姉妹旅リベンジ台北　①日本出発～台湾ランタンフェスティバル2015 in台中

2015/03/12 - 2015/03/16

私と5歳年下の妹、2人で台北を訪れるのは今回が２回目。前回は妹が怪我をするアクシデントに見舞われほとんど何もできず帰国。その後私達の父が幼少時（終戦の2年後まで）台北で暮らしたことがわかり‥リベンジ旅を決行！「台北・台北近郊に現存している日本統治時代の建物めぐり」をメインに、ついでに季節のイベントも見学。

日本語以外は殆どできない私達ですが、優しい台湾の方々のお陰で充実した5日間を過ごすことができました。案ずるより生むが易し、台北個人旅行初心者向けの内容にしました。

エリア 台北(台湾)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0
• ホテル: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: その他
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
• 航空会社: JAL
• 旅行の手配内容: 個別手配

成田国際空港第２ターミナルで妹と待ち合わせ。
出国後、搭乗時間までJALさくらラウンジ利用、すこし遅い朝食をいただきました。

11：15　JAL805便で台湾に向け出発。
上から見下ろす冠雪の富士山に感激！名古屋から先は一面白い雲に覆われ‥残念〜。

飛行機が雲の下にでると眼下に台湾〜！予定より５分ほど早い現地時間14:30、台北桃園国際機場に到着。JALは第２ターミナル。
小雨交じりの天気、気温１３℃。想像よりも肌寒く日本からの服装でちょうどいい。

入国審査場は長蛇の列（年末と同じくらい並んでいてビックリ）、香港・中国大陸からの人が多かったです。入国審査に30分以上かかってしまいました。

両替は空港内の台湾銀行で、RATE0.2524（1NTD＝3.96円）手数料30NTD。数年前は1NTDが2.5〜3.0円‥円安で物価がすごく上がった感じがします。

今日の宿泊地は台北車站近く、国光客運1819バスで向かいます。
到着ゲートをでて「 巴士（バス）」の記載のある右側へ、通路を進むと突き当り左に各バス会社のチケットブース。
台湾観光協会ウエルカムプレゼントの‘桃園機場‐台北市内のバスチケット引換券’と‘パスポート’を提示し、台北車站行のチケットを頂きました。通常125元。

バス乗り場は3番。荷物を預ける場合は降車バス停をスタッフに伝えて半券をもらいます。降車時に必要なので失くさないようにしましょう。
目的のバス停が近づいたらボタンを押し知らせます。

台湾桃園国際空港 (TPE) 空港

桃園国際機場から約40分で台北車站到着。台北車站東側（東三門）の降車専用バス停。
国光客運の西門方面無料接続バスを利用する方はここでは降りず、台北西站Ａ棟で乗換。タクシー乗り場はすぐ近くにあります。

台北駅 駅

バスを降りると今夜の宿‘天成大飯店（コスモスホテル）’の看板が見えました。台北車站と道路1本隔てたすぐ近く、移動にとても便利な立地です！

フロントは英語でやり取り。ルームキーがないと客室階へは行けないエレベーター、セキュリティー良し。ベルの女性は日本語堪能で笑顔がとても素敵。部屋までの案内＆室内設備の説明を丁寧にしてくれました。

スタンダードツイン915号室。エレベーター降りてすぐのお部屋でした。
楽天トラベルで予約、ウエルカムドリンク＆朝食付き・1泊1室4,290NTD（税込）

コスモス ホテル 台北 ホテル

ベッドはシングルサイズ２台。冷蔵庫・セイフティーボックス・湯沸しなど一通りのものは揃っていました。ミネラルウオーター２本は無料。
時間がなくテレビはほとんど見ませんでしたが、NHKのチャンネルあり。
家電は日本のものがそのまま使えました。

部屋の窓から台北車站が見えます。

バスタブ付、シャワーカーテンではなくガラス扉で仕切られています。使い勝手は好いけれど造りがちょっと雑、トイレの床が水浸しになってしまったのは想定外‥。トイレットペーパーの位置、使い難い‥。

ウエルカムドリンクはホテル17階「ビジネスラウンジ」で、台北車站を見下ろすビュー。120元分が無料、レモンジュース（120元）頂きました。オーダーしてから手絞りで作ってくれました。

これから「台湾ランタンフェスティバル2015」を見るため、台湾高鐡（台湾新幹線）で台中へ行きます。

台北車站、中央の吹き抜けを囲む回廊のような造りの建物で大きいです。日本でいう「東京駅」で、台鉄（在来線）・高鐡・ＭＲＴが乗り入れ、バスターミナルが近接する交通の要所。
2階にはフードコート・レストランが集まる‘微風広場’、悠遊カードで支払うと10％OFFになります。今回は時間なくパス。

日本人観光客限定1,000枚無料配布している‘東京駅-新竹駅姉妹提携記念ICカード’を台北車站でGETできると聞き行きましたが、すでに配布終了。欲しかったな〜。

高鐵のりばは台北車站の地下１階。

チケットは台湾高鐡HPで事前予約・購入（クレジットカード決済）できます。24ｈオンライン予約から、早期購入割引があり35％早割チケットを購入しておきました。早割は8日前まで、座席数に限りがあり早いもの勝ち。台北-台中往復、大人一人990元。
チケット引き換えに予約番号・購入時入力したチケット購入者のパスポートが必要なので忘れず持参してください。

乗り場近くのチケット売り場（預票が予約）で予約表とパスポートを提示しチケットを受け取りました。窓口数は多いけれど結構並んでいる人が居たので、時間に余裕を持って行った方が無難。

改札口に乗車する高鐡が表示されると中に入れます、ホームに降りる階段にはテープが張られていますが出発時間の15〜20分前に解除されます。

台湾高鐡、車両は日本の新幹線によく似ています。在来線やバスに比較しお値段は高いけれど、台北-台中を約60分、台北-高雄を約100分で移動でき便利です。

17：54台北車站出発。
台北車站で購入した‘台鉄弁當’を移動中食べました。甘辛い味付けの骨付き焼き豚肉、煮卵、刻み野菜と漬物がごはんの上に乗ってます。野菜と漬物をビビンバ風に混ぜ食べました、美味しかったです。100元、袋に入れてもらうとプラス1元。

18：43高鐡台中駅到着。
ランタンフェスティバル2015のメイン会場は駅のすぐそば。駅構内への出入りは一方通行に制限されていて、ランタンフェスティバル会場へは5番出口から。出口が良くわからず人の流れについていったら突き当りのトイレに行ってしまいました。

春節（旧正月）開けの初めて迎える満月を祝う‘元宵節’、台湾ランタンフェスティバルは毎年この時期、台湾各地に場所を移しながら開催されるイベントで今年は26回目。
多くの寺廟が‘元宵節’にランタン飾りをする習慣があったそうです、見て回るのが大変なので一か所にまとめてしまえ〜という発想でこのイベントが生まれたらしい‥です。

台中のメイン会場は高鐡台中駅〜在来線の新烏日火車駅一帯でかなり広大。飲食店の集まるエリア、テーマ別のランタンエリアで構成されていました。

‘台湾のランタン’というと平渓で有名な幻想的なランタン飛ばしを連想するのですが、ここでいうランタンは‘ねぶた’のようなものです。

会場中央にはメインランタン。今年の干支、巨大な羊が鎮座しています。可愛いというよりちょっと顔が怖い‥。
毎時00分、30分になると光と音のショーが始まります。メインランタンがまわりだし、姿を変えていきます。

メインランタンが様々な色・柄に変貌〜

胴体に‘Taiwan’の文字が〜

21:00〜のショーは3分程度の花火の打ち上げありました。写真右側‘台湾燈會2015’の電光表示の向こう側で花火があがります。日本の打ち上げ花火のような高さ・大きさではありません。メインランタンと花火を一緒に見れる方向に居なかった‥。

ランタンは干支‘羊’をモチーフにしたものが多かったです。

台湾の‘羊’はヤギっぽい‥やっぱり山羊？

伝統的な構図のランタン

日本のアニメキャラは台湾でも人気あるんですね〜

アナ雪‥？

過去のランタン祭で展示された作品、完成度高く芸術的〜

日本を紹介する展示、これは名古屋。金の鯱、手羽先、エビフライ、ひつまぶし‥

台湾か中国のどこか‥？

新年招福

2018年台中で花博が開催されます

メイン会場はとにかく広〜い！歩くだけでも結構ないい運動‥。

大小凄い数のランタン、全部見るのも大変です〜。でもとても楽しい〜♪

通りもランタンで飾られ

各所に設けられている門もランタン、綺麗〜

台中駅からみたランタンフェスティバル会場、光があふれています。滞在2時間半ほどでしたが、一通り見てまわれました。

21:39台中発→22:30台北着の台湾高鐡で戻りました。
フェスティバル最終日（3/15）週末の混雑を避け慌ただしい訪問になりましたが、わざわざ新幹線を使って行った価値はありました。

高鐡の改札はチケットの裏面を上にして→方向に挿入してくださいね、我が妹は表面を上にして「中に入れない〜」と大騒ぎしました。