2014/11/26 - 2014/11/26
120位(同エリア733件中)
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ANAマイルの期限が迫っていたので、ビジネスクラスでどこかに行くべく検討を始めたのが今年の春でした。マイル残高的に行けるのは南アジア辺りまで。
これまでに行ったことのない国という条件を加味すると、どうしても浮上してきてしまうのはインドでした。いずれは行くことになると思っていたのですが、いざ具体的に計画するとなると不安が多すぎてなかなか決断が出来ません。行くと必ず下痢になると聞きますし、石を投げれば詐欺師に当たるくらいのレベルで騙されるとも聞きます。私にとってある意味インドは唯一無二、世界は『インド』と『それ以外の国』の2つに分けられると思うくらいハードルの高い国でした。
インドじゃなくてインドネシアにしようという心の声をなんとか抑えて特典航空券を予約したのが6月下旬。
少ない日数ですがどうせインドまで行くのなら印パ国境を越えてみたい。自らハードルを上げつつそれから5か月、寝ても覚めてもインドとパキスタンのことを考え続けて旅程を組み上げ、現地の移動手段とビザを手配しました。
出発3週間前になって、国境のパキスタン側で自爆テロ事件発生という衝撃のニュースが飛び込んできました。死者50人超。私も行くつもりだった、国境のクロージングセレモニーを狙っての犯行だそうです。元々テロなど滅多にないラホール近郊、前代未聞の事件でした。
はたして影響は?国境は閉鎖されているのか、クロージングセレモニーは開催されているのか。一切の続報を得られないまま出発の日を迎えました。国境に行くかどうかは現地で情報収集して決めよう…。
さらに出発当日の日本で思わぬアクシデントに見舞われながらも、以下の日程で旅してきました。
11/21(金) 成田→デリー→アムリトサルへ
11/22(土) アムリトサル→(国境)→ラホール
11/23(日) ラホール→(国境)→アムリトサル
11/24(月) アムリトサル→バラナシ
11/25(火) バラナシ
11/26(水) バラナシ→アグラへ
11/27(木) アグラ
11/28(金) アグラ→デリー
11/29(土) デリー→成田へ
11/30(日) 成田着
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- 鉄道 船 タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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結局3時間しか眠れず、5時前に起きて仕度しました。バラナシは温かいのでダウンを着て行くか迷いましたが、結果的には着て行って大正解でした。
この時期の5:30はまだ真っ暗。待ち合わせ場所に行く途中で何人かのボート漕ぎに勧誘されましたが、「約束してるから」と断りました。
ガートに座って待っているとヒロシがすぐに現れました。別のボートに乗る欧州人の友達とも待ち合わせしているそうで、彼らが現れるまで暫く待たされました。
船底に溜まった水をバケツで何十杯も汲み出しているヒロシ(手前右のボート)。どんだけ浸水してるんだ…大丈夫か? -
間もなく夜が明け始めました。他のボートが次々と出発していきます。
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結局欧州人の友達は現れませんでした。なんとなく、外国人旅行者の心の中には『インド人はどうせ旅行者を騙すんだから、旅行者がインド人との約束を破ってもどうということはない』的な考えがあるのかもしれないと思います。
私も人のこと言えません。昨日ヒロシと約束した時点では最悪ばっくれようかなと思っていました。もしヒロシが悪人だったら、昨日ぼれなかった分を回収するなら今日でしょうからね。それでもわざわざ早起きして約束を守ったのはヒロシを信じる気持ちの他、バラナシでは一度会った人にやたらとばったり出くわすので(ヒロシ、ブラピ、ジョニーデップ)、ばっくれた後に再開したら物凄く気まずいと思ったからです。 -
ガンガーを流れる死体…ではなく、泳いでいるインド人です。ガートから勢いよく飛び込んで、そのままクロールで沖に泳いで行き、適当なところで万歳の姿勢で浮かんでいました。左が万歳した両腕、右がつま先です。
さっきガートから河を眺めていたら、岸から10mくらいの所で大きくバシャッと水が撥ねたので、ガンジスカワイルカがまだいるのか!と非常に心が躍ったんですが、あれももしかしてインド人だったのかな…。いやでもあれが人だとしたらバシャッの時以外はずっと潜水で移動してたことになる。 -
待っている間に昨日会ったヒロシの友達が現れて、チャイを奢ってくれました。ボートの上でトイレに行きたくなったら困るので断りましたが、聞きやしない。でも熱々で美味しかったです。
6時を過ぎてから漸く出発しました。別にヒロシを責める気はないけど、待ち合わせをもっと遅い時間にしても良かったんじゃないか?
沐浴というかお風呂に入りに来た感じの人々。シャンプーで頭を洗っていました。 -
昨日とは違うボートに、コの字型に赤い布を敷いて出発。ボートはヒロシの所有じゃないのかな?
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今日のコースは昨日とは逆で、上流に向かいます。
クミコハウスだ!何十年も前から超有名なバラナシの宿。見られて嬉しい。
バラナシに行こうと決めた頃に、泊まろうかなと思って調べてみたんですが、安いけど汚い上にドミトリーは薬中だらけだと知って即却下したのでした。
ヒロシが「あそこにはジャパニーズジャンキーが沢山いる」と解説してくれました。現地のインド人の間でも有名じゃん…碌でもないな。 -
川岸に洗濯用のスペースがありました。タオルかシーツのような布を石板に叩きつけながら洗っています。この後ヒロシがかなり川岸に接近してくれたので、水しぶきがかかりそうでした。
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高齢の西洋人観光客を満載したボートを、土産物を満載したボート2台が追尾していました。沢山買って貰えるといいね。
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イチオシ
サドゥー?
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子供の絵が描かれているボート。お団子付きのターバンを巻いたシーク教徒の子供も描かれていますね。
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ヒロシが朝日が出たと教えてくれましたが、「え、どこ?どこ?」と暫く探してしまいました。バラナシの朝日全然眩しくないから存在感が無いんだよ。
写真は多少時間が経ってよく見えるようになった朝日。 -
ストライプ柄のガートの上にヒンズー教の寺院が見えました。右の方。
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ピンク色に染まった水面が美しい。
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右の巨大な竹の骨組みは一体何だろう。船のドック?
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ガートに一列に並んでヨガをしていました。
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ここにも洗濯場が。
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太陽が明るくなってきました。
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なんと洗濯場のすぐ上流に火葬場がありました。バラナシに火葬場は2か所しかないから、ここはハリシュチャンドラガート?
洗濯場に火葬場の灰が流れていくんじゃないかと思いましたが、昨日ガンガーに流したロウソクの動きを思い出してみると、川岸の水は川の中央に向かって流れていくようだったから問題ないのかな。 -
ヒロシ曰く、こちらの火葬場はマニカルニカーガートと違い、薪だけでなく電気での火葬も行っているそうです。電気の方がお金がかからないので、お金が無い人はこちらを利用するそう。
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イチオシ
太陽が眩しく感じられるようになってきました。
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漁船?
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釣った魚はそうやって運ぶの?
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岸に流れついたお供え物の花を、牛がモグモグ食べていました。
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洪水の時の水位が柱に記されていました。
洪水でなくても雨季はガートが水没して歩けなくなるらしいですね。 -
あんな所まで水没したらえらい事になるよなあ。
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沐浴する女性。
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朝日に照らされるニランジャニーガート。
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左の宙に浮いてるおじさんが大声で私を呼び、タコ踊りのような不思議な踊りを激しく狂おしく披露したと思ったら、唐突にガンガーに飛び込みました。その瞬間の写真です。あっははははは!!!大爆笑!
冷たい川に飛び込む前に自分を鼓舞していたんでしょうね。 -
イチオシ
ついに太陽が直視できない眩しさになりました。最初に姿が見えてから25分後のことです。最初からMAXだったサハラ砂漠の朝日とはえらい違いですね。
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「ヨーロッパの女の子がボート漕いでる!」とヒロシがびっくりしてました。
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水面が輝いています。
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沖に出て来て、聞こえるのはオールを漕ぐキィ…キィ…という音と水の音だけ。
落ち着く…。めちゃくちゃ快適。 -
イチオシ
対岸にやって来ました。
沐浴する2人の娘さんをお父さんが撮影していました。寒そうだな娘さんたち。 -
ヒロシに「あなたも入ってみたら」と言われましたが、いやー無理無理。ここ浅いよと言われても無理。靴もボトムもこれしかないし寒いし。無理だ〜。
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ヒロシが「ムリダ~」と笑いながら岸にボートをつけてくれました。
「無理」は日本人旅行者がよく使う言葉だそう。あと「あ~」と「へぇ~」。 -
リアス式海岸みたいにギザギザしています。
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沐浴後に着替えるためのスペース。
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沐浴を楽しむインド人ファミリー。
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こんな綺麗な貝が落ちていて砂浜みたいでしょう。
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花で飾られているボート。
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イチオシ
再びボートに乗り、乗船した地点に戻ってヒロシの友達が乗り込んできました。
なんか嫌な予感(ぼられる予感)がするので今岸に降りたかったな。ボートの上で無茶言われたら逃げ場がないからなあ。 -
日向ぼっこしながら川を漂流しているカモメ。川にカモメがいるというのもよく考えると不思議。
日が昇ったら暖かくなるかと思いましたが、むしろ時間が経つにつれて芯から冷えてきました。風も全く吹いてないんですけどね。ダウンを着て来て本当に良かった。 -
ヒロシの友達は日本語が全く話せません。岸からチャイを持ってきてくれました。
仕事はガイドをしているそうで、私のアグラ行きのチケットを見て「この列車は9番のプラットフォームから出るよ」と教えてくれました。本当?よくそんな事まで分かるね。列車の本数物凄く沢山あるのに。 -
ヒロシの友達が言うところの『船のスーパーマーケット』が近付いてきました。
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ポストカードなら欲しかったですが、値段を聞いてみると高い。「ベンガリー・トラにあるお店なら1枚5Rs(約10円)で売ってたからあっちで買うよ(全部本当で本音)」と言ったらしぶしぶ5Rsで売ってくれました。
象の置物(600Rs)やガンガーの水を汲むミニチュアの瓶(一番小さいので100Rs、ワンサイズ大きくなるごとに+100Rs)も勧められましたが、高いしガンガーの水を持って帰っても腐りそうなのでやめとく。ネックレスも…欲しいと思えるものが無いなあ。これも100Rsくらいして安くないし。 -
結局ポストカードしか買いませんでしたがしつこくて時間がかかり、気が付いたら下流のマニカルニカーガートの先まで流されていました。
傾いて水没しているスィンディヤーガート。ヒロシの友達がパンチしたら傾いたそうです。すごいねー。 -
瞑想している女性。
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マニカルニカーガートの前には、火葬用の薪を満載したボートが浮かんでいました。この大量の薪はどこから運ばれてくるのかな。
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今は煙が上がっていません。
旅行前に見た情報の中に、バラナシは町全体がなんとなく煙くて独特の臭いがするというのがありましたが、そんなことはありません。他の町と同じようにとにかく土埃です。 -
階段の奥が参道のように見えました。
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そこかしこに薪が積み上げられています。かなり高く積まれていますが、上の方の薪はよじ登って取るのかな…。
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ラリターガート。奥にネパール寺院があるそうです。
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インドでよく見た鳥。この鳥がどこにでもいる代わりに、ハトやカラスは全く見かけませんでした。
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ダシャーシュワメードガートが見えてきました。
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シヴァとガンガー。ガンガーはガンジス川を神格化した女神で、クンビーラ(金毘羅)というワニに乗っています。
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ボートにペンキを塗っていました。
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石を積み上げた土台、不安定そうで怖いな〜。
無事、出発地点に戻ってくることが出来ました。かなり時間をオーバーしていましたが、料金も昨日約束していた250Rsしか請求されませんでした。ありがとうヒロシ!凄く楽しかった。ボート最高!
ヒロシにはムンシーガートからガンジスに川に向かって右手の方向をうろうろしていれば遭遇できる可能性が高いと思います。 -
一旦宿に戻ってから朝食を摂りに出掛けました。まだ朝飯前だったんですよ。
ベンガリー・トラにあるスパイシーバイツという店に入りました。宿の近くにあるのでこれまで何度も前を通っていたんですが、いつも結構混雑していたので入ったことがありませんでした。
メニューを見ると、昨日や一昨日に入ったレストランよりも全体的に若干高め。日本料理や韓国料理が豊富ですが、チキンビルヤーニー(130Rs≒260円)とミルクティー(20Rs≒40円)を注文。ビリヤニは食べたことがないので辛い料理なのかどうかも知りませんでしたが、一応辛くしないようにお願いしました。
暫くして運ばれてきたビリヤニには、大きな骨付きチキンの塊がゴロンゴロン埋められていました。美味しい。傍から見ても美味しそうだったのか、他の席でコンチネンタルブレックファーストを食べていた白人のおじさんが「それは何だい?」と尋ねてきました。
ミルクティーはやはりチャイの味。チャイはチャイで別にメニューにあるんだけどな。 -
ルピーが無くなってきたので、通り沿いの両替所で両替しました。
ボードのLNYって何だ?と思ったらCNY(人民元)か…。
右の張り紙もそうですが、バラナシでは日本語よりもハングルをよく見かけました。旅行者も韓国人の方が多そう。それでもウォンは両替出来ないんですね。 -
バラナシ到着初日に行ったソナルレストランの隣のラッシー屋?前を通る度に店主に声を掛けられていたんですが、毎回「後でね〜」と通り過ぎていました。今日でバラナシを去るので入っておこう。
店主が示す方向の階段を進んだら、そこはなんとどう見ても民家の中庭でした。…?!! 席はどこ?? -
これが外観。右の階段を上ったら上の写真の中庭でした。
どうやら席はソナルレストランのものを使うようです。確かにソナルレストランにはキッチンがなくて、どこかから料理を運んでくるスタイルなんだよな…。
それにしてもなんで誰も止めないんだ私を。人ん家に入っちゃったよ。 -
メニューがないようですが店主がメニューと料金を述べてくれたので、プレーンラッシーを注文しました。
フワフワの泡の下のラッシーはサラッとしていて、ババラッシーのラッシーとは別物でした。美味しい。
店主は気さくでしたが、清算の時に40Rs(約80円)と言われてアレッとなりました。さっき30Rsって言わなかったっけ?私の聞き間違いの可能性もあるけど釈然としないなあ。 -
また宿に戻ってシャワーを浴び、荷造りしてチェックアウトしました。宿泊費を支払い、列車の時間まで荷物を預かって貰います。
滞在中全く立ち寄る事のなかったロビーに旅行者と宿のスタッフが数人おり、友好的な雰囲気だったので少し話しました。旅行者の1人はバックパックを背負ったままソファに腰掛けて出発準備万端のドイツ人青年。なんと日本語が達者でした。もう1人は東アジア系の女の子で、逆に「なに人に見える?」と尋ねてきました。む、難しいな…ほぼ2択なのに。ちらっと見えたスマホの画面に並ぶ文字で中国人だと見破り(?)、中国のどこかと尋ねたら、フージェンだと言う。フージェンって日本語読みで何だっけ…と考えていたら、「台湾の近く」とヒントをくれました。あー、福建ね!漢字分かるよ!と紙に書いて見せたら、凄くびっくりして喜んでいました。どうして書けるの?!と聞かれたので、それは私が日本人だから!と答えました。
…答えになってるかな?
宿を出てふと上を見たら、猿が抱き合って眠っていました。日光東照宮のレリーフにありそうな光景。カメラを向けたら敏感に目を開けてこっちを見ていましたが、大丈夫だからそのまま寝ていてくれ。 -
ベンガリー・トラの北の出口の辺りに行ってみました。真っ直ぐ行くとダシャーシュワメードガートの辺りに出るのかな?
道の真ん中に寝ている犬、歩いている姿の写真を画像加工してそのまま90度倒したような格好をしてますね。 -
こういうのデパートのエスニック系雑貨屋とかでも売られてますよね。
菩提樹やムクロジの実が付いているブレスレットが10Rs(約20円)という安さだったので、お土産用に5本購入しました。
ムクロジの実というものを私は知らず、菩提樹の実だと思って購入したんですが、ムクロジは数珠や羽根突きの羽根の黒い部分に使われることでお馴染みの実らしいです。 -
娘さんと一緒に写真に写ってと頼まれました。例によってお返しに撮らせて頂きます。後ろの無関係のお爺さんがいい味出してるね。
そうこうしていたらジョニーデップに声を掛けられました。おお、見つけてくれると思っていたよ。 -
ジョニーデップのお店は歩き方に載っているメグカフェの近くだと言っていましたが、お店というか野菜市場の片隅の小屋でした。
おそらく本人の手書きで『ジョニーデップのお店 インドの金閣寺 よってらっしゃいみてらっしゃい! 友達のブラピもいるよ』と書かれています。
私が行った時にたまたま日本人の女の子2人がいました。彼女達はなんと、昨日ボートに乗っていた時にガートから手を振ってくれた人達でした。わー!話せて嬉しい!
1週間の日程でインドを廻っていて、昼過ぎの列車でデリーに向かいそのまま帰国するそう。2人は旅の初めのニューデリー駅で、歩き方に載っているのとそっくり同じ手口で騙されたそうです。2階の外国人専用切符売り場はクローズしていると言われて旅行会社に連れて行かれるやつ。詐欺師の演技が迫真で、手口を知っていても騙されてしまったのだとか。恐ろしいな…。
私が今のところまだ騙されていないと言ったら凄い!と言われましたが、まさに今これから騙されるのかも…(笑)
間もなく駅に行く時間になり、ブラピに送られて去って行きました。爽やかな2人だった。会えて良かったです。 -
ジョニーデップの店には、日本人の寄せ書きやこのお店を紹介しているブログをプリントアウトしたものが沢山飾られていました。旅行者の間で結構有名なお店のようです。旅行者向けの店といっても旅行者が来るような場所にある訳ではないからああして営業してるのか。
それらを見せてもらった後に、各種布製品を見せてもらいました。何か買いたいと思うものの、インドというかバラナシの布製品は生地がしっかりしていて肌触りが硬いものが多く、柄も象とかで派手なのでなかなか好みのものが見つけられませんでした。柔らかくて軽くて首に巻けるものが欲しいんですけどね。
色々見せてもらって、綿に毛糸と金糸が織り込まれたちょっとマフラーっぽいストールを発見。可愛い!深緑×白のと濃いピンク×白の2枚を購入しました。1枚200Rs(約400円)。値切らずに買うなんていつもはあり得ないんですが、2人には色々お世話になってるし奢って貰っているので鋼の意思で値切り心を抑えました。
買い物の後はまたお喋り。ジョニーデップは観光目的で2カ月くらい日本に来たことがあるそうです。東京を電車でくまなく回り、京都や大阪にも行ったそう。京都で金閣寺を見て気に入って、自分のお店の名前を金閣寺にしたんだそうです。ちなみに金閣寺も英語でゴールデンテンプルというそうですね。黄金寺院と同じ。
大阪は人の雰囲気がなんというかインド人に似ていたそうで、「あれ~ここインドかな?」と思ったそうです。凄いな大阪。
日本食はどうだったか尋ねてみたら、あまりお気に召さなかったようでした。というのもジョニーデップはベジタリアンなので、何にでも肉が入っている日本食は殆ど食べられるものが無かったそうです。あー確かにね~。天ぷらやご飯は食べられたけどうどんは口に合わなかったそう。うどんのつゆは鰹だしだけどどうやって食べたんだろう?
一方のブラピはベジタリアンではありませんが、手相占いで魚を食べると良くない(カルマが溜まる?)と言われたので一切食べないそうです。インドの人は手相占いをとても信頼しているそう。そういえば昨日ブラピに肉と魚どっちが好きかを聞かれ、どっちも好きだと答えたら「それなら○○(私)の為に毎日ガンガーで魚を獲るよ!」と言われたんだった。そういう訳で聞いてたのか…。私は寿司が好きなんですが、ガンガーフィッシュを寿司で食べるのは勘弁だなとか思っていたよ。
今日の夕方の列車でアグラに向かうんですが、ブラピに「アグラに行かないでバラナシにいようよ」と引き留められました。タージマハルは入場料高いしアグラは悪人だらけだよ~と。そうかもしれないけど、そうと分かっていても一目見たいよなあタージマハルは…。
どうしても行くと言ったら、自分もついてくると言いだしました。ええー遠いよ!夜行列車だよ!ブラピは「一人で行ったら途中で『あれ~、ブラピいない、どこ~(裏声)』って泣くことになるよ」と寸劇を交えて説得してきました。可愛いな! -
これからマニカルニカーガートに火葬を見に行くと言ったら、ブラピが連れて行ってくれるとのこと。
その前に着替えたいと言うので、ブラピの家に立ち寄ることになりました。 -
何やら公園のような所で説法?をしていました。
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サンダルを修理しています。
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ブラピの家は大通りから路地に入った所にありました。
現地の人のお宅訪問って初めてだ。 -
入ってすぐの所にいた女性を、ブラピは「2番目のお母さん」と紹介してくれました。インドって一夫多妻制なの?初めて知った!
突然息子が外国人を連れてきたにもかかわらず、2番目のお母さんはニコニコして出迎えてくれました。よくあることのようです。
ブラピの家はゲストハウスのような構造で、真ん中に吹き抜けがある4階建てくらいの建物でした。これ全部がブラピの家なの?親戚一同で住んでるのかな。
ブラピのバイク、HERO HONDA。本物のHONDA?と思いましたが、調べてみたらインドのオートバイメーカーで、世界最大の自転車生産量を誇るインドの自転車メーカーヒーロー・サイクルと、日本の本田技研工業との合弁会社だそうです。現在は合弁を解消してヒーロー・モトコープという社名に変更しているそう。 -
2階だか3階にブラピの部屋はあり、物が多い部屋の真ん中に大きなベッドがあってブラピのお母さんが寝ていました。私が来たので慌てて起こさせてしまって申し訳ない。床は石造りで、入口で靴を脱いで上がらせて頂きます。ブラピに入口近くの椅子を勧められたので座っていたら、ブラピのお母さんがこちらにどうぞとベッドに座らせてくれました。お母さんは具合が悪いのか呼吸が乱れていたのでますます申し訳なく、どうぞ横になっていて下さいと身振り手振りでお願いしたんですが頑として横にはなられず、ブラピの弟?らしい男の子にチャイを持ってこさせて振舞ってくれました。おおお…申し訳ない。
ブラピが部屋の外で行水して着替えている間、お母さんの横でテレビを見させて貰って若干気まずく過ごしました。テレビは薄型で壁に設置されており、土埃除けの為か新品の時に画面に付いているシートが貼られたままでした。ベッドは板張りの上に毛布が敷いてあって硬かったです。
ブラピは着替えが終わった後に屋上に連れて行ってくれました。眺めが良く、ガンガーも少し見えました。良い所だね。
近くの建物におっさんのような格好で座っていた猿。 -
屋上まで続く吹き抜け。
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周囲は360度、同じくらいの高さの建物が見渡す限り並んでいます。
アムリトサルやバラナシでは、頭から爪先までを布でぴっちり覆って路上で寝ている人をたまに見かけましたが、この屋上で1人そうやって寝ている人がいてギョッとしました。誰なんだろう…聞けない。 -
モスクって言ってたかな。女性が沢山の黒い布を干しています。
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着替えたブラピと共にマニカルニカーガートに向かいます。
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マハラジャみたいな人がいると思ったら、新郎だそうです。
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ダシャーシュワメードガートに降りる階段には、何やらお皿を脇に置いた女性達が座っていました。よく見ると少しずつ生米が入っています。
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ガートでは結婚式がいくつも行われているようでした。ブラピによると、ダシャーシュワメードガートの横(南)にある赤い建物が結婚式場(?)なんだとか。
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赤いベールを被っているのが新婦かな?
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参列者を満載したボーダフォンボート。確かに祝い事向きなめでたい外観。
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マッサージをしていました。
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火葬場の近くまで来ると、余所とは比べ物にならないくらい川が汚れていました。こんなに汚い所は他で見ませんでしたが、この汚さがバラナシに来る前に抱いていたガンジス川のイメージに近いのかもしれません。
火葬場は写真撮影厳禁なので写真はここまでです。マニカルニカーガートは川から見た通り意外に広くなく、動物がやたら多くて全体的にごみごみして汚れた印象でした。薪代を請求してくる輩に絡まれることで有名ですが、ブラピと一緒だったので大丈夫でした。助かった。火葬を見物しているのは旅行者よりもインド人(遺族ではない)が多かったです。
あまり近くには行きませんでしたが、自分がいる所と同じ高さで5mくらい離れた場所で焼かれている遺体がはっきり見えました。まだ焼き始めのようで、薪から突き出ている両脚はまるっきりマネキンのようでした。薪が燃えるにつれ、だらりと垂れ下がる腕が見え、やがて仰け反った頭と胴体が見えてきました。今燃えているのは胴体と顔だけ。
私は幸いなことにこの年まで葬式に参列したことがないので、死体自体を生まれて初めて見ました。人形ではなく人間だと理解しても正直何も考えられませんでした。ただ見ているだけでした。しかしこの場に留まり続けるのは嫌で、ブラピに促されてもガートには座らず、立ったまましばらく眺めて早めに引き揚げました。風がなかったせいか、臭いは特に感じませんでした。
バラナシに行ったら火葬場見学は必須だと思っていましたが、火葬を見てトラウマが出来るのが嫌で旅程計画時にバラナシを避けようと思っていたくらいなので、ほぼノーダメージで見学が済んで良かったです。
ブラピが言うには、火葬の薪代は政府が補助してくれるので無料なんだそうです。つまり旅行者相手にカルマがどうとか言って薪代を請求してくる輩にお金を払っても、全額そいつらの懐に入るだけのことらしい。お金が無くて薪代を払えない人は上流のハリシュチャンドラガートで火葬すると今朝ヒロシに聞きましたが、ブラピは政府の補助を受けたくない人はそうするんだと言っていました。双方の話が事実だとしたら補助を受けないのはどうしてだろう。何か条件があるのかな。外国のことは分からないことだらけです。 -
ジョニーデップのお店に戻ったらもういい時間だったので、ババゲストハウスに荷物を取りに行きました。途中までブラピが送ってくれ、ベンガリー・トラの入口で待っていてくれました。バックパックを背負ってベンガリー・トラを歩いていると、ここ数日の間に挨拶を交わして顔見知りになっていた沿道のお店の人が何人か、「バラナシを発つのかい」「今度はもっと長くおいで」と声を掛けてくれました。いい町だよねバラナシ。温かい。
ジョニーデップがマギー(インスタントラーメン)を作って振舞ってくれました。全く気が付きませんでしたが、開けた入口の扉の後ろに隠れる位置にコンロがありました。寝床もあるし、ジョニーデップはここに住んでるんだろうな。
「辛くしない方がいい?」「コリアンダー(パクチー)は入れない方がいい?これ嫌いな日本人多いよね」と好みを聞きながら作ってくれました。ありがとう。 -
スプーンで頂きます。おお…美味しい!野菜も入っていてトマトラーメンといった感じの味。勿論べジだと思いますが出汁が効いています。麺はチキンラーメンのような麺かと思いきや、サッポロ一番のような麺でした。本当に美味しく、全く無意識で日本でするように啜って食べてしまいました。しまった。2人はそれ日本の食べ方だよね。いいよいいよと言ってくれましたがその後は控えさせて頂きました。久しぶりの麺類に我を忘れてしまった。
ブラピは最後までアグラについて来たがり、私のチケットを丸めて隠すふりをしたり、私の荷物(国内線で機内持ち込み出来る重さ、7kg以下)を持ち上げて「重い!これは一人で運ぶのは無理だ」と寸劇をかましたりしましたが、「私は1人で行く。なぜならこれは一人旅だから」と言ったら漸く納得してくれました。どこまで本気なのか分かりませんが、実はアグラまで行くつもりでわざわざ着替えていたようです。
2人は暑期になったら涼しいラダックに行くそうで、4月にまたバラナシにおいで、一緒に2ヶ月くらいラダックに行こうと誘ってくれました。嬉しかったし行ってみたいけど2ヶ月も休みは取れないし、4月には私のインドビザが切れてるな…。2人とも人生を楽しんでいる感じで羨ましかったです。
そうこうしているうちにいつの間にか列車の時間まで1時間を切っていて、大慌てでお礼を言ってお店を出ました。 -
ブラピの知人のオートリクシャーを紹介されました。運賃はブラピが交渉し、200Rs(約400円)。高い!最後の最後でぼられたかな。いや考えないようにしよう。
運転手を急かしてバラナシ駅へ。 -
駅までは意外に近く、20分程で着きました。これ本当に駅?バラナシとは書いてあるけどレールウェイともジャンクションとも書いてないから不安。
運転手に念のため料金を確認してみたら、言ってみただけという雰囲気で250Rsと言われました。冗談言うなや。
駅に向かって歩いていると、ちょうど左手に夕日が沈むところでした。 -
駅舎の中には電光掲示板があり、プラットフォームナンバーも表示されていました。おお便利。
ヒロシの友達が言っていた通り、私が乗る列車は9番のプラットフォームでした。凄いなヒロシの友達。 -
通路を歩いてホームに降ります。
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私が乗るMarudhar Expressの出発予定時刻は17:20、当駅始発です。15分程前に入線してきました。
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列車は早歩きよりちょっと早いくらいのスピードでゆっくりゆっくり進んできます。
まだ列車が動いているうちに、予約不要の2等座席に向かって乗客が殺到していきました。窓からも乗り込んでいます。基本的に窓には鉄格子がはまっていますが、車両の真ん中の窓一ヶ所だけは鉄格子がありませんでした。避難用? -
私が乗るA/C 2-Tierの車両が通り過ぎて行ったので、ホームを歩いて追いかけました。
入口の所に乗客名簿が貼られていると聞いていましたが、ありませんでした。写真を撮るのを楽しみにしていたのにな。 -
列車のチケットもCleartripから手配しました。飛行機のチケットと違って、列車のチケット手配は色々と面倒でした。メールでパスポートの画像を送って承認して貰ったり。
バラナシジャンクション駅→アグラフォート駅のA/C 2-Tier、席はSide Lowerで運賃は1,417Rs(2,570円)でした。
上段に登るための階段がないなあと思いましたが、どうやらこの黄色い手すりがそうのようです。 -
7クラスのうち上から2番目に高い席なので、周囲のインド人もなんとなく落ち着いた雰囲気でした。外国人旅行者は意外に少ない、というか私の近くにいない。
寝台の利用は22時からとのことでしたが既にフラットになっていました。紙袋に入ったシーツと毛布が置いてあります。向かいの席のおじさんが私の寝台に勝手に座っていたので、とっととベッドメイキングを始めて退いて貰いました。勝手に荷物を置いているので私の上段なのかと思いましたが、違いました。
乗り込んで暫くすると車掌がやって来てeチケットを確認し、外国人向けの注意が書かれたプリントを読まされ、サインを求められました。知らない人から貰った食べ物を口にしない等といった注意事項が書かれていたと思います。 -
汚れたり蹴られたり盗まれたりするのが嫌なので、バックパックも靴(シーツが入っていた紙袋にIN)も寝台の上に置いてロックし、脚を乗せて寝ます。
寝台列車に乗るのはこれで確か4回目くらいですが、下段を利用するのこれが初めてです。一度経験してみたいと思って敢えて選びました。さらに1人になりたいので向かい合わせでないサイドの寝台にしました。
私の席は車両の先頭で、扉を出たらトイレがすぐそこという便利な位置でしたが、通行人に引っ掛かってカーテンが何度も開けられて不快でした。カーテン越しに人が触れて落ち着かないし、下段はこういうデメリットがあるんだな…。一度経験出来た事は良かったけど今後は絶対上段にしよう。
A/Cの車両は冷房が効きすぎて寒いと聞いていましたが、特にそんな事はありませんでした。時期的に冷房を入れてないのかもしれません。トイレは出発直後は空気が籠った感じでちょっと蒸し暑かったですが、時間が経ってから行ったら隙間風で凄く冷えていました。 -
早々にカーテンを閉めて寛いでいたら、弁当の注文受付がやって来ました。興味があったので内容と値段を聞いてみると180Rs(約360円)とのこと。内容は勿論カレー+α。高いな…量も多いんだろうな、出来合いのカレーだから絶対辛いよな…と考えて注文するのはやめておきました。非常用のバランス栄養食と水で夕食を済ませます。あんまり食欲ない。
このようにカーテンを閉めても光が洩れて眩しいので、耳栓とアイマスクをして眠りました。にも拘わらず、途中の駅で乗りこんできた女性にカーテンを開けられて上段の席と代わってくれないかと言われたりしました。手すりに固定したバックパックを移動させるのが面倒臭いから嫌だよ。
列車はガタンゴトンレベルじゃない揺れがあり、眠っていたらガチで地震の夢を見ました。舞台は実家、いつまで経っても揺れが収まらない地震は恐怖でした。
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