演です。この中で見たことがなかったのが、ジャンボな赤色の花です。アメリカ芙蓉の花のようでした。花の大きさは30センチにもなるようです。

サンク・ガーデンの中央部にある細長い泉水と、その両脇に咲くアナベルの光景です。アナベルは、栽培しやすいアジサイとしても知られます。

サンク・ガーデンの中央部にある泉水のピックアップ光景です。アナベルより泉水に近い場所には、黄色や橙色の背丈の低いマリーゴールドが咲いていました。

これで、サンク・ガーデンとアナベルの並木の見学はおしまいです。荒子川公園のアジサイでは、一番の見所になっていました。