大地の息吹を感じつつ、日本史の哀しいひとコマを確かめに−−−（桜島、知覧）

2015/01/06 - 2015/01/09

宮崎からは一路桜島を目指します。

桜島は折から大噴火の兆候が指摘されている時期です。

途中で生き埋めに合うリスクにおびえながらも何とか通過（苦笑）

そして、フェリーで鹿児島に渡ったあとは南に向かいます。

目指すは知覧。

武家屋敷でも有名ですが、そこには特攻隊の痛ましい記録があります。

明治維新以後快調な発展を遂げた日本史の挫折の証人でもあります。

エリア 知覧・南さつま・日置(鹿児島)

• 同行者: カップル・夫婦
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

シェラトン・グランデ・オーシャンリゾートのランドビュー側の眺め。

ビルの影がはるか数百も伸びています。

軽い散歩の後は朝食に。

和洋ビュッフェですが、相変わらず卵料理がお好きです（笑）

品数も豊富で、さすがシェラトンと思わせるメニューです。

部屋からのオーシャンビュー。

ゴルフ場の松が密生しています。

このゴルフ場、上から見ている分には美しいのですが、我々がプレーしたら木の下からのトラブルショットだらけになりそうです（爆）

お世話になりました。

チェックアウトを済ませ、向かったのはーー。

桜島です。

ここは垂水の道の駅です。

折から桜島は大噴火の前兆ありと高名な学者が警鐘を鳴らしている時期です。

ここからも桜島の噴火が盛んなことが分かります。

でも恐れずに一枚パチリ（笑）

ここは道の駅「湯っ足り館」というそうです。

どうりで桜島川に足湯があるわけです。

でも寒いので利用者＝０です。

特に女性はストッキングやタイツをはくと足湯が利用できません。
（この解説はnorisa妻によります！）

女性の視点を欠いた施設は人気が落ちるそうですが、足湯はどこでも同じハンディを負っているかもしれませんー。

いよいよ桜島に入っていきます。

南の海側は光がまぶしいーー。

陽光が雲とあいまって不思議なパターンを海に投げかけます。

静寂のひと時。

背後で噴煙が上がっているとは思えません。

桜島がまじかに迫ります。

桜島は約11万年前にはすでに島になっていたようですが、大部分は地質学的に最近の火山活動によって形成された非常に新しい火山の島だそうです。

この桜島、御岳（桜島北岳）と呼ばれる約2万6千年前に鹿児島湾内の海底火山として活動を開始した活火山によって造られた比較的新しい火山島だそうです。

つまり、日本人の祖先が遠くアフリカ大陸から移動してきた時期の直後あたりでできたようです。

古代の縄文人も弥生人もさぞびっくりしたことでしょう！

御岳 自然・景勝地

桜島の背後はやはり光る海。

噴煙からの火山灰がこの海にも降り注ぐのでしょう。

その北岳（標高1,117m）は桜島の最高峰です。

山頂には直径約500mの火口があり雨が降ると池ができることもあるそうです。
その他に中岳や南岳があります。

桜島ビジターセンターは時間の関係でスルーし、フェリーに乗ります。

実はこの２時間後くらいに大きな噴火があり、我々の通ってきた道は灰ばかりになり道も煙っていたそうです。
（夕方のニュースで放映しており、norisa夫妻の悪運の強さを実感しました（苦笑））

いろいろなフェリーに乗りますが時刻表を気にしなでいい超頻繁な発着フェリーは初めてです。

バス並み以上のダイヤです。

さようなら、桜島。

といっても鹿児島市内からはずっと見えましたがーー。

フェリーの速度はやはりゆっくり。

それでも１５分足らずで鹿児島港に入港します。

車に乗り込み南へと走ります。

そこから二時間近く車を走らせたでしょうかーーー。

下り立ったのはーー。

知覧です。

側溝に水車が！

これから武家屋敷を見学します。

入庭は５００円です。

確かに武家屋敷にふさわし道と家並み。

この街並みを維持するのは大変なご苦労がおありでしょう。

半分くらいのお宅は今もお住まいのようです。

間違ってもクリスマスのイルミネーションの飾りつけなど許されないでしょう(苦笑）

まずは森家の住宅を拝見します。

こちらはほぼ築３００年のお宅。

ゆったりとした造りです。

しかし、質の良い日本建築は３００年くらいでは問題なく住めそうです。

もちろんお手入れが必須でしょうが木造建築も優れものですーー。

ここは見学できる７つのお屋敷で唯一池のあるお庭でした。

大きな鯉が何匹もいます。

色的にはキレイではないのですが、食用にはおいしそう（苦笑）

街並みを歩いて南西方向に歩きます。

こちらは佐多家の庭。

この佐多さんのお宅はこの後さらに２件あります。

佐多ファミリー一帯です。

庭は良く整備されています。

遠方の山を借景にした見事な枯山水（ですよね！？）

こうしたのどかな自然と共に頂くお茶の味は格別でしょう。

こうしていくつもの住宅を拝見していきます。

段々どれが何かわからなくなってきます（苦笑）

しかし、言えることは、全ての住宅は由緒あり、お庭はステレオタイプかしていることです。

良く言えば統一、悪く言えばやや没個性でしょうかーー。

とはいえ、それはーー。

こうしたお庭を持てないもののヒガミかもしれません。

おや、夏みかんです。

萩を思い出します。

夏みかんは武家の副業だったそうですが、いずこも同じでしょうか。

こちらも別の方のお庭です。

やはり借景を活用しています。

そしてー。

こちらも借景をフル活用。

東京に住む方はスカイツリーを、横浜に住む方はランドマークタワーを借景にするしかありませんが、こちらは優雅ですね（苦笑）

結局７軒のお宅全てを拝見しました。

どれも見事ではありました。

でもこのあたりだからいいようなものの、これが都会の真ん中では固定資産税が気になって仕方ありませんね。

いやいや相続税もです！（あくまで小市民です(苦笑））

こちらは駐車場に向かうところにあった公園です。

整備が行き届いています。

そして、この後向かったのはーー。

知覧の別のスポットです。

こちらは知覧文化会館ですが、建物右の今回ノーベル賞を受賞された赤崎教授を祝う垂れ幕が！

何と知覧出身だったのですね！

本当の目的はここです。

そう、知覧特攻平和会館です。

noisaの叔父が特攻兵だったため気になっていました。
(叔父は特攻直前に終戦となったため命を長らえましたーーー）

知覧特攻平和会館 美術館・博物館

建物手前には鐘がーーー。

入場料は５００円です。

いきなり戦闘機の展示です。

模型もいっぱい。

内部はかなり混んでいます。

なお、これより中は撮影禁止のようですのでカメラをしまいました。

確かに個人のお名前やお写真もあるのでプライバシー上撮影禁止は納得します。

しかし、戦闘機や軍服などもそうする必要性はなさそうですがーー。

しかし、実に多くの方々が特攻に向かわれたものだと驚きます。

戦争に行くのは生死がどうなるかわからないという大いなる恐怖を感じるでしょう。

しかし、特攻隊員は死しかないのです。

一体どういう心境で飛び立たれたのかーーー。

敗戦が確定していたことを隠し続けた軍の上層部は一体何を考え、感じていたのでしょうーーー。

こちらは三角兵舎。

米軍の空爆から隠れて生活するための宿舎です。

その内部です。

ここで寝起きした特攻兵はやがて死地へとおもむきます。

彼らの無念は死だけではありません。

訓練を重ねた飛行機乗りだった彼らですが、機体には通常の二倍の爆弾を装備させられます。

身軽さが売りだった日本の戦闘機、爆撃機ですが、これでは旋回性能も降下性能も低下します。

本来の特攻使命を果たせずに米軍の航空機や米艦の機銃掃射で目的を果たせず海に墜落した飛行機が多数いたそうです。

それでも米軍が「カミカゼ」に対し大いなる恐怖をいだきましたーー。

このおびただしい数の灯篭は亡くなられた特攻隊員のためのものでしょう。

日清戦争、日露戦争、第一次世界大戦と無敵だった日本。

たぐいまれな進取の気性と努力、団結力によって、難敵、特にロシアなどを撃破してきた日本でしたが、やはり成功体験のみでは破たんします。

最後の最新の大戦でそれが表れました。

東京、沖縄、広島、長崎ーーー。

戦闘員はもちろん市民も殺戮されます。

そして、彼らを守る特攻兵も多く散ったわけですーーー。

この戦争の学習効果がまさに試され続けている現代日本でしょうか。

鹿児島にもどり宿に向かいます。

その名も城山観光ホテル。

鹿児島ＮＯ１だという口コミで予約しました。
（クチコミに乗りやすい夫婦です（笑））

SHIROYAMA HOTEL kagoshima（城山ホテル鹿児島） 宿・ホテル

確かに窓外素晴らしいオーシャンビュー、そして桜島ビューです。

市内一望でもあります。

今は桜島はおとなしいようです。

部屋はスタンダードツインで２６．５平米ですからあまり広くはありません。

しかし、使いやすく重厚な造りです。

キャビネットも使いやすく珈琲その他もたくさんあります。

ふと窓に目をやると再び噴火が始まります。

もちろん、ここからは爆発音も聞こえず、噴煙も南側に向かっていますので「対岸の火事」といった具合ですが、桜島にお住まいの方々はさぞや大変でしょう！

風向きが南ですので鹿児島市内は大丈夫。

しかし、東から西への風ではこのあたりも大変でしょう。

この時も噴火危険レベルは３とかなり高い状態です。

温泉につかりビールを傾けていると日没を迎えます。

全く桜島住民の方々には申し訳ない次第ですーー。

ホテル内の庭園にイルミネーションが灯ります。

さすがの桜島も夜のしじまとともに静かになります。
（もちろん、そんなことはなく、島の住民は安眠できないようです）

食事の時間です。

今晩は和食のコースをお願いいたしました。

まずは先付です。

海老黄味鮨とキノコの胡麻和え。

お造りは真鯛、マグロ、きびなご、イカに牡丹海老。

きびなごだけは酢味噌で頂きます。

煮物はホタテなど８種の飛龍頭八方煮。

多彩な味が楽しめる逸品です。

焼き物はズワイガニのグラタン。

たまには洋風の味がいいですね！

替え鉢は茶碗蒸しです。

油物、普通は揚げ物ですが、今回は黒毛和牛と桜島大根。

オリーブオイルが良い味をだします。

桜エビのご飯。

桜エビは静岡県特産ですが、桜島にちなんだのでしょう。

デザートはコンポート。

黒豆がアクセントで数種の果物とゼリーからなります。

もちろん満腹です！

とても品の良い和食でした。

この地には昔から自然災害や維新の荒波、そして太平洋戦争などを潜り抜けてきた鹿児島の人々がいます。

彼らは厳しい自然と闘い、たぐいまれな勇敢な人々と言われ薩摩隼人として畏敬されてきました。

明治維新直後も戦乱に巻き込まれ、第二次大戦では特攻隊拠点として爆撃も受け続けました。
そして、今も桜島という自然の猛威と戦っています。

そうした苦しんだ方々には申し訳ないような夕食でした。

全くの苦労を知らない気楽な旅人二人は感謝の気持ちを込めて休息させて頂きましたーーー。

この旅行記へのコメント （18）

• たらよろさん 2015/03/11 12:45:44

  やはり知覧は・・・

  こんにちはnorisa様
  
  私は鹿児島に行ったときに、桜島では大雨！
  それでも噴火になった時用の非難の場所の多さにびっくりしました、
  なるほど〜〜って感じで噴火の恐ろしさを実感しました。
  
  その時に知覧は時間の都合で行けなかったのですが、
  やはり行くべきでしたね。
  特攻隊の事実を知っておくべきでした。
  
  本来の特攻使命を果たせずに米軍の航空機や米艦の機銃掃射で目的を果たせず海に墜落した飛行機が多数いたそうです。
  私も聞いたことがあります。
  実際に目的を果たして亡くなった方よりも、遥かに多かったそうですね。
  
  そして、日本の航空技術に恐れをなして、それ以来航空機の開発から遠のくことを余儀なくされてしまった日本。。。
  今になって、やっと航空機開発も行われるようになってきましたが、
  あのまま日本も第一線で航空機開発に携わっていたら・・・と思うと残念ですね・・・
  
  　　たらよろ

  norisaさん からの返信 2015/03/12 15:42:35

  RE: やはり知覧は・・・

  たらよろさん、
  
  いつもありがとうございますます。
  
  今旅先なので失礼します。
  
  特攻隊は悲惨でしたね。
  生き残った叔父から話を聞いたものです。平和ボケ担ってはいけないと改めて思いました。
  
  次回後機会がありましたら桜島野リベンジ兼ねて是非どうぞ。
  
  よろしくお願いいたします。
  
  norisa
  
  

• まつじゅんさん 2015/03/05 11:09:04

  知覧は美しくも悲しい街ですね

  norisaさん
  
  知覧の特攻の歴史を見ると、本当に胸が締め付けられる思いがします。
  同じ年頃の子供を持つ身として、愚行を繰り返すことの無いよう、今の日本の平和がいつまでもと、願うばかりです。
  
  いつもながら、norisaさんは私達から見ると羨ましい位、良いホテルに宿泊されますね。。。
  私達（まぁ私がと言うべきでしょうが）は、少ない予算ながら出来るだけ多くの旅をしたいなと、東横インとかスーパーホテルクラスのビジネスホテルを多用しています。
  家の奥様は、偶に娘と、所謂高級ホテルに泊まると、広すぎると言い出すくらい、悲しいかな慣れてしまいました。
  
  そろそろ私達も、ゆっくりと、リゾートに滞在型の旅をしてみたいなと言っては居ますが、貧乏性の私、好奇心丸出しのバタバタ旅行となってしまうのでしょうね。
  高級感を味わえさせて頂く旅行記を楽しみにしております。
  
  良い旅を！
  matujyunn

  norisaさん からの返信 2015/03/05 15:50:00

  RE: 知覧は美しくも悲しい街ですね

  まつじゅんさん
  
  こんにちは。
  
  いつもご訪問頂き恐縮です！
  
  知覧、武家屋敷も風景も美しいのですが、特攻隊はーー。
  おっしゃるように再発防止は死守しないと。
  （大体戦争を経験していない政治家が戦争を起こすようです（汗））
  
  さて、ホテルの件。
  我々もビジホ、大いに使います。
  山陰山陽はかなり重宝しました。
  そうでないホテルも大抵最安を狙います（苦笑）
  九州の宮崎や鹿児島、西伊豆などは旅行サイトでの最安グレードです。
  
  ですから行ったことがある方が見ると、お部屋やお料理の安さが分かるのではないかと思います（爆）
  
  今は大学も休み、会社もフルタイムではなくなったので日曜や月曜など安い日を予約していることもあります。
  
  お仕事が一息ついたときは安い季節、安い曜日を狙ってご予約くださいね（旅行業者みたいですね（笑））
  
  今後ともよろしくお願いいたします。
  
  norisa

• わんぱく大将さん 2015/02/21 12:28:56

  どこの庭？

  norisaさん
  
  私が日帰りした知覧いかれましたか。　そう、庭見てたら、最初のうちはいいのですが、あとで写真で見ると、ここは？とか、迷いました。私も感じた個性なしって庭のような。。。　（大きな声で言うたら怒る方も）敢えて、同じような庭にしたってことはないでしょうね。
  それにしても、うちの実家の固定資産税もなんとかしていただけないかと。
  
  鹿児島も怖いですね。　しかし、ためてるより、ちょっとずつ噴火してるほうがいいのでは。そう、人間と似て、怒りをためると爆破の時がこわい？
  
  特攻隊、ほんと日本人、辛抱の塊だったということがわかります。あんな小さな戦闘機で長時間。　最初はアメリカも恐れたゼロ戦も、墜ちたゼロ戦をアメリカが研究してバレバレにでしたよね、確か。　最後の方は、まともに飛ぶんかい?　といわれるようなものまで彼らは乗ってた。いや、乗らされていた。今の若者だったら黙ってないでしょうね。
  
  　大将

  norisaさん からの返信 2015/02/21 17:34:57

  RE: どこの庭？

  大将閣下、
  
  こんばんわ。
  
  そう、知覧をこの目で見てきましたよ。
  お屋敷は良く言えば統一的悪く言えば没個性かもしれません。
  
  ところで実家の固定資産税？
  お国に寄付したら財政赤字が減って褒章いただけますよ（笑）
  そんな御大家の出自でしたかーー。
  
  桜島も怖いですが、特攻、これは超恐怖です。
  自殺ならとにかく、上位に命じられて出撃。
  これこそ最大の恐怖かつ無念だったでしょう。
  
  ゼロ戦やハヤブサは防御が非常に弱く、被弾したらパイロットの命はないも同然の由。
  やはり囲碁、将棋、麻雀同様に攻防両方が強くないと、ですね。
  閣下も攻め一方では息切れします。
  たまにはいつのんさん風のダレた（あ、失礼）いや、まったりしたご旅行をして寿命を延ばしてくださいね（爆）
  
  norisa

• みかりさん 2015/02/15 17:23:02

  大自然と悲しい歴史

  norisaさん、こんにちは！
  
  お久しぶりです〜。最近脳内旅行専門で色々なお出掛けを流している
  状態なので４トラから縁遠くなっています。(苦笑)
  
  今月末に旅行の予定があるので･･･来月からは張りきって旅行記が
  書けそうです。それまではしばらく静かにしておきます♪
  
  旅は宮崎から鹿児島へ･･･。桜島の風景、改めてみるとホントにダイナミック
  ですよね。いつも噴火しているイメージがあるので、噴煙が上がっていても
  これが普通だと思ってしまうけれど･･･大自然のパワーを感じます。
  願わくば、大噴火は起こらないとよいのですが････
  
  そして知覧、悲しい歴史がある所ですよね。武家屋敷はどこも完璧に
  整っていて風情と見応えがあって綺麗ですよね。
  毎回、写真を見る度にちょっぴりセットのようにも感じてしまう･･･
  
  そして「知覧特攻平和会館」･･･私が知覧に旅行に行ったら訪れても
  たぶんじっくりと手紙などは見学出来ない気がします。
  
  若い頃･･･航空自衛隊の基地祭りで友人と２人っきりで、特攻隊物語を
  見た事があるんです。確か松本零士先生のアニメになっていて、とても
  見やすかったんですが･･･あまりにも悲しい話でボロ泣きした思い出が
  あります。若者は様々な覚悟を胸に飛び立ったんですよね･･･。
  
  noisaの叔父が特攻兵だったとは驚きました。特攻前に終戦を迎えて
  ホント良かったですね。それも叔父様の運命だったんでしょうが･･･。
  
  私の亡くなった祖父は中国に出兵した話や写真を時々見せてくれたけど
  食事が美味しかった〜、女の人が優しかった〜だの･･･そんな内容。
  ある種、お気楽でとても悪運が強いおじいちゃんでした。(笑)
  
  まだまだ寒い日が続くと思いますが風邪に気をつけて下さいね。
  私は先日、風邪で胃をやられ･･･２日間飲まず食わずで苦しみました〜
  
  　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　みかり

  norisaさん からの返信 2015/02/16 14:50:09

  RE: 大自然と悲しい歴史

  みかりさん
  
  こんにちは！
  
  おひさしぶりです。
  
  脳内旅行！？
  なるほど、それはシャレた用語です。
  ４トラではやるかも？（笑）
  
  桜島はたまに訪れるのは良いのですが。住むのはキツイでしょうねーー。
  お掃除だけでも気が遠くなりそう！
  
  知覧の武家屋敷は確かにセット？みたいな統一感です。
  でも、それぞれに素敵なお宅。
  隠居したらこういうところがいかな？（苦笑）
  
  特攻隊は全く歴史の汚点ですね。
  戦争に送るのも非情ですが、こちらはーーー。
  叔父は悪運が強かっただけですが、まあ良かったです。
  
  みかりさんが号泣されたのこと。
  確かに老若男女問わず涙なくしては聞けませんね。
  二度とないようにしたいものです。
  
  さて、今月末にご旅行ですか！
  どこでしょう？
  国内なら西方面かな？または東北？？
  お待ちいたしますね！
  
  norisa

• 前日光さん 2015/02/10 21:40:27

  遅くなりまして。。。

  norisaさん、こんばんは。
  昨日今日と、おそらくこの冬の最低気温ではないかと思われます。
  寒いですねぇ〜(>_<)
  
  ２，３日前にコメントを書き込んでいる最中に消滅してしまい、ガックリきておりましたが、またヤル気を奮い立たせております。
  
  桜島の噴火は、本当に気になりますね。
  この状態のままで、本格的なことにはならないのでしょうか？
  あの地域に住んでいたら、とても落ち着いて暮らせないと思ってしまいますが。
  
  知覧の特攻平和会館、傷ましい負の遺産ですが、きちんと正面から見つめなければいけませんね。
  その先に死しかないと知りながら、飛び立っていった若者たち。
  国家というものは、時として若者たちになんと残酷なことを強いるのでしょうか。
  二度と再び、このような状況に追い込まれる若者たちをつくり出してはならないと、強く思います。
  
  桜島とそこに住む人々、またこの地に住んで、歴史を動かしてきた人々、いろいろなことを考えさせられました。
  
  
  前日光

  norisaさん からの返信 2015/02/14 09:13:46

  RE: 遅くなりまして。。。

  前日光さん
  
  おはようございます。
  
  こちらこそ返事が遅くなり恐縮です。
  この２，３日公私とも多忙でカキコを拝見できませんでした。
  
  さて、おっしゃるとおり毎日寒いですね。
  はばかりながら前日光一体は神奈川の海沿いよりもさらに寒いよう。
  ご自愛を重ねてください。
  
  桜島は観光する分にはいいのですがーー。
  住むとなるとご苦労は大変なもののようです。
  お墓にも屋根つきがありました！
  
  知覧は武家屋敷も行きたかったのですが、叔父から聞いていた特攻兵の記念館には行かねばと思い初めて行きました。
  数々の手紙＝遺書は戦争の悲惨さを痛感させます。
  集団的自衛権も必要かもしれませんが、まずは戦争に巻き込まれないようにしっかりとしたかじ取りをしてほしいものです。
  （こういう他力本願もイケませんねーー）
  
  印象深い訪問先でしたーーー。
  
  norisa

• 白い華さん 2015/02/09 22:11:37

  「桜島の　噴火」に「知覧の　特攻隊」・・・と、鹿児島が　懐かしい。

  今晩は。
  「宮崎は　シェラトン・・・の　海辺！の　豪華リゾート・ホテル」。
  そして、
  「鹿児島は、城山観光ホテル」と　老舗！の　最高級ホテル。
  と、
  その　ホテル選び！は、
  私の「貧乏旅行」とは・・・違い、見応え！を　楽しみながら、「お洒落！な　ホテル・ライフ」を　拝見しています。
  鹿児島では、「落ち着いた！　和食コース料理」も、　上品さ！が　ありますねぇ〜。
  
  さて・・・。
  「桜島」は　噴火してて、噴煙が　『　活火山！の　躍動　』　を　魅せて・・・くれていますね。
  「風向き！　（偏西風）に　より、　
  噴煙・・・の　方向。が　決まってしまう」のでしょうが、　
  遠く・・・「宮崎　日南海岸の　プリンスホテル・駐車場」で　「火山灰を　浴びた・・・我が家！の　レンタカー」。
  ほんと、　遠く・・・まで、「桜島の　火山灰が　来る」を　目の当たり！にして、驚きマシタ。
  
  そして、「知覧の　特攻隊・記念館」は、
  若者たちの　人生！の　虚しさ。家族へ・・・の　最後の手紙。と、いろいろ、考えさせられ、「忘れられない！　観光地」に　なりました。
  ｎｏｒｉｓａさんの　おじ様は、「特攻隊員・・・でも、終戦を迎えて、助かりましたね」。
  そうゆう、偶然・・・も、『　運命　』　なんでしょうね。
  
  「知覧の　武家屋敷」は、早朝（９時過ぎ）で、
  両側！の　生垣並木・・・の　「刈り込み！作業」を　していまたね〜。
  ちょっと、高さ！が　ある・・・生垣。は、トラックの上から　刈り込み！作業をする。って　わかりました。
  ７つの　和風庭園・・・ですが、どこも、似てて、「知覧の　武家屋敷」は　「重伝建地区」でも　イマイチ・・・って　思いました。
  南九州の　「重伝建地区」は、　どこも・・・「武家屋敷の　庭・生垣」が　通り！に　面してて、
  「商家の　町並み！の　華やかさ」は　アリマセン。が
  また、荘厳さ！が　あり、「見事だなぁ〜」と　思いました。
  　　　　　　
  続く・・・「南九州の　旅」も　待っていますね。　　
  　　　　　　それでは　また
  
  

  norisaさん からの返信 2015/02/10 07:09:19

  RE: 「桜島の　噴火」に「知覧の　特攻隊」・・・と、鹿児島が　懐かしい。

  白い華さん
  
  おはようございます。
  
  いつもご丁寧な書き込みありがとうございます。
  
  いえいえ、シェラトンも城山ホテルも真冬のお得プランでした。
  おかげでトップシーズンの半値以下のような気がします。
  この時期、大ていの観光地はお安いような気がしますーー。
  
  さて、桜島は本当に大変ですね。
  美しさも際立っていますので美人の悪女といったところでしょうか（苦笑）
  住人の方々のご苦労が想像できます。
  風向きも重要ですね！
  
  特攻隊。
  これは衝撃ですね。
  知識としては知っていましたが、遺書/手紙を読むと実感がわきます。
  叔父は悪運？が強かったようですーー。
  
  知覧の武家屋敷、朝はそうなんですね。
  確かに刈込はピシッとしていました。
  ただ７つのお宅の差が少ないのがちょっと残念ですね。
  それでも風情は素晴らしいですね。
  
  他の武家屋敷も行きたかったと白い華さんのご旅行記で感じました。
  
  あと一回で終わりますのでご容赦くださいーーー。
  
  norisa
  
  

• aoitomoさん 2015/02/09 11:35:37

  知覧特攻にハマったのです。

  norisaさん
  
  『桜島』
  家族旅行で桜島も巡りましたが、灰が降る関係かお墓も独特な形をしていましたね。それが印象に残っています。
  観光バスの中では、桜島が噴火する度に撮影に夢中でしたが、住んでいらっしゃる住民の方はそれどころではないのですよね。
  素晴らしい景色の中で住んでいると共に灰と戦う大変な生活をしていることを学習しました。
  
  『足湯』
  黒酢のつぼ畑を眺めながらバスは進み道の駅「湯っ足り館」到着しましたよ。
  そして、足湯に浸かりましたよ。懐かしい。
  人が少ないのが羨ましいくらいです。
  私達の行ったときは、足湯に浸かる人が大勢いて場所を座る場所を探すのが大変でしたよ。
  観光バスで連れてこられる場所であるのかもしれませんね。
  
  『知覧武家屋敷』
  武家屋敷も懐かしいです。
  その頃は何も考えずに観光バスに乗っているだけで連れて行ってくれるので頭はカラッポでしたが。
  やはり借景を活用した庭の説明を聞いてました。
  
  『知覧特攻平和会館』
  私がハマったのはここでした。
  自宅に戻ってからも知覧特攻に関係する映画も色々みたり、ネットでも豊富に情報があるので夢中になってました。
  事実を知れば知るほど、やりきれない思いになります。
  noisaさんのの叔父さまが特攻兵というのも驚きました。
  
  『城山観光ホテル』
  口コミチェックも欠かさずいつも計算しつくされたホテルチョイスはさすがです。
  桜島ビューも最高ですし、夕食もコースでボリュームもあるし本当に極楽三昧です。
  この様な計画を立てられるのがいつも凄いと思ってます。
  どうも土地勘の無いところで計画を立てるのは苦手なんです。
  norisaさんの旅行記を拝見していると、これを真似たらドライブ旅ができそうといつも思います。
  ホテルは予算がなく真似できませんが〜(爆)
  
  aoitomo

  norisaさん からの返信 2015/02/09 11:52:06

  RE: 知覧特攻にハマったのです。

  aoitomoさん
  
  こんにちは。
  
  早速ご覧いただきありがとうございます。
  
  なるほど観光バスで回られたのですね。
  考えたら二十代からマイカー旅行しかしたことがないのです。
  
  観光バスならチェックポイントは全て行ってくれそうですね。
  足湯もそれなら混みそうです。
  （空いていたのは１月で寒いからかもーー）
  
  桜島は本当に大変です。
  屋根つきのお墓もありました（汗）
  
  武家屋敷は風情ありますね。
  電線もないので時代劇の撮影にも良さそうです。
  ただ夜は寂しそうーーー。
  
  特攻隊、まさしく他人事ではありませんでした。
  叔父の生死もまさに終戦もタイミングにかかっていたわけです。
  永遠のゼロ、まさしく現実にあったのですね！
  
  城山ホテルはちょっと高いので一番安いプランです。
  でもさすがに手抜きはなさそうです。
  写真はとれませんでしたが温泉も良かったですよ。
  何せ桜島がドンと正面にある露天風呂が売りですから。
  
  今日も神奈川は寒空ですが、沖縄以外みなそうでしょうね。
  早く青い海が見たいものですーー。
  
  norisa

• bingoさん 2015/02/09 00:49:20

  再訪したい！

  norisaさん　こんばんは。
  
  知覧特攻平和会館、御覧になったのですね。
  当時、20代のbingoが、博物館なんぞで、
  初めて胸がアツ〜くなった衝撃の場所でした。
  
  叔父様は、特攻隊員でいらっしゃったのですか？
  終戦で出撃は免れたとはいえ、想像も出来ない御覚悟が必要だったとお察ししてしまいます。（差し出がましい物言いで申し訳ありません。）
  
  散って逝った方々の遺書の文字が、綺麗で柔らかくて優しくて、
  御国に命を捧げる事が当たり前だったにせよ、
  アノ空間では、平和の概念が覆された気持ちになりました。
  
  上手く表現できませんが、もう一度、きちんと英霊の方々に、
  お礼を申し上げたい気持ちです。
  
  　　　　　bingo

  norisaさん からの返信 2015/02/09 11:11:39

  RE: 再訪したい！

  bingoさん
  
  おはようございます。
  
  ええ、やっと知覧に行くことができました。
  ２０代で行かれたのですか！
  その時の感動が伝わってきます。
  
  叔父は幾度かその時の話をしてくれましたが、こちらが幼いためほとんど忘れてしまいまいしたーー。
  
  今では全くの幻想のような悪夢。
  こうした事態は二度と来てほしくありません。
  イスラム過激派の若い自爆テロ犯とは同一視されたくはないですが、わずかばかりでも共通点もあるかもしれません。
  無益な特攻はあの記念館での展示が最後になって欲しいですね！
  
  ありがとうございました。
  
  norisa

• いつのんさん 2015/02/08 22:18:31

  知覧・・・何とも？

  
  
  norisaグランパ、おこんばんわ！
  
  いい旅行記ですね、無学なヘタレにはきついザンス！
  
  数年に１度はここに、でも右翼ではないですよ（笑）
  ご親族にいらしたのですか？
  
  たまたま自分も近くに陸軍中野や当時の将校さんの話聞く機会あり
  若い人に出陣させる気持ち、半端なかったような？
  かなり自虐的になった方も多かったとか？・・何とも？
  
  北みたいに報道規制されてない、イスラム国？の戦士
  怖いですね！
  
  もっと過激にならないといいのですが！
  
  とても考えさせられる旅行記ありがとうございました。
  
  いつのん
  

  norisaさん からの返信 2015/02/09 11:00:47

  RE: 知覧・・・何とも？

  いつのんさん
  
  おはようございます。
  
  ご丁寧な書き込みありがとうございます。
  
  数年に一度もここを訪問されるのですか！？
  それは見上げたものです。
  
  叔父が特攻隊員だったこともあり、初めて知覧を訪れました。
  彼は幸い特攻する前に終戦を迎えましたが、あと数日終戦が遅かったら彼も２０代で亡くなっていたところでした。
  
  今は日本は幸い平和ですが、世界の数十か所で戦争やテロが頻発しています。
  そういう組織の為政者や指導者には知覧や広島/長崎をじっくり見学してもらいたいもですね。
  
  ありゃ、いつのんーnorisa会話にしてはマジすぎました？（苦笑）
  ＴＰＯに応じてマジにならないとね（笑）
  
  ゴージャス旅の続き、楽しみにしております。
  
  norisa