旧ユーゴスラビア5ヶ国周遊GW個人旅行 6（ザグレブ～ドブロブニク）

2015/04/29 - 2015/04/29

前回の旅行先が混沌のインド・パキスタンだったので、もう旅行中から「次は景色が綺麗でのんびり落ち着けそうな所に行こう」と思っていました。真剣に行き先を考え始めたのが年明けすぐで、それから3日もしないうちにルートを決めて航空券を手配しました。
13日間となかなか長めの日程ですが、あの国にも行きたいあの街にも行きたいと欲張った結果、いつもの通りのんびり出来なさそうな旅程が出来上がりました。

4/24（金） 成田→イスタンブール
4/25（土） イスタンブール→リュブリャナ
4/26（日） リュブリャナ→ブレッド湖→リュブリャナ
4/27（月） リュブリャナ→ザグレブ
4/28（火） ザグレブ→プリトヴィッツェ湖群国立公園→ザグレブ
4/29（水） ザグレブ→ドブロブニク
4/30（木） ドブロブニク→コトル→ドブロブニク
5/01（金） ドブロブニク
5/02（土） ドブロブニク→モスタル
5/03（日） モスタル→サラエボ
5/04（月） サラエボ→ベオグラード
5/05（火） ベオグラード→イスタンブール
5/06（水） イスタンブール→成田

成田→リュブリャナ、ベオグラード→成田（ターキッシュエアラインズ）…124,100円

移動時間を考慮して、ザグレブ→ドブロブニクとサラエボ→ベオグラードは飛行機で移動することにしました。それ以外のバス・列車は現地で手配します。

ザグレブ→ドブロブニク（クロアチア航空）…US$56.45（6,877円）
サラエボ→ベオグラード（エアセルビア）…106.23EUR（14,526円）

エリア ドブロブニク(クロアチア)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 20万円 - 25万円
• 交通手段: 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: クロアチア航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

今日は14:45発のクロアチア航空でドブロブニクに向かいます。今旅初めて早起きの必要のない朝だったので、7時過ぎに起きて部屋で寛ぎました。

チェックアウトが何時なのか分からないけど昼までは大丈夫だろう、と身支度しながら部屋の外に出たら、共用スペースの壁に上着が掛かっていました。あっやばい誰か来てる！と慌ててドアを閉めてちゃんと服を着ました。
今日も作業をするようですが、とりあえずまだ部屋を使っていて大丈夫そうなので、10時過ぎに散歩に出掛けました。

宿のすぐ斜向かいにあるザグレブ植物園。入場無料ですが結局入りませんでした。もう1日あったら行っていたと思います。

今日は快晴。風がひんやりしていて心地良い。
初めてトラム無しで街歩きします。昨日の疲れはすっかり取れていました。

クロアチア国立劇場の建物を一目見ておきたい。

クロアチア国立劇場の黄色くて華やかな建物は遠くからもよく目立ちました。
後ろの建物は美術工芸博物館。

向かって左にはミマラ博物館と民俗学博物館、右にはチトー元帥広場があります。

立派な建物が青空によく映えていました。見られて満足です。

そこから東へ。駅前の広場を見に行きます。

途中の壁一面に貼られていたポスター。

駅前の三連結広場の最北、ズリンスキ広場（ズリニェヴァツ広場）。
旧市街に行く時のトラムから見て、天気がいい時に行きたいと思っていました。

中央に東屋があり、十字に遊歩道が通っています。

花壇が綺麗でした。

ズリンスキ広場とトミスラフ王広場の間にストロスマエル広場があるはずなんですが、なぜかスルーしてしまったようで写真がありませんでした。このアングルからちょっと左を向けば見えるはずなのに、というかこの写真はまさにストロスマエル広場に立って撮られたもののはずなのに。

木漏れ日が気持ちいい。

リードを付けずに犬を散歩させています。

『犬にとって一番住みやすい国はどこか』みたいな議論でドイツがトップになっていたことがあったような気がしますが、旧ユーゴスラビア一帯も相当天国だと思います。リード無しでのびのび走り回れて。

トミスラフ広場。黄色い建物はアートパビリオン。

こっちの角度も捨てがたい。

天気が良くてよかった。昨日も一昨日もザグレブ滞在中はあんまり晴れませんでしたからね。

駅前の通りでは花の見本市？が開催されていました。

駅前の地下にあるショッピングアーケードに初めて入ってみました。ほぼ通り過ぎただけですが、普通のショッピングモールとかデパートのような感じでした。

40分程で散歩を済ませ、宿に帰り荷造りしてチェックアウト。宿の中では何人かが集まって大工仕事をしていました。ルームスオール4シーズンズ、今現在はBooking.comで検索出来ないけどいい滞在が出来ました。

＜追記＞
Apartment Mikuという全く別の名前の宿になったようです。1泊12,000円くらい。

トラムに乗って長距離バスターミナルへ。

バスターミナル内のコンズムに寄ってパン（2.59Kn≒47円）を買っておきました。非常食。

エアポートバス乗り場の入口には時刻表が貼ってありました。土日関係なしで毎日同じ時間にバスが出ているようです。夜間は国内便の90分前、国際便の120分前にバスが出ているそう。
空港までの所要時間（30分）と料金（30Kn≒540円）も書いてあります。支払いはバスに乗ってからということも。

12:00発のバスでザグレブ空港へ。
空港までの景色は見渡す限りの平地でした。地平線が見えそう！

空港が近いらしい看板。いろいろな言語でさようならと書いてあります。
英語、イタリア語、スペイン語、フランス語、中国語、ドイツ語、韓国語、日本語、…凄い、一つ以外全部分かる！と思ったら、その１つだけ分からないやつはやっぱりクロアチア語でした。

ぴったり30分で空港に到着しました。

クロアチア航空のカウンターでチェックイン。元々キャリーを機内持ち込みするつもりでしたが、「荷物はどれ？」と聞かれて片手で持ち上げて見せたら重さを量るまでもなくOKでした。
国内線なのですっかり油断していたら、セキュリティチェックでバッグとキャリーに入れていた水のペットボトルが引っ掛かってしまいました。うっかりしてた。こうなるならセキュリティチェック前にもっと出発ロビーで時間を潰して飲んでおくんだったな。没収されるついでにその場で飲みました。
しかも金属探知機を通る時にカーディガンまで脱がされました。こんなの初めて。

ザグレブ空港のゲートでは15分間ネットが使えました。パスワードとか無しで。宿以外の場所でWi-Fiが使えたのはここが初めてでした。今回利用した他の空港では、一定時間無料の表示があってもパスワードが分からなかったりして使えませんでした。聞けば教えて貰えたんだろうけど。

初めて乗るクロアチア航空。残念ながら機体はスターアラアンス仕様でした。

席は3-3。ザグレブ→ドブロブニクの路線は、進行方向左側の窓際に座ると旧市街を上から見下ろせるのでお勧めなんだそうですが、私の席は右側の真ん中。
まあしょうがないか～と思っていたら、なんと私の列の左側は3席とも空席！チャンス！とハッチが閉まって速攻移動したら、私の元の席の両側の男女が連れだったらしくむしろ感謝されました。連れなのになぜそんな配置の席に？と思ったら私のせいか！なぜか予約の段階で座席が決められていたんですよね。

なんか物凄い眺め。山と、深い谷？ここどこなんだろう。

フライト中のサービスは水だけでした。

おー港町が見える。何ていう町だろう…と思いながら眺めていて、この地形地図で見た事ある！とハッと気付きました。ここもうドブロブニクだ！
左の橋はモスタルに行く時に通りましたし、その右には長距離バスターミナルが写っています。

とするとアレが見えてきたんじゃないの？！

ドブロブニク旧市街！

旧市街を過ぎてすぐの所にある空港に着陸。ドブロブニク周辺は海沿い以外は山ばかりなんですね。

空港の建物を出て右手にシャトルバス乗り場を発見。

チケットは車内ではなく窓口で購入します。40Kn（約720円）。

バスは空港からピレ門を経由して、長距離バスターミナルが終点です。
私が予約している宿はピレ門からすぐなのでピレ門で降りるつもりでしたが、この機にドブロブニクからの移動手段を確保しておこうと思い付きました。ピレ門から市内バスで往復するより、片道分が浮いて安く済みますしね。名案！

ドブロブニクといえば、旧市街を横から見たこのアングルの写真が有名ですよね。ブレッド湖の時と同じようにぜひ見たいと思い、この角度から旧市街を見られるスポットはどこなのかと考察してみて、『旧市街からだいぶ東の車道』と推測しました。つまり、空港から旧市街へのバス移動がチャンス！座席は進行方向左側！

とここまでは読めていたんですが、シャトルバスの窓一面に日差し避けのシートが貼ってあるのは予想外だった…。あと逆光なので、このアングルから見るなら午前中ですね。

上空からはすぐ近くに見えたのに、空港から旧市街は意外に遠かったです。曲がりくねった海沿いの道を延々と走り、ピレ門でほぼ全員の乗客が降りました。空港からバスターミナルへの所要時間は1時間弱。

ここで遂に『初めての海外ATM』に挑みました。ここなら万が一カードが出てこなくなっても助けを求められる。
Plusのマークがあるのを確認してカードを挿入。英語を選択しても選択肢の言葉の意味がよく分かりませんでしたが、なんとか800Kn（14,048円）の現金をゲット。金額は指定できずいくつかの選択肢から選ぶ形式だったので、最少額にしました。

外に面した窓口に行って、明日（4/30）のコトル行きのバスチケットを購入します。往復のチケットを購入しようとしたら、なんと日帰りは出来ないとのこと。え…？！なんで？！
ショックの余り一旦窓口を離れ、改めて考え直しました。現地で1泊しないとコトルには行けないの？そうだったの？…大層悩みましたが、コトルのバスターミナルでドブロブニク行きのバスチケットを購入できるかもしれない…。ひとまずコトルに行ってみようか…。
また窓口に行って、とりあえず先に5/2発のモスタル行きのチケットを購入、117.30Kn（約2,112円）。さっきと同じ窓口の女性に「これも日帰り出来ないわよ」と言われましたが、いいんだよモスタルは元々片道の予定だから。その後に「コトルのバスターミナルで明日発のドブロブニク行きのチケットは買えますか？」と確認して明日のコトル行きのチケットも購入、145.30Kn（約2,626円）。モスタルよりコトルの方が近いけど運賃は高いんですね。ちなみにコトル行きはレシートのようなチケットでしたが、モスタル行きは写し付きでユーロラインズの表紙まで付いたちゃんとしたチケットでした。

購入後にベンチに座ってチケットを確認してみたら、コトル行きのバスは11時発でした。意外に遅い。11時発ということはコトルに付くのは13時か…。そう思ったら急に時間が足りないように感じられ、ドブロブニクに帰るバスを確保する自信がなくなってきました。コトルでドブロブニク行きのバスチケットを買えるか聞いたときの女性の反応は「Why not?（勿論出来るわよ）」という感じだったけど心配だ。
ここで強行してコトルまで行ってしまうのが真の冒険野郎なのかもしれませんが、私には無理だ…。負け犬感を噛み締めながら、さっきの窓口に行ってキャンセルして貰いました。手数料24.30Kn（約438円）を取られつつ。

これで私はモンテネグロに行けないのか…。凹みながら長距離バスターミナル前の市内バス停へ。市内バスの切符は運転手から購入しようと思い、ベンチに座って小銭を用意していたら、隣に座ったおじさん（写真に写っている人ではありません）が、自分の切符の裏に書かれた運賃を見せてくれながら、「運転手から買うと15Kn（約270円）だけど、キオスク（って言ってなかったと思うけどそういう形態のお店）で買うと12Kn（約216円）なんだよ」と丁寧に説明してくれました。ありがとう、それは知ってるんだけど買う場所が分からなくて…と思ったらお店はすぐそこ（写真左端）でした。ありがとうございます！

1Aか1Bのバスに乗れば、ピレ門まで乗り換えなしで移動できます。車内はそこそこの混雑だったので前の方に立っていたら、バス停に停まる度にどんどん乗客が乗り込んできてぎゅうぎゅうになりました。辛い。

まだわりと空いている頃、何か可愛い格好をした子供達が歌を歌っていました。

10分程でピレ門に着きました。

私が予約した宿はピレ門からすぐ北西の辺りにあります。
大体この辺だろうという辺りでピレ門前の大通りから路地に突入していったら、路地の入口にいたおじさんに後ろから「そっちは道が通じてないよー！」と呼び掛けられました。おおっありがとうございます！
おじさんは私のバウチャーの住所を見て、この先のコンズムの脇の路地から入るといいよと教えてくれました。ありがたや。

路地に入り、階段を上ったり坂を下ったりしながら、通りの名前と番地を頼りに宿を探しました。

かなりピレ門方向に戻り、宿の入口を発見！

インターホンを押すと鍵が開き、中に入るとどこかから私のフルネームを疑問形で呼ぶ声が。きょろきょろした後に2階のバルコニーから呼び掛けるおじいさんの姿をを発見！私が到着するのを待っていてくれたようです。

ルームスリューボ、Booking.comで予約して3泊朝食なし専用バスルーム付きで120EUR（約15,960円）。

今旅初の専用バスルーム！ドライヤーまでありました。

共用スペース兼キッチン。この部屋に3つの客室へのドアがあります。私が泊まった部屋は左手のドア。私の滞在中は他に宿泊客が居なかったようでした。

宿代を支払い、さっそくピレ門へ。坂を下ると本当にすぐでした。これを書いている今現在（5月中旬）、Booking.comを見ると9月の終わりまでずーっと満室なのも納得です。

猫を一撫でしてからピレ門へ。

ピレ門手前の橋の両脇はベンチになっていました。

門は二重構造になっており、ここは門と門の間。
スロープ状の坂と短い階段が選べますが、空いているスロープ（左）の方が個人的にはお勧め。

スルジ山が見えました。

内側の門を通っていよいよ旧市街へ。

入ってすぐに見えた塔はフランシスコ会修道院。

ピレ門から真っ直ぐに延びるメインストリート、プラツァ通りを歩いていたら、現地発のツアーの看板を発見。コトル行きのツアーを探していたら、勧誘の女性に声をかけられました。コトルツアーというかモンテネグロツアーがあり、コトルの他にブドヴァという町にも行くそう。通常価格は320Kn＝45EUR≒5,760円ですが、明日出発は特別価格290Kn＝40EUR≒5,220円でいいそうです。
自由時間はコトルで1時間半、ブドヴァで2時間半。う～んブドヴァ（ってどこだ？初耳）はいいからコトルに長く居たいんだけど…。コトルに行ったら絶対城壁に登りたいと思っているんですが、この時間じゃ上まで行けなさそうだな。
それより何より、私レベルの英語力で現地ツアーに参加すると辛いことになるから出来れば避けたいんだよな…。でももうツアーに参加しないとコトルに行ける可能性がゼロになるし…。

旧市街を一周しながら考えることにしました。

魅力的な路地があちこちに。

大抵の路地にはオープンテラスのレストランがありました。

プラツァ通りの中ほどの土産物屋にあったレート表。このレートだと1Kn≒18.55円ちょっと。私が両替した所やカードを使った所は手数料込みでも18円を切る所が多かったので、あまりレートが良くないようです。

プラツァ通り沿いは建物の見た目が揃っていました。

海賊のキャンディ屋さんですと。

プラツァ通りはほんの200m程度。すぐに歩けてしまいます。

プラツァ通りの東の端、スポンザ宮殿と聖ヴラホ教会。

聖ヴラホ教会の前のオベリスクのようなもの（右）、どの面にも梯子がなくどうやって上るのか、上るんじゃなければ何の為の物なのか分かりませんが柵の中にボールが2つ入っていました。子供がいたずらして取れなくなったんだな。

奥に見えるのは聖母被昇天大聖堂。ザグレブにも同じ名前の大聖堂がありましたね。

その手前にあるのが総督邸。
ドブロブニクがラグーサ共和国（1358年～1806年）という独立国家だった時の総督の住居だそうです。行政機関もここに集まっていたそう。現在は文化歴史博物館です。

その先のポンテ門から出ると…

そこは港でした。

城壁沿いに壁の向こうに歩いていく人達が見えます。向こう側に何があるんだろう？でもあっちへ行くのはまた今度にしておこう。

ポンテ門から出てすぐの所には良さ気な雰囲気のレストランがありました。

ヨットが沢山停泊しています。

ポンテ門からまた中へ。

プラツァ通りに戻るつもりが、道を間違えました。あんなに簡単な道なのにね。

高い所があったら上ってみるの精神で階段の上へ。カラフルな洗濯物がいい味出してます。

階段の上には教会がありました。聖イグナチオ教会？の裏側？

階段の上は行き止まりだったのでまた下りて、路地へ。

わー、変わったデザインの教会！調べてみたらセルビア正教会でした。どうりで見た事がないデザインのはずだ。

ショーケースに飾られたトリュフなど。スロベニア・クロアチアはトリュフの名産地ですが、結局食べる機会が無かったな。

路地にあった土産物屋さんでポストカードを2枚購入。2枚で6Kn（約108円）。
私が見た限り、ドブロブニク旧市街のポストカードの底値は2.50Knでした。路地のどこかにあったお店なんですが、二度と見つけられなかったのが残念です。

レストランが並ぶ路地に郵便局（左）を発見。

可愛いドアと階段の手すり。

ハッピーイースターですと。イースターっていつなんだろう？
…春分の日の後の最初の満月の次の日曜日？っていつだかよく分からないけどとりあえずもう過ぎてるようですね。

ピレ門の近くに戻ってきました。オノフリオの大噴水。大噴水という名前ですが水の出方は小さいです。側面の像の蛇口のような口から出てるだけ。

旧市街を一周しているうちに覚悟を決め、さっきと同じ場所にいた勧誘の女性に声を掛けてモンテネグロツアーを予約してきました。現地ツアーが嫌だの何だの、私のような負け犬には選択肢などないのだった。

明日の7:35にピレ門近くのヒルトンインペリアルに集合。
『ピレ門近くのヒルトンインペリアル』よりもピレ門に近い宿に滞在していることが誇らしくなりましたが、ヒルトンインペリアルの宿泊費を調べてみて絶句。

路地のあらゆる所にこの看板が出ていました。
この「明日限定の特別価格」、安く見せたいだけで毎日出てるのでは？と疑いましたが、この次の日は出ていませんでした。そのさらに次の日は出ていました。空席具合によるんでしょうかね。

ピレ門から外へ。

夕陽に照らされるスルジ山。

ピレ門のすぐ外側からアドリア海を眺めました。

好きなだけ海を眺めてから、再び旧市街へ。夕食を摂ります。行き先はもう決めてある。

ポンテ門を出た所にあるロカンタ・ペシュカリヤ。観光客が多いようで、色々な言語のメニューを取り揃えていました。歩き方にも載っています。

料理の値段にビビり、うっかり注文してしまった生ハム、チーズ、卵サンドイッチ（35Kn）とホワイトコーヒー（18Kn）、合計53Kn（961円）。
海辺のレストランのディナーでサンドイッチ。シーフードが有名なレストランで生ハムのサンドイッチ。ドブロブニクのディナーでサンドイッチ。自分のダメさ加減にもう本当びっくりです。他のテーブルから凄い美味しそうな匂いがしてる。

時間帯のせいもあるのかパンがめちゃくちゃ硬くて物凄い歯応え。エラが痛くなりました。顎関節が外れそう。サンドイッチになぜかパン切りナイフが付いてきたのに納得しつつ、少しずつカットしながら食べました。

支払いはカード可でした。なんだ…そうと知っていればもっと強気に注文出来たのに。実際はATMのお陰で現金も結構持っているんですが、どういう訳か懐が温かい実感が湧くまでに数日かかりました。数日て。自分でも本当にどういう訳なのか分からない。

食事を摂りながら、灯りがついていく港を眺めました。

ライトアップされている右の塔はドミニコ修道院かな。

ロカンタ・ペシュカリヤと、壁の向こうに見える聖母被昇天大聖堂。

聖母被昇天大聖堂と月。

スルジ山のライトアップはささやかです。

夜のプラツァ通り素敵。ツルツルの石畳が光っています。

スポンザ宮殿と月。

夜に出歩いているのは今旅初です。やっぱり夜景は良いなあ。たとえ天気が悪かったとしても夜景は綺麗に見えますしね。
面倒臭がらずにもっと夜に出掛ければよかったとも思いますが、現在時刻は8時半。お店が色々閉まってきています。日が長いのは良い事ですが、程良く夜景を見ながら旅するとなると7時には暗くなる時期がベストなのかもな～と思いました。夏至の時期にブダペスト（夜景が最高）とか行くと辛いことになるのかも。

フランシスコ会修道院の塔。

ピレ門入ってすぐの観光案内所？のレート表。昼間の所より少し良い。

フランシスコ会修道院の博物館の入口。とっくに閉まっていますが灯りがついていました。

夜のオノフリオの大噴水。

さて、ピレ門を出て帰ろう。

一応、ヒルトンインペリアルの位置を目視で確認。

宿に帰って服を洗濯しました。早くも手が荒れてきたなあ、手の甲がガサガサ。日本では冬でも手荒れと無縁な私ですが、旅行中は荒れます。手洗いで洗濯するせいかもしれませんが、でもその代わり旅行中は食器洗いとかしない訳だし…。日本の空気は思った以上に湿潤なんでしょうね。次回こそハンドクリームを持って行こう。

部屋でWi-Fiが使える筈ですが、なかなか繋がらない。やっと繋がったと思っても「一時的な問題のため…」とか表示されて頻繁に切れます。共用スペースに行っても同じ。不便。
ドブロブニクに来てからますます英語についていけなくて負け犬感が凄い。観光地の人の英語は流暢過ぎて難しいです。しかも8年くらいずっと旅行の時に使っているボールペンを知らないうちに紛失しました。今日の夕方くらいまでは確かに持っていたのに…。

気持ちがネガティブになっているのか、所持金が足りないことが心配で仕方なく、これからカード払い出来ず現金が必要になりそうな場面と金額を全部書き出して計算しました。
そんな事をしていたら今旅初めて夜更かししてしまいました。明日朝早いのに。