（思い出日記）　2012年04月08日～12日間　四国一週とお遍路　「３日目」

2012/04/08 - 2012/04/19

三日目

5:30に起き上がり身支度を

ラジオ体操して、腰に手をあて牛乳飲んだら出発です。

エリア 徳島

• 旅行の満足度: 4.0

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 自家用車

まずは八十八ケ所二十番からです。

昨日の案内所でもらった地図を頼りに車を・・・

二十番 鶴林寺（地蔵菩薩）
標高550mにある山寺で車で上がっても、まだかまだかと思ってしまった。

歩き遍路の方々は、この山道を登ってくるんだと思うと
信仰心とは凄いもんだと感服いたしやす。
さて、次も山寺だ！！

二十一番を目指してると、途中の看板に「右折6kmロープウェイ乗り場」
「左折登山道車15km歩いて1.5km」とある。

さてどうするか？？時間はまだ7:40、歩いてみますかね。

と、登山道を選択したんですが、これまた凄い！！！
途中からガタガタ道の急勾配、道幅は車一台分、ちょっと間違えれば転落です。
カーブでは一回で曲がりきれない所もありこりゃまた難儀な選択をいたしやした。

まぁなんとか駐車場にたどり着きまして、さて登ってみましょう〜

歩き初めて五分もたたないうちに息がハァハァです。所々にある、
この小さな札が何とも言えない気持ちにさせてくれ上を目指す。

やっと仁王門到着です。
あとわずか・・・

この札がほんとなんとも言えいくらいいい

境内に到着、意外と早かったがしんどい・・・

二十一番 太龍寺（虚空蔵菩薩）
御本尊の菩薩の名前は初めて聞く名前だ。珍しいのか？？俺が無知なのか？？

本堂へ行く階段に門がある。
と、思ったらこれが鐘撞堂だ！！二階位の高い位置の鐘を下から鳴らすのだ、

しからばひとつきを・・・ぼぉ〜ん〜良い響きでした。

さて本堂へ、
あれ？？？改築中だ、どうも先日の暴風で屋根に樹木が倒れてきたそうだ。
（大師さん守ってくれなかったのか？？？それとも、これも試練の教えか？？？）

まぁどっちでもいいか
太子堂にお参りし

裏に廻ってみるとまた太子堂みたのなものが、一応お参りを・・

太子堂の前に変わった木の根っこを発見！！杉と檜が根っこの部分でつながっていた。

さて、そろそろ下山しますかね。
しかし、八十八ケ所巡りはやっぱ歩いて廻らなければかな〜と思ってたとこに、
二十番、二十一番と山寺つづきを経験させられると、考えさせられてしまいます。

まぁ今回は四国観光がメインですのでとりあえず、車で次の寺に行きますか。

道幅の狭い一方通行を慎重に下山し二十二番へ・・・

二十二番 平等寺（薬師如来）

二十二番 平等寺（薬師如来）の境内

二十二番 平等寺（薬師如来）からの景色

ちょっと腹が減ってきた
普段は朝、昼と全く食べないのに不思議なのんだ。
今日も朝は牛乳とパンを食ったのに、もう腹が鳴ってる。

昨日の道の駅の優しいお姉さんが一押しって言ってた、
漁師さんが魚屋と食堂やってる所へでも、折角だから行ってみよう〜

着いたのは、阿南の橘漁港にある阿波橘海産さん。

待つこと五分位で注文
この辺りはハモが有名で年中採れるらしい、また刺身も今日はお勧めとの事で、

店の名物「ハモカツ阿波丼」と

「鯛とイカ刺身」を注文。

店主が、待ってもらったから、ハモ多めにしといたよって！！ラッキー

早速口に運び（その前に写真は撮りましたが・・・）旨い(^O^)／

普段、鯛やイカの刺身をそんなに美味しいと感じたことがないが、この日はほんまに美味かった。

ハモカツ丼も絶妙で、ガッツいて、むさぼり食べましたよ〜

で、お値段は1050円！！！
いうことなし！大満足でした。

あ〜旨かった。。。。

腹が予想以上び膨れ、ゆっくり海岸線でもドライブして行きましょう〜

四国最東端 蒲生田岬（かもだみさき）に到着です。

しかし、どこ行ってもこの最東端だとか最何やらの端ってあるよね〜で、

俺は必ず見に行ってしまうんだよね〜ははは

ちょっと腹が食い過ぎで苦しいし、疲れてきた。
かもだ岬温泉ってあるので、ちょっくら休憩です。

景色の良い露天風呂、風呂は海亀のモニュメントか？？

それなりにゆっくりさせていただきました。

ちょっと空の雲行きが怪しい？？
雨になるのかなぁ
車の汚れが洗い流されるのは良い事だけど、この先も海岸線を走るのに景色がなぁ〜

まっ考えてもしゃあない。
行こう！！！

走ってると川で何かやってる。
椿川って書いてるが、桜の下で？？？聞いて見ると白魚を捕ってるらしい。

海から川に昇ってくるのを桜の時期に捕獲するのは珍しく、ここは有名らしい。へ〜え〜

出来ました一句
「桜舞う 椿の川を 白魚が」
良く出来ました◎
って季語がバラバラか？？？

えっちらおっちら南下してますと、二十三番札所に到着です。

二十三番 薬王寺（薬師如来）

このお寺も散りかけてはいたものの桜との調和が綺麗なお寺でした。

二十三番 薬王寺（薬師如来）の桜

ここでも名前に「別格本山」とある。何度か目にするが意味がわからなかった。

このお寺で聞いてみると、真言宗の中でも色々と派があり、高野派、◯◯派といったように・・・
その高野派の中で、特に空海との関係や由緒、云われなどで、
特別なお寺を別格本山と言うらしい。
一つ勉強になりました。

これで、徳島県内の八十八ケ所は終了です。

更に海岸線を南下し「南阿波サンライン」なる道を走ってみた。

南阿波サンラインの景色

海岸美が素晴らしいロードで、海岸が見えない所は桜ロードになり、

桜ロード

所々にある展望台からの景色も最高です。
贅沢言えば天気が曇りでなかったらです。

南阿波サンラインの景色

南阿波サンラインの景色

さてさてどうしますか?と観光マップを見ると「トンネルだけのトンネル」とある。
気になってしゃあない。行くよ〜！！！

来て小さなトンネルが確かにある。どう言う意味だ？？？

駅のおばさんに聞いたら、昔はここは山で、
それをぶち抜いてトンネルを造り列車を走らせたが、
近年になって山を崩して宅地化され、山が無くなったが、
トンネルだけは残したんだって。
うん粋な計らい？？？ってとこかな？？？

時間は18:00
薄暗くなってきた。
もう、徳島県の端で高知県は目の前、腹は減ってないし、風呂も入ったし、どうするか迷う。
ちょっと休憩して考えよう。。。

って言うか考えてもしゃあない
とりあえず走るんだ。
と、だんだん暗くなる中、高知県に入り、雨も振り出し、とうとう室戸岬まできてしまった。

こりゃぁいかん！！
室戸で行って見たいところもあるのに、ここらでストップせねば！！！
と思いながらも車をとめる所がない、あってもトイレが無い。

いやはや、何だかんだと結局、室戸岬をかなり通り過ぎた道の駅まで来てしまった。
コンビニでビールとカップヌードル買って寝ますわ。
明日の朝、引き返そっと・・・では、お休みなさい。


四日目につづく・・・・