2015/03/10 - 2015/03/12
316位(同エリア1614件中)
いさをさん
3年連続の台湾旅行。今年は高雄から入って、台北へ縦断。6日間、主に食べてます。
台中のメインは、フレンチディナーとランタン祭り。
【Vol.1 高雄編】
http://4travel.jp/travelogue/10999848
【Vol.2 日月潭編】
http://4travel.jp/travelogue/11009473
【Vol.3 台中編】
http://4travel.jp/travelogue/11011900
【Vol.4 台北編】
http://4travel.jp/travelogue/11013872
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 3.5
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.5
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
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雨のせいで今一つ消化不良だった日月潭を発ち、バスで2時間。台中に戻ってまいりました。台中は高鉄(新幹線)の駅と、ローカル線である台鉄の駅が離れているのですが、中心となるのは台鉄の方。行きは高鉄の方から乗りましたが、バスはどちらにも行くので、今度は台鉄駅で降ります。
さて、まずはスーツケースをゴロゴロ引っ張っているので、駅のメイン出口を出て右側へ。
ここにコインロッカーと、手荷物預かり所があるのです。まあ、コインロッカーはほぼ埋まってましたけどね。左の「行李房」ってところでスーツケースを預けて、駅周辺をグルグルと回ります。台中に行かれる方、ここは覚えておくと便利ですよ♪台鉄台中駅 駅
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台中駅を外から見たところ。東京駅と、ちょっと似てますね。昔の日本の建築、って感じで趣があります。まあ、周りは東京駅ほど整備されてませんけどね。でも、そのある種の洗練されてなさもまた、良いものなのです。特に台湾においては。せせこましさがない、と言うのかな。
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さて、ちょうどお昼過ぎ(13時)だったので、まずはお昼ご飯に行くことに。バスの中でモバイルWiFiで検索、そういえば小籠包食べてないな〜と思ったので、「台中 小籠包」で検索して出てきたところへ行くことに。いや、ホントWi-Fiあると便利ですね...旅行もすごい勢いで変わってますね。
『春園沁』ではないですよ(笑) 『沁園春』。
13時過ぎのせいか、もう店内は2組くらいだけでした。でも、机の上に置かれているものを見ると、1回転はしてたのかな?沁園春 中華
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鶏のスープ(150元)
お店の方に、オススメのスープを聞いたところ、こちらに。でも、やっぱり肉はパサつくんだよなぁ。コレは出汁のためと割り切るべきなのか?でも、やっぱり具として入ってる以上、食べたいしね。でも、スープはなかなか美味かった。 -
・小籠包(160元)
160元って値段は、少し前までなら500円だったのに、今じゃもう600円超え。そう考えると、なんかずいぶん変わったなぁ...。まあ、円安のおかげで、日本のホテルやらは潤ってはいるんだけど。
そしてこの小籠包は美味しかった!スープの適度な濃さ、皮の適度な厚さ(薄すぎるのは好きじゃない)。もちろん、適度というのは人によって違うのだけれども、少なくともバランスの良い小籠包では、あったと思います。バスで疲れてたので、昼食はこれくらいに。 -
でも、まだ食べます(笑)
次は有名なコチラ、『宮原眼科』。「眼科」といっても、病院ではなく、スイーツ屋。このレンガの古めかしい建物は、日本統治時代の「宮原眼科」という名の病院をそのまま使っているのだとか。宮原眼科 お土産店
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そして、ココが有名な理由はこれ。まるでハリー・ポッターにでも出てきそうな、豪奢で雄大な空間。台中名物の太陽餅やパイナップルケーキなど、お土産品が多いですね。チーズケーキみたいなのもあります。一番有名なのはヌガーですね。
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で、せっかく来たので喫茶をすることに。雰囲気のある階段を上がり、2Fへ。いつもはすごい順番待ちらしいのですが、この日は余裕でした。
こちらもなかなか良い雰囲気。食べているものは人によってバラバラ。ご飯みたいなのもあるので、それを食べてる人もいれば、お茶と茶菓子の人も。 -
でも、僕はあえて、これに挑戦(?)。
アフタヌーンティーセット。紅茶と、4種類のお菓子。左から太陽餅、チーズケーキ、と何かとパンプキンシードケーキ。どれをお土産にするか、試すのにもちょうど良いですしね。そんなことを考えながら約1時間ほど、ゆっくりと食べてました。なお、ここの最低消費額は380元です。
一人で(笑) -
で、どれをお土産にするか決めて、1Fへ。
こういうアンティークな感じのインテリア、女性は好きな方多いですよね〜。こういうの、かっこいいけど、ゴツゴツしてて掃除しにくいのがね。 -
そして、自宅用のお土産にしたこちらは、パンプキンシードのお菓子。CDケース風の箱になっています。
有名なヌガーや他のお菓子は、かわいらしい本のようになっているので、お土産に喜ばれますよ♪
さて、お腹もいっぱいになったので、この日宿泊する台中のホテルへ向かいます。 -
お昼ご飯、さらに、おやつまで食べてしまいました。一度駅の手荷物預かり所に戻り、スーツケースを受け取って、この日のホテルに向かいます。
台中にはこの旅で唯一、2泊する予定だったので、ホテルは一番悩みました。1泊だけなら、別に多少のことは目を瞑れますけど、2泊となると、そうもいかない。さりとて、台中は初めてだし、交通の便もよく分からない上に、地下鉄もない。となると、これはもう立地で中心部を選びつつ、そこそこのクラスのホテルにするしかないかな、と選んだのが『スプレンダーホテル』。
BRT(専用路線のある路線バス)の停車駅が目の前で、市内全域で見てもほぼ中心に位置するこちら。20年くらいのホテルで歴史もありますし、まあココなら問題なさそう、ということで。ちなみに、同じビルに『スプレンダーイン台中(金典商旅)』という、系列ホテルもありますが、こちらはビジネスホテルで、もう少しリーズナブル。一泊なら、そっちにしたんですけどねぇ。でも、ホテルマンたるもの、余り安いホテルに泊まるのもね。これも勉強勉強♪(笑)
1Fから、専用エレベーターで、まずは12Fのロビーへ。チェックイン開始時間より少し早かったのですが、少し待っててくれれば準備できるよ、ということで、ココで15分ほど待ってました。しかし、ビルの中とはいえ、ロビーに窓がないのは、さすがに昔の建物ですねぇ。スプレンダー ホテル ホテル
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お部屋はこちら。まあ、標準的な、少し前の高級ホテル、って感じです。ベッドはダブルで広いし(一人だけど)、テレビも使いやすい位置。デスクも広いし、チェアも二つあって、小さなテーブル付き。この辺の機能は、まったく問題なし。ただ、これは古いホテルにはありがちですが、ベッドヘッドにコンセントがない! 旅行中も、スマフォを目覚ましに使っているので、枕元で充電しながら寝たいのに...。まあ、昔は携帯なんてなかったし、そのためにモーニングコールやらアラームがあるのは分かってるけど、やっぱり慣れてる音の方が起きやすいし、寝入る前に調べモノとかもしたいですしねぇ。枕元にコンセントは必須だと思う。それもちゃんと二人分。
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照明やエアコンは全部、ベッドサイドのこの機械で調整。中国語と英語で切り替えられます。最新式だとタッチパネルになるんでしょうけど、そうでないところが、ちょっと前、って感じ(笑) しかし、微妙に処理が遅いのか、照明消して、エアコン調整して...と、いろいろやるのには、意外と面倒。
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ウェルカムスイーツとして、パイナップルケーキが置かれていました。ボソボソしててイマイチ。パイナップルケーキも、だいぶ味が違うもんだな〜と、去年位から思うようになってきました。適度な酸味と、芯の強い甘み、そして香り高い生地の、三位一体感が不可欠ですな。
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バスルームは洗い場付き...っていうか、この写真の左側やトイレに手すりがることを見ると、この部屋はたぶん、バリアフリールームかな? まあ、これはこれで使いやすいけれども。
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部屋に置いてあった、貸出物一覧。今回は、この後のディナーのために、アイロン&アイロン台を、チェックインの時に借りました。アイロンの英語が分からなくて困った...。そして、一番下に、さらっと「コ○ドーム」があるのが笑えるw (出番はないけどw)
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しかし、この部屋の問題点はコレ。
窓があるのに、目の前は壁! しかも、塞いでるのは隣に立つ、系列の『スプレンダーイン台中』。建て方を考えろよ...って感じ。何か閉塞感が苦手なもので、翌日はルームチェンジをしてもらおうと、フロントへ。まあ、1日くらいは我慢しようかと(もう部屋使っちゃったし)。ディナー行く前にフロントに寄って、たどたどしい英語(最近、これでもいいやと開き直り始めましたw)でルームチェンジ希望を伝えると、理由もちゃんと聞かれて、翌日は希望通り窓が塞がれていない部屋に案内されました。良かった...何か変なクレーマーだと思われてなくてw
さて、まだ16時と、ディナーには早いので、プール(宿泊者無料)へ行こうかと思ったけど、レンタル水着がなく、販売が意外と高かったのでやめ。スパやマッサージも考えたけど、微妙な時間だし、ちょっと疲れていたので昼寝。まあ、僕の旅行計画には、最初から「昼寝」って書いてあったんですけどね(笑) この後のディナーは、今回のメインイベントの一つですし、万全の体調で臨もうと思っていたので。というわけで、1時間ほどベッドでzzz -
1時間ほどホテルで寝て、タクシーで10分弱。体調もバッチリで、いざ晩御飯へ。
この日のディナーは『Le Moût(楽沐法式餐庁)』。毎年発表されている、ヴーヴ・クリコの「アジアベストレストラン50」で、2015年は26位にランクインしたフレンチレストラン。台湾からは唯一のランクインであり、今回、台中に来るなら絶対に行きたい!と思っていたのです。今回、あまり見どころが多くない町・台中に2泊したのも、ココのため。ひと晩はランタン祭り、ひと晩はこの『Le Moût』に充てるのです。
実はディナーに寄る前に、この対面にあるパティスリーにも寄っているのですが、そちらは後ほど。『Le Moût』の外観は、何ともスッキリした、モダンな印象。エントランスのシャンデリアがなければ、何だか学校っぽいような気がする(笑)楽沐法式餐庁 フレンチ
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しかし、エレベーターで2Fのダイニングへ至ると、そこはもうとても優雅な空間。「ファインダイニング」と言うと、どちらかと言うとすっきりモダン系の印象がありますが、ここはクラシックファインダイニング、って感じ。テーブルの白いロングクロス、置いてある家具など、要所要所にクラシックなデザインを取り入れながら、全体としてはシンプルに。料理の趣向も想像させ、期待させてくれます。
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ハウスシャンパンは、レストランブランドの「Bauget Jouette」。うん、美味しい(適当w)ちなみに、期間限定の3杯・2万円くらいのグラスワインセットがありました。ラフィットとかのスゴいワインだったけど。どうやら、「Coravin」を使っているらしいけど、どうなんですかね?アレ。
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ディナーコースは3,500/4,500/6,500元の3コース。一番最初に書いてあったし、「Menu Classic」という名前に惹かれて4,500に。
写真はオマール海老。「青色は食欲を減退させる」と、よく言いますけど、少なくともここではそんなことはありません。きっと貴方も、この素晴らしい香りにさらされれば、食欲を抑えこむことなどできないでしょう。
旨味の凝縮した、ブイヤベースのようでありながら澄んだ茶色のスープ。そこに浮かぶオマール海老に、テーブルで白いソースがかけられます。ウチを担当してくれたのは、マネージャークラスっぽい感じの女性だったのですが、とても素晴らしいサービスでした。 海老の質感、ソースの濃厚さ、そして海をイメージさせる青色の美しさ。必要なすべての要素がきっちりと揃った、これこそフランス料理!と言いたく成る一皿です。
料理の詳細は長くなるので(笑)、ブログでご覧ください。
http://oishiikansai.com/2015/04/taiwan2015-14.html -
メインディッシュの前に、最近流行りの(笑)お好きなナイフをお選びくださいってやつ。選択肢は、ビロレイでもキュティポルでも、あるいは9.47みたいなモダンなものではなく、どちらかというとクラシックなデザイン、素材使いのもの。そもそも、このゴテっとしたフレームで持ってくるあたりからも、フランス好きなところが見えてて好き♪
選んだのは、初めて見たコルシカのものだというナイフ。
このダマスカス鋼のような、美しい文様に惹かれまして。ちょっと短めなのですが、料理を食べるには十分。切れ味、手なじみも意外なほど良かった。 -
・鳩
豚?レバーのソースと、台湾のお茶、ラプサンスーチョンを使った、2種のソースで。肝のソースは、やっぱり鳩に合います。そして、お茶を使ったものも、その独特の風味が鳩の心地よいクセと上手く絡み合う。素材の味との組み合わせをよくよく把握した料理。奇をてらう訳でもなく、華やかにするわけでもない。でも土地のものとフランス料理という、二つの文化をちゃんと一皿にまとめ上げているところは、クラシックとモダンの、両方の良さを持っています。 -
料理について、多少温度が温い気がするものもあったけど(でも、これは僕がサービスの人と喋りすぎてたせいかも?)、すべて素晴らしいものばかりでした。関西で近い料理なのは『コシモ・プリュス』とか『祇園MAVO』とかかな。現代的洗練性と、クラシカルな芯の強さを持った料理。
そして、もう一つ素晴らしかったのはサービス。テーブル担当の女性は、英語があまり堪能とは言えない僕を、台湾語と混じらせながら楽しませてくれましたし、話題も豊富。スタッフ全員の振る舞いも美しく、見ていてとても気持ち良い。特に、前日の日月潭『ラ・ルー』ホテルではできていなかった、6名のゲストに料理を出す際、料理をテーブルに置く・クローシュを取る、を全員がしっかりタイミングを合わせて実行する。その粛々とした様には、厳格さと共に美しさを覚えました。ああ、やっぱフレンチっていいなぁ...って思った瞬間。
twitterやらでリクエストあったし、シェフの写真も一応、載せておきますか(笑) 自分の顔は加工してますけどw
こちらのシェフは、昨年の「アジアのベスト女性シェフ」に選ばれたChen Lanshu氏。ルレエシャトーやアジアベスト50レストランのページだと、すっごいツンとしてそうな感じですが、実際はとてもチャーミングというか、柔らかい物腰の方。まあ台湾人だし、絶対キツいと思うけど(だが、それがいいw)。日本ではすぐ「美しすぎる○○」みたいなのが出てきますけど、容姿だけでなく職人としての実績を考えても、この人に敵わないと思う。
それにしても、ちょうどこの訪問日は、前日にシンガポールで「アジアベストレストラン50」の2015年版発表があって、それをニュースで見てたから、てっきりシェフは不在だと思っていたんですけどね。台湾の人は真面目というか、几帳面ですねぇ。フランス人なら、絶対2週間は遊び呆けてるわ(笑) -
瀟洒なエントランスには、ワインなどと一緒に日本酒もディスプレイされてました。サービスの方の話では、大阪の三つ星和食『柏屋』とコラボディナーしてたりとかで、日本とは縁があるらしい。でも、この建物、しかも海外で酒樽を見ると不思議(笑)
今回、このためにわざわざ台中に1泊したのですが、それが後悔ない、素晴らしいディナーでした。中華もいいけど、ぜひ台中へ行く機会がありましたら、このフレンチにも訪問を。台中は、台北・高雄、両方から新幹線でほんの1時間ほどですよ♪ -
時間を少し戻して、ディナーに寄る前に立ち寄ったのは、同じChenシェフが手がけるパティスリー『Choux Choux Atelier(舒舒法式手作坊)』。場所は『Le Moût』の道を挟んだ向かい側。
何ていうか思いの外目立たない外観で、思わず通りすぎてしまいました(笑)車庫目立ちすぎでしょコレ...。でも、店内は思いの外可愛い感じ。ゆっくりとお茶でも飲みながら(コーヒーより紅茶が似合いそうだし)、スイーツを楽しみでもしたくなる空間です。まあ、ディナーが控えてるので無理だったんですが。 -
遅めの時間でしたので、商品は残り僅か。パンと、いくつかの生ケーキのみ。でも、お土産にできるような焼き菓子とかはほとんどなく。
結局、買ったのは持ち帰り用の生ケーキ1点でした。ディナーのときはレストランに預けてたんですが、あやうく忘れそうになりました(笑)
ケーキの名前は「エウレカ」。青リンゴにウイキョウ、ホワイトチョコレートとピスタチオのムース。さすがはモダンフレンチというべき味わい。青りんごの清々しさに、フェンネルを組み合わせて、パスティスのような複雑な味わいに。チョコレートやピスタチオも、あくまで甘くなり過ぎないように。白いイメージから受ける、爽やかさが、味にも1本の線として、通っています。 -
ホテルでケーキを食べた後、なんとなく思い立って、散歩に。しかし、台北と違って、夜遅くなると夜市以外何にもやってないんですよねぇ。とりあえず、台中で一番高いビル、「THE ONE」ホテルが入っているのが見えたのでパチリ。そしておやすみなさいなのです。
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スプレンダーホテル台中の2日目です。前日の『Le Moût』のディナーが楽しくて、心地よく眠れました。2日目も予定らしい予定といえば、夜にしか入れていないので、まずはのんびりと10時前に朝食へ。ロビーと同じ12Fにある『ブラッスリー』というレストランです。店の前に着くと、こんなのがいました(笑)
クマ「いやーもうお腹いっぱいやわー」
ウサギ「もう食べられませんよねー」
クマ「いや、お前一匹くらいはまだ食えるで」
ウサギ「えっ!?」
みたいに見えるw
台湾はホテル外に朝食処が充実しているので、好んでホテルで食べることもないのですが、まあ2日もあるし1日くらい、ね。というか、朝食付きのプランでしか宿泊予約取れなかった、ってだけなのですが。スプレンダー ホテル ホテル
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さすがにそこそこ大きめな規模の(台中では)高級ホテルだけあり、ブッフェ朝食の種類も充実しています。ビルの中で窓もないため、暗いのは好きではありませんが、古いホテルの割にはちゃんとモダンに改装されていて綺麗。
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料理はまあ、洋食・和食と、ひと通りあるのですが、面白いのはこの「ベジタブルバー」と名付けられた、野菜を茹でてくれるコーナー。これとこれとこれ、って感じで、よくあるホテル朝食のオムレツの具のように指定すると、麺と一緒に(野菜だけもいけるけど)茹でてくれるんです。
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で、出来上がったものがこの手前のもの。魚羹とか玉子と一緒に。中華ならではのライブキッチンで楽しいし、美味しかった。
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朝食後、前日に言ってた通り、ルームチェンジしてもらうためにフロントへ。ルームチェンジなんて、面倒なことを頼んだ割には、すんなりやってくれました。ちゃんとどういう部屋がいいのかも聞いてくれて、要望通りの窓から外が見えるお部屋に。
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相変わらず、バルコニーのドアの開け方が分からなくて外には出られなかった(笑)のですが、プールビューはなかなか悪くないですね。宿泊者は利用無料ですが、水着持ってなかったし、販売は意外と高かったので、利用しませんでしたw
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バスルームは、昨日のはやはりバリアフリールームだったようで、バスタブやらの配置が違っていました。こちらの方が使い慣れてて楽かな。バスタブも大きくて、この辺はちゃんと高級ホテル。
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ルームチェンジも終わりましたし、外出するとしましょうかね。さすがに籠もってるわけにもいきませんし。
最初の目的地へは、このBRTで。専用レーンのあるバス、みたいなものかな? スプレンダーホテルは目の前に「科博館」の停留所(駅?)があるので、メイン通りはこれで動けるのが楽。 -
駅はこんな感じでカッコイイ。まあ、2014年にできたばかったりなんですよね。おかげで、開業記念というか、開業遅れてゴメンね的なので、乗車料は台北のMRTパス・悠々カードか高雄の一卡通持ってると無料でした。まあ、どうせ台湾は交通安いんですけどね。
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でも、乗った途端にトイレ行きたくなったので、新光三越前ですぐに下車。百貨店はやっぱりトイレが綺麗ですね(笑)そして、売ってるものやブランドもよくよく見ないと、日本とはそんなに変わらない。というわけで、さっさと目的地へ向かいます。
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台中の路線バス・BRTに乗って10分ほどで来たのは、東海大学。台中でも一番大きな大学で、敷地は広大。バス停を降りて、テクテクと歩きます。
僕の通っていた大学も、関西ではマンモス校として有名で、違う学部の授業に行くときは時間がかかったものですが、それを思い出す広さ。でも、この何ともいえない、まさにアカデミックな雰囲気、空気は、大人になってから来るとたまりませんねぇ。 -
さて、大学に来たのは、別に勉強するためではなく、観光名所ともなっているコチラを見に来るため。
路思義教堂、ルーシー堂と呼ばれるチャペルです。それほど建築に興味がある訳ではないのですが、やっぱりこれはインパクトありますよねぇ。 -
正面から見るとこうなってます。屋根が屋根であり、同時に壁でもある。バラ窓も列柱もないけれど、上から見るとなんとなーく十字型を模した形になっているという。それにしてもインパクトありますねぇ。地面からニョキッと生えているような、そんな印象を受けます。不自然なのに自然というか。
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残念ながら中には入れないので、壁に寄ってみると菱形になっていました。これが上まで続いてるのを見上げると、なかなかスタイリッシュ。
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久々に大学に来ましたが、やっぱりいいものですね。ちょうど季節は春を迎えようとしているところで、何だかウキウキします。
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さて、他に特に見たいものも台中にはないもので、お昼ご飯にするか...と思ったのですが、いまいちおなかの減り具合が微妙だったので、台中発祥の有名なお店、『春水堂』にでも行こうと、BRTを降りてテクテクと歩いていたところ、こんなお店を発見。
いかにもローカル、って感じのところなんですが、「肉粽」の文字を見つけたので。通りがかりに発見したのですが、あとで調べてみたところ、台中の美食ナントカの賞をとったりしてる、割と有名なお店らしい。 -
という訳で、粽とスープを。なんかタレ?みたいなのがついてますね。昨年の『點水樓』の粽ともまた違うんですよねぇ。でも、いまだに西天満の『Az /ビーフン東』を超える粽に台湾で出会えてない。でも、やっぱり典型的な肉粽、というものがよく分かりませんね。まあ、家庭料理みたいなものだし、いろんな形があって当然なのでしょうけど。
ただ、この粽、梅が入ってるんですよねぇ。個人的に梅はおにぎり以外好きじゃないので、ちょっと苦手でした。スープは美味しかったけど。 -
さて、そのまま歩いて、目的の『春水堂』へ。
最近は東京でも数店あり、台中だけでも10店舗以上あるのですが、今回は經國店へ。BRTの駅から比較的近かったってだけなんですけどね。っていうか、後で調べたら、泊まってる『スプレンダーホテル』の入ってるビルの地下にも金典店がありましたけど(笑)まあ、でもホラ、カフェだし。雰囲気味わうものだしwww -
さすがは超・有名店で、1Fはお客さんがいっぱい。
1Fで注文して、2Fの客席へ。こちらは意外と空いてました。お客さんはかなりコチラでのんびりと楽しんでいるようで、宿題っぽいことしてたりとか、自由気ままな(でも意外と静か)空気です。
メニューはマークシート方式で楽チン。しかも日本語や英語、辛いマークなどもあって、さすが。まあ、もちろん、日本語は若干、怪しいのですけどね(笑) -
さっき食べたばっかりだというのに、メニューに「自家製胡麻そうめん」なるものを見つけてしまい、つい頼んでしまう、胡麻ダレ好きの僕
と思ったら、胡麻油の方でした・・・orz
まあ、これはこれで、爽やかな胡麻風味が美味しいので、良かったんですが。 -
もちろん、ここに来たからには、タピオカミルクティーも外せません。何せ台湾は春からもうそろそろ暑い。こういう冷たいドリンクでも飲まなきゃやってられません。
さて、この日の目的は夜のランタン祭り。ちょっと体調が微妙な気がしてたので、ホテルで昼寝することに。昨日に続き、2日連続の昼寝なんですが、台中でそんなに見たいものもなかったんですよねぇ。宝覚寺も彩虹眷村も、僕の心をつかむほどではなく、ここは夜に備えて、しっかりと体力を蓄えておくべく。でも、結果的にはこれが正解だったんですけども。 -
ホテルで3時間ほどお昼寝して、この旅行のメインディッシュ、ランタン祭りへ。今回、この時期に旅行を決めたのは、これのためですからね。ちなみに、ランタン祭りはよく、ランタンを飛ばす「平溪天燈節」と誤解されていますが、まったく別モノで、こちらは台湾のいろんな所を毎年巡って開催されているのです。今回は台中がメイン会場で、いろんなところで行われています。
そして、台中でもいくつかの会場があり、これはその一つ、台中公園。台中公園 広場・公園
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ちょっと早めに着いたので、公園内を散歩。ところどころに、こうしてランタンが飾られています。
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七福神が乗ってそうな船。
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なんかノリノリでオラついた感じの仏様(笑)
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メインのライトアップまではまだ時間がありそうだったし、ちょっとお腹も空いてきたので、公園の傍にあったお店で軽くご飯を。『阿水獅豬?大王』という、名前の通り、豚足の煮込みが有名らしい。店頭では、豚足をグツグツと煮込んでいます。
でも、豚足はあまり好きじゃないもので、麺料理とスープを。細い麺で、いわゆる麺線ってやつですかね。豚足味のタレがおいしくて、スルッと食べられました。スープは蛤だったかな?こちらも冷えた身体には美味。 -
お腹も満たされたので、ランタン祭りの会場へ戻ります。
しかし、台湾って、ホントこういう可愛いキャラクターが好きですな。可愛可愛♪ -
そしてコレが、台中公園のメインモニュメント、とでも言えばいいのかな?ランタンではないですしw
で、これが時間になるとライトアップされて・・・ -
派手ハデwww
いやいや、やっぱこの辺は中華ですからね。これくらいやってくれないと、ね。 -
一通り、公園会場は見回ったので、別の会場へ向かうとします。駅まではフラフラ〜っと歩いて。でも、何か甘いものが食べたくなったので、前日も行った、近くの『宮原眼科』へ。
おや?さすがにアイスクリームのコーナーが空いてる。というわけで中へ。チョコだけでこの種類。ニースのジェラート屋さん思い出すなぁ。全部の種類足すと、この3倍くらいありました。 -
ジェラートを選び、こちらでトッピングをチョイス。
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まあ、あれだけ種類があっても、やっぱり選ぶのはマンゴーですよね〜。この時期はフレッシュなマンゴーもないので、なかなか街中で食べる気にもなりませんし。
さて、ここからはメイン会場である、高鉄(新幹線)の台中駅へ。台鉄の台中駅からは電車でほんの10分ほど。しかし、せめて駅名を「神戸」と「新神戸」、「大阪」と「新大阪」みたいに変えてくれた方が、旅行者には分かりやすいんですけどね〜。 -
台中公園から、ランタンフェスティバルのメイン会場である、高鉄の台中駅へ。駅に着いてみると、さすがにメイン会場だけあって、人の多さにビックリ。
高鉄台中駅 駅
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ここからは写真でお楽しみください。
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どこかで見たことのあるキャラクターっぽいの(笑)
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こんなキャラクターのランタンも!
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こ、これは...もう、コイツを出すしかないでしょうwww
もちろん、今回もちゃんと連れてきています、リボルテック・ダンボー・ミニ。おっきなダンボーと、夢のコラボレーション♪ -
もう1枚。なにげに、ランタン祭りで一番テンションの上がった瞬間でした(笑)
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イチオシ
こちらが、メイン会場のメインランタン、でいいのかな。今回、一番のお気に入り写真です。いやぁ、こうして見るとなかなか幻想的ですよねぇ。でも、コレが動画で見ると、いかにも中華なのです。
https://www.youtube.com/watch?v=7ctV2GGn4jM
派手ハデ(笑) この雰囲気が、いかにも旅行に来た、って感じで、本当に楽しかった。今回、このイベントを見に来て良かったです♪ -
で、こちらは会場でパスポートを見せるともらえる、台湾グッズ。
干支である羊のペーパークラフトと、ポーチ、台湾式のヨーヨー。30年ぶりくらいにヨーヨーやりました(笑)
いやはや、なかなか疲れました。台北から日帰りする人もいるみたいですが、ちゃんと見て回ろうとすると、かなり疲れます。2016年は桃園市が会場となるらしいので、台北からも比較的近いですが、できれば今回の僕のように、近くにホテルを取ることをオススメします。 -
ランタン祭りをたっぷりと楽しみ、ホテルへ...という前に、そういえばちゃんとした晩御飯も食べてなかったし、台中で夜市も行ってなかったな〜と思い出して、行くことに。台中の夜市といえば「逢甲夜市」が有名なのですが、台中駅からは少し距離があるのでタクシー移動になるし、駅から歩いて行ける「忠孝夜市」へ。駅の裏側というか、中心地側と反対の出口から、徒歩10分ほどです。もう10時過ぎだというのに、制服の女子高生みたいな子が普通にみんなで歩いてて驚き。まあ、台湾も治安はかなり良い方ではありますが。
車もひしめく、夜市。規模は小さいのですが、それでもいろんなお店があって楽しめます。 -
何食べようかな〜と思っていて、こんなお店を発見。
「米糕(ミーガオ)」とは、文字だけ見ると「お米のケーキ」って感じでしょうか。
そういえば今、テレビで台湾のドラマ「流氓蛋糕店」をやってて、ふだんドラマ見ないくせに勉強のためにと見てるのですが(笑)、これもケーキショップ(蛋糕店)のストーリー。これも「糕」なんですよね。 -
で、この手前のが米糕。タレがかかっていますが、これは台湾でこれまで食べた粽ともまた違って、変にべちゃべちゃしてない。米は確かに、少し柔らかめではありますが、これはけっこう好きかも! スープも美味しかったし、お薦めです。
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最後に、パパイヤミルクを。ここらで雨が降ってきたので、さっさとタクシーに乗ってホテルまで帰りました(結局、乗るw)。
大きな夜市もいいけど、こういう小さなところも、ローカルっぽさがあってまた別の良さがありますね。やっぱり夜市は楽しい! -
旅行も5日目。前日のランタンフェスティバルで歩きまわったこともあり、疲労もだいぶ溜まっています。ホテルはこの日も朝食付きなのですが、2日連続で同じホテルの朝食は代わり映えしないだろうしなぁ...ということで、外へ行くことに。
正直、特にアテはないし、まあ最悪コンビニも目の前にあるし...くらいの気持ちで出てきたのですが、何だか行列というか、人がたくさんいるお店を見つけたので、ココに決めてみました。
『肉蛋土司』という、名前の通り肉と玉子、トーストのお店。店内はイートインのお客様で満席、テイクアウトの人も10人以上待ってる感じ。 -
注文はマークシート式なので安心。「外帯」と書いてあるのが、テイクアウト、という意味です。やっぱ言葉が少しでも分かると、食べ物が楽ですねー。というか、食べ物の言葉がホント大事よね。フランスでも、そこだけはそれほど苦労しなかったし(笑)
ここまで来て西式(西洋風)ってのもアレなので、中式(中華式)の方を選び、ハムロールと豆乳をホテルに帰っていただきます。 -
朝は温かいものが美味しい。
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でも、ちょっとだけ甘いモノが食べたくなったので、ホテルの朝食会場でフルーツと自家製ヨーグルトだけいただきます。
スプレンダー ホテル ホテル
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さて、台中の目的である、フレンチレストラン『LeMoût』の食事と、ランタン祭りもしっかり楽しみましたし、台北へ向かいます。
ホテルからBRT?台鉄・台中駅?高鉄・台中駅で1時間ほど。意外と時間かかりますねぇ。まあ、グルっと回るので仕方ないのですが、急ぐ旅でもなし。
写真は、ランタン祭り会場のお昼バージョン。高鉄台中駅 駅
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台北へは新幹線で向かうのですが、1,000円くらいしか変わらなかったし、せっかくなのでこれも経験と、ビジネスクラス(日本で言うとグリーン車)に乗ることに。
席の広さは通常と同じ2列-2列ですが、フットレストが付いてて、ちょっと寛げる仕様になっています。シートも分厚い? -
でも、一番の違いはコレかな。
これかな、と言っておきながら写真では見えないのですが(無能)、肘掛けのところにコンセントがついているのです。つまり、ケータイを充電しながら使えるということ。残念ながらWi-Fiはないので、モバイルルーターがないとネットが使えないのですが、今回はレンタルして行ってたので、いろいろと調べ物や暇つぶしも出来ました。 -
あと、こっちはまあ、どうでもいいのですが、お菓子と飲み物もサーヴィスされます。なんていうか、ホント飛行機みたいな感じですね。料金もそんな変わらないし、寛げるので、台北〜高雄とかなら、また乗ってみるのもいいな♪
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