2015/06/17 - 2015/06/17
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滝山氏照さん
江ノ島電鉄(江ノ電)江の島駅徒歩5分の地に鎌倉時代に罪人を処刑する刑場として有名な瀧ノ口跡に建立された寂光山・龍口寺(りゅうこうじ、神奈川県藤沢市片瀬)という日蓮宗寺院が在ります。
そして境内の説明板には次の記載があります。
「霊山本山 寂光山龍光寺縁起
鎌倉時代、日本は内乱や大震災・飢餓疫病の蔓延など、まさに地獄の様な悲惨な状況にあり、それらを憂えた日蓮大聖人は『立正安国論』を著し幕府に奏上し、法華経の思想に基づく国家の安寧と民衆の救済を提起した。
しかし、幕府は政策への中傷と受止め『貞永式目』の「悪口の咎」に当たると解釈し、文永8年(1271)9月12日、鎌倉松葉ヶ谷の草庵で説法中の日蓮大聖人を捕らえ、市中引回しの上、この龍ノ口の刑場へ連行した。
日蓮大聖人の場合、幕閣による評定(裁判)を経ず刑場に連行した為、幕閣からも異議が出され、処刑中止を求める意見が多く、幕府は夜半に至り龍ノ口刑場へ処刑中止の使者を送った。
その間にも刑場では評定の決定を待ちかねて、13日の子丑も刻(午前2時頃)、日蓮大聖人を土牢から引き出し、敷皮石に座らせ、斬首の準備を整えた。
その瞬間、江の島の方より満月のような光ものが飛び来たり、執行人は目がくらみ、畏れおののき混乱の中、使者が到着し斬首の刑は中止となった。
その後、幕府の面目もあり、佐渡島へ3年間流罪となったが、この大法難によって日蓮大聖人は「上行菩薩の再誕・法華経の行者」としての信念を一層深められ、その後、数々の重要な法門を著述された。
この霊場は、延元2年(1337)、直弟子の日法聖人が刑場跡に「敷皮堂」を建て、自作の祖師像を安置したのが始まりであり、大聖人自ら『龍ノ口に日蓮が命をとどめおくことは法華経の御故なれば、寂光土ともいうべきか』と獅子孔された随一の霊場である。」
- 旅行の満足度
- 3.5
- 交通手段
- 私鉄
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瀧口寺・入口
当寺院の前の道路は江ノ電車輌も通る共用軌道となっており、電車内部からも龍光寺の仁王門が確認できます。龍口寺 寺・神社・教会
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龍口寺・仁王門
昭和48年(1973)竣工の鉄筋コンクリート造りで屋根は瓦葺となっています。 -
龍口寺・寺額
仁王門上部に掲載される「瀧乃口」の扁額が見られます。 -
龍口寺・山門
石段途中から見上げる山門は元治元年(1864)建立の銅版葺きとなっています。 -
龍口寺・寺額
山門上部には「瀧口寺」と揮毫された寺額が認められます。 -
龍口寺・境内
左右に広がった境内の中央部の参道とその奥には本堂が見られます。 -
寂光殿
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妙見堂
享保5年(1720)の建立で妙見大菩薩を奉安する欅造りで銅板葺きの建物です。 -
手水舎
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龍口寺縁起・説明板
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龍口寺・縁起
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イチオシ
龍口寺・本堂(全景)
天保3年(1832)竣工した木造欅造りの本堂があり、日蓮が処刑される際、足元に敷いていた敷皮が安置されているそうです。 -
龍口寺・本堂彫刻
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龍口寺・本堂彫刻
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龍口寺・境内
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龍口寺・大書院
明治初年に信濃国松代で蚕糸行で財を成した窪田家が造った蚕糸御殿で、昭和10年に当地に移築されています。 -
仏舎利堂・七面堂案内板
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七面堂石段
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七面堂
江戸時代初期に身延七面山の七面大明神を勧請したとされます。 -
七面堂
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七面堂風景
龍口山中腹に建立の七面堂から下界を捉えます。 -
仏舎利塔
建物内部に釈尊の御真骨が安置されています。昭和45年(1971)竣工で、瀧口法難(日蓮上人が幕府により処刑されそうになった事件)700年を記念して建立されました。 -
仏舎利塔(近景)
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御仏舎利塔説明板
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仏舎利塔風景
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市街地風景
仏舎利塔敷地から眺めた市街地展望は海岸まで展望可能です。 -
鐘楼堂
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境内風景
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イチオシ
瀧ノ口刑場跡
仁王門左に刑場跡の石碑があります。 -
瀧口刑場石碑
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瀧口刑場跡・説明板
『当地は鎌倉幕府時代の刑場跡である。
幕府の公式記録である「吾妻鏡」には腰越、龍の口において斬首との記載が多く見られる。
奈良時代の僧・泰澄、一説には鎌倉時代の僧・文覚が龍口明神に法味を供養したところ、国に背く悪人が出来した時は首を斬り社頭に掛けよ、との神託を受けた。これによって龍の口が処刑場となったと旧記にある。
文永8年(1271)9月13日子丑の刻(午前2時)、日蓮大聖人は「立正安国論」の諌言により、幕府に捕えられ、この刑場・敷皮石(首の座)にすえられた。
しかし処刑の瞬間、時あたかも江の島の方より満月の如き光りものが飛び来りて、執行人共は眼がくらみ、この奇遇の為、ついに大聖人の首を斬ることが出来なかった。
かくして此処は日蓮大聖人龍口法難の霊場であり、世の安寧の為に身命を賭けられた寂光土と称される所以である。
霊跡本山 寂光山 瀧口寺 』 -
瀧ノ口・刑場跡
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