2015/05/24 - 2015/05/25
98位(同エリア212件中)
knonさん
大分県に住んでいても、県南にはなかなか行く機会がありません。ましてや、フグのコースなんてそうそう食べに行くものではありません。でも、たまにはおいしいものを食べたいし、ゆっくり臼杵城下を歩いてみたいと思い、一泊してみました。
- 旅行の満足度
- 4.0
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車
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まずは、臼杵の中心部に行き、駐車場を探します。
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大分銀行横に市営駐車場がありました。ここからなら、歩いて市内名所巡りができそうです。近くにスーパーの駐車場がありました。そこなら、無料でしょうけど、マナーを守ります。
旧臼杵藩主稲葉家下屋敷 名所・史跡
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駐車場の前は稲葉家下屋敷です。水路にはきれいな水と大きな錦鯉が。観光雑誌にもよく出ていますが、水路があるのはここだけでした。
旧臼杵藩主稲葉家下屋敷 名所・史跡
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荘田平五郎記念こども図書館
稲葉家下屋敷の隣に観光案内所があり、同じ敷地内に荘田平五郎記念こども図書館がありました。とっても趣がある図書館で、靴を脱いで上がるみたいです。 -
ポストもマッチしてますね。
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二宮尊徳の薪をかついだ像は最近見なくなりましたね。確か、本を読みながら歩くのは交通事故に遭うからよくないということでしたかね?
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観光案内のベンチにかわいい絵を書いた石がありました。
臼杵には赤猫祭りというのがあります。ニュースでしか見たことはないですが・・・
『臼杵市史 上』によると、「臼杵人は、質素・倹約・勉励という良い面もあるが、反面頑固・ずる賢く、この狡猾な性癖が、猫の恩知らずで性悪な性向に似ていることから、「臼杵のアカねこ」(アカは強調の接頭語)と称ばれる・・・そうです。 -
そのお隣は「八坂神社」
一応、お詣りだけでもしておきましょう。 -
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さて、戻って「稲葉家下屋敷」に入ります。
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入場料 大人320円
建築されたのは明治35年で、江戸時代のものではありません。東京に移住した旧藩主の稲葉家の里帰りしたときの滞在所らしいです。稲葉家下屋敷 旧平井家住宅 名所・史跡
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お庭に回りました。結婚の前撮りがあってましたが、まじまじ見るのも失礼なので写らないように離れてましょう。
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お隣に、旧平井家住宅があり、お庭から歩いて行けます。昔の上級武士の住居みたいです。
玄関に天井板が貼っていないのが特徴らしいです。 -
稲葉家の玄関にもリーフを抑える重しとして使われていました。
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少し、歩いて野上弥生子文学記念館に来ました。
大人300円
中は、撮影禁止です。
野上弥生子さんは、小手川酒造に生まれ、フンドーキンの社長と血縁なんですね。
続き柄を説明してもらいました。 -
記念館の向こう側が小手川酒造です。
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公家の大蔵
江戸時代の酒蔵ですが、今は装飾タイル壁画が施されています。久家の大蔵 名所・史跡
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ポルトガルのロジェリオ・リベイロ氏の作だとか
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反対側に回りました。
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中には特になにもありません。(トイレはありましたが)ミニコンサートとかできそうです。
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久家本店の酒造です。
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少し歩いていると、鏝絵がありました。
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さすがに、臼杵、この恵比寿様は鯛でなく河豚を持ってますよ。
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沖縄でよく見る石敢當がありました。でも、ここでは「せっかんとう」と呼ぶそうです。
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見星禅寺
星がきれいだったのでしょうかね。 -
二王座歴史の道の方に坂を登っていくと、直良信夫博士生誕の地があり、展示されていました。ごめん、興味がないのでスルーしました。
二王座界隈 (二王座歴史の道) 名所・史跡
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そのお隣は、お土産物を売ってます。
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旧真光寺
中には、木製品の展示がされていました。見学は自由なので中に入ります。二王座界隈 (二王座歴史の道) 名所・史跡
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2階からの風景です。映画「なごり雪」で使われたのもこの付近だと思います。
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趣のある建物です。
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いいですね。この風景。
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八町大路のお店は、古い街並みを残していて、古い看板を飾ってあります。ここは、昔は薬屋さん。今は、お茶の若竹園です。抹茶ソフトを食べました。
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お隣は矢野眼鏡店。なじみがあるのは「ヤノメガネ」ってカタカナなんですが。
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そのお隣は富士屋甚兵衛。これも、「フジジン醤油」の方が馴染みがありますね。
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横から、街並みをみるとこんな感じ。
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その隣がカニ醤油の鑰屋
創業1600年といいますから、関ケ原の戦いの年。当時からこの場所にあったとか。
いつのまにか、フンドーキンやフジジンに離されてしまったんですね。観光としては、すばらしいのですが。カニ醤油合資会社 専門店
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お店の外観です。
カニ醤油合資会社 専門店
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冗談が好きな店主なんでしょうね。
カニ醤油合資会社 専門店
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一休みして、塩こうじぜんざいを食べてみました。
カニ醤油合資会社 専門店
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おいしかったですよ。お店の中は、醤油の香りがいっぱいで・・・・
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十一代目が配達で乗っていた車だそうですが、ナンバーがついてます。動くのでしょうか?
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辻井戸
昔は、すぐ近くまで海だったそうですが、ここは真水が出ていたらしいです。 -
それでは臼杵城に行ってみます。
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古橋口から上がります。昔は、この城は丹生嶋という海に浮かぶ島に作られた要塞のような島で、ここだけが陸とつながっていたとの事です。
「陽炎の辻〜居眠り磐音江戸草子」の小説の中で出てくる関前藩の白鶴城ってのはここかも知れませんね。臼杵城跡(臼杵公園) 名所・史跡
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少し上がると、臼杵の街並みが見えてきました。
臼杵城跡(臼杵公園) 名所・史跡
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本丸の方はグランドなどがあって離れているので、ここで降ります。
臼杵城跡(臼杵公園) 名所・史跡
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ここから次の日ですが、編集の都合順番を入れ替えました。車で臼杵城に登ります。護国神社に大砲の弾のレプリカがあります。
臼杵城跡(臼杵公園) 名所・史跡
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こちらが護国神社
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大友宗麟公碑
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国崩しと呼ばれたフランキ砲のレプリカです。大友宗麟が輸入した日本最初の大砲だそうな。本物は靖国神社に献上されたとか・・・
臼杵城跡(臼杵公園) 名所・史跡
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謂れが書かれてます。
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さて、再び前の日に戻って、有名な臼杵石仏に行きました。30年ぶりぐらいでしょうか?3度目の訪問です。
国宝臼杵石仏 名所・史跡
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国宝臼杵石仏 名所・史跡
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日陰は涼しい、チケットを見せて、少し歩きます。
臼杵石仏とヤマコ臼杵美術博物館との共通入場券は710円でした。国宝臼杵石仏 名所・史跡
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ホキ石仏第二群
昔は、こんな屋根はなかったと記憶してます。 -
中尊阿弥陀如来像:平安後期ごろの作
国宝臼杵石仏 名所・史跡
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地蔵十王像:鎌倉期
国宝臼杵石仏 名所・史跡
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如来三尊像:平安後期
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如来三尊像:平安末期
国宝臼杵石仏 名所・史跡
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ホキ石仏第一群から山王山石仏を見上げる
国宝臼杵石仏 名所・史跡
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山王山石仏:平安後期
国宝臼杵石仏 名所・史跡
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逆に、ホキ石仏第一群を見る
国宝臼杵石仏 名所・史跡
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さて、一番有名な、古園石仏:平安後期
国宝臼杵石仏 名所・史跡
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30年前に見たときは、このように大日如来の頭は落ちてました。これは、横にあった写真を写しました。
国宝臼杵石仏 名所・史跡
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大日如来像はこのように修復されて下から見上げるようになりました。お顔の表情が昔とは変わったような気がします。見る角度で表情が変わるのでしょうね。落ちていた頃の顔の方が好きでした。
国宝臼杵石仏 名所・史跡
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古園石仏から見た風景です。公園になっていて、右の方にはハス畑もあります。
向かいの満月寺には明日行きます。国宝臼杵石仏 名所・史跡
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ヤマコ臼杵美術博物館との共通券を買っていたので行きました。
ハマグリの貝合わせです。ヤマコ臼杵美術博物館 美術館・博物館
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臼杵城の模型もありました
ヤマコ臼杵美術博物館 美術館・博物館
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泊まってフグの料理を食べるのには臼杵湯の里にしました。ここにしたのは、温泉があるからです。泉質はナトリウムで、お肌がお湯の中ではぬるっとします。
日曜なので、日帰り温泉に入る人が昼間は多かったが、宿泊者は少なかった。臼杵湯の里 宿・ホテル
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さっきの建物の2階にも宿泊できる部屋がありますが、私たちの部屋は、隣の建物でした。こちらの建物に泊まったのは私たち夫婦だけのようでした。
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部屋はベッドと・・・
臼杵湯の里 宿・ホテル
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畳の2間。
壁紙は安物で、畳も荒れてました。臼杵湯の里 宿・ホテル
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お風呂に入って、お食事の時間です。食事は、1階の部屋が個室で割り当てられています。
白子豆腐と皮和え。フグずくしの始まりです。わくわく。 -
ふぐさし。これは、2人前。
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きも。ポン酢にきもをつぶしてとかし、ふぐさしにつけて食べます。これが、臼杵で食べるフグの特徴です。私も食べるのは、2度目。大分に住んでいても、なかなか食べる機会はありませんよね。少し、舌がしびれるとか、ピリピリくるのがいいなんて人もいますが、私は、今回も前回も全くピリピリしたことがありません。
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お寿司ももちろん、フグ。
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から揚げ。これが一番好きです。塩加減が最高。
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ふぐちり。これは、二人前。
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閉めはふぐ雑炊。これが、またうまい。
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デザートは、カボスのゼリーとパイナップル。
他に、茶わん蒸しや香の物がありましたが写真忘れました。 -
朝ごはんもおいしくいただきました
臼杵湯の里 宿・ホテル
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なぜか、敷地内の隣に、大仏殿があります。朝の散歩に行ってみました。
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階段が・・・
臼杵湯の里 宿・ホテル
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階段を上がると大仏殿がありました。閉まっているのかと思ったら、横のドアが開きました。中に入ってみると・・・
臼杵湯の里 宿・ホテル
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りっぱな、千手観音や薬師如来やらがずらーっと。何でこんなものが、宿泊所に・・・・?
仲井さんが言うには、温泉が出たお礼だとか・・・・いや、それは桁が違うだろうと思うのでした。臼杵湯の里 宿・ホテル
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木原石仏
吽形(うんぎょう)仁王像:鎌倉後期から室町 -
阿形(あぎょう)仁王像
鼻を削って飲むと病気が治ると謂れ、鼻が削れてます。満月寺 寺・神社・教会
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あら、後ろから見ると頭に毛が生えてきている・・・
満月寺 寺・神社・教会
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一番左側が、満月寺を創建し、石仏を彫ったとされる蓮城法師。
中央が石仏を彫らせたと言われる長者、真名野長者(炭焼小五郎)
右側は、長者の奥さん満月寺 寺・神社・教会
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満月寺五重塔:1315年作
満月寺 寺・神社・教会
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満月寺本堂
この後、津久見市に行きます。旅行記はそちらに続きます。満月寺 寺・神社・教会
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