2014/11/03 - 2014/11/03
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たびたびさん
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鶴岡は庄内藩の城下町。商人の町、酒田と違って武家の匂いが強い町なんですが、その歴史や風土をベースにして、どっしりとした視点で美しい情景を紡ぎあげる藤沢周平ワールドが象徴的。封建制度の不条理なんか、そんなものはすっかり過去のもののはずなんですが、この街に来ると今でもそんなことが消えずにそこそこ残っているような気分になってしまうんです。
それも、徳川300年を四天王(酒井忠次・本多忠勝・榊原康政・井伊直政)の一つとして幕府を支えた誇りも、最後は奥州列藩同盟の瓦解とともに腰砕けとなってしまう、最も大きな不条理を受けた戊辰戦争。しかし、幸いにも会津ほどには激しいダメージを受けなかったことで、その分、誇りと挫折感がひっそりと持ちこされてしまったとも考えられます。さらに、県庁所在地である山形市は距離的にも遠いし、この地方では自己完結的にこの思いを溶かしこまなければならなかったのかもしれません。。
そんなことを勝手に想像しながらも、まんざら当たっていないこともないという気持ちになるのは、それは、例えば、致道館の教育方針がどうだったのかの評価がなく、戊辰戦争が何だったかの評価もなく。いろんな思いがあっても、事実を事実として伝えるだけといった、何かモノトーンの世界を見るような感覚が付きまとうことにも原因があります。それを秘めたエネルギーと見るのか。豊かな土地柄ゆえの懐の深い庄内流のスタイルと見るのか。まだまだ、消化不良のたびたびです。
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さて、今日は最終日。鶴岡市内を丁寧に回ります。
ホテルからすぐの内川は、鶴岡市街を流れる川。鶴岡市内観光の中心は鶴岡公園の周辺でしょうが、この内川辺りも落ち着いた風情のある場所。鶴岡のディープな雰囲気が漂います。 -
その内川に架かるいくつかの橋の中で、一番古いのがこの大泉橋。かつては、ここに酒田行きの舟着き場があって、松尾芭蕉も「おくのほそ道」では、ここから乗船したということです。
今では行き交う車も多いのですが、言われてみればそんな感じ。 -
川辺には、内川が藤沢周平の小説に登場する「五間川」のモデルとなったという案内板や樋口一葉につぐ女流作家として期待されながら23歳の若さで亡くなった田沢稲舟の胸像もあります。
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そして、その景色にワンポイント、華を添えるのが朱ぬりの橋の三雪橋です。この橋から見る鳥海山、月山、金峰山の3つの山の雪が、とても美しかったことから、県令、三島通庸が名付けたのだとか。三島通庸は、やや強引にあちこちで公共工事を進めたことから、山形ではあまり評判はよくない人物だったのですが、これはいい名前を付けたものです。
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鶴岡公園まで行くと、
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鶴岡神社の参道で鶴ヶ岡城址菊花展をやっていました。鶴岡市内の愛好家による菊花展で、正直言えば割とこじんまりした規模。自分たちの育てた菊をどうぞ見て行ってくださいと言う感じ。ただ、こうした展示が菊を育てる励みになっているのは想像に難くないところ。ありがたく拝見させてもらいました。
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鶴岡公園は、桜の名所としても有名。公園内には、二重三重に桜並木が続いていました。
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ただ、広さはさほどないので、少し迫力不足もなくはない。
やはり、庄内神社や大寶館、藤沢周平記念館などがコンパクトに集まっていることが、ここの価値だと思います。 -
「雪の降るまちを」発想の地 記念モニュメントは、疎林広場の端っこ。「雪の降るまちを」は、北国の全般をイメージしていて、どこか特定の場所ではないと思われていると思いますが、鶴岡が発想の地なんですね。作曲家、故中田喜直氏が、鶴岡で過ごした雪の一夜が曲想の元なのだそうです。半透明なガラスのモニュメントは、遠くからは目立ちませんが、雰囲気は出ていると思います。
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さらに進んだところには
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高山樗牛の碑もあります。
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旧西田川郡役所は、致道博物館の敷地の中ですが、鶴岡公園からでもよく見えます。建物は、明治14年に建てられたもの。いわゆる擬洋風建築ですが、全体の高さが20mほどあって、この大きさは圧巻。鶴岡市を代表する建築物でしょう。
戊辰戦争の関係資料が展示されていますが、庄内と西郷隆盛の関係とか、私はここで初めて知った次第です。 -
ここらあたりから、藤沢周平ゆかりの地を積極的に回ります。
鶴岡公園からけっこう歩いて、これは大督寺。 -
ここは「義民が駆ける」の舞台です。
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そして、見所はあと二つ。こちらは、庄内藩主酒井家の歴代の菩提寺であり、山門の並びにもう一つ勿体のある門があって、それが歴代藩主の墓地の入口。
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それと、「学校給食発詳の地」という碑が本堂の前にありました。ここでは弁当を持ってこれない子供へ食事を与えたことがあったようです。
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さらに進んで総穏寺。藤沢周平の名作「又蔵の火」の舞台という寺です。
これは、相打ちの敵討ちという実話が基になっている作品。境内には相打ちで果てた土屋両義士の像もありますが、目立っているのは赤い山門だと思います。 -
廣谷せんべいは、山王町の小さな路地沿いにあるので、観光客にはなじみがない場所かも。私は、寺巡りをしていて偶然見つけた次第。外から見るとやっているようないないような。声をかけるとご主人が出てきて対応してくれました。商品は一種類。
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ただ、デザインは二種類あって、羽黒山、月山、湯殿山の文字が入っている方にしました。お土産に買っては帰ったのですが、ちょっともったいなくてなかなか封を開けれない。お正月に食べましたが、ハッタイコのお菓子。さくさく、あっという間に食べてしまいました。
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龍覚寺は、藤沢周平「蝉しぐれ」ゆかりの地の一つ。 元々は、荘内藩藩主酒井家の祈願寺だった寺で、本堂の屋根が面白い形です。
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「蝉しぐれ」の中で、文四郎の父、助左衛門が切腹した龍興寺というのはこの龍覚寺がモデルではないかと言われています。
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日吉町の商店街の中にあるのが
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河田屋菓子店。ここはバス道路沿いですが、雨が強くなてきて、ここで少し休ませてもらいました。
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いただいたのは、田舎饅頭。女将さんはこれを毎日食べていると言ってましたが、なるほどそんな感じ。しっとりした皮にほど良い甘さの饅頭は飽きのこない味わいだと思います。
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雨が弱くなってきたので、近くの般若寺へ。平安時代後期、平泉の藤原秀衡が父基衡の菩提を弔うために、堂宇を建立したのが始まりという古刹です。そして、ここは、藤沢周平の作品「用心棒日月抄」の舞台ともなった寺。
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その「用心棒日月抄」は、藩主毒殺事件を耳にしてしまったことから脱藩し、江戸で浪人暮らしをする青江又八郎を主人公とする時代小説。境内には、案内板が立っています。
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田澤稲舟の墓もここにあります。
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さっきのお菓子屋さんでも話に出ていた名物店、富樫ろうそく店へも行ってみます。お店に入るといい香りがして、これがろうそくの匂いなのかなあと思ったら、これはお香。お香も扱っているんですね。
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イチオシ
で、ろうそくは絵ろうそく。予想外に大きなもので30センチくらいはあるような。この迫力に、ちょっと圧倒されてしまいました。小さなお店ですが、確かに一見の価値はあるでしょう。
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山王日枝神社もこの辺りでは目立つ神社。
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地元では「お山王はん」と呼ばれるようですが、
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鶴岡市天然記念物の樹齢300年の大ケヤキが紅葉の盛りで、青空に映えて輝いていました。本殿は、赤い屋根。これも日を受けると美しいです。
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住吉屋菓子舗は、鶴岡市内なのですが、日吉商店街から少し裏通りにところ。おばあちゃんが店番をしているお菓子屋さんです。
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商品の種類は多いのですが、いただいたのは、鯛めしサブレ。
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イチオシ
まあるい形に鯛の模様がついていて、面白いですね。鯛の身のほぐしたのが少し入っているらしくて、ほんのりと魚の香りもしなくはない。一方で、全体としては、サブレというより家庭で作るクッキーのような優しい味わい。お店のほのぼの感とも合っています。
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坂田屋とち餅店のとち餅は、鶴岡名物と看板に書いてありましたが、まさにそのとおりでしょう。
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イチオシ
ふっくら突きあがったばかりのようなお餅に、滑らかでちょっときつめの甘さの餡子がめちゃめちゃよく合います。以前、大内宿でとち餅を食べて、少し感動したのですが、ここのはもっとうまい。これは絶対に守り通してほしい味ですね。
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ちなみに、これがとちの実です。
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ここからはメジャーなスポット。
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イチオシ
旧風間家住宅丙申堂は、
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鶴岡一の豪商となった風間家の七代当主、幸右衛門によって、
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明治29年に建てられたもの。
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風間家は、新潟の武士だったようですが、鶴岡に流れてきて、商売を始めたようです。
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離れの
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この小座敷では、
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映画「蝉しぐれ」の文四郎とおふくの再会シーンが撮影されたとのこと。
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確かな記憶ではありませんが、そういわれれば、こんな感じだったかなあと思い返しました。
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イチオシ
二階に上がって。もう一つの見どころは石を敷き詰めた屋根。瓦の代わりに石を敷き詰めたもので、今や残っているのはここくらいだとか。瓦が高価だったので、この辺りでは石を敷くスタイルが広まっていたのだそうです。
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そこを降りたところが、
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当主の生活していたスペース。
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さっきの小座敷がお客さん用で向かい合った位置なんですが、お互いがもろに見えないように、木々が配されているんです。
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主人のスペースの奥には蔵があって、
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金庫がありました。
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こちらは台所。
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屋根は、三角形を使った構造。日本人の大工が西洋の建築技術を取り入れたということです。
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丙申堂の北隣りにあるのが無量光苑釈迦堂。
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明治43年に、丙申堂の別邸として建てられた接待用の建物です。
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玄関は普通なのですが、
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一歩中に入るとその特徴は歴然。
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イチオシ
豪快な庭と一体感ある数寄屋風建築は、北国と思えない開放感あふれる構造。冬には閉めてしまいますということでしたが、やっぱり、これでは無理がある。
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それでも、この開放感には、例えば正統派である京風への憧れと言った強い思いがあったのではないかと思います。
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これも近くにある鶴岡カトリック教会天主堂。赤い塔屋に白亜の建物は、明治36年に建てられたロマネスク様式の教会です。
内部の見学は自由なのですが、ちょうど、ミサの時間。少しのぞかせてもらっただけでしたが、ステンドグラスは想像と違って地味な感じですねえ。と思ったら、窓絵はステンドグラスではないようです。時間がある人は、また、確かめていただきたいと思います。 -
再び鶴岡公園に戻って、鶴岡市立藤沢周平記念館へ。
藤沢周平の作品と人となりを紹介していますが、一つ一つの作品のあらすじや人間関係なども丁寧に紹介して、訪れた人を作品の世界に引き込もうという意図が強く感じられました。個人的な希望や思いはあるけれど、封建制度といっては簡単すぎますが、いろんな立場の制約があって、なかなかすんなりとはいかない。その葛藤をうまく拾い上げるのが周平ワールドですが、微妙で細かな設定が真骨頂なだけに、この施設だけで手っ取り早く藤沢周平を伝えようと思っても、それにはちょっと限界があると思います。 -
隣りの庄内神社は、鶴岡公園の中心部にありまして、元々は、庄内藩主の居城であった鶴ケ岡城の本丸址。
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この庄内神社も含めて、鶴岡の歴史的な建物はこの周辺に集中し、城下町の風情を残していますので、藤沢文学の「海坂藩」の舞台となっていることも広く知られています。
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本殿には、花天井。
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宝物館では、庄内藩が長岡に国替えされそうになった庄内転封騒動〜天保義民事件を解説する企画展をやっていました。
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これは土人形。常設です。
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こちらの菅家庭園は、鶴岡公園から歩きましたが、ちょっと離れています。
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西郷隆盛とも親交があったという旧庄内藩の重鎮、菅実秀が、旧藩主酒井家の御用屋敷を拝領したもの。
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庭園に入るといきなり樹齢350年という老松がかなりの迫力。まずは、これに圧倒されてしまいますが、気を落ち着かせて眺めると、遠州流のよく整った庭園。
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そのギャップが面白いです。なお、見せてはもらいましたが、本来は予約が原則のようです。
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鶴岡公園内にある「大宝館」に戻ってきました。このお堀端に建つ赤い屋根の白い洋館は、大正天皇の即位を記念して建てられたというもの。緑の松とのコントラストが美しいですね。
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今は、郷土の生んだ文人たちの記念館。
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急な階段を二階に上がると展示室。
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鶴岡は、文豪・高山樗牛、芥川賞作家である丸谷才一や評論の渡部昇一、今では時代小説の藤沢周平ら、そうそうたる顔ぶれゆかりの地。九州の小倉とか、福島の郡山。何か、文人を育む教育なのか、DNAとか。土地柄と言うのがあるのでしょうか。これだけ揃うと、研究の対象になるかもしれません。
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鶴岡アートフォーラム。
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明るい館内が印象的。地元の写真同好会が作品展をやっていました。
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そして、これが有名な庄内藩校致道館。
庄内藩の7代目藩主によって創設された学問所です。 -
名前は、論語の「君子ハ学ビテ以テソノ道ヲ致ス」から。「人はうまれつき得手・不得手があるのだから、それぞれが優れている面を伸ばすようにしなさい」という方針なのだそうです。庄内藩は、親藩ですので、東北の地にあっては、会津藩と同じく、幕府のお目付け役的な藩でしたし、他の藩の模範となれるよう苦心したものと思われます。
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現在も残る表御門やこの聖廟、
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講堂などは今でも往時が偲ばれます。
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イチオシ
展示物としては、戊辰戦争絡みが目を引きました。
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庄内藩では、新政府軍が進駐してきた際に、礼をわきまえた対応に触れ、これに感激。それを機に、西郷隆盛を信奉し、薩摩藩との絆ができました。庄内から、後の西南戦争に参加した志願兵が何人もいたようです。
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致道館から光明寺に抜けようと思ったら、道を迷ってしまいまして、うろうろして目に入ったのが遠州屋。和洋菓子のお店です。
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これも何かの縁なので入ってみると、「みやまの月チーズ」という新商品がありました。チーズケーキのようなお菓子なんですが、逆にびっくりするくらい甘さが抑えられた大人の味。とにかくチーズの香りで勝負するという潔いお菓子。好感度高いです。
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鶴岡市内には、藤沢周平の作品の舞台になった場所があちこちあって、この光明寺もそのひとつ。
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ちなみに、その「三屋清左衛門残日録」は、先代藩主の死去に伴い、隠居生活に入った三屋清左衛門が、暇になるはずの隠居生活でも諸事に翻弄され、藩を二分する政争にも巻き込まれていくという小説。
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イチオシ
境内には、鶴岡市の天然記念物の笠松があって、これも見どころです。
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梅津菓子店は、光明寺の門前にある小さなお菓子屋さん。鶴岡駄菓子という看板です。
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しかし、ここの商品は駄菓子というには、あまりにも美しいし、楽しい。この石衣は、光沢があるし、
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キツネのお面のようなお菓子もある。眺めているだけでも、楽しすぎますねえ。
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イチオシ
さっきの石衣とこのハッカ糖をいただきましたが、味わいも抜群。石衣の甘さは強烈な甘さですが、スカッとした抜けるようなおいしさ。こんなお店が日本にはまだあったんですね。京都でもこんな店はありませんよ。まさに感動のお菓子屋さんです。
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新月菓子店は、鶴岡市内の中心部。地元に密着といった自然体の店構え。「どれがお勧めですか?」と聞いて、いただいたのは茶まんじゅう。
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お茶の香りがけっこうはっきりしていて、餡子とのくっきりした味の対比が印象的。この饅頭だけで、お茶を飲みながら饅頭を食べているような気分になりました。
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銀座商店街まで移動して、
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目当ては、この三井家蔵座敷。「雛祭の期間中しか公開してないよ」とは聞いたのですが、外観だけでも確認してみようと思って訪ねました。本町商店街の中ほどに、がっちりした建物が歩道まではみ出したかっこうでどでんと建っていて、すぐに分かりました。明治2年の大火の後、母屋を火災から守るため防火帯として建てられた土蔵のひとつなのだそうです。
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湯田川温泉は、鶴岡駅からバスで30分。湯の浜温泉より近いです。
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ここは、藤沢周平が中学校の教師をしていたということで、教え子が関係している旅館などもあるようです。
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長福寺は、湯田川温泉にあって、庄内札所三十三観音霊場第二十六番。紅葉がきれいで、見入ってしまいましたが、ここは、幕末の歴史の一コマ、新徴組の墓地があります。
ちなみに、新徴組は江戸幕府による警備組織として、江戸市中の警戒、海防警備に従事した組織。しかし、実際は乱暴狼藉も働いたようで、歴史の評価は散々です。 -
足湯もありますが、
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やっぱり正面湯。ここは、湯田川温泉の中心部にある共同浴場です。
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近くにある船見商店でチケットを買うと、鍵を持ったおばちゃんが付いてきてドアを開けてくれます。湯田川温泉は、かけ流しの温泉がウリ。ここもドバドバと温泉が流れ込んでいて、けっこう豪快。最初熱いなあと思ったのですが、それは最初だけ。じんわり温まる名湯です。
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多楽福亭は、湯田川温泉の中心部。湯田川温泉にあっては貴重な食堂です。
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いただいたのは、庄内の名物、豚の丼。生姜で焼いた豚肉が三枚載って、生野菜なんかも組み合わさって、がっつり系ではあっても、女性が切り盛りする食堂ならではのメニューでしょう。小上りに上がってゆっく寛げるし、温泉地の食堂としては、申し分ないと思います。
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「おいしいパンあります」の看板にひかれて寄ってみました。
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ちょっと目を見張るようなきれいなパン。それはそれでよかったのですが、店内には酒のつまみにちょうどいいようなすり身の製品なども豊富。店内でビールを飲みながら寛いでいるグループがいました。皆さん、ちゃんといい店を知ってます。
さて、これで湯田川温泉はおしまい。鶴岡市内に戻ります。 -
和洋菓子の木村屋は、鶴岡市内に何店舗かあるようですが、この山王にあるのが本店です。白い洋館の立派な構え。店内も広々です。
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いただいたのは、餡子の饅頭なんですが、白い皮がハスを切ったような形で、中の餡子がのぞいている。これは斬新なデザイン。餡子を目いっぱい盛ったことを強調しているんでしょうが、いいアイデア。感服いたしました。
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鶴岡まちなかキネマの看板が鶴岡市内には何か所もあって、ちょっと気になったので寄ってみました。
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鶴岡はおくりびとのロケ地とかにもなって、映画の街として知られるようになりましたが、そんな関係もあるのでしょう。
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若者が集うようなポップな雰囲気の施設は、町興しの拠点とでも言えるかも。単なる映画館ではなく、鶴岡の元気が溢れる施設です。
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ピーターパンは、山王の交差点そばにあるパン屋さん。そういえば、パンはパンでも食べられないパンは?ピーターパン!というなぞなぞがありましたね。
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帰りの飛行機で食べるつもりで寄ってみました。甘い系のパンが目について、いただいたのは、森のきりかぶ。たっぷり入ったクリームが特徴です。
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大松屋本家は、鶴岡市内、日吉の交差点そば。初なすびという、鶴岡市特産の民田茄子を丸ごと使ったお菓子が看板商品。見た目もインパクトがあるし、楽しみにしていたのですが、4時頃にうかがうと既に売り切れ。3時くらいに売り切れたとのこと。残念でした。女将さんが気遣ってくれて、お店の緑のパンフレットをくれました。写真は、お店の売り場。飾らない感じが伝わりますか?
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フルーツショップ青森屋は、鶴岡駅前の大通り沿い。果物屋さんが喫茶店とかスイーツを扱っている人気店。
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イチオシ
果物を彩り豊かにデコレートして、ケーキなんか見たことがないような瑞々しさ。これは人気があるはずです。プレーンのケーキをいただきましたが、深い赤が鮮やかなまんま。そして、酸っぱい味もそのまんま。ケーキなのにストレートな果物の味わいが残っていて、お菓子屋さんならこんなケーキは作らないでしょう。ある意味、本物の味が分かる大人のお菓子になっています。
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鶴岡の駅の周辺には目ぼしい施設はないのですが、唯一ここは時間がつぶせる場所でしょう。清川屋は酒田駅で「ががちゃおこわ」を知りましたが、こちらは果物などの商品も充実していて、試食などもさせてくれます。雨が降って大変な日で、バスの待ち時間をここで過ごさせてもらいました。ありがたいお店です
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庄内空港行きリムジンバスは、鶴岡の駅前から庄内空港まで利用しました。三連休の最終日、最終便だったので、それなりにこんでいるかと思いきや。乗っているのは二人だけ。駅で地元の人に空港バスの乗り場を聞いても、あまり知らない様子。鶴岡でも坂田でも、庄内空港は近いので、地元の人は空港バスなんか使わないのでしょう。ちょっと、面食らいました。
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ヒラボクカフェは、平田牧場のやっているカフェ。庄内は、豚が名物で、平田牧場はその豚が有名なんです。
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その豚を味わいたいとヒラボクドッグをいただきました。いやー、うまい。ソーセージのジューシーな味わいは期待通りとして、パンがパリッと歯切れがいい。ドトールのドッグに負けないおいしさです。
空港での待ち合わせ時間には、最適なひと品だと思います。
これで、庄内の四日旅は終了。お疲れ様でした。
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この旅行記へのコメント (6)
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- mom Kさん 2019/08/11 05:46:00
- オリエンテーリングになりました。
- 「これも何かの縁なので・・・」のくだりにうなずいて、楽しく拝見させていただきました。ひょっこり出会える町のふつうの構えのお菓子屋さん、私も歩きます。今月初訪問、一層楽しみな鶴岡になりました。ありがとうございます。
- たびたびさん からの返信 2019/08/28 15:47:23
- RE: オリエンテーリングになりました。
- 鶴岡。。
久しぶりに思い出しましたが、独特の街ですねえ。視点によって街の味わいは変わってくる。少しお手伝いになっていたら、嬉しいです。
たびたび
- mom Kさん からの返信 2019/09/01 20:51:22
- 再訪します
- たびたびさま こんばんは!
行ってまいりました。空港からのバスの車窓から稲田が全方位です。ああ、豊かな日本。
豊かな荘内。その夜、お散歩で見つけた地元スーパーから「つや姫」と「庄内米」即発送。駅前インフォメーションでのパンフ情報で冬の「黒川能」を知りました。行かねばと思います。本当に視点に依って、様々な味わいがある鶴岡。思わぬ出会いがお味にも人にもありました。ありがとうございました。ご報告まで。
- たびたびさん からの返信 2019/09/02 10:18:03
- RE: 再訪します
- そうですか。楽しい旅となったようで、何よりです。
それと黒川能ですか。なんか懐かしい名前。そうは期待していなかったんですが、その重厚で華麗な文化遺産に資料館で触れて、ちょっと感銘を受けました。
参考まで。
https://4travel.jp/travelogue/10953171
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- ジバゴさん 2016/04/11 10:08:40
- 豊かな山形の象徴、庄内地方を巡る旅(四日目・完)〜藤沢周平ワールドは鶴岡の歴史や文化が育んだもの。ちゃんと根っこが生えています〜
- 鶴岡在住民です。 ようこそおいでくださいました。
それにしてもよく一日でこれだけ回られたものと感心しました。
藤沢周平には全然興味が無い市民ですが、参考になったのはお菓子屋さんレポ、京都にもない駄菓子店との評価&とち餅屋、当然ながら両店共に知っておりますが特に坂田餅屋は法事と正月の餅を誂える受け取る際におまけのとち餅が密かな楽しみです。
鶴岡市や近郊には温泉が何箇所もあるのですがもし、再訪の際には是非行って欲しいのは櫛引温泉「ゆ〜town」です。湯田川の正面湯のように銭湯形式の温泉です。ここが良いのは湯の質でとにかく身体があったまる事はびっくりするほどです。冬季片道30分の温泉帰りでも十分保温されて心地いいです。
- たびたびさん からの返信 2016/04/13 10:18:05
- RE: 豊かな山形の象徴、庄内地方を巡る旅(四日目・完)〜藤沢周平ワールドは鶴岡の歴史や文化が育んだもの。ちゃんと根っこが生えています〜
- 嬉しいコメントと貴重な情報ありがとうございました。
気持ちが乗った旅もあれば、そうでもない旅はやっぱりあるのですが、この旅はとても気持ちが乗る旅でした。旅行記も、その素直な気持ちが自然に書けて、気に入っているものの一つです。ちょっと心に刺さるような藤沢周平の世界がここで育まれたのも偶然ではないと実感できたことはなによりの収穫です。あのレトロで渋いお菓子屋さんも最高でしたね。
そして、気が付くと山形は東北の中でも一番旅した県。近々、大石田のそば街道をアップする予定なので、それもご覧いただければと思います。
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