コート・ダジュールで夏休み　３　ロクブリュヌの城で、あの景色に立つ！

2013/07/14 - 2013/07/16

以前、建築家ル・コルビジェについて調べていたとき、終焉の地ロクブリュヌのこの景色が目に飛び込んできた

一瞬自分がそこに立って風を浴びたような、そんな圧倒的な美しさ

今回、エズ行きが決まると同時に、ロクブリュヌ行きが叶うときが来た

そして、今日、あの景色に立てる！！！

　ニース
●ロカブリュヌ・カップマルタン
　マントン
　カーニュ・シュール・メール

エリア ロクブリュヌ=カップ=マルタン(フランス)

• 旅行の満足度: 5.0

• 交通手段: 徒歩

Chateau

10世紀、Earls of Vintimilleヴァンテミール伯爵によって建てられ、1355年、以降5世紀に渡りGrimardiグリマルディ家の所有となった。現在は寄贈され村の所有になっている

ガイドブックに半分廃墟ってあったけど、入口側にはど?んと砦。上部分は大砲を据えるデコボコの、城の形！
いいねいいね?。

はやる気持ちを抑えつつ、いざ入城

入城料（5、6？eur）

大広間

城内は、大枠の壁だけが残ったまさに廃墟
石の間に、ところどころ草や小さな花が咲いていて、のどかな佇まい。さらに石段を登って行くと・・・

わぁ?！

崖の傾斜に沿って、傾斜をつけて羽のように重なるレンガ色の屋根と淡い岩肌が美しい家々

レンガ色のグラデーションが泣けるほど美しい

素晴らしい景色をさらに美しくするのは、Eglise Paroissiale Ste-Marguerite 聖マルゲリータ小教区教会の鐘楼

ふと目線を上げると、どこまでも広がる地中海
その美しさに沿って裾野を伸ばすコート･ダジュール

やわらかい地中海の風、そして完全な静寂
「時がとまる」、とはこのこと

城内の要所要所に、案内パネルがある

囚人の部屋

人型の人形が置いてあって一瞬ギョギョッ

さらに上のテラスへ

人の手の温かみを感じさせる美しさ。どこか懐かしくって、うたた寝したくなる居心地のよさ。目覚めてもず?っと眺めて、明日もあさってもただここでこうしていたい

いままで訪れたの絶景スポットの中で、一番こころに心地よく響いて染み渡っていく

ガイドのフィリップさんも、この景色は何度見ても見飽きることのない、大好きな場所だそう
「エズはツアーで週に何度も行くけど、ここへは1回来るか来ないか。もっとたくさんの日本の方に訪れて欲しいです」と

天井はないけど、どこまでも広がる美しい景色

目にも心にも染み渡る

右手にモナコ

左手にCap Martin マルタン岬

まだ午前中のせいか、お城には誰もいなくて、最初から最後まで貸し切り状態

念願の地を贅沢に堪能

この穴は、壁を這い上がってくる敵に対し、ぐつぐつ熱した油を浴びせかける用なんだそう

熱湯地獄ならぬ油地獄・・・
ひえぇ～

くり抜かれた景色も格別

瞬きの度に染み渡る風景

去りがたい、風景

メルシー、ロクブリュヌ！

案内リーフレット

案内リーフレット