ウィーン旅行記２０１５（４）　２日目後半シュテファン寺院・ベルベデーレ宮殿街歩き

2015/05/04 - 2015/05/09

シュテファン寺院を中心とした中心部の街歩きをした後にベルベデーレ宮殿に行きます。

ガイドブックに載っていないような教会ばかり行ってしまいましたが、空いているので雰囲気は良かったです。

・シュテファン寺院
・オーバーラー
・マルタ騎士団教会
・ドイツ騎士団教会
・ギリシャ正教会
・ベルベデーレ宮殿をまわります

エリア ウィーン(オーストリア)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 友人
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

迷いながらシュテファン人に到着。

修復中の幕に覆われています。がヨーロッパは元の建物を印刷してあって面白い。

アンコールワットもそうすればいいと思うんだ・・・

ゴシック様式が素敵。

近くの花屋さん。色使いが参考になります。

まずは外側を回る。

石像あるあるとして
たいていこういう像の下の方は可哀想な人がいる。

内部に入ります。外の喧騒とは無関係の空間

天井の梁が好き。

近代的な飾りもあって不思議な佇まいです。

こう、窓から出ているカンジは新しいです。あまり見かけない。

本日のランチはオーバーラー。

事前調査ではランチに定評があったお店。

程よい混雑ぶりに期待が高まる。

味はちょっと濃いめですが美味しかったです。１０ユーロでデザート付きは確かにお得です。

お店の方の対応も良かったです。

カプツィーナー納骨堂

ハプスブルグ家の皆さんのお墓が地下にある教会。

私は興味がないが一応友人に確認すると興味ないの一言。

大抵の人が行く教会をスルーして、私達が向かうのは大抵の人がスルーすると思われる

マルタ騎士団教会。

かつては、聖ヨハネ騎士団として聖地巡礼に訪れたキリスト教徒の保護の任務や聖地防衛などをおこなっていた騎士団。

国家ではないが、かつて領土を有していた経緯から「主権実体」として承認している国がある騎士団です。

１２世紀の十字軍時代の聖ヨハネ騎士団がロードス島騎士団→マルタ騎士団となり現在でも活動が続いている・・・らしい
現在は医療活動に従事している・・・らしい。

聖ヨハネ騎士団時代は聖戦と称してほぼ海賊行為を異教徒に対して行い財産を蓄え、テンプル騎士団がフランスに潰された時は何故かその財産の多くが与えられたという。

オスマン帝国との戦いに敗れ規模は小さくなったが、現在でも騎士団の総長はカトリックの枢機卿、国連にもオブザーバーとして参加。という権力がなさそうでありそうな不思議な団体なのであります。

本当はどんな権力があって何をやっているの！？とダビンチコード的な展開を想像させてくれる存在（特に何もしてないかもしれない）

今回、初潜入できて満足。（ローマの本部は治外法権で柵越しに見ただけで終了だった）

お次はドイツ騎士団。

この団体も現在も続いていて慈善活動を行っているようです。

わりとシンプルな作りの教会で素敵です。

現在の総長はブルーノ・プラッターという方のようです。

ドイツ騎士団は第一次世界大戦までにかなり弱体化してしまったようなので
きっと普通の慈善活動をしていると思われる。
よって好奇心はあまり掻き立てられない。

ドイツ騎士団教会も大抵の人がスルーする教会なので、非常に静かです。

ウィーンは色々な騎士団教会があって面白い。満足して騎士団教会巡り終了（笑）

次はグリーヒェン小路へ。

ここは歴史的な趣きのある小路だと聞いていたのでまた、迷いながら到着。

確かに雰囲気の良い小路です。シュテファン寺院あたりの喧騒など全く感じさせず、出会うのは写真目的の観光客のみ（自分もだ）

ふふふ。

壁の模様に顔のらくがきがしてある。誰が書いたのかしら？

（世界ふれあい街歩き風ナレーション）

人が少なくて落ち着く小路です。

チェコにはこういう場所が沢山あったような気がするから、やっぱりウィーンの方が都会化が進んでいます。

グリーヒェンバイスル。
ここのビールはピルスナー・ウルケルなのね〜。
観光客がたくさんいました。

ガイドブックに名前すらない教会。

ビザンチン様式っぽいし場所的にもギリシャ正教会かな？
と思っていました。

折角なので中に入ってみることに。

かなり暗いです。他にも中に入っている人がいるので更に内部へ。

偶像崇拝を禁止しているのでシャンデリアがとても豪奢です。

黒を基調とした内部はとてもカッコイイです。

天井も他の教会とはかなり違います。

調べたところ三位一体ギリシャ正教会という教会のようです。
歴史は浅いようですがギリシャ地区にあるべき教会で来てよかったです。

写真を撮らせてもらったので少し寄付したら、教会の方にえらい感謝されました。

次はペーター教会へ。

３時からオルガンコンサートをおこなっているという情報があったので急いで向かったが、

終了していました・・。残念。

天井には鳥が一羽。

一般的な教会に戻ってきました。

キラッキラです。

明るいから写真撮影はこちらのほうが楽です。

ここの壁画の人の服もはみ出ていてます。しかも立体的に作ってある。凝っていますよ〜。

ベルベデーレ宮殿。路面電車で来たんですが、路線図の前でベルベデーレに行くのかどうか二人で話し合っていると、地元のおにーちゃんが行きますよ。と教えてくれました。やさしいなあ〜。と思っていたらこの後何人もの人に教えてもらうことになる。

ウィーンの人は観光客にとても親切でした。

夕方から強風が吹いていて水面への写りこみはイマイチ。

この石像を見るとベルベデーレに来た！という実感がわきます。

ここの美術館はクリムトの接吻があります。
（撮影禁止）

クリムトを見学し満足してホテルに戻る。

今日はウィーンらしからぬ暑さでちょっと食欲がわかない。
またスーパーで買ったもので軽く済ませました。

明日はシェーンブルン宮殿からスタートです。