2014/12/27 - 2015/01/04
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tottoさん
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イタリア個人旅行もヴェネツィア4日目、実質観光最終日です。
アカデミア美術館と教会をいくつか回って美術品づくしの1日でした。
表紙写真は、サンタ・ルチア駅前で撮影した夕焼け。
1/2(金)の旅程
アカデミア美術館
サン・ザッカーリア教会
サンタ・マリア・デッラ・ピエタ教会
サン・ジョルジョ・デリ・スキアヴォーニ信徒会館
サンタ・マリア・フォルモーザ教会
サン・ジョヴァンニ・エレモシナリオ教会
サン・ポーロ教会
サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会
サンタルヴィーゼ教会
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 交通手段
- 船 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
- 利用旅行会社
- エクスペディア
-
ヴェネツィア観光もこの日が実質最終日。
1日フルに活動すべく、夜明け前から朝ごはんを食べてます。
ちなみにこの日のヴェネツィアの日の出時刻は7時51分。日の入り時刻は16時39分です。
7時すぎだと窓の外が真っ暗ですが、この窓はゴンドラやモトスカーフィがひっきりなしに通る運河に面しているので、朝食時にもボートがよく通ります。 -
食後、出かける準備をしていたら、テレビでニュースで元日のニューイヤーコンサートの様子が流れました。
舞台の映像だけじゃなくて、バレリーナたちがホールで踊っているミュージックビデオみたいなのと組み合わせた不思議映像になってましたが、前日を思いだしてちょっと興奮。 -
8時過ぎにはホテルを出て、ヴァポレットに乗りました。
朝日を受けてさわやかな雰囲気のカナルグランデを下ります。 -
リアルト橋の方を振り返ってみると、大きなクレーンが。
前日にポストを探しに行ったドイツ人商館のあたり。車の入れないヴェネツィアですから、こういった重機も船で運ぶんでしょうね…。 -
最初の目的地は、ヴェネツィア到着日に断念したアカデミア美術館だったので、アカデミアの停留所で降りました。
-
ヴァポレットのもやいのスタッフは女性でした。
意外と女性スタッフを見かけることが多かった気がします。 -
朝8時15分の開館直後に到着して、チケット売り場で日本語のオーディオガイドを借りました。入場券とあわせて17ユーロ。館内は撮影も模写もOKです。
美術館等でオーディオガイドを借りる時は身分証明書を預ける必要がありますが、どこもコピーで足りました。オーディオガイド返却時にコピーも返してもらえます。
写真はヴェロネーゼの絵の中でも特に気に入ったものなのですが、キャプションを撮り忘れ、購入したパンフレットにも載ってなかったのでタイトルがわかりません…。 -
ヴェロネーゼだと、この「受胎告知」もインパクトがあって忘れられません。大天使ガブリエルのダイナミックな顕現ぶりときたら…。
当時の舞台の所作を真似したとかいう解説を読んだことがあるのですが、いったいどんな舞台だったのか想像もできません。 -
ヴェロネーゼ以外にも、ジョヴァンニ・ベッリーニ、ティツィアーノ、ティエポロ、チーマと好きな画家の絵だらけで大興奮だったのですが、一番印象に残ったのは21室のカルパッチョでした。
聖ウルスラの連作、ガイドブック等で紹介されているのは「ウルスラの夢」が多いと思うんですけど、物語の全体を通してみると、カルパッチョの偏執的なまでの描写の詳細さに圧倒されます。殉教の場面とか映画だったら確実にR-15指定ですよ…。
写真はお猿さんと鳥さんの抜粋ですが。 -
順路の最後、24室のティツィアーノの「聖母の神殿奉献」までたどり着いたところで、いくつか有名どころの絵を観られていないことに気付いてもう1周。
改めて確認してみると閉鎖中の部屋が4室ほどありました。12/30に見た、17時からいくつかの部屋を閉鎖します、という張り紙は、その日のみの告知だと思ってたんですが、以後しばらく、という意味だったんですね…。 -
再訪を誓いつつ、アカデミアの停留所からヴァポレットでサン・ザッカーリアへ向かいました。
-
青空の下で薔薇色の壁面が映えるドゥカーレ宮殿の前を通り過ぎ、サヴォイア&ヨランダの脇の小道を曲がります。
-
目指したのはサン・ザッカーリア教会。
スキアヴォーニ河岸からほんの数十メートル離れただけなのに、とても静かで落ち着いた雰囲気でした。
入場無料で内部撮影可能です。 -
一番のお目当ては、ベッリーニの「サン・ザッカーリアの祭壇画」。
専用の照明があって、1ユーロ入れると何分間か作品を照らし出してくれます。 -
楽奏の天使の可憐なこと…!
思うことは万国共通なのか、楽奏の天使だけ切り出した絵葉書も売ってました。
聖母子をはじめ、天使以外の登場人物が皆伏し目がちで物思いに耽ってる感じなところがまたよいと思います。
今回の旅行ではたくさんジョヴァンニ・ベッリーニの絵を観ていて、直前のアカデミア美術館でもサン・ジョゼッペ祭壇画を観てますし、このあとフラーリの祭壇画も観ましたが、この絵がいちばん好みでした。 -
壁面ぐるりと美術品尽くしで、ベッリーニの祭壇画を照らす照明とは別に、堂内全体を照らしてくれる照明もあります。こちらも1ユーロ。キャプションもわかりやすく整備されています。
アントニオ・バレストラの「羊飼いの礼拝」も可愛らしくて目を引きました。 -
教会前の広場にレルボラリオの店舗があったので、入ってみました。ミラノでも行ってますが、ここのハンドクリームや香水が好きなんです。日本ではまだ展開されてないし、パッケージも可愛いのでお土産にも手ごろだと思います。http://www.erbolario.com/
サン・ザッカーリア広場の店舗は、商品が充実していたのに加えて、より手ごろなお値段の石鹸なんかも置いていたので、またいくつかお土産用の化粧品を購入してしまいました。店員さんの愛想やおまけの試供品サーヴィスはミラノのレルボラリオの方がずっと上でしたけど。 -
再びスキアヴォーニ河岸に戻って、次はサンタ・マリア・デッラ・ピエタ教会を訪れました。
修復工事中らしく、風情のかけらもない外観…。 -
ヴィヴァルディゆかりの教会で、コンサート等でなければ中に入れない、という記事も見かけたのですが、イベント開催時以外でも入場可能でした。入場料金3ユーロ。
内部は非常に明るくて、天井を覆うティエポロの「聖母戴冠」は、音楽にちなんでか楕円の周囲を囲む天使たちがいろんな楽器を持っていて見ていて飽きません。
内部撮影禁止なのに絵葉書の一枚も売っていなかったのが残念…。 -
ピエタ教会から裏道を北上してサン・ジョルジョ・デリ・スキアヴォーニ信徒会館(Scuola di S.Giorgio degli schiavoni)ことダルマタ・ディ・サンジョルジョ・エ・トリフォーネ信徒会館(Scuola Dalmata di S.Giorgio e Trifone)に向かいました。カルパッチョ尽くしで有名なスクオーラです。
この日の行程は、コールス教会を中心に回るか、スキアヴォーニ周辺を優先して回るか決めかねていたのですが、アカデミア美術館でカルパッチョの聖ウルスラ連作に感銘を受けて、こちらのコースに決めたのでした。 -
公式HPが見つからず、観光情報サイトは開館時間の記載がまちまちだったので、開いていないかも?と心配だったのですが、ちゃんと開いてました。
入場料とガイドブック(イタリア語版が売り切れていて英語版を買いました)あわせて10ユーロ。
撮影可です。内部はかなり暗いのですが、フラッシュは使用不可。 -
1階のホールの壁面がぐるりとカルパッチョの絵画で飾られています。
カルパッチョといえばそのあざやかな赤色なので、こちらに飾られている作品の中でも、この聖ゲオルギウスの竜退治や聖アウグスティヌスの幻視が有名だと思いますが、 -
聖ヒエロニムスの連作に見られる青もいい感じだなあ、と思って観ていました。
ただ、あざやかな色彩が魅力なだけに、室内の暗さがなんとも残念で…。
照明のきちんとした展覧会で改めて観てみたいと思いました。 -
スキアヴォーニ信徒会館を出た後は、路地を辿ってサンタ・マリア・フォルモーザ教会を目指しました。
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時計塔の意匠がすてきなサンタ・マリア・フォルモーザ教会。
こちらの入り口から入ると、ロープで区切られていて奥まで入れませんでした。 -
時計塔の裏に回ってこちらの入り口から入りました。
コールス加盟で入場料3ユーロ。内部撮影禁止です。
昼休憩の時間になってしまって、早々に追いだされてしまったので、パルマ・イル・ヴェッキオの聖バルバラ祭壇画ぐらいしか記憶に残っていませんが、パルマ・イル・ジョーヴァネや、バルトロメオ・ヴィヴァリーニの作品もあったはずです…。 -
フォルモーザ教会の前の橋を渡って最初の角で曲がると、ヴェネツィア滞在中は毎日のように買い物に来ていたサン・リオ通り。
スーパーにも立ち寄ってみましたが、この日はヴェネツィア観光最終日だし、豪勢に美味しいものを食べよう、とホテルに戻ることにしました。 -
豪勢なランチ、として選んだのがホテルのリストランテ、アッレ・コローネ。
自家製パンの盛り合わせは種類豊富でどれも美味しくて食べすぎました。
お任せでお願いしたグラスワインは、セレーゴ・アリギエーリのpossessioniが出てきました。地元ヴェネト州のワインだそうです。 -
こちらはアミューズとして出てきた海老。
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写真が下手過ぎておいしそうに見えないと思いますが、驚愕の美味しさだったスパゲッティ。パスタにイカ墨が練りこんであります。
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迷って決めかねたドルチェは、カメリエラに相談して洋梨のタルトにしてみたのですが、大正解でした。
洗練された甘さのタルトとシナモンのジェラートが絶妙な取り合わせ。 -
〆にカッフェ・ルンゴを頼んだら、焼き菓子のセットまで付いてきましたが、こちらもすばらしかったです。メレンゲの香ばしさが感動もの。
セットメニューがないのでお値段はかなりしますが、お料理はとても美味しいですし、接客も堅苦しすぎず、馴れ馴れしすぎずでよかったのでお勧めです。
ちなみに、グラスワイン、水、パスタ、ドルチェ、コーヒーにコペルト(テーブルチャージ)で47.8ユーロでした。 -
ホテルの部屋で食休みを取ってから、午後の観光を始めました。
まずはサン・ジョヴァンニ・エレモシナリオ教会。
リアルト橋を渡ってアーケードを抜けたところを左に曲がってすぐの場所にあるのですが、集合住宅の1階に門があってその奥なので、最初前を通り過ぎてしまいました…。
コールス加盟、3ユーロ、写真撮影禁止です。
小さな教会ですが、ティツィアーノ、ティントレット、パルマ・イル・ジョーヴァネの絵が観られます。
ティツィアーノの「サン・ジョヴァンニ・エレモシナリオ」にはサンタクロースみたいに優しそうな真っ白なお髭のお爺さんが描かれていて、洗礼者ヨハネでも福音記者ヨハネでもない聖人だと思うんですが、日本語だとどう訳されているのかがわかりません…。 -
続いてサン・ポーロ教会を目指して歩いたのですが、教会前のサン・ポーロ広場に野外スケート場ができてました。子ども用のアシカみたいなそりが可愛かったので撮影。
上に乗って、大人に押してもらってる子もいました。 -
料金は貸靴料込で地元住民だと8ユーロ、観光客だと10ユーロだそう。
21時まで開いているようですが、夜遅くまで賑わっているのでしょうか。 -
スケート場に目を奪われていて、教会の外観を撮るのをすっかり忘れてしまいました…。
サン・ポーロ教会もコールス加盟教会で、入場料3ユーロ。内部撮影禁止です。
ティエポロの「聖ヨハネス・ネポムクに顕現する聖母子」というドラマティックな絵があります。聖母子の表情はほとんど見えなかったので、堂内が暗いせいかと献金して蝋燭を点けてみましたが、元々あえて表情をはっきり描いていない絵のようでした。
あと、小礼拝堂には、息子の方のジャン・ドメニコ・ティエポロのキリストの受難に関する連作が飾られていて、こちらは照明も十分で観やすい展示になっていました。ティエポロ親子って人の顔の描き方がそっくりですよね…。 -
続いて、サンタ・マリア・グロリオーサ・デイ・フラーリ教会へ。
こちらもコールス加盟で入場料3ユーロ。1年半前の夏に来た時は、普通に写真が撮れたと思うんですが、今回は至るところにNO PHOTOの看板が出ていました…。
とても大きな教会で見どころも多く、観光客もたくさん来ています。
わたしの一番の目当ては、前回来た時には貸し出し中だったティツィアーノのペーザロ家祭壇画。今回は堪能できました。聖母子も天使も一人だけこちらを向いてる謎の美少年も生き生きとしていて素晴らしかったです。
ベッリーニの「フラーリの祭壇画」もさすがの完成度でしたが、絵の雰囲気としては、わたしはサン・ザッカーリアの祭壇画の方が好みでした。 -
この日の観光はこれくらいの予定だったのですが、予想外にスムーズにここまで来られていたので(この日は一度も道に迷ってませんし)、もう1か所くらいコールス教会を回ろうか、とまずは駅まで歩いてみました。
ヴェネツィア・サンタ・ルチア駅前。 -
駅前、フェッローヴィアの停留所から、北へと向かう4番線のヴァポレットに乗りました。
島の北西の突端を回ります。 -
カナルグランデを行くヴァポレットよりは一回り小さな船でした。
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サンタルヴィーセの停留所でヴァポレットを降りて、いかにも下町といった風情の小道を南に下ります。
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サンタルヴィーゼ教会。コールス加盟。入場料3ユーロ、写真撮影不可。
質素な外観とは相反して、堂内の天井はピエトロ・リッキとアントニオ・トッリによる天井画で天使だらけの晴れた青空になってます。
私の目当てはティエポロの「笞刑」「荊冠」「カルヴァリオ(ゴルゴダ)の道行き」でした。 -
天井画に見られる天使が舞う華やかな雰囲気とは一転して、キリストの受難がドラマティックに描かれてて息を飲みます…。
教会で売っている絵葉書はピンからキリまでありますが、こちらの教会のものは印刷もきれいでした。 -
再びサンタルヴィーゼからフェッロヴィアまでヴァポレットで戻ってきて、駅前のバールでちょっと休憩。
カフェ・バール・オリンピア。
場所が場所なので室内は満席でしたが、カメリエレに声をかけたら、4人掛けのテーブルに2人で座っていたカップルに相席をお願いしてくれて、座ることができました。 -
エスプレッソが美味しい、という記事を何かで読んだ気がするのですが、わたしはスプリッツをいただきました。
今回まだ1度も飲んでなかったなーと思いだして。
甘口?辛口?と聴かれたので、甘口でお願いしました。
小皿はオリーブの種用。甘口でもすっきりとしていて美味しかったです。
座席に座って飲んで、6ユーロ。 -
夕食用に、カポナータのトラメッツィーノ(サンドイッチ)も買いました。かなり小さめで、1.6ユーロ。
ホテルに戻ってから食べましたが、安かったわりに、パンもぱさついてなくて美味しかったです。 -
夕闇の迫る中、再びフェッロヴィアの停留所からヴァポレットに乗ってホテルに戻りました。
-
イルミネーションでかざられた夜のリアルト橋。
まだまだ観光客でいっぱいです。 -
クリスマスディスプレイの華やかなショーウィンドウを冷かしながらホテルまで戻って、翌日の帰国に向けての荷造りをしました。
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この旅行記へのコメント (1)
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- えすなさん 2015/02/26 00:30:29
- micicoさん 投票ありがとうございました。
- クリスマス〜〜〜!と、これでもかのディスプレイ。
でもとってもきれいですね!
今頃、間の抜けたお礼で申し訳ありません。
私はやっとアップし終わりまして。
同じ時期にイタリアへ行ってたのですね。
良いところに色々行かれたり、色々召し上がったり、
楽しく拝見させて頂きました。
ありがとうございました。
これからもどうぞよろしくお願い致します。
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