2014/10/10 - 2014/10/10
115位(同エリア212件中)
滝山氏照さん
臼杵城跡大手道を出て西進、やがて広めの石畳路に差し掛かり、右手に旧藩主稲葉家下屋敷入口を過ぎると正面には昭和時代奉納の巨大鳥居が視野に入り、この地が臼杵八坂神社(うすきやさかじんじゃ、大分県臼杵市臼杵)となっています。
神社境内の説明板から「御由緒」を引用すれば次の通りです。
「本神社は、昔奥州磐前(福島県いわき市)鶴ヶ峰にお祀りしておりましたが、源義家公の清原氏討伐(後三年の役)の戦乱を避けるため、船により安芸国尾道を経て、臼杵庄洲崎岩ヶ鼻に着岸し、神ノ木原に鎮座されました。
後、臼杵の総鎮守として広く尊崇されておりましたが、大友宗麟公がキリスト教に帰依して領内の社寺焼討を行ったとき、その難を避け、御神体を田町見星寺裏の岩窟、海沿の岩窟(現在御教所)、津久見の八戸、後には日向の飫肥に御遷座申し上げておりました。
大友氏改易の後、臼杵城主太田一吉公の命により、丹生嶋城三ノ丸郭内(現在地)に社殿を造営して御連坐、現在に至っております。
太田氏の後臼杵城主となった稲葉氏も崇敬の念厚く、神殿・拝殿の造修・神幸祭の創始とそれに伴う御旅所の造営、御輿ほか各種御道具の寄進がありました。
明治維新後は、社名を「祇園宮」から、「八坂神社」に改めましたが、現在も「祇園様」と呼ばれて市民に親しまれています。」
- 旅行の満足度
- 3.5
- 交通手段
- JRローカル 徒歩
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八坂神社・大鳥居
大鳥居の上部には「八坂神社」の扁額が掲載されています。柱には「昭和六九年」(右側)「一月吉日」(左側)と刻されています。 -
八坂神社・小鳥居
鳥居右側柱には「元治元甲子年」と刻され江戸時代に奉納された鳥居で、大鳥居が建立されるまでは当該鳥居が神社の顔であったと思われます。 -
「八坂神社由緒」説明板
鳥居の傍らには「八坂神社由緒・略年表」説明板が建っています。 -
八坂神社・拝殿(全景)
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八坂神社拝殿・説明板
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イチオシ
八坂神社拝殿(近景)
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神社境内
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八坂神社・本殿
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八坂神社本殿(近景)
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境内社・本護稲荷社(ほんごいなりしや)
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境内社 本護稲荷社・説明板
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境内社・淡島社(あわしましや)鳥居
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境内社・粟島社説明板
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境内社・摂社鳥居
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境内社・摂社社殿
説明によれば「摂社(八幡社・愛宕社)は天和3年(1683)稲葉5代藩主景通公二社殿造営します。後、粟島の神を合祀、更に洲崎総役所鎮座の稲荷神と江戸上屋敷鎮座の稲荷神を明治4年に合祀し、新町唐人町区により祭祀されています」 -
摂社説明板
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池を泳ぐ鯉
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