2015/03/12 - 2015/03/16
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ふくうめちゃんさん
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私と5歳年下の妹、2人で台北を訪れるのは今回が2回目。前回は妹が怪我をするアクシデントに見舞われほとんど何もできず帰国。その後私達の父が幼少時(終戦の2年後まで)台北で暮らしたことがわかり‥リベンジ旅を決行!「台北・台北近郊に現存している日本統治時代の建物めぐり」をメインに、ついでに季節のイベントも見学。
九分から台北に戻ってきました。
永康街にある妹リクエスト・台湾骨董カフェ‘秋恵文庫’へ行きました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 同行者
- その他
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
九分から台北に戻るためバスを待っていたら流しのタクシーが停まった‥女性ドライバーが「台北まで2人400元で行くよ」というので乗っちゃいました。
30分程で台北市内に。予定よりずいぶん早く到着したので「松山慈佑宮」で降車、真ん前に車をつけてくれました。松山慈祐宮 寺院・教会
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「松山慈佑宮」
1753年創建、台北を代表する歴史ある寺廟のひとつ。
主祀は「媽祖」媽祖は航海・漁業の神様で、天后・天妃・天上聖母・娘媽などとも呼ばれる女神様。そのほかにも道教・仏教の神が多数習合されています。
正殿横にタッチパネル式の案内板(言語選択でき日本語あり)、松山慈佑宮の沿革・参拝方法など確認できます。 -
参拝順序表です。10本のお線香を持って順序に従い香炉を回ります。
階段を上るときは右、降りる時は左側の階段を使いましょう。
左手を前・右手を後ろにお線香を持ち、「氏名・住所・生年月日・職業」を唱えた後お祈りし、お線香を頭の高さまで上げ三回礼をしたあと香炉に1本立てます。 -
春節(旧正月)開け初めて迎える満月を祝う‘元宵節’には、寺廟がランタンを飾る風習があるそうです。大きなランタンが飾られていました。
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内部も豪華絢爛だけど、屋根の装飾もとても精巧で華やか〜
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6階建ての大きな廟、慈佑宮向かいの広場からだと建物全体を写真に収めることができます。(MRT松山駅の5番出口をでたところ)
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時刻は11:00、広場にあった時計が突然音楽と共に動き出しました。からくり時計〜!
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311東日本大震災の際、多額の義援金を日本に送ってくれた台湾。その台湾の人々へ感謝の意を込めて、愛媛県松山市から松山慈佑宮建宮260周年を記念し送られたのが、この‘松山道後温泉しあわせ坊っちゃんカラクリ時計’。
台湾と日本の友好の証。 -
昨夜・今朝は軽食だったので少しお腹が空きました、小龍包食べに行こう!
バス停「松山車站(八徳)」→518バス‘圓環行’で「公教住宅」下車。バス停近くの横断歩道を渡ったところにある「小上海」へ。
小龍湯包は汁だくジューシー。大きなトロッと柔らかいお肉の入った肉粽、牛肉麺でお腹いっぱい〜。2人で300元。小上海 (シャオシャンハイ) 中華
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妹が「お土産に美味しいパイナップルケーキを買いたい」と言っていたので、近くにある「微熱山丘」へ。
従来のパイナップルケーキの餡には冬瓜が入っていましたが、このお店の餡はパイナップル100%。とてもフルーティー!お土産で大変評判がいいんですよ〜。
南投のパイナップル農家の方々が作りはじめ、今では海外に支店を持つほどの有名店。パイナップルケーキに革命をもたらしたお店と言っても過言ではありません。
原料のパイナップルの味が季節で異なるためか、時期によって多少風味が違います。保存剤を使っていないので、賞味期限は製造日から14日。
試食で味を確認してから購入できます。(美味しいウーロン茶付の試食はなんと1人1個!太っ腹〜)。微熱山丘 (台北店) 専門店
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10個入・420元、15個入・630元
今回購入したパイナップルケーキの箱と袋は、新年の特別仕様で羊の絵が描かれたものでした。
パイナップルケーキのほかに、パイナップル100%のジュースも販売していました。 -
微熱山丘最寄の「介寿國中」→バス63‘台北車站行’で「民権中山路口」へ。
持ち歩いていた荷物とパイナップルケーキを置きに、今日からお世話になる「柯達大飯店 台北ニ店」へ。チェックインには早い時間だったので、荷物だけ預け出かけるつもりだったけれど、すでに部屋は用意されていました。
10階デラックスツイン、シングルサイズのベッドが2台。窓無しのお部屋ですが広いので閉塞感はありませんでした。
リビングとベッドルームは扉で仕切れるようになっていて、テレビはリビングとベッドルームに各1台。
他の客室同様、湯沸し・冷蔵庫・セイフティーボックス・ドライヤー・アメニティーなど一通りのものはすべて揃っています。K ホテル タイペイ II ホテル
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バスタブとシャワールームは分離。エグゼクティブスイートはこの2つが離れているのが使いにくいので、近くにあるのはGOOD。ただトイレットペーパーの位置は使い難い。
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バス218で「台泥大楼」→「行政院」へ。バスは他にも221、247、260、310などがあります。
写真はありませんが「行政院」は日本統治時代1940年に「台北市役所」として建てられた建物で、国定古跡に指定されています。
行政院バス停を進行方向逆へ、横断歩道を渡ると「逸仙公園」。逸仙公園 広場・公園
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逸仙公園内にある「国父史跡紀念館」
純和風のこの建物は日本統治時代の高級旅館「梅屋敷」
中華民国建国の父‘孫文’が1913年1914年の2回訪台の際宿泊した所です。
玄関から靴を脱ぎ中へ、写真撮影は禁止。孫文が泊まった部屋がそのまま保存されていました。老朽化は否めず‥畳敷きの床がブカブカして抜けそう、ちょっと怖い。孫文に関する資料などが展示されていました。国父史蹟紀念館 博物館・美術館・ギャラリー
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梅屋敷の日本庭園もそのまま保存されています。
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行政院のバス停から見える国定古跡「監察院」、忠孝東路と中山北路の交差点にあります。
日本統治時代1915年に、台湾北部を統括する「台北州庁舎」として建てられた建物。戦後は台湾の国家機関・公務員を監督する最高機関「監察院」の庁舎として使われています。監察院 (旧 台北州庁舎) 現代・近代建築
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湿度が高く日差しもあるので暑い〜、冷たいものが食べたいな〜
「行政院」→「西門」へバス307で移動。
西門にある「丁記杏仁豆腐」へ。
‘総合杏仁雪花冰90元’ 杏仁ミルクを削ったかき氷、トッピング4種類。
私のMUSTトッピングは‘小豆’‘緑豆’‘練乳’の3つ。今回は豆ずくしで‘うずら豆’を選びました。刻みアーモンドを入れてくれます。
杏仁の香りが口いっぱいに広がる〜氷は舌触りなめらか〜。氷は甘くないのでお勧めはパッピンズのように全部混ぜる食べ方。于記杏仁豆腐 (衡陽店) スイーツ
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MRT「西門」→「東門」へ。永康街にある「秋恵文庫」に到着。
東門駅5番出口の近く、鼎泰豊のほうに行くと看板があり、狭いビルの通路を入るとエレベーター、3階です。
台湾の骨董収集をしているオーナーが「台湾歴史文物館」としてオープンした珈琲館「秋恵文庫」、書店ではありません。
お店に入ってまず目に飛び込んできたのが壁面いっぱいに飾られたポスター、すご〜い! -
見学だけはNG。注文します、ドリンクのみ。
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「ノーフラッシュ、写真いいですよ〜」と片言の日本語でお店の人が教えてくれました。
日本統治時代のものと思われる品々がいっぱい。大興奮です。 -
杯の数々。菊の御紋の入ったもの、出兵を記念したものがありました。
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仁丹のトレードマークは今も変わってないんだ〜
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木製の小さな二宮尊徳像。日本でお目にかかる機会は少なくなりました‥お久しぶりです
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玄関の表札のところにかけたものでしょうか。皇民化政策や戦争などの時代背景をみてとれます
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日本統治時代の前、清代の台北府城の地図
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「高千穂丸」のパンフレット。冊子のようになっています。
高千穂丸は日本統治時代に内地と台湾を結ぶ航路として‘神戸-基隆’を就航していた貨客船のひとつ。1943年3月19日、日本に向け基隆を出港した後、基隆沖でアメリカ海軍潜水艦の魚雷攻撃を受け‥乗客844名を乗せたまま沈没してしまいました。 -
トイレの中にまでこんなものが!
‘病は気から’ならぬ‘病は口から、マラリアは蚊から’、伝染病予防を啓蒙するポスター -
どこもかしこもお宝だらけ〜
色々見ていたら、黒砂糖ラテがすっかり冷めてしまった‥ -
この本欲しい〜。日本統治時代・今も残る建物など、分かりやすく書いてあります。
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沢山おいてある本は自由に閲覧できます。
その中にあったこの写真。写真の建物の上に「台北車站」の文字。その前に並んで待機している人力車。
そういえば「(祖父は)人力車に乗って通勤してた」と父が話していたっけ‥当時のタクシーですね。 -
台湾の歴史(出来事)を時系列にまとめた分厚い本見つけた〜。中国語でかかれているけど、写真が沢山あってとても面白い。
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台北府城に入場し、現在の延平北路を進む近衛師団の写真?後ろに北門が写ってる。
台北府城入場の際、近衛師団を率いた‘北白川宮能久親王’は台湾で病死してしまい、皇族で唯一「海外で亡くなった方」だそうです。 -
日本統治時代の街並み
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「台湾神社」
1901年創建、祭神は‘北白川宮能久親王’と開拓三神(大国魂命・大己貴命・少彦名命)。1944年‘天照大神’が増祀されて、台湾神宮に改称・昇格し、台湾の総鎮守として、台湾で最も重要な神社とされました。現在の中山北路は台湾神社へ参拝するための勅使街道として造られたそうです。
終戦を迎え台湾の神社はすべて廃止され、台湾神社跡地には現在「圓山大飯店」が建っています。 -
日本統治時代に完成した鉄路が、現在も台鉄の路線として使われているのです。
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現在の総統府、台湾総督府新庁舎完成の記事
上からみると日本の「日」の字の建物 -
1923年4月、皇太子だった昭和天皇が訪台。台湾に12日間滞在し視察で各地をまわられました。
この時皇太子が来ると思って造られたのが金瓜石の「太子賓館」なんですね〜 -
本に夢中になってしまい、気付いたら入店してから2時間半も経っていました。
たった飲み物1杯で、こんな貴重な物を・こんなに沢山・好き勝手思う存分見られる場所はきっと他にはない‥オーナーさんに心から感謝!
来て本当によかった、また来たいな〜
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