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2004年12月に開館した雲南鉄道博物館です。昆明北駅2階の「雲南鉄道 博物館 狭軌館」と、そのすぐそばにある「雲南鉄道博物館 車両館」の2つの展示館から 成っていました。この度リニューアルした。中国南部、雲南省の昆明市で2014年5月18日、雲南鉄道博物館の新館がオープンした。南館、北館の2棟から成り、南館はベトナムがフランスに統治されていた時代の雲南・ベトナム鉄道にちなみフランス風の、また北館は中国高速鉄道のイメージを基調にしたデザインとなっている。展示面積は合わせて5155平方メートル。雲南鉄路博物館は昆明北站に開設されました。昆明北站は以前は「河口」を経てベトナムのハノイと結ぶ鉄道の起点で大いに賑わった時期もあったのですが、それが中断された今は旅客列車の発着が無くなり、余剰となった駅舎を利用して開館しました。昆明站と昆明北站をほぼ直線で南北に結んでいるのが昆明のメインストリートの一つである『北京路』です。現在地下鉄線が開通して地下鉄昆明北站が出来ました。

昆明の雲南鉄路博物館・その2

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2015/05/24 - 2015/05/24

115位(同エリア499件中)

中国の風景

中国の風景さん

2004年12月に開館した雲南鉄道博物館です。昆明北駅2階の「雲南鉄道 博物館 狭軌館」と、そのすぐそばにある「雲南鉄道博物館 車両館」の2つの展示館から 成っていました。この度リニューアルした。中国南部、雲南省の昆明市で2014年5月18日、雲南鉄道博物館の新館がオープンした。南館、北館の2棟から成り、南館はベトナムがフランスに統治されていた時代の雲南・ベトナム鉄道にちなみフランス風の、また北館は中国高速鉄道のイメージを基調にしたデザインとなっている。展示面積は合わせて5155平方メートル。雲南鉄路博物館は昆明北站に開設されました。昆明北站は以前は「河口」を経てベトナムのハノイと結ぶ鉄道の起点で大いに賑わった時期もあったのですが、それが中断された今は旅客列車の発着が無くなり、余剰となった駅舎を利用して開館しました。昆明站と昆明北站をほぼ直線で南北に結んでいるのが昆明のメインストリートの一つである『北京路』です。現在地下鉄線が開通して地下鉄昆明北站が出来ました。

旅行の満足度
5.0
観光
5.0
交通
5.0
同行者
友人
交通手段
鉄道
航空会社
中国国際航空
旅行の手配内容
個別手配

PR

  • 英国製蒸気機関車、ST774、車軸排列1−3−2、軌道幅1m。<br />1948年緬旬鉄道導入、2006年退役、同年雲南鉄路博物館収蔵。

    英国製蒸気機関車、ST774、車軸排列1−3−2、軌道幅1m。
    1948年緬旬鉄道導入、2006年退役、同年雲南鉄路博物館収蔵。

  • 英国製蒸気機関車、ST774、車軸排列1−3−2、軌道幅1m。<br />1948年緬旬鉄道導入、2006年退役、同年雲南鉄路博物館収蔵。<br />

    英国製蒸気機関車、ST774、車軸排列1−3−2、軌道幅1m。
    1948年緬旬鉄道導入、2006年退役、同年雲南鉄路博物館収蔵。

  • ドイツ製客車、緬旬鉄道使用、乗客定員24名。木製。<br />1966年緬旬鉄道導入、2006年退役、同年雲南鉄路博物館収蔵。

    ドイツ製客車、緬旬鉄道使用、乗客定員24名。木製。
    1966年緬旬鉄道導入、2006年退役、同年雲南鉄路博物館収蔵。

  • ドイツ製客車、緬旬鉄道使用、乗客定員24名。木製。<br />1966年緬旬鉄道導入、2006年退役、同年雲南鉄路博物館収蔵

    ドイツ製客車、緬旬鉄道使用、乗客定員24名。木製。
    1966年緬旬鉄道導入、2006年退役、同年雲南鉄路博物館収蔵

  • 准軌春城号動車組。1999年昆明ー石林間。早期の高速電気列車。

    准軌春城号動車組。1999年昆明ー石林間。早期の高速電気列車。

  • 准軌春城号動車組。1999年昆明ー石林間。早期の高速電気列車。

    准軌春城号動車組。1999年昆明ー石林間。早期の高速電気列車。

  • 准軌春城号動車組。1999年昆明ー石林間。早期の高速電気列車。

    准軌春城号動車組。1999年昆明ー石林間。早期の高速電気列車。

  • あのフランスのミシュランです。こんな気動車を生産していたとは驚きです。説明によると、フランス人専用の車両で、足下は『ゴム製のタイヤ』とのこと。さすがにミシュランですね。車体には雲南(Y)と印度支那(IとC)を組み合わせた(シ真)越鉄道のロゴが描かれている。

    あのフランスのミシュランです。こんな気動車を生産していたとは驚きです。説明によると、フランス人専用の車両で、足下は『ゴム製のタイヤ』とのこと。さすがにミシュランですね。車体には雲南(Y)と印度支那(IとC)を組み合わせた(シ真)越鉄道のロゴが描かれている。

  • フランス製ジーゼル車、1914年テン(昆明)越鉄道。1932年、<br />軌道幅1m、時速100km。軟座19席、硬座24席。

    フランス製ジーゼル車、1914年テン(昆明)越鉄道。1932年、
    軌道幅1m、時速100km。軟座19席、硬座24席。

  • フランス製ジーゼル車、1914年テン(昆明)越鉄道。1932年、<br />軌道幅1m、時速100km。軟座19席、硬座24席。

    フランス製ジーゼル車、1914年テン(昆明)越鉄道。1932年、
    軌道幅1m、時速100km。軟座19席、硬座24席。

  • 日本川崎造船所1897年製造、KD55型、583番 蒸気機関車。<br />車軸形排列方式1−4−0。時速50km。1958〜85年雲南<br />鉄路に服務する。<br />

    日本川崎造船所1897年製造、KD55型、583番 蒸気機関車。
    車軸形排列方式1−4−0。時速50km。1958〜85年雲南
    鉄路に服務する。

  • 日本川崎造船所1897年製造、KD55型、583番、蒸気機関車。<br />車軸形排列方式1−4−0。時速50km。1958〜85年雲南鉄路に服務する。<br /><br />さて、この博物館の最大の見ものと言えば、何と言っても、現物保存されている、日本の蒸気機関車「キューロク」である。日本で、大正時代に広く使われている「9600形」という名の蒸気機関車。日中戦争中、軍事輸送のために機関車が必要となった軍部が、国鉄から提供させたのが、このキューロクだ。キューロクは、中国鉄道に合うよう改良され、名前も「KD55」と改称されながら、戦時中、そしてつい数年前に至るまで、昆明とベトナムの間を走り続けた。その迫力ときたら、言葉では表現できない。疲れてる様子なんて少しもなく、今でも勇ましい姿のままのキューロク。彼が走ることはもうないだろうが、日本で、中国で活躍したキューロクに、お疲れさま、を。さらに一部は1,000mm軌間に改軌されKD55型となった。KD55型は昆明鉄路局昆明機務段(機関区)に配属されベトナム国境に続く昆河線にて1980年代まで運用されていた。

    日本川崎造船所1897年製造、KD55型、583番、蒸気機関車。
    車軸形排列方式1−4−0。時速50km。1958〜85年雲南鉄路に服務する。

    さて、この博物館の最大の見ものと言えば、何と言っても、現物保存されている、日本の蒸気機関車「キューロク」である。日本で、大正時代に広く使われている「9600形」という名の蒸気機関車。日中戦争中、軍事輸送のために機関車が必要となった軍部が、国鉄から提供させたのが、このキューロクだ。キューロクは、中国鉄道に合うよう改良され、名前も「KD55」と改称されながら、戦時中、そしてつい数年前に至るまで、昆明とベトナムの間を走り続けた。その迫力ときたら、言葉では表現できない。疲れてる様子なんて少しもなく、今でも勇ましい姿のままのキューロク。彼が走ることはもうないだろうが、日本で、中国で活躍したキューロクに、お疲れさま、を。さらに一部は1,000mm軌間に改軌されKD55型となった。KD55型は昆明鉄路局昆明機務段(機関区)に配属されベトナム国境に続く昆河線にて1980年代まで運用されていた。

  • フランス製木製客車。1940年製造、1985年退役、乗客52人。<br />米軌とは線路幅1000mm(1m)。

    フランス製木製客車。1940年製造、1985年退役、乗客52人。
    米軌とは線路幅1000mm(1m)。

  • フランス製木製客車。1940年製造、1985年退役、乗客52人。

    フランス製木製客車。1940年製造、1985年退役、乗客52人。

  • フランス製木製貨車。1958年退役、積載量10トン。

    フランス製木製貨車。1958年退役、積載量10トン。

  • フランス製木製貨車。1958年退役、積載量10トン。

    フランス製木製貨車。1958年退役、積載量10トン。

  • アメリカ製蒸気機関車。1923年製造、SN型、<br />軸形排列0−5−0、時速45km、1991年退役。<br />

    アメリカ製蒸気機関車。1923年製造、SN型、
    軸形排列0−5−0、時速45km、1991年退役。

  • 動輪が5輪有るのが特徴です。

    動輪が5輪有るのが特徴です。

  • アメリカ製蒸気機関車。1923年製造、SN型、<br />軸形排列0−5−0、時速45km、1991年退役。

    アメリカ製蒸気機関車。1923年製造、SN型、
    軸形排列0−5−0、時速45km、1991年退役。

  • 手前、中国製、郵便荷物車、1919年製造、600mmゲージ。<br />後方、中国製、木製客車、1919年生、600mmゲージ。

    手前、中国製、郵便荷物車、1919年製造、600mmゲージ。
    後方、中国製、木製客車、1919年生、600mmゲージ。

  • 中国製、郵便荷物車、1919年製造、600mmゲージ。

    中国製、郵便荷物車、1919年製造、600mmゲージ。

  • 中国製、木製客車、1919年生、600mmゲージ。

    中国製、木製客車、1919年生、600mmゲージ。

  • フランス製、木製貨物車、積載量10トン、1925年製造、

    フランス製、木製貨物車、積載量10トン、1925年製造、

  • フランス製、木製貨物車、積載量10トン、1925年製造、

    フランス製、木製貨物車、積載量10トン、1925年製造、

  • アメリカ製、鉄製貨車、積載量10トン、1930年製造。

    アメリカ製、鉄製貨車、積載量10トン、1930年製造。

  • アメリカ製、鉄製貨車、積載量10トン、1930年製造。

    アメリカ製、鉄製貨車、積載量10トン、1930年製造。

  • アメリカ製、木製貨車、積載量10トン、1924年製造。

    アメリカ製、木製貨車、積載量10トン、1924年製造。

  • アメリカ製、木製貨車、積載量10トン、1924年製造。

    アメリカ製、木製貨車、積載量10トン、1924年製造。

  • 中国製、木製平貨車、積載量10トン、1919年製造、600mm。

    中国製、木製平貨車、積載量10トン、1919年製造、600mm。

  • 中国製、木製平貨車、積載量10トン、1919年製造、600mm。

    中国製、木製平貨車、積載量10トン、1919年製造、600mm。

  • 昆越鉄道、人字橋、絶壁と絶壁の間に架けられた鉄橋。博物館内に復原されています

    昆越鉄道、人字橋、絶壁と絶壁の間に架けられた鉄橋。博物館内に復原されています

  • メートル軌道、中国青島製造、ディーゼル機関車、自重60トン。1978年製。

    メートル軌道、中国青島製造、ディーゼル機関車、自重60トン。1978年製。

  • メートル軌道、中国青島製造、ディーゼル機関車、自重60トン。1978年製。

    メートル軌道、中国青島製造、ディーゼル機関車、自重60トン。1978年製。

  • 中国製、上遊型、1971年製造、2006年雲南鉄路博物館収蔵。

    中国製、上遊型、1971年製造、2006年雲南鉄路博物館収蔵。

  • 中国製、上遊型、1971年製造、2006年雲南鉄路博物館収蔵。<br />

    中国製、上遊型、1971年製造、2006年雲南鉄路博物館収蔵。

  • 中国製、1969年、東風2型ディーゼル機関車、ゲージ1435mm。

    中国製、1969年、東風2型ディーゼル機関車、ゲージ1435mm。

  • 中国製、1969年、東風2型ディーゼル機関車、ゲージ1435mm。

    中国製、1969年、東風2型ディーゼル機関車、ゲージ1435mm。

  • 中国製、1973年、東風1型ディーゼル機関車、ゲージ1435mm。

    中国製、1973年、東風1型ディーゼル機関車、ゲージ1435mm。

  • 中国製、1973年、東風1型ディーゼル機関車、ゲージ1435mm。

    中国製、1973年、東風1型ディーゼル機関車、ゲージ1435mm。

  • 昆明北駅。現在は一部貨物列車のみ使用しているらしい。

    昆明北駅。現在は一部貨物列車のみ使用しているらしい。

  • 昆明北駅。現在は一部貨物列車のみ使用しているらしい。

    昆明北駅。現在は一部貨物列車のみ使用しているらしい。

  • 車両館からの帰りに窓から見えた昆明北站の様子を確認しました。現場へは入る事は出来ません。<br />

    車両館からの帰りに窓から見えた昆明北站の様子を確認しました。現場へは入る事は出来ません。

  • 雲南鉄路博物館の文字

    雲南鉄路博物館の文字

  • 地下鉄火車北駅

    地下鉄火車北駅

  • 地下鉄自動販売機

    地下鉄自動販売機

  • 地下鉄コンコース。

    地下鉄コンコース。

  • 地下鉄ホーム。

    地下鉄ホーム。

  • ホームドアが付いています。

    ホームドアが付いています。

  • 地下鉄東風広場駅。

    地下鉄東風広場駅。

  • 歩いて南屏街へ行き、マクドナルドで休憩、昼のレストランでテイクアウトした饅頭をツマミにコーラを飲む。<br />

    歩いて南屏街へ行き、マクドナルドで休憩、昼のレストランでテイクアウトした饅頭をツマミにコーラを飲む。

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