2015/03/12 - 2015/03/13
2751位(同エリア28104件中)
いさをさん
3年連続の台湾旅行。今年は高雄から入って、台北へ縦断。6日間、主に食べてます。
台北の目的は、食べることくらい。
【Vol.1 高雄編】
http://4travel.jp/travelogue/10999848
【Vol.2 日月潭編】
http://4travel.jp/travelogue/11009473
【Vol.3 台中編】
http://4travel.jp/travelogue/11011900
【Vol.4 台北編】
http://4travel.jp/travelogue/11013872
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 3.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
- 航空会社
- ピーチ航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
この日のランチは、あるシェフから「ここの小籠包が美味しかった」とお薦めされ、次の台北はココに来よう、と決めていた『金品茶樓』。MRTの中山駅からも近くて便利な場所。お店に着くと、5組くらいの待ちが。まあ、中華は回転速いし、5組くらいならいっかーと思って並んでみました。
で、並んでるうちに前の方が、日本語のガイドブック見てて一人っぽかったので、恐る恐る(笑)、「良かったら、一緒に食べてシェアしませんか? どうせ一皿多いですし・・・」と声をかけて、一緒に食べることに。ふだんならこんなことしないんですが、やはり一人旅も5日目になると、飽きるんでしょうか(笑)
・小籠包
おお、これは確かに美味いかも。スープが勝ちすぎることもなく、肉とのバランスも良い。そして皮の厚さ(薄さ)も、ほどよく主張してきて好みです。金品茶樓 中華
-
・海老炒飯
まあ、普通に美味しい。量多いけど。 -
・タロイモ小籠包
思いのほか甘くて驚き。あと、芋だから重い(笑) けど、味は求肥に包んだチョコレートあんの、和菓子みたいな感じかな。
店内は日本人が半分くらいなのかな? そこかしこで日本語が聞こえてきました。合計で560元くらいだったかな。まあ、台湾の飲茶としては高いですけどね〜。でも、美味しい小籠包食べるなら、ここが確実かな。『鼎泰豊』でも個人的にはいいけれど。 -
ついでに、予め調べてあった、台湾土産の紹興酒を購入。台湾産の紹興酒って珍しいな〜と思って、僕は飲まないのですが、紹興酒好きな人へのお土産に。ちょっと重いけど、いつもお茶ばっかりってのもな...と思う方は、是非。
-
『金品茶樓』でランチをした女性は九份へ行くとのことで、2回も行った僕としては(笑)、行き方と見所を教えてあげ、忠孝復興駅でお別れ。僕は昨年、ロープウェーの定休日で行けなかった猫空へ向かいます。リベンジリベンジ。
今年はちゃんと月曜日を外したので、ロープウェーも営業しています。平日ということもあって、割とガラ空き。ここのロープウェーは二種類あって、普通のゴンドラと床がガラスになっているものがあるのです。休日なんかだと、後者はとても混んでいるらしいのですが、この日は空いていたので、せっかくだしとそちらを待って乗ることに。猫空ロープウェイ その他の交通機関
-
割と高所恐怖症の僕なのですが、思ったよりは全然、平気でした...。まあ、同乗の人たちとずっと喋ってた、ってのもあるんですけどね。カップルの二人はマレーシアから、香港からの母子とでした。お子ちゃまが、ずっと「ヘンガオ!ヘンガオ!(很高:すごく高い)」って言ってて、面白かった。
-
途中、台北市内の方を見ると、にょきっと台北101だけが、山を抜けて見えてました。さすがはアジア一高い建物。世界では第5位らしいですが(2015年現在)。
-
しかし、案外このロープウェーは長い!頂上まで、結局25分くらいかかったのかな? 正直、こんなに長くロープウェー乗ったことなくて、途中から「まだかなまだかな」状態でした。ちょっと閉所苦手。
-
そして、目的地の猫空に着くと、さすがは山の上。寒い!昨年の九份も山の上だったので寒かったのですが、こちらも同様。南国といえど、やっぱり標高によっては寒いです。行かれる方はお気をつけて。
というわけで、さっさと目的の茶芸館へ向かいます。
『縁續縁景観茶坊』。まあ、外観は何てことないですよね。でも、そこは台湾、外面と内装が、まったく一致しない(笑)猫空 散歩・街歩き
-
店内2Fには小川のようなものがあり、飛び石と橋を渡って、個室になっているところへ入るのです。
-
好きなところにどうぞ〜的なゆるい感じだったので、景色の良さそうなこちらをチョイス。
-
部屋からも、バッチリ台北101が見えます。
-
お茶は金萱茶。バニラのような香りのする青茶で、とても飲みやすいです。お茶の入れ方は日本語の説明書みたいなものを置いてってくれるので、一人で入れます。っていうか、ココの放置具合がなかなかスゴい(笑)
-
そんな訳で、ダンボーと一緒に、1時間半くらい、の〜んびりしてました。いいね、ココ。550元だったかな?けっこう高いけど、まあ残りのお茶は持って帰れますし、雰囲気も込みで妥当かと。
-
まあ、ホントはもっとのんびりしても良かったんですけどね。何せ寒いもので(笑) ロープウェーで降ります。
ロープウェーのトイレ入り口。キティさんって・・・男もいる・・・?猫空ロープウェイ その他の交通機関
-
途中で、台北在住の人に「パイナップルケーキならココ」と教えてもらった、『佳徳』でパイナップルケーキを買い、ホテルへ。
写真左が『佳徳』のもの。右は高雄の「世界一のパン」、『呉宝春』のもの。
『呉宝春』も悪くはなかったけど、さすが地元の人にも人気だという、『佳徳』のパイナップルケーキはとても美味しかった。酸味はあまりなく、甘味が主ですが、甘すぎず生地の風味も良かった。昨年、MRTの松山線が開通して、南京三民駅からスグと、行きやすくなったので、パイナップルケーキをお求めの方は、是非。僕は昨年買った、アンバサダーホテルの酸味と甘味のバランスが好きではあるのですが。佳徳鳳梨酥 専門店
-
そのまま松山線に乗って、中山駅へ。ただでさえ日本人に人気のこのエリアがさらに便利になりましたねぇ。今回のホテルは、ちょっと「?」な値段で取れてしまった、ロイヤル・ニッコー・ホテル台北。日本の「日航」ブランドのホテルです。
何だか趣のある建物のこちら。新しくはないホテルなので、入り口のあたりはさすがに小さいのですが、ちゃんとドアマンがいて、ベルデスクもあって、と、高級ホテルの様式です。ホテル ロイヤル ニッコー タイペイ ホテル
-
入ったところの階段が、雰囲気ありますね。こういう階段見ると、花嫁写真でも撮るのかな、と思いますよね。
-
こちらはロビー。コンシェルジュに用事があったので、しばらくこちらで待っていたのですが、ゲストの9割は日本人の団体さん。日系のホテルですから、ホテルスタッフもほぼ日本語喋れますし、需要と供給が一致してる感じ。旅行特有の不便さ(?)や、ローカルなものを求める方にはまったく向きませんが、これはこれで快適と言えますね。
-
ではお部屋へ。
一番安いスーペリアルームですが、そこまで狭いわけでもない。室内の設備も一通りそろっているのも◎。 -
ベッド周りのデスク。照明がやたらまぶしい(笑) 引き出しにもいろんなアメニティが入っています。
-
部屋からの風景。見えている大きなホテルは、同じ日系のホテル、『オークラプレステージ台北』かな?
-
バスルームはトイレ・洗面と一体型。まあ、水周りはね。昔のホテルですしね。
-
ま、十分でしょ。
このホテルはやっぱり、日本のホテルならではの居心地とサービス、そして中山駅から近く、周囲にもいろんな飲食店やショップがあるというロケーションが魅力。本来の値段はそこそこするのですが、それだけの価値はあると思います。 -
日航ホテルで少し休んで、ディナーへ。割と疲れていたので、ヘンにいろいろ考えなくてはいけない街場のお店に行く気になれなくて。
それなら、ホテルの中華でも、と思って思い浮かんだのが、昨年行ってとても気に入った、シェラトン台北の『辰園(The Dragon)』。でも、この時は普通の中華も食べ飽きてきたし、ちょっとモダンなのでも食べようかという気分。そんじゃあと選んだのが、2年前に行ったWホテルの『紫艷中餐廳(YEN)』。日航ホテルのコンシェルジュに予約を取ってもらい、お店へ。
相変わらずお洒落でノリノリな感じの店内。ディナーは初めてだったのですが、陽の差し込むランチとはまた違ってて。ここはやっぱり夜が似合いますね(笑) 注文はもちろん、アラカルトで。紫艷中餐廳 中華
-
・鶏の紹興酒漬け
紹興酒のジュレ添え。まあ、普通。しかし、台湾来てから毎日鶏食べてるな...。 -
・金露夜明珠
2011年の「香港美食最大賞」を受賞したというスープ。スープは鶏ベースの南瓜スープ。そこにトリュフを含めた蟹や海老の団子を添えて。
いや、これは美味いわ。濃厚なダシの風味が、うま〜く南瓜と高め合っていて。トリュフの風味はそこまででもないけれど、まあこのホテルのコンセプトに合わせようと思うと、こうなるかな、という感じ。ここに来たら、ぜひコレを食べてください。 -
・パイナップル酢豚
普通に美味しかった。 -
・炒飯
トリュフ南瓜炒飯、ってメニューでしたが、意外と普通の味? スープほどのインパクトはなかったなあ。まあ、普通に美味しかったけど。 -
ご飯の後は、日航ホテルから一番近い夜市、寧夏夜市へ。
-
お腹はいっぱいだったけど、そういえばデザート食べてなかったので、いちご飴を。ピント失敗。
昨年より少し店が少なかったような? 曜日とかの関係かもしれませんが。でも、ココの夜市は食べ物ばっかりで楽しいですねぇ。本当はもっといろいろ食べたかったけど、体調のせいでこれが限界でした(十分?)。
最後はホテルのコンシェルジュにマッサージ屋さんを紹介してもらい、1時間ほどマッサージ。何か妙に豪華というか、怪しい(笑)ところで驚いたけど、普通にオバチャンが丁寧にやってくれました。まあ、仮にも日航ともあろうホテルが、そんな危ないところを紹介するわけはないのですが。
さて、翌日はいよいよ最終日です。 -
さて、最終日。まずは朝市を見学に。中山エリアの雙連駅すぐ、雙連朝市です。
駅のすぐそばということもあって、日本人の観光客もチラホラ。雙連朝市 市場
-
でも、売ってるものは当たり前ですが地元ローカル用。主に肉とか魚とか野菜とかの食材で、食べるためのお店ってほとんどないんですよねぇ。
-
中には、女性用下着と魚を売るという、日本では何とも不思議なお店もあったりとか(笑)
-
というわけで、食べるものは殆どないので、迪化街の方へ向かおうかとテクテク歩いていると、なにやら朝ご飯をやってそうなお店を発見。
お店の前にテーブルセットがあって、そこで食べられそうなので、ここで朝ご飯とします。 -
-
台湾料理でも最も好きな料理、大根餅。それと揚げ餃子を。ちょっと朝からヘヴィすぎました(笑)
-
さて、迪化街へ。毎回、ココへ来るのは土産が目的になるのですが、今回も同様です。まずはカラスミ。
永久號 専門店
-
日本でも有名なお店で、さすがに慣れてますね。美味しかったけど、たぶん高雄で買った方が安いとは思うんだけど、今度からアウトは高雄にして、カラスミ買って帰るとしましょう。
-
そして、ここら辺に来たら、いや、台北に来たらココに寄らないと終わらない、『三元號』でルーロー飯を。
うん、ちょっと朝ご飯が重かったので辛かった(笑) でも、それでも食べたいのがここのご飯なんですよね。僕にとって、ココ=台北、という感じ。三元号 (サンユエンハオ) 地元の料理
-
ホテルに戻る前に、もう1個、紹興酒以外に欲しい飲み物があったので、『Mr.Brown』という、台湾発のコーヒーショップへ。
左の「KAVALAN」が、目的のもの。台湾で作られているウイスキーで、世界各国でさまざまな賞を受賞しているらしい。経営会社が同じだから、コーヒーショップで売られているそうです。
この時点でかなりバテバテ。飛行機とかでは特にしんどくなかったんだけど、この4日後にインフルエンザになりました orz伯朗咖啡館 (中山一店) カフェ
-
さて、台湾最後の食事。これだけは絶対に外したくないよね、ということで、昨日の夜に続いて、ホテルの中華へ行くことに。まあ、体調が悪かった、ってのもあるんですけどね...。
ホテルのコンシェルジュに予約を入れてもらったのは、メリディアンホテル台北の『寒舎食譜』。英語表記は、なぜか「My Humble House』らしい。昨日も来た、Wホテル台北のすぐ近くにある、同じくイケてる感じのホテルです。
しかし、そんなイケてるホテルでも、正面玄関すぐ横に自転車置き場があるというのは、台湾ならでは。たとえて言えば、大阪でインターコンチネンタルかセントレジスあたりにあるような感じかな? さすがは自転車大国。もちろん、この写っている自転車もGIANTのものでした。ル メリディアン タイペイ ホテル
-
2Fの店内は黒を基調としたモダンなもの。中に入るとひときわ目立つのが、壁にかけられた絵。
ちょっと見え辛いのですが、よーく見ると、山水ではなくすべて鉄塔やビルなど、人工物で描いているんですね。 -
環境保護がテーマらしく、見れば見るほどの迫力。緻密さにちょっと見入って、料理決めるのが遅れた(笑)
-
・海老のトリュフ炒め
昨日に続きトリュフ。何でも、最近の台湾の高級中華では、基本の広東料理に新しい要素をプラスしたものが流行っているらしい。本場の香港ではどうなんだろう? でも、この炒め物は改心の出来とでも言うべき美味しさでした。アスパラのシャキシャキ感、トリュフの程よい風味、海老のプリプリ感といい、最近食べた炒め物の中でNO.1でした。 -
・チキンスープ
Double boiled Chiken soupと、英語の方には書いてありました。色の割にはあっさりとしたスープですが、旨味もちゃんとある、美味しいスープでした。 -
・マンゴースープ
さっぱりしたスープは、柑橘系のフレーバもありますね。ちょっと元気になりました。
っても、半分くらいで、まだヘロヘロなんですけど。やっぱり、美味しいもの食べるとちょっと回復しますね。 -
時間もあるので、ちょっとだけ101周辺をウロウロと。
そして、この日は暑い。3月というのはちょうど季節の変わり目というのもあるのでしょうけど、暑い日と寒い日の気温差が激しい。あまり体力を消耗して、飛行機に乗り遅れてもアレなので(笑)、早めに空港へ向かうことにします。台北101 ショッピングセンター
-
体調も悪かったので、早めに空港へ。2時間半も前に着くとやることなくて困りますねぇ。
しかし、こちらの第一ターミナルって、昨年のチャイナエアラインの時と違って、飲食とかもあんまりないんですよねぇ。台湾桃園国際空港 (TPE) 空港
-
一応、地下にフードコートはあるので、こちらで時間を潰すことに。
ウイスキー味?のソフトクリーム。 -
旅の始まりに関空でも食べた『バーガーキング』をココでも(笑) 台湾語では「漢堡王」と書くんですね。疲れているときには、食べ慣れたものが落ち着きます。
-
お土産の最後はこちらで。
阿原肥ザオ (桃園国際空港店) 専門店
-
大阪にもお店あるんですけどね。台湾のコスメブランド、『阿原』のボディミルク。「身」って書いてあるのがボディ用、もちろん「手」や「足」もあります。分かりやすくて良いな(笑)
-
少しディレイはあったものの、3時間ほどのフライトで大阪に到着。
以前はPeachでもダメだったと思うのですけど、機内モードだとケータイ使ってもOKになったので、3時間なんてあっという間ですね。
今回の旅は6日間と少しだけ長めだったので、ちょっと疲れてしまいました。まあ、一人だからと、いろいろ動き回ったせいなんでしょうけど。一人旅で台湾くらい近いところなら、4日くらいがいいのかな? でも、おかげで色んなところに行けて楽しかった。 -
帰国後、クーポンが余ってたので、今回の写真を「Photoback」で36ページの写真集にしてみました。
これで3,000円ちょい。いままで余り形に残したことはなかったけど、これくらいの値段なら、作ってみるのも思い出にいいなぁ。しかし、これを作るなら、もうちょっとシャレオツな写真でも撮ればよかった・・・と後悔orz
もう一冊、昔取材やWebサイト作成の時に撮ったのを集めて、小さな料理写真集も作ってみたのですが、やっぱり紙というのは、デジタルとは違う何かを感じます。
画面では見えないアラも見えてしまうし、逆に、紙に印刷することで発生する独特の「にじみ」のようなものが、かえって被写体を美しく見せてくれたり。インターネットが出始めのころ、「デジタルはアナログを駆逐するか?」なんて話題がよくありましたが、やっぱり別モノだと思うのです。手触りというのもありますしね。
そういう意味では、旅行というのも、一つのアナログ体験なんですよね。自分の足で、目で、そして舌で(笑)、その国を経験するというのは、やっぱり良いものです。
この旅行記のタグ
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
この旅行で行ったホテル
-
ホテル ロイヤル ニッコー タイペイ
4.46 -
ル メリディアン タイペイ
3.78
この旅行で行ったスポット
もっと見る
この旅行で行ったグルメ・レストラン
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
旅行記グループ 台湾 2013 / 2014 / 2015
0
55