2014/04/26 - 2014/04/26
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SUR SHANGHAIさん
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明日はもうサン・ペドロ・デ・アタカマを出るから、このあたりの一番の見所と言ってもいい≪月の谷≫の夕暮れを楽しめるのは今日だけ。
サン・ペドロ・デ・アタカマは、町自体は小さくても周辺のアタカマ砂漠やアタカマ高地の景観がすばらしい。
近郊の≪月の谷≫と呼ばれる場所も、砂漠の中に現れる渓谷の造形とそこに映える夕日の色が美しい場所。
中南米を紹介する旅の映像や画像で見たことのある人は多いのでは?
≪月の谷≫に行くなら、夕暮れよりも早目に行って自分なりの夕景スポットを見つけるのがいいかも、と出かけてみます。
表紙の画像は、夕日の中で金色に輝く≪月の谷≫。遠景の山はアタカマ富士とも呼ばれるリカンカブール山。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 交通
- 3.5
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- レンタカー 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
前編では、タティオ間欠泉群からサン・ペドロ・デ・アタカマに無事帰着。
一息付いたあとは、サン・ペドロ・デ・アタカマで一番の見所と言っていい夕日スポットの≪月の谷≫へ。
このとおり、まだ日暮れの時間には早いんですが、早目に行って自分なりの夕焼け鑑賞スポットを見つけようと思っているんです。
●注: ≪月の谷≫へ向かう道は一本だけではありません。
この画像は、サン・ペドロ・デ・アタカマから23号線でカラマ方面へ数km行った場所の分岐点。
これよりももう少しカラマ寄りにも別の分岐点があります。
ここでまずはPASO JAMA(ジャマ峠)方向へ左折して行くと…、 -
…その先には、さらに≪VALLE DE LA LUNA(月の谷)≫への分岐点がありました。
そのまま道なりに荒野の道を行くと…、 -
…その先に見えてくるのは、左手の画像のチケット・オフィス。
2014年4月下旬には、オープン時間は9:30〜18:30と出ていましたが、季節によって変動がありそう。要注意。
このオフィスには売店とトイレあり。飲料水は是非仕入れて行きましょう。
≪月の谷≫のチケットは2000チリ・ペソ/人。
見所も載った≪月の谷≫の地図もいただくといいですよ。
そのあとは≪月の谷≫への途中に、チケットのチェック・ポイント(右手の画像)がありました。 -
サン・ペドロ・デ・アタカマから10kmほどしか離れていない≪月の谷≫ですが、チケット・オフィスから先はもう砂漠地帯。
カラカラの砂の世界で砂埃も大変。
熱中症や紫外線対策のほか、目や呼吸器、カメラなどの保護対策もして行くと憂い無し。
≪月の谷≫あたりはサン・ペドロ・デ・アタカマと同じく標高は2400mほど。
SUR SHANGHAIたちは高山病の症状は出ませんでした。
この画像前方に見えて来た砂丘が見所の一つなんですが、最初に一番奥にある見所まで行ってみま〜す。 -
≪月の谷≫には未舗装ながら車道もあって、観光バスや4WDのほか、自転車やバイク、普通車で来ている人たちもいましたよ。
で、チケットのチェック・ポイントから車だとゆっくり走って15分足らずの砂漠で通行止め。
まだ≪月の谷≫は続いているようなんですが、迷子になったりの事故防止策なんじゃないでしょうか。
そして、この行き止まり地点手前にあるのが…、 -
…≪月の谷≫の見所の一つ、トレス・マリア。
≪月の谷≫では、見所となる場所に、こんな赤と白の矢印で名前が出ています。
そのトレス・マリアと言うのは何かと言うと…、 -
…1億年もの時をかけ、自然が造り上げた岩。
この画像だと、右手の三本の岩がトレス・マリア。
インカ時代よりも前から、ここは土地の人々にとって神聖な場所だったんだそうです。
なので、こう言っては非常に失礼なんですが、ここだけ見ると「え?これがそうなの?」で終わってしまう場所でした。(;^ω^)
ご勘弁を。<(_ _)> -
イチオシ
≪月の谷≫では、ところどころに簡単な駐車場もあって、好きな景色があれば車を降りて周りを歩いてみるのもOK。
≪月の谷≫は、ゴツゴツした乾いた岩山のほか、場所によってはこの画像でも見えている塩を噴出した箇所や砂漠が入り混じっていて、見る場所によって印象が違ってきます。 -
≪月の谷≫のこうした荒涼とした景色を見ると、人里遠く離れた場所のように思ってしまうでしょうが、実際にはサン・ペドロ・デ・アタカマから自転車でも往復できる距離。
多少のアップダウンはありましたが、体力に自身のある方はサン・ペドロ・デ・アタカマで自転車を借りて来てみるのもいいのでは?
この画像にも1人写っています。 -
サン・ペドロ・デ・アタカマからの≪月の谷≫ツアーは、ミニ・バスが主流。
ツアーで来ると、岩場巡りなどのアトラクションも込み。
サン・ペドロ・デ・アタカマのカラコレス通りには小さな旅行会社が並んでいるので、ツアー参加を検討してみるのももちろんよし。 -
≪月の谷≫からも見えたリカンカブール山(5916m)。
チリとボリビアの国境にあるこのリカンカブール山は、その美しい円錐形が特徴。
アタカマ富士とも呼ばれるその姿は、サン・ペドロ・デ・アタカマ周辺のあちこちからよく見えます。 -
さあ、夕暮れ前に、さっき見た砂丘を上っておこう。
と、ちょっと来た道を引き返して行きます。
この画像だと、車道が見えなくなるあたりが砂丘への上り口。
ふと右手の岩山を見上げると、一足先に上り切った人たちの影が点々。 -
≪月の谷≫の岩山と砂丘の境目。
左手から右上がりに細い道がついているのが分かると思います。
今度は正面の岩山の上に、上り切った人たちの影が。
旦那がそれを見て、
「あそこまで歩いて上るのか…。(-ω-ll)」
「ここが≪月の谷≫一番の見所なんだから、上らなきゃダメ!(`・ω・´)」 -
あそこが、≪月の谷≫の砂丘に上るための駐車場。
駐車料金は無し。
砂丘上りの前に、熱中症や紫外線、砂埃対策は万全に。
「さあ、旦那、砂丘に上るよ〜。(ΦωΦ)フフフ・・」 -
≪月の谷≫の砂丘を上って行く。
左手の岩山のお陰で、思っていたよりは上りやすかった。
砂丘の砂は小麦粉のように細かくて、サラサラと言うよりフワフワ。
どんどん靴の中に入り込んで来るし、服が盛大に埃まみれになりました。
汚れてもかまわない服で行くのがベスト! -
イチオシ
≪月の谷≫の砂丘を上りつめると、眼下には砂で満たしたスープ皿のような広大な窪地。
皿の縁にあたる部分が、尾根状の歩道になっていました。
わ〜!!不思議な景色!と、目を見張る。(◎0◎)
ここって、隕石が落ちたあとのクレーターだったの?
それとも昔の噴火口?
あ、ここからもリカンカブール山が見える。
画像右奥の円錐形の山がそう。 -
≪月の谷≫にある広大な砂の窪地。
尾根のような歩道を歩いて行って、時々振り返る。
画像右手にポツリと写っている人影と比べると、この窪地の大きさがよく分かると思います。 -
旦那は砂丘を上りつめた所で休憩中。
もっと歩いてみたいけど、あの尾根の外れまで行ったら戻ろうっと。
≪月の谷≫の砂の窪地を取り巻く尾根は歩けるんですが、落下防止柵などはありません。
ゴツゴツザラザラのお足元にはご注意を。 -
周りの岩山が風化して出来た砂があの窪地に溜まったんだろうか。
≪月の谷≫の中でも、一番不思議な景観。 -
同じように尾根状の道を歩いて来た家族連れ(?)も、≪月の谷≫のこのあたりの風景を堪能したらしい。
満足気な雰囲気が、後姿にもにじみ出ている。
よかったですね。(*^。^*) -
≪月の谷≫には、≪立ち入り禁止≫の札やロープが出ている所もあります。
なのに、足跡があったり、あの峰の上には人影が。(;^ω^)
迷子になったり事故に遭ったりしたら自己責任ですよ。 -
町歩き用バックパックに飲料水のボトルを常に入れて持ち歩くのはSUR SHANGHAI。
それをねだるのは旦那。 -
お次は、夕暮れの≪月の谷≫を見るためのスポット探し。
自分で自分なりのベスト・スポット探しをするのも旅の楽しみ方。
ちょっと右往左往してみて、あそこならよさそうと思ったのは、砂丘とトレス・マリアの間にある岩山あたり。
うん、そこなら、夕日が当たって赤く染まる岩肌が見られそう!と行ってみると…、 -
…どんぴしゃりの景観が! ★(o゚∀`从'∀゚o)★
斜め横から当たる夕日の色とその影。
これこそ≪月の谷≫のイメージどおりの異惑星的眺め。
雲ひとつ無い空もシュール。 -
イチオシ
これもまたシュールな≪月の谷≫の光景。
夕日の中で赤々と輝く岩山と青く澄んだ空との対比、光と影の対比もおもしろい。 -
≪月の谷≫の名のとおり、満月の夜にここに来たら、この岩山はどんな感じに見えるかな。
月光を浴びた姿も美しいに違いない。 -
SUR SHANGHAIが≪≪月の谷≫≫夕日スポットとして目を付けておいたのはあの岩山。
ここも麓に駐車場があって、崖の上に行く小道がついているんですよ。 -
別の山の影が迫って来た≪月の谷≫。
塩を噴出した小道の周辺は、まるで霜が降ったかのよう。
車を停めて、急ぎ足でまだ日が当たっているあの岩山を目指す。
間に合うかな。 -
≪ 山 ≫と言う漢字の生い立ちを、≪月の谷≫のこの岩山に見た!
…と言ったら大げさですね。(笑) -
≪月の谷≫の夕景スポットに選んだ崖が、夕暮れの光の中、赤味を帯びた金色に燃え上がる。
下の方で待っているからという旦那をあとに残し、SUR SHANGHAIは一人この崖をよじ登って行った、ィョッシャ━( p`д´)q━!!
…という訳ではなく、… -
…この画像の崖よりちょっと先に小道を見つけたので、おとなしくそこから上って行くことに。
あ、やっぱりここを夕景スポットに選んだらしい人影が崖の上に。
この画像で見えるかな。 -
イチオシ
崖の小道から、≪月の谷≫の夕暮れを見る。
赤く燃える岩の色と山影のコントラストが濃い、不思議に静かな風景。
荒野の向こうのリカンカブール山も、ほのかに色付く頃。 -
塩を噴いた岩山が、霜でも降りたかのような≪月の谷≫の景色。
SUR SHANGHAIが辿ってきた小道を、旦那もゆっくり付いて来た。
お!がんばってるな。
「早く、早く〜!」と手を振ると、
「いいから、お前は夕日を見てろ。」と言うように手を振り返された。 -
日が沈むにつれて、徐々に光の色も岩山の色も移り変わって行く≪月の谷≫。
イースター島の夕日と同じように、「ああ、ここまで来てよかった。」としみじみ思える眺めに出会えた!
恐竜の背のような岩山の上に、この日の夕景を見に来た人たちの姿が黒い点々になって見える。
遠く離れていても、同じ夕暮れを共有できたね。 -
同じ崖の上でこの日の≪月の谷≫の夕景を眺めていた人。
遠くには、薄紫やピンク色に染まるリカンカブール山が。
映画の一コマのようなワイドな眺めだ〜。(^◇^) -
同じ崖の上には、まだまだここを≪月の谷≫の夕景スポットに選んだ人たちが。
家族連れ? それとも友達連れ?
いい夕焼けでしたね。(*^。^*) -
さ、暗くなる前に崖の下に戻ろう。
旦那も小道の脇に佇みながら、夕暮れの≪月の谷≫の移り行く光と影を楽しんでいたらしい。
お! いつになくいい風情。 -
≪月の谷≫には、昔は城壁だったんじゃないの?と思わせる岩山もあった。
これがモロッコなら、カスバの廃墟のようにも見える。
ここに満月が昇ってきたら、まさしく『荒城の月』よね。
でも、このあたりの事情をよく知らないSUR SHANGHAIたちは、≪月の谷≫巡りはここまでにしてサン・ペドロ・デ・アタカマへと引き上げます。 -
レンタカーで≪月の谷≫へやって来た人たちも、暗くなる前にサン・ペドロ・デ・アタカマを目指す。
向こうに黒々見えるのがサン・ペドロ・デ・アタカマのオアシス。
この画像に写っているフィアットは、≪月の谷≫を出て来る時のちょっとした上りの坂道で、お連れをたくさん引き連れていた。(;^ω^)
平らな直線コースに入ると、お連れたちは一斉にスパート!(。・w・。) ププッ
SUR SHANGHAIたちもお先に失礼しま〜す!ヾ(´ー`)ノ
明日は、サン・ペドロ・デ・アタカマを出る前に、近郊のプカラ遺跡とサン・ペドロ川の渓谷を訪れてみます。
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