日本縦断② 沖縄から北海道へ・その10.日本最北端の街‥稚内散策

2015/04/19 - 2015/04/20

第14部-75冊目

皆様、こんにちは。
オーヤシクタンでございます。
日本縦断の旅は、ついに日本最北端の街‥稚内に到着しました。
レンタカーで稚内市内をぶらぶらし、ノシャップ岬で夕日を眺め、最北の海の幸を堪能します。

表紙写真‥海面にオレンジ色の光線を照らすノシャップ岬の幻想的な夕日。

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旅行期日‥2015年(H27)4月14日(火)～20日(月) 6泊7日

4月19日(日)第6日目(晴れ)

★タイムズカーレンタル
　稚内駅前.13:40
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　食品館あいざわ.13:50～14:10
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　ノシャップ岬.14:20
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　稚内副港市場.14:40～15:05
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　ホテルおかべ汐彩亭(休憩)15:10～17:05
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　ノシャップ岬.17:50～18:20
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　ホテルおかべ汐彩亭.18:30

☆ホテルおかべ汐彩亭【宿泊】

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タイムズカーレンタル‥3780円
稚内副港市場‥2458円

※食品館あいざわ‥2475円

エリア 稚内(北海道)

• 同行者: 一人旅
• 一人あたり費用: 10万円 - 15万円
• 交通手段: レンタカー
• 旅行の手配内容: 個別手配
• 利用旅行会社: じゃらん

13:20
日本最北の駅‥稚内駅です。
平成23年に建て替えられて、キタカラと言う映画館やショップ、バス発券所、地域交流センター観光案内所などがある複合施設になりました。

高倉健さんの映画に出てくるような、哀愁感漂う駅を想像していたのですが、イメージと違いビックリです。

稚内駅 駅

建替前の稚内駅です。

これですよ。
コレ！
こんな感じのひなびた駅を想像していました。

旧駅舎時代の鉄道最北地点です。
新駅舎完成によって、今の鉄道最北端地点は少し南へ移転されました。
JR北海道より寄贈を受けて、最北端の線路のモニュメントとして、列車の車止めレールが展示されています。

今の鉄道最北地点はアソコです。
施設内にプチ展望コーナーがあって、プラットホームを見渡すことができます。

ちょうど、特急サロベツ号.札幌行が入線して来ました。
特急列車なら3時間50分で札幌まで行けます。

鉄道最北地点です。
ガラス越しなので、哀愁感がまったくありません。
ここから、最南端の西大山駅まで鉄道の旅もいいかも…

13:30
稚内の街はレンタカーでまわることにしましょう。
稚内駅前のタイムズカーレンタルに御世話になります。

外気温‥4℃！
さすが北の果て…稚内は4月でも寒いです。

13:45
レンタカー屋のお姉さんに、地元の方が買い物をするスーパーを教えてもらったら、食品館あいざわと、副港市場内のみなとストアを教えてくれました。
まず、食品館あいざわを覗いてみましょう。

北海道ならではの物を色々と買ってしまいました。

利尻早煮昆布‥378円
グリン麺‥204円
ホタテバター風味ラーメン‥173円
昆布正油.生ラーメン‥279円
サッポロクラッシック‥214円
男山.最北航路300ml‥391円
いかめし真空パック‥322円
いか昆布‥300円
占めて‥2475円也。

チップスターバター正油‥100円

※すべて税込価格です。

お腹がすきました。
ライダーさんの間で、安い.旨い.ボリュームあり‥と有名な、ノシャップ岬の近くにある食堂‥漁師の店にやって来たのですが…
ガーン！
本日はお休みでした。
残念です。

漁師の店 グルメ・レストラン

14:20
ノシャップ岬にやって来ました。
漢字で書くと、野寒布岬と書きます。
哀愁感漂う岬を想像していたのですが…
あらら…
ずいぶんきれいに護岸整備がなされていますね。
イルカのモニュメントが出迎えてくれます。

ノシャップ岬 自然・景勝地

稚内灯台です。
火力発電所の煙突かと思いました。
1966年、近くの丘陵に建てられていたものを移動したので、灯火の高さが変わらないようにと42.7mと道内一の高さになりました。
雪の白さで見えにくくならないように鮮やかな紅白ストライプに塗られています。

残念ながら利尻山は雲に隠れていました。

ポスターで見る、利尻島で我慢します。
残念です。

蟹工船？‥
いえ、スケソウダラ漁の底引船です。
昔は、この底引船が港内にひしめき、稚内繁栄の象徴でありました。
今は、船数も減りひっそりとしています。

14:40
稚内副港市場です。
底曳漁業の基地として、多くの船が出入りしていた第一副港に、かつての賑わいを取り戻そうと市民と観光客が一体となって楽しめる新名所として復活した観光商業施設です。
稚内の観光情報や歴史がわかるギャラリー、日帰り温泉などがあります。

ちょっと寄っていきましょう。

稚内副港市場 市場・商店街

タイムズカーレンタル(旧マツダレンタカー)で借りたのは、マツダのデミオです。
佐世保で借りた車種と同じです。

楽天トラベルで手配しました。
【楽天スーパーセール】コンパクト車両50%OFF で24時間‥3780円です。
稚内駅前で借り、稚内空港で返却して、走行115キロ・ガソリン給油9.1Ｌで1310円でした。
ちなみにレギュラーガソリンが、リッター144円！東京より高いです。

稚内周辺をウロウロするだけだったのですが、100キロ以上走っていました。
北海道は広いです。

15:10
日本縦断旅最後の宿は…
ホテルおかべ汐彩亭です。

早めにチェックインして、ひと休みしましょう。

ホテルおかべ汐彩亭
稚内名物たこしゃぶと最北の海の幸.和室プラン‥9720円
※4トラで検索し、じゃらんで手配しました。

ホテルおかべ汐彩亭 宿・ホテル

和室8畳の客室です。
やっぱり日本人は畳ですよね。
久し振りに畳の上で寝れてうれしいです。

厳しい冬の嵐に耐えられる硝子にしてあるのでしょうか…
部屋からの眺めはいいのですが、硝子補強の針金がせっかくの景観を駄目にしちゃっています。

ジャーン！
買っちゃいました。
宗谷産のウニです。
税別1580円。
ちょっと奮発しちゃいました。
今年の初物だそうです。

副港市場のみなとストアで買った物で昼食にします。

ライスを買ってウニ丼を作りました。
特製ウニ丼(ご飯にウニをのせただけですが‥)‥1868円。
メイタカレイの唐揚げもつけちゃいましょう。

雪印ソフトカツゲンは北海道限定販売の乳酸菌飲料で、過去に東京ではソフトラックと言う名で販売されていました。

サッポロクラシックビール‥この後も運転があるのでとりあえず並べただけ‥
夜まで我慢します。

生ウニ‥1706円
ライス‥162円
メイタカレイ唐揚げ‥213円
サッポロクラシック‥200円
雪印ソフトカツゲン‥76円
チップスターバター正油‥100円
占めて‥2457円也。

※価格は税込みです。

17:30
ホテルでひと休みした後、ちょっと西海岸をドライブして夕日鑑賞に手頃な場所を探したのですが、見つかりません。
魚を干す所が沿道にあり、こんもりとした丘陵地帯が続いていました。
写真を1枚だけ撮ってノシャップ岬に向かいましょう。

18:05
ノシャップ岬は、夕日のスポットとして有名な場所です。
今日は日曜日なので、夕日を見に来る人達で賑わうと思いきや…
誰もいません。
いるのは、バズーカ砲みたいなカメラを片手にした中年男性と私の二人だけでした。

ノシャップ岬 自然・景勝地

利尻山は見えませんが、礼文島はかすかに見えますね。

ちょっと雲が多いのですが、日が沈んでくるとオレンジ色の光線が海面を照らし幻想的な眺めを見ることができました。
美しいですね。

しばらくしても、ノシャップ岬には誰も来ません。
私を含むおじさん二人だけが、夕日を眺めて感傷に浸っています。

あっ、利尻島からのフェリーが、やって来ましたよ。

夕日の光線とフェリーが重なったところでパシャリ！
夕日はこの後、雲の中に隠れてしまいました。
そろそろ、宿に戻りましょう。

18:40
夕日を見ていたら、体が冷えてしまいました。
日本最北端とあって稚内は寒いですね。
ホテルおかべ汐彩亭の大浴場は、稚内ノシャップ1号源泉から引湯された温泉です。
夕食前にしっかりと体を温めていくことにしましょう。

ホテルおかべ汐彩亭 宿・ホテル

19:30
日本縦断旅最後の晩餐です。

先付(珍味二種.赤海老)
鶏の酢の物
刺身三点盛り(サーモン.甘エビ.ハマチ)
八角のチャンチャン焼き
エイと野菜の煮物
毛蟹半身
タコしゃぶ
青魚のあえもの？
米飯
ホタテ貝の味噌汁
たくあん
パイナップル

※生ビール‥600円

最後の晩餐なので、贅沢して毛蟹とタコしゃぶをつけて頂きました。
いただきま〜す。

ホテルおかべ汐彩亭 宿・ホテル

生ビールと毛蟹…
最高のひと時です。

無心になって、黙々とほぐした毛蟹をご飯にのせて、カニ飯にしてみました。
味噌汁は、お椀の中に宗谷産ホタテ貝が丸ごと、たくさん入っています。
宗谷海峡で育ったホタテ貝は小ぶりながら身がギュッと締まり歯ごたえ抜群なのが特徴です。
そして、デザートはパイナップル。
なんだか沖縄に戻ったみたい…

最北の海の幸を堪能しました。
ごちそうさまでした。

つづく。