2014/11/22 - 2014/11/22
31位(同エリア134件中)
- #徒歩で国境越え
- #アムリトサル国際空港
- #黄金寺院
- #グル・ラームダース・ニワース
- #ワガ村でハーレム
- #リクシャのタイヤ修理
- #屋台でピーナッツ購入
- #激辛シャワルマ
- #郵便局
- #シーク教徒のおじさんに飴を貰う
関連タグ
susuさん
ANAマイルの期限が迫っていたので、ビジネスクラスでどこかに行くべく検討を始めたのが今年の春でした。マイル残高的に行けるのは南アジア辺りまで。
これまでに行ったことのない国という条件を加味すると、どうしても浮上してきてしまうのはインドでした。いずれは行くことになると思っていたのですが、いざ具体的に計画するとなると不安が多すぎてなかなか決断が出来ません。行くと必ず下痢になると聞きますし、石を投げれば詐欺師に当たるくらいのレベルで騙されるとも聞きます。私にとってある意味インドは唯一無二、世界は『インド』と『それ以外の国』の2つに分けられると思うくらいハードルの高い国でした。
インドじゃなくてインドネシアにしようという心の声をなんとか抑えて特典航空券を予約したのが6月下旬。
少ない日数ですがどうせインドまで行くのなら印パ国境を越えてみたい。自らハードルを上げつつそれから5か月、寝ても覚めてもインドとパキスタンのことを考え続けて旅程を組み上げ、現地の移動手段とビザを手配しました。
出発3週間前になって、国境のパキスタン側で自爆テロ事件発生という衝撃のニュースが飛び込んできました。死者50人超。私も行くつもりだった、国境のクロージングセレモニーを狙っての犯行だそうです。元々テロなど滅多にないラホール近郊、前代未聞の事件でした。
はたして影響は?国境は閉鎖されているのか、クロージングセレモニーは開催されているのか。一切の続報を得られないまま出発の日を迎えました。国境に行くかどうかは現地で情報収集して決めよう…。
さらに出発当日の日本で思わぬアクシデントに見舞われながらも、以下の日程で旅してきました。
11/21(金) 成田→デリー→アムリトサルへ
11/22(土) アムリトサル→(国境)→ラホール
11/23(日) ラホール→(国境)→アムリトサル
11/24(月) アムリトサル→バラナシ
11/25(火) バラナシ
11/26(水) バラナシ→アグラへ
11/27(木) アグラ
11/28(金) アグラ→デリー
11/29(土) デリー→成田へ
11/30(日) 成田着
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 5万円 - 10万円
- 交通手段
- タクシー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
まだ暗いうちにアムリトサル国際空港に到着しました。
時間が時間とはいえ人はそこそこ多かったので、タクシーの運転手に取り囲まれる覚悟をしながら外に出たら、全く誰も寄ってこない肩すかしの展開でした。こうなると逆にどうやって市街地まで行ったらいいのか分からないなあ。 -
とりあえず空港の外の車止め?(上の写真に写ってるやつ)に座ってぼんやりしていたら、タクシーの運転手ではなく女の子達が寄ってきて「一緒に写真を撮って」と頼んできました。なんと!いいよ!
その後に女の子達の写真を撮らせてもらいました。
アムリトサルはよっぽど外国人旅行者が少なくて珍しいのかなと思いましたが、今回の旅は最初から最後までこんな感じでよく写真を頼まれました。デリーでさえもです。 -
街の方向はどっちだろうとキャリーを引いてうろうろしていたところ、ついにタクシー運転手(を紹介する客引き)に声をかけられました。
タクシーよりリクシャの方がかなり運賃が安いので出来ればリクシャで行きたかったんですが、いませんでした。
400Rs(約800円)で黄金寺院まで。
プリペイドタクシーで、支払いは駐車場手前にあるブースで行いました。 -
市街地までは思った以上に遠く、幹線道路は暗かったので歩いて行くのは絶対無理な感じでした。しかもかなり寒いのでリクシャがいなかった理由はそれだったのかもしれませんが、タクシーの後部からなぜか隙間風が…。
今回廻った町の中ではやはり最北のアムリトサルが一番寒かったです。特に明け方のこの時は上着必須の寒さでした。
夜も明けない時間帯ですが、シーク教の聖地アムリトサルの街は活動を始めていました。店は開店準備を始め、道路は既に渋滞しています。 -
この奥に黄金寺院があるらしい。ここから先はバンダナなどで髪を覆わなければいけません。バンダナ売りに声を掛けられましたが、私は自前のストールを出して頭に巻きました。
-
沢山字が書かれていてかっこいいトラック。
-
黄金寺院への順路を探してうろうろ。プールにありそうな黄色い庇があると思ったら、靴預かり所でした。この先が黄金寺院ですね。
黄金寺院は宗教問わず入場無料、24時間オープンの素晴らしい寺院で見学するにはいくつかのルールを守る必要があります。頭を布で覆うこと、裸足になること、そして革製品の持ち込みは禁止。
尤もそう厳格ではないようで、小さくてもバンダナさえ巻いていれば後頭部や前頭部、長い髪が露わになっていてもOKのようですし、私の合皮のバッグは何も指摘されず持ち込むことが出来ました。
写真左に靴預り所、中央に靴を着脱するためのベンチ、右に手を清めるための水道があります。 -
靴預り所は男女別になっていますが、時間帯によっては結構入り乱れていてあんまり関係なさそうでした。私もうっかりGENTS ONLYの方で預けてしまった。
この右手の方に大きな荷物を預かってくれる部屋があるんですが、なぜか私のキャリーバッグは預かれないと言われてしまいました。なんでだろう。通りを出てATMの近くに預けられる場所があるというので、裸足のまま道路をペタペタ歩いて探しました。この感覚小学生の時以来だな。 -
靴を預けるとこのような引換札を渡してくれます。
-
目印のATMが見つけられず色々な人に尋ねてたらい回しになり、最終的に辿り着いたのは黄金寺院内の宿泊施設、グル・ラームダース・ニワースの外国人専用ドミトリーでした。歩き方でも紹介されている無料宿。ここは女性用の部屋だと思いますが今は誰もおらず、ジーンズが干してありましたが去る時には無くなっていました。
ベッドの奥にある戸棚にキャリーを入れさせてくれました。南京錠は自前のものをそれぞれ付けているようです。
普通の宿と同じように宿帳に情報を記入します。チェックアウトの時間を聞かれたので今日の昼頃と答えると、泊まらないの?と不思議そうにされました。私も不思議だ…荷物を預けたいだけなのにどうしてここにいるんだろう?
ちなみに私はドミトリーを利用するのはこれが初めてです。上掛けも枕もない硬いベッドが3台くっつけて置いてあるけど、これはスタンダードなドミトリーじゃなさそうな気がする。 -
外国人用ドミトリーの入口。明るくなってから撮影したものです。
左手にはインド人用の宿泊エリアが広がっています。その辺りの写真は後ほど。 -
この奥左手にさっきのドミトリーがあります。
-
身軽になって黄金寺院に向かいます。
赤い部分が足を清める水濠。身を切る冷たさを覚悟して足を踏み入れましたが、ぬるま湯にしてありました。優しい!(涙)お湯がどんどんホースで流されています。アムリトサルの黄金寺院はそこかしこに優しさを感じる施設でした。 -
チラッと見えた!黄金寺院!
ゴールデンテンプル、正式名称はハリマンディル・サーヒブ。 -
黄金寺院は人口の四角い池に囲まれています。この池が『アムリタ・サラス』で、アムリトサルの語源になっているそう。アムリタって乳海攪拌で出来る不死の妙薬ですよね。アンコールワットのレリーフで有名な。
-
四角い部分は女性用の沐浴スペース。周りから見えないようになっています。
-
空が明るくなってきました。
-
壁や床にいろいろ字が彫ってあります。何が書いてあるんだろう。
-
タイルが綺麗です。
濡れた床で滑らないようにか足が冷たくないようにか、通路の一部にゴザのようなものが敷かれています。 -
池の周囲の回廊には毛布を被って眠っている人達が沢山いました。お金がなくて巡礼宿に泊まれなくても安心な感じ。
ここに限らず、インドではこのように外で頭まですっぽり毛布を被って寝ている人をよく見かけました。 -
香りを付けた冷たい水を飲ませてくれるカウンター。2か所ありました。
-
黄金寺院は池の真ん中にあり、一本の橋を通って内部に入れます。
-
中に入ってみたかったですが、凄い行列だったのでこの時は諦めました。明日の夜にも来る予定なのでまだチャンスはあります。
-
回廊を挟んで黄金寺院と対峙する位置に見事な建物がありました。
-
熱心に祈るシーク教徒の方々。
寺院の敷地内に入る時にも跪いて大理石の床に触れている人が多くいました。
一方で外国人旅行者の姿は全く見かけませんでした。アムリトサル国際空港でのIN/OUTを含めても、アムリトサルで外国人の姿を見たのは1~2回だけでした。 -
私も壁にもたれて座ってみました。
-
箒で掃除する人々が通過していきました。
-
座って歩き方を読んでいたら、シーク教徒のニコニコしたおじさんが通りすがりに飴をくれました。おおっ?!
咄嗟にダンニャワード(ありがとう)!とお礼を言いましたが、私は一体何だと思われたんだろう?でも純粋な善意を感じました。嬉しかったです。 -
イチオシ
寺院内には音楽やお経が流れていて、時折シーク教徒の方々が揃って立ち止まって念仏に聞き入っていることがありました。長い念仏が終わると一斉にさっと跪きます。
熱心な信仰の姿に心を打たれました。 -
奥の人が持っているのは剣ですが、手前の人が持っているのは何だろう。剣ではないな。
-
結構ポップで可愛い柱のペイント。
-
朝日が昇ります。
-
イチオシ
アムリトサルは大気汚染がひどく空が真っ白でしたが、お陰で朝日が綺麗に見えました。
-
池の中には鯉が泳いでいました。
-
朝日を浴びて沐浴をする人々。
-
手を合わせる人々の目線の先には…
-
自分の生首を持った戦士の肖像が。
-
プールサイドをガシガシ掃除していました。
-
女性用沐浴スペースの入口。沐浴って英語でHOLY DIPっていうのか…。
-
黄金寺院を後にして、靴を返して貰いました。
無料の食事が頂ける場所を探していましたが、この時は見つけられませんでした。 -
グル・ラームダース・ニワースの奥の方にあるインド人用の宿泊施設がこちら。巨大なアパートのようです。
正面奥にトイレがあるので数回利用しました。
いつ行ってもかなりの混雑でワイワイしていました。インドにはフォーク並びという発想がないのか、皆奥にどんどん入っていって各々ここと決めた個室の前で待っています。入口に近い個室の前で待っていると後から来た人にどんどん抜かされるので、奥で待つ方が良さそう。
個室のドアには、背の高い人なら中が覗けそうな位置に15cm四方くらいの四角い穴(窓)が開いています。待ちきれなくなったおばちゃんがこの窓に手を掛けてドアをガタガタ揺すったりしていてカオス。自分の前のドアが開いた瞬間に横入りされそうになったりするので、遠慮しているといつまで経っても入れません。でも逆に譲ってくれるおばちゃんもいたりしました。
トイレは凄く綺麗という訳ではないけど別に汚くもない、でも前の人の物が流れず丸々残っていたりしましたが臭いは全くありませんでした。タイに行った時も思いましたが、ペーパーの代わりに水を使うと臭くならないのかもしれません。 -
イチオシ
一番右の穴が出入り口。外国人用ドミトリーは入ってすぐ右手にあります。
-
中庭の一角には家財道具?が積み上げられていました。
-
超イカすトラック発見!
-
黄金寺院の敷地内を出て、アムリトサルの街を散策しました。
-
明日の夜はアムリトサルの宿を予約しているので、今のうちに場所を見つけておきたい。明日は暗くなってから着くことになりそうですからね。
-
良い雰囲気の商店。
右の赤いターバンの男性に僕の写真を撮って~と声を掛けられました。 -
イケメンだな!
シーク教徒は色白の人が多い気がする。 -
アムリトサルは交通渋滞がひどく、大気汚染が酷かったです。排気ガスと土埃。この時点で既に鼻の穴が真っ黒になりました。
今回私が行った街の中で渋滞と大気汚染はアムリトサル≒ラホール>バラナシ>アグラ>デリーの順に酷かったと思います。並べてみると単純に行った順になるので慣れただけの可能性もありますが…いやでもやっぱりアムリトサルとラホールの空気はヤバかった。まあ何れにしろ旅行中はずっと鼻の中が真っ黒でした。 -
古い建物はどことなく洋風です。植民地時代の建物なのかな。
-
右の店、銃火器を扱ってる?
-
黄金寺院の周囲にあった建物を発見。ここからも入場できます。
-
予約した宿がなかなか見つかりません。黄金寺院から凄く近いらしいんだけどなあ。
-
サイクルリクシャーに連れて行ってもらう事にしました。
ホテルの名前を言うと知ってる知ってると言うんですが、色々なところに立ち寄って私のバウチャーを持って聞きに行っていました。知らないんじゃん…。
サイクルリクシャーには初めて乗りました。庇があって視界が狭く、この角度しか見えません。庇がないタイプ(折り畳み式?)もあります。 -
20分程の捜索の末に漸く辿り着きました。よかったよかった。
事前に交渉していた運賃は20Rsでしたが、遠かったんだから30Rs(約60円)くれとごねられました。いやあんたが道知ってるって嘘ついたせいで遠かったんじゃんとつっこみましたが、まあ頑張ってくれたのは事実だし着いたのが嬉しかったので支払う代わりに写真を撮らせてもらいました。
運転手の右の階段が宿の入口です。 -
ホテルダーバービュー。Booking.comで予約しました。
どうもインド人はRをいちいち「ル」と発音するようで、ダーバーと言っても通じませんでした。ダルバルビューと言っていました。ジェットエアウェイズはジェットエルウェイズ、エアインディアはエルインディア。なかなか慣れず混乱しました。 -
この通りにあります。
-
黄金寺院の北の入口からすぐでした。
-
周囲を歩いて地理を把握し一安心。グル・ラームダース・ニワースに戻り、ドミトリーで2時間程仮眠をとりました。職員の男性がドミトリーに出入りしたり頻繁にドアが開けられたりする環境でしたが、疲れていたので何も気にならず。
12時頃にチェックアウト。相場が分かりませんが、準備していた寄付の10Rs(約20円)を差し出すと、ドアを出た所にあるドネイションボックスに案内されました。直に受け取って着服しない所が素晴らしい。私はインド人を誤解していますね。 -
通りに出たところに鼓笛パレード?のような子供達が並んでいました。間の道はかなりの人通りなんですが、その間隙をぬって女の子達が次々にやってきて握手を求められました。おお~??!ありがとうありがとう!
この集団はもしかして国境のクロージングセレモニーに行くのかな。違うかな? -
歩き方にも載っている、街中より安いから大人気のジュース屋さん。瓶コーラが6Rs(約12円)。
カメラ目線のおじさんの向こうにいる女性の飲みっぷり、コーラの看板の女性そっくり! -
シーク教徒の子供達。前頭部のお団子に髪が纏められて入っているらしいです。
-
サイクルリクシャーでバススタンドへ。40Rs(約80円)。
物凄い渋滞で、歩行者を含めたあらゆる乗り物が入り乱れて進んでいきます。排気ガスやばい…。
サイクルリクシャーの運転手はバススタンドの場所知ってるって言ったくせにやっぱり知らないらしく、人に聞きながら進む。結果バススタンドの位置が分かったはずなのに、国境に行くならバスじゃなくてオートリクシャで行った方がいいとなぜか並走するオートリクシャに乗り移らされました。なんでだよ!
もういいやリクシャで。バス時間かかりそうだしな…。国境まで400Rs(約800円)。 -
リクシャは市街地の渋滞を抜け、幹線道路へ。
ほらコーラの看板の女性、そっくりな飲みっぷり。 -
アムリトサルの街中では牛を見ませんでしたが、郊外の方にはチラホラいました。でも実のところ、野良牛より先に野良豚を見てしまいました。インドでこの先一度も豚を見ることはなかったのに、なぜか初回が豚。
-
リクシャで国境の施設の敷地内に入る際にパスポートのチェックなどがあります。宿帳のような大きな本に私の情報を書き入れていましたが、日付と過去の通過者の情報を見るに、昨日から数えても私で8人目…?意外に旅行者の通過が少ない国境のようです。
国境のクロージングセレモニーは明日インド側で見るつもりです。調べてみるとどうも帰りのアムリトサルへの足を確保するのが難しいようだったので、いっそアムリトサルに昼間のうちに帰ってから黄金寺院周辺で勧誘しているというツアーに参加しようかなと思っていたんですが、オートリクシャでの長距離移動が思った以上にハードで、何度も往復するのが億劫に感じてしまいました。空気が悪いし揺れるし。どうしようかな。まあ明日考えよう。 -
出国後、国境までは無料のシャトルバスで移動します。この時は大型バスに1/3くらいの乗客でした。
-
イミグレのある建物の前でリクシャを降りた時から、ポーターが寄ってきて色々世話を焼いてきていました。
もうインドの通貨は必要じゃないんだからいいだろうと、国境を越えるときにやたら高額な料金を請求されました。いや私は明日インドに戻ってくるんだよ。50Rs(約100円)も払ったんだから十分でしょう。
私の荷物を持って前を歩くポーター。 -
写真撮っても良いそうなので撮らせてもらいました。これがインドとパキスタンの国境!
-
国境線を跨いで撮影。
-
イチオシ
パキスタンからインド側を臨む。
-
パキスタン建国の父、ジンナーの肖像が掲げられています。
インド側はガンジー。 -
クロージングセレモニーの、パキスタン側の応援席。
-
ここを撮影したら注意されました。
土産物を販売するブースに見えましたが、よく見たらLOST&FOUND COUNTERって書いてありますね。 -
越境後、パキスタン側のイミグレの建物で手続き。
入国後に両替商の男に声を掛けられました。インドルピー→パキスタンルピーは1.5:1の交換比率でしたが、逆は凄くレートが悪かったです。1.9:1くらい。
両替商の男が、宿の客引きのリクシャドライバーを紹介してきました。名刺を受取ってみると、奇遇にも私が予約しているラホールバックパッカーズ!1,000Rsと言われた所を700Rs(約1,050円)に値切って宿まで乗せていって貰います。
話しているうちにリーガルインターネットインの客引きもやってきました。おお知ってる、ラホールの有名宿。 -
テロがあったのはパキスタン側の駐車場だったそうですが、国境は長閑そのもので現場がどこなのかも分かりませんでした。インドでもパキスタンでも、テロについての話は全く聞きませんでした。
国境近くになぜか鹿っぽい動物を飼育しているスペースが。 -
通る時だけ開けてくれました。
-
ラホールバックパッカーズの客引き、ズベール19歳。リクシャを停めているのは1km先だという。
うわー遠いなあと思っていたら、途中にいたトラックをヒッチハイクして乗せて行ってくれました。 -
ズベールのリクシャと、リーガルインターネットインの客引きの親父。
-
リクシャに乗りこむなり後輪がパンク。ズベールは私に自分の身分証明書(IDカード?)を託し、修理してくるから15分待ってと告げてリクシャを押して去って行きました。私のバックパックを乗せたまま。
-
とりあえず日陰で待とうと路肩に寄ると、周囲にいたパキスタン男性達がワッとやってきて一緒に写真を撮ってほしいと懇願されました。えええー何だこの状況!
-
入れ替わり立ち替わりツーショット写真を撮られます。初め中国人だと思われていたようですが日本人だと言ってもお構いなし、国籍関係なしに違う顔立ちの人間がよっぽど珍しいんだろうなあ。でも群がる男性たちの中に西洋人男性が混じっているような気がするのは気のせいか?この写真だと左から3番目。
そして彫りの深いイケメン達に対する私がすっぴん眼鏡で丸一日以上風呂に入っていない状態なのがとても悲しい。 -
混乱は止まる所を知らず、最終的にはポリスが追い払っていました。満足げに帰る男達。というか特に何もない所なのになんでこんなに人がいるんだろう。どこから集まったんだ?
-
皆さんニコニコ嬉しそうに写真を撮っていたので悪い気はしませんが、やっぱり私は撮る側がいいな。ロバを撮影していたらズベールが呼びに来ました。近くでタイヤを修理しているようです。
-
修理屋の前に椅子を設置してくれました。
ここにもなぜかリーガルインターネットインの親父(右)が。「あなたの宿を知ってるよ、ほら」と歩き方パキスタン版(2007年発行だけど最新)のコピーを見せると、嬉しそうに他の人に見せていました。 -
チャイまで振舞ってくれて至れり尽くせり。パキスタンのチャイはネパールのものに似ており、甘くてまろやかで美味しかったです。
-
修理が終わってラホールへ出発。
パキスタンはド派手なデコトラが有名ですが、国境周辺でちらほら見ました。この写真の左にもチラッと写っていますね。
ラホールまでの道は意外に遠く1時間くらいかかりました。ラホールはアムリトサルと同等かそれ以上の大気汚染で気持ち悪くなりました。マスクマスク…渋滞もひどいです。 -
大通り沿いかと思いきや、少し路地に入った所にあるラホールバックパッカーズ。4階です。
ラホールは街歩きをしていても宿というものを見かけることがありませんでした。この近くにあるらしいリーガルインターネットインすら発見できず。着いてから当てもなく歩いて宿を探すということが不可能のように思います。国境到着の時点で宿の当てがないなら客引きについていくことをお勧めします。 -
Hostel.comで予約。Hostel.comで予約できるパキスタンの宿はここだけでしたし、Booking.com等はもっとずっと高いホテルしか扱ってませんでした。
風呂トイレ無しで1泊6US$(618Rs=約927円)…両替のレートが悪いせいかドルで払った方がかなり得な上に、ネット予約の時点で0.72US$のデポジットを取られているのにそれを無視した金額を請求されてないかこれ?今改めて気が付きましたが。こんなシステム嫌だ…Hostel.comは今後極力使わないでおこう。
部屋は広く、テレビやオーディオ、エアコンもありますが電気が通ってないので無意味。20時まで停電だそうですが、その後も結局通電せず非常用の明かりしか点きませんでした。
部屋の隅にデカいぬいぐるみがあるのに、ベッドに上掛けが一切ない。後でブランケットを貰いました。
ドアには閂があるのみで鍵が付いていなかったので、外出時は自前のダイヤル錠を付けましたが、夜はドアの前が真っ暗だったので解錠に苦労しました。
風呂トイレ無しの部屋に泊まるのはこれで確か3度目ですが、やっぱり手すら気軽に洗えないのは不便だ。
部屋に落ち着いた後でオーナーがやってきて、エクストラベッドを入れてオーストラリア人の女の子と相部屋になってくれないか、500Rsに宿泊費を下げるからと頼まれて渋々OKしましたが、後でやっぱり大丈夫だったから無しで!と取り消されました。まあ良かった。 -
宿のオーナーに明日の国境への送迎をお願いし、運賃700Rs(約1,050円)を先払いしました。
ラホール市内ツアー(30ドル)を勧められましたが、排気ガスの酷いラホール市内をリクシャで走り回ることにうんざりしていたので、結局断ってしまいました。
それよりもとにかく一刻も早くシャワーを浴びたかったのでその旨をオーナーに訴えると、後にした方が…とお勧めしなさげでしたが、共同シャワールームに大きなポリバケツ一杯のお湯を用意して棚にヘッドランプを置いてくれました。ほぼ真っ暗な中での行水でしたがすっきり!
この時点では停電について伝えられていなかったので、部屋に戻ってからドライヤーが使えないことに気が付いて一悶着。寒くなかったので扇子で煽いで髪を乾かしました。
テラスからの眺め。今回廻った街はどこもそうでしたが、クラクションが聞こえない瞬間が無い感じです。 -
周辺の散策に出掛けました。目指すはGPO(郵便局)。
-
宿の近くにケンタッキー発見。入口にガードマンがいます。
ラホールバックパッカーズのサイトの外観写真にはサンドイッチのサブウェイが写っていますが、サブウェイは周辺に見当たりませんでした。 -
結構遠いのでリクシャを利用。50Rs(約75円)。
鉄格子が閉まっていますが横の入口から入れました。今も歩き方の情報のままだとすると定休日は日曜、営業時間は8:00~21:00。今日は土曜なので今日中に行っておきたかったんです。
日本までハガキを送る切手代は50Rs(約75円)、2007年の歩き方の時点では30Rsだったようです。切手を買い、ポストカードは買えますかと尋ねると、ポストカードを販売している窓口はもう閉まっているとのこと。えーっ!なんとなく切手の方が先に閉まりそうなものなのに。嘆いていると、切手を売ってくれた男性職員が他の人にも聞いてくれ、引き出しからハガキを出してくれました。1Rs切手が印刷されている、パキスタン国内用のハガキのようです。2枚買いたいと言うとなんと無料でくれました。マジすか!ありがとうございます! -
通りを歩いて宿に戻ります。
なんだろうこのポスター?横断幕?は。選挙かな? -
イチオシ
とにかく物凄い量で、時々くぐりながら歩きます。
-
途中の屋台でピーナッツを買いました。一掴みくらいの量で20Rs(約30円)。フライパンで炒ってから袋に入れてくれます。
-
何やら声を掛けられたのでハイハイとスルーして通り過ぎようとし、ふと立ち止まりました。ん?今僕たちの写真を撮ってって言った?そういうことなら喜んで。
-
ご飯を食べられるところが見つけられなかったので、宿がある通りにあった屋台でシャワルマを買いました。70Rs(約105円)。隣の商店でミネラルウォーター(25Rs≒38円)も。
-
パキスタン唯一の夜の晩餐。
シャワルマの肉(チキン)が激辛!!色は真っ黄色。店の看板にRED HUTって書いてあったね…HOTじゃないから油断したのかな私…。肉だけ取り除いて野菜とパン部分を食べました。美味しい。でもやっぱりこの先が思いやられる。
炒りたてのピーナッツは温かく、甘くてとても美味しかったです。
脱ぎ散らかされた靴が写ってしまいましたが、私の疲労をよく表していると思ったので撮り直しませんでした。
8時過ぎには耳栓をして眠りに就きましたが、蚊に刺されまくって夜中に起きました。耳栓をしていると蚊の接近に気付けないんだな…。
利用規約に違反している投稿は、報告する事ができます。
旅行記グループ
2回目のビジネスクラスでインド・パキスタン
-
前の旅行記
2回目のビジネスクラスでインド・パキスタン 1(成田~デリー~アムリトサルへ)
2014/11/21~
デリー
-
次の旅行記
2回目のビジネスクラスでインド・パキスタン 3(ラホール~アムリトサル)
2014/11/23~
アムリトサル
-
2回目のビジネスクラスでインド・パキスタン 1(成田~デリー~アムリトサルへ)
2014/11/21~
デリー
-
2回目のビジネスクラスでインド・パキスタン 2(アムリトサル~ラホール)
2014/11/22~
ラホール
-
2回目のビジネスクラスでインド・パキスタン 3(ラホール~アムリトサル)
2014/11/23~
アムリトサル
-
2回目のビジネスクラスでインド・パキスタン 4(アムリトサル~バラナシ)
2014/11/24~
バナーラス (バラナシ)
-
2回目のビジネスクラスでインド・パキスタン 5(バラナシ)
2014/11/25~
バナーラス (バラナシ)
-
2回目のビジネスクラスでインド・パキスタン 6(バラナシ~アグラへ)
2014/11/26~
バナーラス (バラナシ)
-
2回目のビジネスクラスでインド・パキスタン 7(アグラ)
2014/11/27~
アグラ
-
2回目のビジネスクラスでインド・パキスタン 8(アグラ~デリー)
2014/11/28~
デリー
-
2回目のビジネスクラスでインド・パキスタン 9(デリー~成田)
2014/11/29~
デリー
旅行記グループをもっと見る
コメントを投稿する前に
十分に確認の上、ご投稿ください。 コメントの内容は攻撃的ではなく、相手の気持ちに寄り添ったものになっていますか?
サイト共通ガイドライン(利用上のお願い)報道機関・マスメディアの方へ 画像提供などに関するお問い合わせは、専用のお問い合わせフォームからお願いいたします。
ラホール(パキスタン) の旅行記
旅の計画・記録
マイルに交換できるフォートラベルポイントが貯まる
フォートラベルポイントって?
ラホール(パキスタン) の人気ホテル
パキスタンで使うWi-Fiはレンタルしましたか?
フォートラベル GLOBAL WiFiなら
パキスタン最安
504円/日~
- 空港で受取・返却可能
- お得なポイントがたまる
旅行記グループ 2回目のビジネスクラスでインド・パキスタン
0
99