2015/04/29 - 2015/05/10
30位(同エリア399件中)
SuperManさん
- SuperManさんTOP
- 旅行記412冊
- クチコミ511件
- Q&A回答434件
- 1,584,510アクセス
- フォロワー149人
2015のGWは以前海外発券したカタール航空(QR)の残りのチケットで羽田⇒ローハ⇒カイロと飛び
帰りはオーストリア航空(OS)でカイロ⇒ウイーン⇒成田で途中ウイーンは同日乗継が出来ないので、
ついでに途中下車してウイーン・ワルシャワ・クラフク(アウシュビッツ)・ブラチスラバを陸路周遊をして
帰国しました。
実は出発の数日前に4トラの”行ってきます”のコーナーを見てKanaさんやmegさんが同じ便に搭乗する事が解り
羽田・ドーハのラウンジや機内でのOFF会となり楽しい旅行の始まりとなりました。
又、ドーハではKanaさんとは面識のあったぶんさんとも偶然お会いすると言うハプニングもありました。
日程は下記の通りです。
megさんいわく、『変態ルート』です。
①カタール航空
羽田⇒ドーハ⇒カイロ
カイロ泊:ノボテルカイロエアポート
②エジプト航空(オーストリア航空との共同運航便)
カイロ⇒ウイーン
ウイーン泊:ヒルトン・ガーデンイン・ウイーンサウス
③ウイーン泊:ヒルトン・ガーデンイン・ウイーンサウス
④ウイーン⇒ワルシャワ
ワルシャワ泊:ラディソン・ブル・ソビエスキー
⑤ワルシャワ泊:ラディソン・ブル・ソビエスキー
⑥ワルシャワ泊:ラディソン・ブル・ソビエスキー
⑦ワルシャワ⇒クラフク
クラフク泊:イビスバジェットクラクフスタレミャスト
⑧クラフク(アウシュビッツ)
クラフク泊:イビスバジェットクラクフスタレミャスト
⑨クラフク⇒ブラチスラバ
ブラチスラバ泊:ラディソン・ブル・カールトンホテル・ブラチスラバ
⑩ブラチスラバ泊:ラディソン・ブル・カールトンホテル・ブラチスラバ
⑪オーストリア航空
ブラチスラバ⇒ウイーン バス
ウイーン ⇒ 機中泊 オーストリア航空
⑫ ⇒ 成田着
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 交通手段
- 高速・路線バス レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
今日は今回の旅のメインイベントでもあるアウシュビッツに行きます。
昨日の内にアウシュビッツのホームページからアウシュビッツが主催するツアーに申し込んでおきました。午前中はツアーに参加しないと中に入れないとホームページ書いてあったので仕方なく朝9時からの6時間の英語コースに申し込みました。
お昼を挟んでの6時間なので約7時間のフルコースです。
英語の他にオーランド語やドイツ語、イタリア語など各国語のコースがありましたが、日本語のコースはアウシュビッツ主催のコースにはありませんでした。
お値段は確か2000円位だったと記憶してます。ホームページから申し込みカードで決済出来ました。イビス クラクフ スタレ ミアスト ホテル
-
ホテル大好きなソーセージの朝食を食べてアウシュビッツへ車で向かいます。
アウシュビッツまで車で1時間30分位掛かるとの事なので朝6時に起きて7時にはホテルを出発する予定です。 -
他にもアウシュビッツに行くお客さんが既に沢山御飯を食べてました。
-
ホテルのロビーには自販機がありましたが昨夜使ったら品物が出てこない・・・
すぐにフロントのお姉さんが直してくれました。 -
ホテルのお姉さん皆若くて綺麗でとても親切でした。
昨日、アウシュビッツへの行き方を聞いたら親切に教えてくれました。
何でも収容所のある場所はオシフィエンチム市と言う場所でドイツ語でアウシュビッツと言うそうです。よってバスや電車で行く時はオシフィエンチム行きに乗るそうです。
知りませんでした・・・ -
愛車のシティゴ君で出発です。
(写真は前の日の夜です。5月でも既に朝早くから夜遅くまで明るいです)
アウシュビッツ迄の道のりは途中まで高速道路でしたが初めての料金所がありました。確か10ズロチ(約300円)
道を数回間違えてしまい2時間かかり、結局到着は9時ぎりぎりでした。 -
塔中高速道路ではバケツをひっくり返した様な大雨で、そこを小さな車で150キロで飛ばすので怖かった〜
生憎の天気ですが取あえずアウシュビッツに到着です。
広い駐車場がありますが1日10ズロチ(約300円)です。
大きなバスが既に何台も到着してました。オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
-
まずはインフォメーションセンターへ行きます。
朝9時で、既にお客さんが大行列していました。
申し込んだツアーのバウチャーを見せてヘットセットと受信機のセットを受け取ります。 -
ガイドさんとここで待ち合わせます。
私が参加する6時間のフルコースは参加者10数人で参加者の国籍は色々ですが
アジア系は私1人、後はフランス人の黒人のお姉さんが1人、他は全員白人です。
アウエイです。
6時間のフルコースの設定は少なく3時間のコースが多く設定されてます。 -
シスターや学生さんのグループも沢山いました。
行くまで知らなかったのですがアウシュビッツは第1収容所・第2収容所・第3収容所まで3か所にあります。
3カ所ともすぐ近くなんですが、それぞれにポーランド語の街の名前が付いてます。
第1がオシフィエンチム(ミュージアムアウシュビッツ)
第2がビルケナウ
第3がモノヴィッツ -
ARBEIT MACHT FREI
(働けば自由になる)と言うスローガンが第1収容所の門に書かれていますが
”B”の字が上下が逆に書かれています。
作らされた人のささやかな反発だと言われてます。
合掌! -
第1から観光は始まります。
同じ様なレンガ作りの収容所が規則正しく並びます。
被収容者が植えさせられた大きなポプラの木があり今見るととても平和な光景なのです。 -
雨が降ったり止んだりする中で見学が始まります。
-
順路に沿ってガイドさんが案内してくれます。
建物によっては鍵が掛けられておりガイドさんが1回ごとに鍵を開けて入れてくれます。 -
第1収容所の建物は最近建て直された物以外はすべてレンガで出来た建物です。
-
被収容者着ていた服が展示されています。
-
囚人服に付けられている目印の説明です。
「政治犯」「犯罪者」「同性愛者」などの印を付けます。 -
被収容者の食事のサンプルです。
-
この建物には、被収容者達の生活がどの様な物だったか展示されてます。
-
床の上に直接薄い布団で寝ていたそうです。
冬は寒そうです。 -
3段ベットもありましたがマットレスは有りませんでした。
-
銃殺刑もあった様で、死の壁と言われる壁の前で銃殺刑になる前にここで服を脱いで壁の前に立たされたそうです。
-
地下室へ行く階段です。
-
地下室は有る地点から先は撮影禁止でした。
アウシュビッツには所々撮影禁止の場所やフラッシュ禁止の場所がありました。 -
最初のうちは珍しかった高圧線の通る鉄条網も余りにもあちこちにあり珍しく無くなってきます。
-
⑩と⑪の建物の間にはこの様な門があり、奥にある壁が”死の壁”と呼ばれる壁で、
この壁の前で銃殺刑が行われていました。 -
壁の前には常に花束がお供えされていました。
広いアウシュビッツの中でも特に悲しい場所の一つです。 -
ジュウイッシュ(ユダヤ人)の子供達と先生です。
アウシュビッツでは多くの学生さんを見ました。
学校や仲間同士で訪れる方が多い様です。
私達日本人には解らない思いがあるのではないでしょうか。 -
第1収容所には幾つか木造の建物がありましたがこれは最近作られた物の様です。
基本レンガ作りです。 -
ヨーロッパ地域のユダヤ人の人口分布図です。
やはりポーランドが一番多かった様です。 -
収容所で殺害された600万人の内、約半分の300万人弱がポーランド人でした。
-
アウシュビッツ以外にもヨーロッパのあちこちに収容所はありました。
-
写真だと何だか解りませんが
小さな字で被収容者の名前が書かれています。
名前だけでこの膨大な量に・・・どれだけ沢山の人のが収容されていたのかが解ります。 -
ブルーのジャケットを着ているのが今日のガイドさんです。
-
こうして見ると庭の手入れも良く行き届いていて綺麗な所なんですが、
皆うつむき加減で歩きます。
会話も少なめです。 -
コースの途中にはおトイレもあります。
ここは無料ですがインフォメーションセンター内にあるトイレは有料でした。 -
ナチは、1940−1945年の5年間で130万人をアウシュビッツに強制的に送りました。
内、
110万人はユダヤ人です。
2万3千人のジプシー
1万5千人のロシア人の戦犯
など -
ガイドさんは小さめの声でゆっくりと話す人でしたが、
その口調はユックリでも何かを訴えたいと言う情熱が伝わってくる話し方です。 -
アウシュビッツに強制的に送られたユダヤ人の国ごとの人数です。
1番多いのはハンガリー
2番目はポーランド
3番目はフランス
ギリシャ・オランダと続きます。 -
アウシュビッツの収容所は敷地の中まで線路が引かれていたので貨車で連れて来られる人が多かったそうです。
写真は貨車で到着した人達です。
ヨーロッパ各地から何日間も掛けて連れて来られたので途中で亡くなったり、
病気や怪我をする人もいたそうです。 -
貨車を降りるとすぐに選別されます。
労働者として働ける人と働けない人に分けられます。
写真は選別をしている所です。
働けない人が約8〜9割と圧倒的に多く、その人達はガス室に直行です。 -
アウシュビッツに到着するとすぐに選別され荷物は貨車の前に置いていきます。
荷物は後で返して貰えると言う事で自分の名前を書いておきます。 -
アウシュビッツ近郊の地図です。
私が行ったアウシュビッツ?と?の他に?もあります。
?は余り行く人がいない様です。
短いコースだと?だけです。
広いのは?です。 -
チクロンB(英語ではサイクロンB)と呼ばれるガス室で使われた薬が入っていたカンの山が残されています。
殺虫剤にも使われている薬品だそうですがこの製薬メーカーは現存するそうです。
とってもせつない気持ちになる場所の一つです。 -
義足の山です。
これを付けていた人達はすぐにガス室へ行かされたそうです。 -
食器の山
-
スーツケースの山です。
どのスーツケースも後で返してもらえると言う事で
名前が書かれています。
これも切ないですね。 -
皆さん観光される方も真剣です。
これほど全員が真剣になる博物館って他には無いのでは無いでしょうか? -
靴の山です。
-
通路を挟んで両側が一部屋全部が靴の山です。
男女用が別々に展示されています。
いかに沢山の人が犠牲になったのかが解ります。 -
皆ヘットセットをしていますが決して音楽を聴いている訳ではありません。
ガイドさんの説明を聞く為のヘットセットです。 -
高圧電流の流れる鉄条網があちこちにあります。
-
最初のうちは「お〜!」とか思ってましたが
その内に見慣れてきました。
それほどあちこちに鉄条網はあるのです。 -
トイレ休憩中
-
午前中のアウシュビッツ?で最も悲しかった場所の一つがココ。
ガス室です。 -
ガス室です。
ここで多くの人が亡くなりました。 -
亡くなった方達や服などはここで焼却されます。
-
システムマチックに処理されます。
-
とっても悲しくなりました。
-
出て来た人たちは言葉も無く、皆うつむいていました。
-
取あえず朝9時から始まった午前中の観光はこれで終わりです。
一旦、スタート地点だったインフォメーションセンターへ戻ります。 -
荷物を預けていた人はココで受け取ります。
-
小さなバック以外は持ち込めませんでした。
写真にある様に良くあるバックパックやトートバックは持ち込めませんでした。
ハンドバックサイズが限界です。 -
おこでは各種ガイドブックを販売しています。
日本語のガイドブックも幾つかありました。
私は日本語版のパンフレットを購入しました。 -
ここでも各種ガイドブックを売ってます。
-
お昼の休憩は45分です。
お昼休憩後はシャトルバスでアウシュビッツ?へ移動します。 -
ショッキングな物を多く見たのであまり食欲がありませんが
一応何か食べておきます。
他にもホットドックスタンドなどがあるのですが、
余りお客さんはいませんでした。 -
ボランティア?のお姉さんがきりもみしてました。
-
種類は余り多くは有りませんが美味しそうです。
-
ミートボールとコーヒーを頂きました。
-
コースの途中にあるトイレは無料ですが
インフォメーションセンターの地下にあるトイレは有料でした。 -
アウシュビッツ?と?の間には無料のシャトルバスが走ってます。
オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
-
アウシュビッツ?(オシフィエンチム)⇔アウシュビッツ?(ビルケナウ)間のシャトルバスの時刻表です。
約15分おきに運行しています。
料金は無料ですが結構混みます。ビルケナウ (アウシュヴィッツ第二強制収容所) 史跡・遺跡
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2015GW欧州
-
前の旅行記
2015GW⑨ポーランド・クラクフへ250km・3時間のドライブとクラフク旧市街散策
2015/04/29~
クラクフ
-
次の旅行記
2015GW⑪ポーランド・世界遺産・アウシュビッツⅡ・6時間英語コースに参加しました(午後:ビルケナウ)
2015/04/29~
アウシュビッツ
-
2015GW①QRカタール航空・ビジネスクラスB787搭乗記(羽田HND⇒ドーハDOH)+羽田JALサクララ...
2015/04/29~
ドーハ
-
2015GW②QRカタール航空・ビジネスクラスA330搭乗記(ドーハDOH⇒カイロCAI)+ドーハ空港DOH...
2015/04/29~
ドーハ
-
2015GW③路線バスで行くカイロ市内観光 + ノボテル・カイロ・エアポートホテル宿泊記
2015/04/29~
カイロ
-
2015GW④MSエジプト航空・ビジネスクラスB737搭乗記(カイロCAI⇒ウイーンVIE)+ヒルトン・ガー...
2015/04/29~
ウィーン
-
2015GW⑤久しぶりのオーストリア・見所満載のウイーン市内観光とB級グルメ!環状線の路面電車リンクに乗って...
2015/04/29~
ウィーン
-
2015GW⑥東欧でレンタカー1日700キロの旅・オーストリア(ウィーン)⇒スロバキア(ブラチスラバ)⇒チェ...
2015/04/29~
ワルシャワ
-
2015GW⑦ポーランド・ワルシャワ散策・文化科学宮殿とラディソン・ワルシャワ・ソビエスキー宿泊記
2015/04/29~
ワルシャワ
-
2015GW⑧ポーランド・ワルシャワ・世界遺産旧市街散策・パーキング・ランチ・夜食・etc
2015/04/29~
ワルシャワ
-
2015GW⑨ポーランド・クラクフへ250km・3時間のドライブとクラフク旧市街散策
2015/04/29~
クラクフ
-
2015GW⑩ポーランド・世界遺産・アウシュビッツⅠ・6時間英語コースに参加しました(午前:オシフィエンチム...
2015/04/29~
アウシュビッツ
-
2015GW⑪ポーランド・世界遺産・アウシュビッツⅡ・6時間英語コースに参加しました(午後:ビルケナウ)
2015/04/29~
アウシュビッツ
-
2015GW⑫スロバキア・ブラチスラバ散策とラディソン・ブル・カールトンホテル宿泊記
2015/04/29~
ブラチスラバ
-
2015GW⑬オーストリア航空(OS)ビジネスクラス・ウィーン(VIE)⇒成田(NRT)・搭乗記
2015/04/29~
ウィーン
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
イビス クラクフ スタレ ミアスト
3.21
この旅行で行ったスポット
アウシュビッツ(ポーランド) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
アウシュビッツ(ポーランド) の人気ホテル
ポーランドで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
ポーランド最安
478円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2015GW欧州
0
73