2016/05/28 - 2016/05/31
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私の旅行記は、主に、旅行前に不明だった点の解消と、自力で目的地まで行くための交通機関についてが、主になっています。
それぞれの観光地については、私の文章力と表現力では、表現しきれないので、他の方のページをご覧ください。
今なら、燃油サーチャージがいらないということで、4連休を使って、旅行を計画してみました。
ルートを検討すると、今年から始まった、LOTポーランド航空で行くのが楽そうだけど、週3便なので、都合が合わない。フランクルト経由は高いので、値段が安い、ドーハかドバイ経由に絞った。
JALでマイルを貯めているので、ワンワールドのカタール航空(QR)で、ドーハ経由で行くこととした。
ワルシャワへのフリーツアーをアレンジし、ワルシャワの宿泊を1泊放棄し、別途、自分でLOTポーランド航空のチケットと、クラクフでのホテルを予約した。LOTポーランド航空は、日本にも就航しているので、ポーランド国内線も日本語で予約が可能だった。
行程は
5/28 東京→ドーハ→ワルシャワ→クラクフ
羽田 0:15 → ドーハ 6:15 (QR813)
ドーハ 8:15 → ワルシャワ 13:15 (QR259)
ワルシャワ 16:40 → クラクフ 17:35 (LO3923)
クラクフ空港駅 18:17 → クラクフ中央(KRAKÓW GŁÓWNY)駅 18:35 (電車 Koleje Małopolskie)
アンデルスホテル宿泊
5/29 クラクフ→アウシュヴィッツ・ビルケナウ強制収容所→クラクフ→ワルシャワ
クラクフMDAバスターミナル 6:30 → オシフィエンチム(アウシュヴィッツ) 7:55 (バス lajkonik bus)
アウシュヴィッツ 10:30 → ビルケナウ 10:35 (シャトルバス)
ビルケナウ 12:00 → アウシュヴィッツ 12:05
オシフィエンチム(アウシュヴィッツ) 12:15 → クラクフMDAバスターミナル 13:35 (バス lajkonik bus)
クラクフ中央(KRAKÓW GŁÓWNY)駅 15:34 → クラクフ空港駅 15:12 (電車 Koleje Małopolskie)
クラクフ 18:05 → ワルシャワ 18:55 (LO3924)
ワルシャワ空港(WARSAW LOTNISKO)駅 19:35 → ワルシャワ・シルドミエシチェ(W-wa Śródmieście)駅 19:56 (電車 PKM)
ポロニアホテル 宿泊
5/30 ワルシャワ市内をぶらぶら→ドーハ→東京
ホテル→ワルシャワ蜂起博物館
CENTRUM → MUZEUM POWSTANIA WARSZAWSKIEGO (トラム 22,24)
ワルシャワ蜂起博物館→ワルシャワ鉄道博物館
MUZEUM POWSTANIA WARSZAWSKIEGO → OKOPOWA (トラム 22,24)
ワルシャワ鉄道博物館→UMSCHLOGPLATZ,ユダヤ人博物館
OKOPOWA → DZIKA (バス 157)
UMSCHLOGPLATZ,ユダヤ人博物館→ OLD TOWN
NALEWKI-MUZEUM → PL.ZAMKOWY (バス 180)
OLD TOWN → ワジェンキ公園
PL.KRASIŃSKICH → ŁAZIENKI KRÓLEWSKIE(バス 116)
ワジェンキ公園 → ホテル
AGRYKOLA → PKP POWIŚLE (バス 162・乗り換え) → W-wa Śródmieście (PKM電車)
ワルシャワ・シルドミエシチェ(W-wa Śródmieście) 14:54 → ワルシャワ空港(WARSAW LOTNISKO)駅 15:15
ワルシャワ 18:05 → ドーハ 0:50 +1 (QR260)
5/31 ドーハ→羽田
ドーハ 7:05 → 羽田 22:45 (QR812)
出発前、東欧の国で昔は社会主義の国ということで、あまりいいイメージを持っていなかった。
しかし、実際に行ってみると、街は明るく治安はいい、人は親切、交通は便利で時間に正確、メシも美味い! また弾丸旅行で行ってみたくなった。
事前によくわからなかった点で、4travelで質問したことと、実際に行ってみての解決。
1.アウシュヴィッツの見学の際、ガイド不要の朝10時までに入場した場合、朝10時に追い出されるのか?
→ 追い出されません。バスにも乗れます。
2.ビルケナウも、その時間外は、ガイドが必要か?
→ 第2のビルケナウは、ガイドなしでも平気で、オープン時間内なら、自由見学です。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 飛行機
- 航空会社
- LOTポーランド航空 カタール航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
- 利用旅行会社
- タビックスジャパン
PR
-
カタール空港機内
画面ではメッカまでの距離も出ていた。 -
ドーハ ハマド国際空港
カタール航空のハブ空港となっている。
ほとんど、カタール航空 -
ドーハ ハマド国際空港
名物の熊のぬいぐるみ。 -
ドーハのバーガーキング。
石油よりも水の方が高いと言われている国。
バーガーキングの、チーズワッパーコンボは約1,200円 高い。 -
ドーハ・ハマド国際空港。
都バスじゃなくて、COBUSで、飛行機まで案内。 -
ドーハ→ワルシャワは、まさかのビジネスクラスへアップグレード!
いきなり、ピンクのシャンパン出てきた! -
フルーツもこんなに豪華!
-
ヨーグルトもなんか良さそう。
-
お肉もおいしい!
ビールをお願いしたら、おつまみのナッツも温かかった! -
パンケーキも、なんかエスニックな風味で美味しい!
-
ワルシャワ空港到着前の上空からの様子
見渡す限り畑。
新千歳空港に着く飛行機のよう。 -
ワルシャワ・ショパン空港内のATM
この会社のATMしか発見できなかったが、空港内に10台以上設置されている。
ここで、キャッシングを利用して、現地通貨のzł(ズウォティ)を入手した。引き出しは20zł単位で、ここでキャッシングして、1zł=28.069円+利息
この旅で利用したクレジットカードのレートの中で、利息を足しても、いちばんいいレートだった。ATM利用手数料は、かからなかった。
http://www.planetcash.pl/
ポーランドでは、ショッピングで利用の際、自動的に日本円での決済となるケースが多々あった。(何らかの操作で、現地通貨で決済できるかもしれないが、ポーランド語のため、対処できない)
日本円での決済の際、現地の決済会社が、3〜4%手数料を取るので、現金の両替よりはレートがいいが、かなり取られることになる。
お金の使い方は、少しずつキャッシングしていくのが、いいと思う。
今回のルートでクラクフに行く場合、ワルシャワからクラクフに向かう飛行機の中で、日本時間で日付を跨ぐので、ワルシャワ空港で現金が必要なければ、クラクフ空港でキャッシングした方が、利息の節約になる。 クラクフ空港にも、複数のATMがあった。ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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ワルシャワ・ショパン空港内、到着ロビーのいちばん最初のキヨスクで購入した OrangeのSIMカード。
ドコモのスマホをSIMフリー化したものでも、ふつうのSIMフリーのスマホでも使えた。
インターネット専用(通話できない)で、2GBで7zł。今まで、旅した国の中で、いちばん安い。もちろんLTE対応。
このOrangeのSIMは空港内のほとんどのキヨスクで売られていた。標準サイズ、microSIM、nanoSIM共通で、カードに切り込みが入っているので、小さいサイズのSIMは指で押し出して使います。
バージンモバイルの方は詳細不明だけど、2GBで5złだった。ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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ワルシャワでショワショワ。
ポーランドでは、数多くのビールが売られているが、最初に飲んだのは、Królewskie(クルレフスキエ)。 ジグムント3世が描かれている。
ヨーロッパテイストなビールだった。ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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ワルシャワから、アウシュヴィッツの入口となるクラクフまでは、特急電車(2時間)か、飛行機(1時間)で行ける。私たちは、飛行機を選んだ。LOTポーランド航空は日本にも就航しているため、日本語のサイトがあるし、早めに購入することで、2人で往復18,760円くらいだった。
今まで、乗ったことがない、『エンブラエル』に乗れるはずだったが、機材変更で737-400となった。2倍のサイズの機材に変更された割には、混雑していた。
ちなみに、アウシュヴィッツへいちばん近い空港は、カトヴィチェ空港となるが、1日2往復。 クラクフは7往復。ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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足下は狭い。
ワルシャワ(WAW)〜クラクフ(KRK)は、152マイル。東京−名古屋よりも近い。
運賃クラスによっては、3割しかもらえない。ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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クラクフ・バリツェ空港(ヨハネ・パウロ2世空港)にて。後ろのドアから降りたのは初めての空港。 前後のドア同時に降ろす。
ヨハネ パウロ2世 クラクフ バリツェ国際空港 (KRK) 空港
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空港(KRAKÓW LOTNISKO駅)からの電車(Koleje Małopolskie)は、30分間隔で、クラクフ中央(KRAKÓW GŁÓWNY)駅を通って、世界遺産ヴィエリチカ岩塩坑最寄りのWIELICZKA RYNEK-KOPALNIA駅まで直通します。
バスでクラクフ中央駅に向かう場合、208か292系統で、20分間隔。ヨハネ パウロ2世 クラクフ バリツェ国際空港 (KRK) 空港
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小田急ロマンスカーのように連結部に台車がある。
ヨハネ パウロ2世 クラクフ バリツェ国際空港 (KRK) 空港
-
レシートのように見えるけど、これが切符。
駅の券売機は、ユニオンジャック(イギリスの国旗)マークを押すと、英語に切り替わる。 出発駅と到着駅を入力すると、運賃を計算してくれる。
少額でも、クレジットカード対応。 50zł,100złの高額紙幣は利用できない。 -
宿泊した アンデルスホテル(andels by Vienna House Cracow)の向かいでやっていた、空中レストラン。
クレーンで吊り上げて食事する。Vienna House by Wyndham Andel's Cracow ホテル
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前日のうちに、明日のバスをチェック。
クラクフのMDAバスターミナル(古い資料だと、PKP(国鉄)バスターミナル)は、駅の東側に隣接している。
時刻表はアルファベット順。
4社のバスが運行していると思われる。
私たちが利用したのは、lajkonik bus(ライコニックバス)。 他に、lewanski marek、golba tomasz g.t. trans、SPISAK JAROSŁAWの3社がミニバスを運行している。
lajkonik busは、http://www.lajkonikbus.pl/
lewanski marekは、http://bus-stankiewicz.pl/
SPISAK JAROSŁAWは、http://www.spisak.za.pl/MDA バスターミナル (クラクフ) バス系
-
アウシュヴィッツのある町は、オシフィエンチム。
OŚWIĘCIMを探す。
黄色い文字は、経由する場所。
時刻の左側の、緑の文字は乗り場。 Gは地上、Dは地下。
右下の白い文字は、運行日。
最新の時刻は、MDAバスターミナル http://mda.malopolska.pl/enMDA バスターミナル (クラクフ) バス系
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私たちが利用した、Lajkonik busの広告
MDA バスターミナル (クラクフ) バス系
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6:30のバスは、10分前くらいにやってきた。
バスは、OŚWIĘCIM行き。 駅前を通り、アウシュヴィッツの博物館が終点です。
日本では走っていない ダイムラーグループの SETRA(ゼトラ)製の大型バス。
この会社以外が運行するバスは、ミニバスらしい。 この旅行でミニバスは発見できなかった。 -
バスにレジスター。切符はレシート。
私たちは、事前に、インターネットで購入しておいた。 往復+インターネット決済で、1割引となる。MDA バスターミナル (クラクフ) バス系
-
定刻より少し早く、アウシュヴィッツに到着。
写真は、当時の収容者受け入れ棟 (左半分)
三角屋根の左下が、博物館の入口となっている。
原則、ガイドさん付きのツアーをでしか入れないが、この時期は、8〜10時と、15時以降はガイドさんナシでも入れる。
ただし、時間指定の要予約。
http://auschwitz.org/en/
私たちは、唯一の日本語ガイドさんをお願いしてみましたが、「私一人で皆さま全員をご案内することができなくなりました。」と丁寧なお返事をいただきました。 年間ポーランドを訪れる4万人の日本人のうち、半数くらいが、アウシュヴィッツを訪れる以上、仕方ないこと。
英語ガイドもあるが、時間が合わなかったりする場合は、朝早くに入って、日本語ガイドマップや前出の日本語ガイドさんの著書を読みながら、回ればいいと思う。
※ 10時までに入ってしまえば、ガイドさんがいなくても、追い出されることはありません! ※ -
収容者受け入れ棟 (右半分)
オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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arbeit macht freiの門。
Bが逆に作られているのは、収容者のささやかな抵抗と言われている。
『arbeit macht frei』を訳すと、『働けば自由になれる』とか、『労働は自由への道』。 -
アウシュヴィッツのポプラ並木。
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処刑の庭にある 死の壁
銃殺が行われた場所。 -
左側の建物には、様子が見えないように、窓に板が張ってある。
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高圧の電気が流れた、有刺鉄線。
ここで自殺した収容者もいたそう。 -
二重に張り巡らされた有刺鉄線。
「絶対に逃がさない」ということが言いたいのだろう。 -
運ばれてくる収容者の様子
オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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ガス室の様子。左の部屋で、服を脱ぐように言われた。
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ガス室の様子。 手前の部屋で殺された。
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多くの人を死に追いやった
ツィクロンB(チクロンB)オシフィエンチム (アウシュヴィッツ第一強制収容所) / アウシュヴィッツ博物館 建造物
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ツィクロンBは、このような細かい粒になっている。
25度になると、薬剤が蒸散する。 密室に人を閉じ込めて、温度が上がったところで、これを投入する。
20分で全員が窒息死した。
5キロで1500人の殺傷能力があり、アウシュヴィッツには合計25トンが納品された。
本来の目的は殺虫剤だが、ナチスドイツは無臭の同製品を作らせていた。
銃殺やガスだけでなく、生体実験などで亡くなった人もいた。
生体実験では、製薬メーカーのバイエルの製品も試されていた。 -
復元されたガス室。
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ガス室の入口。
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ガス室内部
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ガス室上部のこの穴から、ツィクロンBが投下された。
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ガス室で死んだ人は、すぐ隣の火葬場で焼かれた。
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ガス室で死んだ人は、すぐ隣の火葬場で焼かれた。
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ガス室と焼却炉の煙突。
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ガス室の隣には、初代所長のルドルフ・ヘスを処刑した絞首台が残る。
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バスで、3キロ離れた、第2収容所 ビルケナウ(ブジェブジンカ村)へ向かう。
バスはフォルクスワーゲンから寄付されたようだ。
フォルクスワーゲングループのMAN製 -
蓮の車体には、日本語も書かれていた。
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アウシュヴィッツから、ビルケナウへ向かうバスの時刻表。
5月末の日曜日 ピーク時間は10分間隔。 -
死の門から降車場(ランペ)を見る。
ビルケナウは、見学は自由。 ガイドさんも必要ないし、オープン時間帯なら、いつでも入れる。
ただ、広大な敷地で、日を遮る者がないので、水は必須。
4TRAVELの地図上のビルケナウの位置は、実際とは異なる。ビルケナウ (アウシュヴィッツ第二強制収容所) 史跡・遺跡
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ブジェジンカ(ビルケナウ)の死の門。
「出口は煙突しかない」と、言われた。 -
降車場(ランペ)から死の門を見る。
ビルケナウの敷地は、140ha。 甲子園36個のスペース。
正方形にすると、一辺1.2km。 それなりの対策は必要です。 -
収容所に連れてこられた人が、降り立ち、選別が行われた降車場。
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ヨーロッパ中の収容者の輸送に使われた、家畜用の貨車。
2軸の貨車じゃスピードも大して出なくて、長い時間運ばれたのだろう。
このバスよりも小さい貨車に、80人以上詰め込まれた。
到着した時点で、息絶えている者もいた。 -
降車場(ランペ)の端から、クレマトリウム(ガス室を一体化した焼却施設)を見る。
50mもない。
ここに来て、たった、50m歩いただけで、殺された人もいる。 -
降車場(ランペ)の端より、死の門を見る。
死の門のところで、3つに別れた線路は、ここで、再び1つになる。
蒸気機関車を回すためと推測する。
ここから50mの両脇に、クレマトリウムがある。
ここまで、死の門から、約800メートル。
第二アウシュヴィッツのビルケナウを見るには、それなりに体力も必要。
夏は、日差しを遮る物も少ない。 -
降車場(ランペ)のすぐ脇にある 証拠隠滅のために爆破された第2クレマトリウム。
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証拠隠滅のために爆破された第3クレマトリウム。
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焼却炉から出た灰を捨てた池。
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復元された収容者を入れた小屋。
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収容者を入れた小屋
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収容者を入れた小屋。数百人がこの中の3段ベッドに収容された。
暖炉は、あまり使われなかったという。 冬はさぞかし寒かったと思う。 -
ビルケナウを歩くと、このようなにょきにょき生えた物を多数見るが、これは、上の写真の小屋が朽ちて、暖炉だけになった物。
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ビルケナウ→アウシュヴィッツの時刻表
ピーク時は10分間隔 -
アウシュヴィッツ→クラクフの時刻表
Lajkonik bus以外の時刻表は発見できなかった。 -
帰りのLajkonik bus(ライコニックバス)
1本後のバスの切符を買っていたけど、「チェンジ」とか言ったら、乗せてくれた。
バスは、発車時間ぎりぎりに来た。
バス停は、ビルケナウとのシャトルバスと共用しているので、早くバス停に付けられないのだろう。
時間が不正確との情報が、あちこちに書き込まれていたが、今回は、オンタイムでいけた。
不正確なことも考慮して、13:00のバスを予約しておいて、来なかったら、13:47にOŚWIĘCIM(オシフィエンチム)駅からの電車で帰るつもりでいた。ビルケナウから戻ると、1本前のバスに乗れる時間だったので、12:15のバスを利用した。
帰りのバスは、ベルギーのバンホール(Van Hool)製 日本では、はとバスで2階建てバスが走ってる。 -
この日は、日曜日。 数十台のバスが来ていた。 観光地化している。
年間150万人くらいが訪れるそう。 -
クラクフに戻ってきて、町を散策。
駅から5分くらいのところに、古い町並みが残っている。
第二次世界大戦で被害に遭わなかったので、歴史的建造物が多く残り、世界遺産となっている。 -
読み方はわからないけど、TYSKIE(ティスキエ)ビール。
SABミラーのブランドの1つ。
ポーランドでは3種類の地元のビールを飲んだけど、TYSKIEがいちばん美味しかった。 日本のビールに近い味。
Chłopskie Jadłoは、農夫のごはん という意味。フォプスキ ヤドウォ 地元の料理
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パンと何かを練ったもの。
サービスかと思ったら、練った物の代金は取られていた。フォプスキ ヤドウォ 地元の料理
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ピエロギ。
マッシュポテトを餃子の皮で包んだもの。 これは、美味しい。 日本人の口に合う。フォプスキ ヤドウォ 地元の料理
-
梨のサラダ。 コレも美味しい。
フォプスキ ヤドウォ 地元の料理
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コトレト=カツレツ。 衣は違うけど、とんかつに近い物。
2人で、完食できなかった。
日本に帰ってきて、レシートをチェックすると、カードは円建てで決済されていて、3%手数料が取られていた。złで決済して、カード会社の決済の方がレートがいいと思う。
また、サービス料が含まれていないようなことも、書かれていた。フォプスキ ヤドウォ 地元の料理
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LOTポーランド航空は、2016年1月に成田に就航したばかり。
直行便の宣伝をしていた。便数が増えると、さらに行きやすくなる。ヨハネ パウロ2世 クラクフ バリツェ国際空港 (KRK) 空港
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出発便の多い 17時頃。
雷雨で滑走路が閉鎖されたようだ。 すごい混雑。
ぜんぜん、椅子の数が足りない。ヨハネ パウロ2世 クラクフ バリツェ国際空港 (KRK) 空港
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18:05のワルシャワに戻る便は、DHC8。
これは、別の航空会社で乗ったことある。ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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ワルシャワ空港に来た電車。SKM(ワルシャワ都市高速鉄道)という会社と、KM(マゾフシェ鉄道)という会社がある。
KMの方が運賃が高いが、ワルシャワ市内は、ZTMチケット(市内のバス・トラムも使える共通券)が使えるという話。よくわからないから、SKMを利用した。
SKMは写真のような、赤い電車。 (これは新車)
KMは、緑の電車。 -
電車の車内に設置された、ZTMチケットの券売機。 これは、現金専用。
駅に設置されている券売機は、カードも使える。
ユニオンジャックのマークを押せば、英語で操作可能。
1日券は24時間有効なので、日付を跨いでもOK!
週末券もある。 ただ、これらのチケットが、車内の券売機で買えるかわからないので、駅で買うのが無難。
駅の券売機は、日本のように、多数設置されているわけではない。 -
電車に乗ったら、この機械で、切符を有効にしなければならない。
機械に通すと、期限の日時が、切符の裏に印刷される。
機械に通すまで、有効にならないので、切符は、前日に買うことも可能。
電車は、乗った瞬間じゃなくて、走り出した瞬間に機械に通すと、数分間得する。
検札が頻繁にあるらしいが、この旅行中は検札はなかった。 不正がばれると、多額の罰金。 -
電車の中に設置された、駅名を表示するモニター
ワルシャワがw-waと略されていたりする。
「w-wa ○○」という駅は、多数あるので、自分の目的地最寄りを探す必要がある。
ワルシャワ中心部に向かうのは、今回乗ったS2とS3がある。
S2は、Warzsawa Śródmieście(ワルシャワ・シルドミエシチェ)、
S3は、Warszawa Centralna(ワルシャワ・ツェントラルナ・ワルシャワ中央)に到着する。
この2駅は、300mくらい離れている(新宿〜新宿三丁目の距離)
Warzsawa Śródmieście駅には、WKD(ワルシャワ通勤鉄道)の駅もあって、S2の駅とは、600m離れている。中間にツェントラルナ駅がある。
国際列車や特急列車が止まるのは、Warszawa Centralna。
時刻表にも、止まる駅が列記されているので、よく確認することをおすすめする。
S2は、だいたい、30分間隔。 空港〜市内の 175番のバスが20分間隔で走っていることを考えると、不便。 バスは、スリが多いらしい。
S3は、もっと本数が少ない。SKM (都市高速鉄道) 鉄道系(地下鉄・モノレールなど)
-
この日の宿泊は ポロニアパレスホテル。
ワルシャワ・シルドミエシチェ駅の階段を上がると、道路の向かい側にある。
片側3車線+中央にトラムの道路を渡るには、地下道を通る必要があった。 -
ホテルの構造からすると、窓のない部屋もありそう。
私たちの部屋からは、外が見えた。
裏側はこんな感じ。張りぼてなのかも。ホテル ポローニア パレス ホテル
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最終日、朝は トラム24番からスタート。
トラムは、進行方向右側にだけドアがある。
トラムにも、昨日の電車と同じ、切符をアクティベートする機械がついている。市交通局ZTM 交通機関
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網の目のように走る トラム。
新しめの車両や、改造された車両には、先の駅がわかる表示器がついている。
PL.ZAWISZYが2つ表示されているのは、交差点を右折する路線で、曲がる手前と曲がった先に、それぞれ交差点を直進するトラム用の駅があるので、2回止まる。 -
ワルシャワ蜂起博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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トラムで2駅戻って、9時から営業のワルシャワ鉄道博物館。
月曜日は入場無料でラッキー!
小一時間取ればいいと思う。
模型が展示されていたり。 -
ワルシャワ鉄道博物館。
ディーゼルエンジン。 -
ワルシャワ鉄道博物館。
世界でも珍しい、列車の装甲車。 -
ワルシャワ鉄道博物館。
世界でも珍しい、列車の装甲車。ワルシャワ鉄道博物館 博物館・美術館・ギャラリー
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機関車が、20両以上展示されていた。
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手前の流線型の蒸気機関車は、時速150キロ出るそうだ。
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蒸気機関車だけじゃなくて、電気機関車もあった。
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ロータリー車。
こっちも、豪雪なのか? -
ロータリー車の反対側にはラッセル車の設備。
-
ワルシャワで見つけた、やけに長い路線バス。
ソラリスというポーランドのメーカー製 -
ホテルで紹介された、やたら高額なワルシャワ観光ツアーで行くことになっていた場所を自力で回ることにした。
まずは、Umschlagplatz(ウムシュラークプラッツ)。
日本語では、集荷場 。
ユダヤ人を閉じ込めた、ワルシャワゲットーの端に位置し、貨物駅だったところ。ここから、毎日数千人が、絶滅収容所に送られた。
近くにビルケンシュトックの店があるので、興味がある方はゼヒ。 -
Umschlagplatzから、少し歩いたところに、ユダヤ人歴史博物館。
中は省略した。ポーランド ユダヤ人歴史博物館 博物館・美術館・ギャラリー
-
ユダヤ人博物館。ワルシャワゲットー記念碑が、敷地内に建つ。
ワルシャワ ゲットー記念碑 モニュメント・記念碑
-
ユダヤ人歴史博物館の前のバス停から、180番のバスで、PL.ZAMKOWYへ。
歴史地区へ向かう。
180系統はソラリス製の連節バスだった。 -
ワルシャワ旧王宮
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洗礼者ヨハネ大聖堂
洗礼者ヨハネ大聖堂 寺院・教会
-
ワルシャワ歴史地区
戦後に復元したというのがスゴい。ワルシャワ歴史地区 旧市街・古い町並み
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バルバカン
昔の砦 -
ランチは、旧市街地のzapiecek
ワルシャワ市内に数店舗あるチェーン店。
お気に入りの TYSKIE(ティスキエ)ビール
SABミラーのブランドの1つのようだ。Zapiecek 地元の料理
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サングリア。 これで、アルコール度14%
-
ソーセージ
これは、美味しかった! -
ピエロにを再び食べた。
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サラダが最後に出てきた
ビール2杯飲んでも、2700円ほどだった。 -
旧市街の端の方にある キューリー婦人博物館
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キューリー婦人博物館
この日は、月曜日でお休み。鉄道記念館は無料で入れたけど、ここと、ショパンの家は入れない。 ワルシャワ歩きは、月曜日を避けた方がいい。 -
最高裁判所とワルシャワ蜂起祈念碑
ワルシャワ蜂起記念碑 モニュメント・記念碑
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裁判所の前から、116系統のバスに乗って、ワジェンキ公園へ。
ワジェンキ公園の入口にあった ロールスロイス -
ショパンの像
ヨーロッパでも美しい公園とのこと -
ワジェンキ公園の中の建物 (水上宮殿!?)
-
ワジェンキ公園の中の建物
-
ワジェンキ公園を西から東に歩いて、AGRYKOLAから、バスに乗る。
ホテルに直接行けないので、PKP POWIŚLEで電車に乗り換える。
空港では30分に1本くらいしか、電車が来なかったが、この駅には頻繁に電車が来る。時刻表で停車駅を確認して乗る。時刻表には、停車駅がすべて書いてあった。
Warzsawa Śródmieście(ワルシャワ・シルドミエシチェ)や Warszawa Centralna(ワルシャワ・ツェントラルナ・ワルシャワ中央)は、日本でたとえると、四方八方から電車が集まり、分散していく、名鉄名古屋駅のような存在なのかもしれない。 -
初日、空港で乗ったのと同じ電車が来た。
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ホテルに戻る前に、カルフールで買い物して、スターバックスで小休止。
ケンタッキーフライドチキン(KFC)で、2人で500円出せば、ランチが食べれるのに、このフラペチーノは、500円以上した。 スターバックスは日本と値段変わらない。
トイレが暗証番号制になっていて、レシートに暗証番号が書いてあった。 -
ポーランドのマクドナルドには、通常より肉が厚い、McROYAL (マックロイヤル)っていうのがあった。
2枚重ねもあった。セットで600円弱。 スターバックスと比べてもコスパがいい。ワルシャワ ショパン空港 (WAW) 空港
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ワルシャワの空港のラウンジでビール。
LECH(レフ)というビールは、ヨーロピアンテイストだった。 日本人には、少しかったるい。 これもSABミラーのブランドエグゼクティブ ラウンジ (ワルシャワ ショパン空港) 空港ラウンジ
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ドーハに戻ってきた。
ここでは、ビジネスラウンジを使用できた。 1:30〜5:50まで過ごす。
この空港はピークが数回あって、0:00〜2:00が1回目の乗り換えのピーク。
この時間が終わると、清掃などをしている。清掃を終えたシャワーは2:40頃浴びることができた。
その後、6:00〜8:00にもピークがあるので、5:00くらいから混雑する。
イスラムの国でもビールは飲めた。 fosterビールを言えば出してくれる。
「beer」は世界共通語だ!ハマド国際空港 (新ドーハ国際空港) 空港
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朝5時くらいに客が増え出すと、ビュッフェのメニューが増える。
その前はサンドイッチくらいしか置いてないけど、そっちの方がよかったかな!?ビジネスクラスラウンジ (ハマド国際空港) 空港ラウンジ
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朝食バッフェの様子。
ビジネスクラスラウンジ (ハマド国際空港) 空港ラウンジ
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朝食バッフェ。 おつまみもいっぱい。 酒が進む。
アルムルジャン ビジネスラウンジ (ハマド国際空港) 空港ラウンジ
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帰りの機内食 2食目はカレーだった。
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最後に、アウシュヴィッツやワルシャワのユダヤ人蜂起記念館を訪ねるにあたっては、事前の学習で、旅行の面白さが決まってきてしまう。
必読&必携は、アウシュヴィッツの日本語ガイドさん、中谷剛さんの「新訂増補版 アウシュヴィッツ博物館案内」 これは、取り次ぎの関係で、ブックサービスを利用すると、入手までの時間は短い。
http://www.bookservice.jp/bs/ItemDetail?cmId=5746851
それ以外に、読んでおいた方がいい本 図書館にあると思う
ヴィクトール・E・フランクル著 夜と霧 新版
ルドルフ・ヘス著 アウシュヴィッツ収容所―所長ルドルフ・ヘスの告白遺録
シュロモ・ベネツィア著 私はガス室の「特殊任務」をしていた
マルセル リュビー著 ナチ強制・絶滅収容所―18施設内の生と死
芝 健介著 ホロコースト―ナチスによるユダヤ人大量殺戮の全貌
ワルシャワ蜂起博物館訪問に関しては、もっと読んでおいた方が、旅を楽しむことができる。
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