2013/07/16 - 2013/07/19
6518位(同エリア17021件中)
tonaさん
ニースからの列車は1時間近く遅れて、ようやくパリに到着
パリを見られるのは今日(といって夕方から)と、明日の夜、そして最終日の昼頃まで、とぶつ切りの3回だけ
夏休みは3年連続大好きなフランスなのに、パリ時間は毎度こんな感じで行きたいところは減るどころか増えるばかり・・・
ホテル(Hotel Regina Opera)にチェックイン後、まず目指すはノートル・ダム!
「大聖堂は行ったけど、それは見てない」という姉に是非とも見せたくて、一昨年訪れた
「ノートルダム大聖堂の塔に住む、シメールたちの回廊」
が、そのときは18時に着いたらもうクローズ(18:30まで)で撃沈
「まで」っていうのが入場じゃなくて、退場だったりするからなかなか難しい
今度こそ!
今回は余裕のはずが、列車が遅てけっこう厳しいかも・・・
最寄のメトロStrasbourg Saint-Denis駅でカルネ(10回券 eur 13.50)を買って、Cite駅で下車
間に合うか?
パリ
★ノートルダム大聖堂
★パンテオン
★サン・テティエンヌ・デュ・モン教会
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 4.5
- 交通手段
- 鉄道 徒歩
-
まだ並んでる!
よかった〜、間に合った
と、一足先に着いた人たちが、最終列のおじさんに何か言われている
「ここでおしまい」
薔薇は薔薇は、美っくしくっ散る〜 -
走ってきた疲れと、再撃沈の疲れが・・・
振り返ると後ろにカフェ
ここは一息入れてリフレッシュ
恨めしく塔を見上げながらのレモネードが沁みる -
遥か下界からシメール君たちにラブコール
-
シメール・ギャラリーはあの辺かな
いたいた!
装飾的な雨どいのガーゴイル君は、他の大聖堂にもたくさんいるけど、ノートル・ダム・ド・パリのシメール君は、塔の住人
飾りじゃないのよ、わたしたち
奇声を発しながら真夜中のパリを街を旋回するシメール君
想像力が止まらない -
キー!
-
ニャー!
-
メー!
-
ゴシックの華、バラ窓と王(ユダヤとイスラエルの28人の彫像)のギャラリー
革命時、大聖堂は破壊の標的になり、彫像の王の首はサン・キュロットたちに切り落とされた
現在の姿は、ヴィオレ・ル・デュクらの手によって修復されたもの -
堂々たる風格と、繊細な美しさ
これぞゴシック
サン・ドニで芽吹い薔薇窓が、ここパリでも満開
その正面に立つ聖母マリア(ノートル・ダム)の後光のように煌めく -
Cathedrale Notre-Dame de Paris
広場にはまだまだ大聖堂に入る人で列が長く伸びているノートルダム大聖堂 寺院・教会
-
聖母マリアの門(向かって左)
-
向かって右から2列目が、パリの守護聖人聖ジュヌヴィエーヴ
とっても美しい面立ち
この聖人のアトリビュートは、祈祷書、ロウソクに火を灯す天使とそれを吹き消そうとする悪魔(この角度だとちょっと隠れて見えづらいけど)
なぜロウソクなのかというと、聖ドニにへの信仰が厚いこの聖人が建てたと伝えられる記念聖堂が、聖ドニが息絶えた地(現在のサン・ドニ)にあった
パリから離れたこの聖堂へ、たえず出掛け祈りを捧げた。ある夜、ロウソクを手にサン・ドニへ向かっていると、雨と強風でロウソクが消え、辺りは闇に包まれた。が、ジュヌヴィエーヴが新しいロウソクを手に持つと、ひとりでに火がついたという
この後、この聖人を祀る教会へ -
最後の審判の門(中央)
-
どこから見てもゴッシゴシのゴシック
かっこいいぃ〜! -
きっとまた来るからね!
-
カルチェ・ラタンへ
Sorbonne Universites、Paris II et Paris IV パリ第3、4大学
カルチェ・ラタンというのは、ラテン語を話す(教養がある)学生が集まる地区、というのが語源だそうで、パリ大学を始め、大学が集中する学生の街
「右岸で頭を使い、左岸でお金を使う」と、昔から言われているんだそう
にゃるほど -
聖ジュヌヴィエーヴの丘に建つ、パンテオンと聖テティエンヌ教会
パンテオンの起源を辿ると、フランスの初代王クロヴィス1世と、奇跡でパリの町とその市民を何度も救ったパリの守護聖人ジュヌヴィエーヴにたどり着く
もともと墓地だったこの辺りにクロヴィス1世が建てた聖使徒を記念する聖堂があり、信仰の導き手で支え手でもあったジュヌヴィエーヴも通った。
王も、翌年亡くなったジュヌヴィエーヴもここに埋葬されたと言われている。聖堂は聖ジュヌヴィエーヴ修道院となった。
18世紀、重病を克服したルイ15世が祈りを捧げた聖ジュヌヴィエーヴに感謝して、再建に着手。
が、完成前に革命が起こり、聖遺物箱は押収、遺骸も焼き尽くされた。
革命の混乱を乗り切った石棺はサンテティエンヌ・デュ・モン教会へ、クロヴィス王の墓は未だ見つかっていないんだとか(石棺はサン・ドニ大聖堂に)
建物は国民議会によって偉人を祀る墓所として利用することが決められた -
Pantheon パンテオン
新古典主義建築、1758年着工
フランスの偉人を祀る霊廟で、ルソー、デュマ、マヴィクトル・ユーゴー、ヴォルテールなどが眠る
ペディメントのレリーフはダンジェ作「祖国は彼らに報いる」
ギリシャ神殿を思わせる立派なファザード、その後ろにはロンドンのセント・ポール大聖堂やパリのアンヴァリッドを参考にした、というドームがそびえるパンテオン 建造物
-
もうクローズしているなので、外観のみ
実はこのパンテオン、「パリ行きたいところリスト」にランクイン後、「外観のみでok」枠にスライドダウン
ちょうど読んでいた「フランス革命」(佐藤賢一 著)で、躍るように革命を操るミラボーに惚れ惚れしていたら、なんとそのミラボーがパンテオン埋葬一号!パンテオンの先の教会には行くし、これは詣でなくっちゃ!
が、読み進むうち
「革命の英雄ミラボーが実は王と手を組んでいたという証拠が見つかり、怒った民衆に墓を掘り起こされ、パンテオンには眠っていない」
ことが出発寸前に判明
教会建築プラス、フランス革命熱も絶賛上昇中で、下調べがなかなか追い付かない・・・ -
仰ぎ見るコリント式柱は圧巻
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Eglise Saint-Etienne-du-Montサン・テティエンヌ・デュ・モン教会
1492年着工、1626年完成
フランボワイヤン・ゴシック、ルネサンス様式
学生が増え、聖ジュヌヴィエーヴ修道院が手狭になり、近くに新しい教会が必要とされ建てられた、聖エティエンヌを祀った最初の教会パリで唯一、ジュベが残る教会 by tonaさんサン テティエンヌ デュ モン教会 寺院・教会
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ファサードは、ちょっと統一感のない不思議な印象
教会っていうより、貴族の館みたいな・・・
ティンパヌムには、キリスト教徒における初の殉教者、聖テティエンヌ(=ステファノ)の石打シーン「Le martyre de saint ?・tienne」が描かれている -
中へ
明るくて、白く太い柱が力強く上へ伸び、天井で美しい四分ヴォールドとなって美しく交差している
翼廊のヴォールドがフランボワイヤンらしい盛り装飾美でうっとり
その先に見慣れない渡り廊下
これがパリで唯一残るジュベ(内陣と身廊を分かつ仕切、高廊) -
礼拝堂
装飾の少ないステンドグラスから入る光が、磔刑像を浮かび上がらせ、何とも胸に迫る敬虔な気持ちにさせられる -
ジュベの螺旋階段の透かし彫りがレースのようで美しい
-
時間が押しているので、あまりのんびりしていれない
美しいステンドグラスを仰ぎ見つつ、外へ・・・
この先に、聖ジュヌヴィエーヴの祭壇、棺、礼拝堂に17世紀の美しいステンドグラスがあると知ったのは帰国後・・・ -
ジュヌヴィエーヴの像
ノートルダムの優しげな表情とは違って強い目線で天を見上げる表情は、揺るぎない信仰心がたぎっている
羊飼い姿で、アトリビュートの羊君が足元に -
目線を上げていくと
ん?宝船みたいなのが・・・ケルヴィム? -
一番上の十字架にもケルヴィム。よく見ると、左右にも
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教会の向かって左手は、Ecole polytechnique 理工科大学
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壁のレリーフも理工系っぽい
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セーヌ川にかかるPont des Artsポンデザール
恋人たちが不滅の愛を誓った、Cadenas d'amour愛の南京錠がびっしり!
たくさんのアモーレの向こうに美しいノートルダムと青い空 -
イチオシ
数々の歴史的建造物がパリのど真ん中に、今日も変わらぬ姿でそこにあって、背景は青空だけ、っていう景色は、何度訪れても感動する
ちょと物語を思い浮かべるだけで、あっという間にタイムスリップできちゃう -
Hotel de Ville パリ市庁舎
テルミドール(熱月)のクーデターで、ロベスピルが顎を打たれたのはこの中か〜
いつか「フランス革命ゆかりの地」巡りもしてみたい
革命広場(現コンコルド広場)から始めて、革命広場に終わる、みたいな
当分フランス熱は続きそう -
そろそろ時刻はディナータイム
夜遅い時間の地下鉄は避けたい
のんびり過ごすならホテル徒歩圏がいいな〜
ガイドブックで帰り道沿いにないかと探していると、ビストロが立ち並ぶモントグレイユ通りによさそうなお店が
La Grille Montorgueil
ボルドー色の外観、い〜じゃない!
ラッキーなことにテラス席が1つだけ空いていた
前菜はチーズとベーコンといちじくのサラダ -
メインは大好きな鴨のステーキ
超おいしいぃ〜。テクセラ〜ン -
Hotel Regina Opera
エリア的には北駅、東駅周辺。パリの観光地図ではちょうど切れている辺り
最寄駅はメトロBonne Nouvelle(8、9番線)と、Strasbourg Saint-Denis(4、8、9番線)で、どちらも徒歩2分くらい
壁、カーテンがボルドー色のすっきりおしゃれできれいなお部屋
スーツケースも広げられてうれしい -
バスタブもある
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