四万温泉と紅葉狩りの旅

2014/11/01 - 2014/11/02

日本で2番めに人気がない群馬県に紅葉狩りに行ってきました。

というか何故群馬の人気がこんなに低いのか同じ関東に住んでいる者としては納得が行きません。

確かに美味しい物は少ないけど、温泉がいっぱいあっていいところなのにな〜。

紅葉もとっても綺麗だし。

今回は格安温泉ホテルチェーンの伊東園ホテルに宿泊。

安いだけあって食事も泉質もイマイチだったけど、紅葉はとっても綺麗でした。

エリア 群馬

三連休なので早めの朝7時に家を出発。

おかげで花園辺りの渋滞も20分くらいで通り抜け、スイスイと群馬県へ。

関越自動車は帰省のときにいつも使うけど、藤岡ジャンクションで上信越道にそれちゃうので、この駒寄PAに来たのは久しぶり。

群馬県で美味しい食べ物といえば、こんな風なおやき系食べ物しか思い浮かばない私。

農産物直売所たけやまの高菜入りまんじゅう1個150円。
小麦粉が小麦粉〜って味がしててめちゃくちゃ美味しい(o^〜^o)

この日はあいにくの雨模様。

天気が良ければ山の紅葉が綺麗だろうにな
〜。

あまりにも早く着きすぎたので、道の駅霊山たけやまに。
あんまり何もない道の駅だったな。

道の駅たけやまの向かいにある親都神社。

チェックインの3時までずいぶん時間があったけど、することもないのでとりあえず宿に向かうことに。

宿まであと少しというところに、野生の猿が〜。

野生の猿なんて富山の実家以外で見たことありません。

しかしこの一匹狼の猿は、今回の旅では単なる序章でした。

今回宿泊する伊東園ホテル四万です。

日向見温泉街側にあります。

2時前に着いたのに、お部屋の清掃が終わっているからと入れていただきました。
とっても親切な宿です。

お部屋は200号室。

窓の目の前が土手みたいになっているため、昼間でもほぼ真っ暗ですが、他の部屋の2倍ほどあって、大浴場にも小浴場にも近くて便利でした。

和洋室でベッドが3台並んでます。

つまりその分広いんです。

改装したばかりなのか、洗面所もトイレもとっても綺麗で広くて使いやすかったです。

この日は満室大盛況ということで、早くチェックインした利点を生かしてゆったりと温泉を楽しむために大浴場へ。

おかげさまで最初から最後まで一人で大浴場を堪能。

これはだんなが撮った男性の露天風呂。

夜中に入れ替わって、翌朝は女性風呂になります。露天風呂から見る紅葉がめちゃくちゃ綺麗だった〜。

入浴後、食事の17時30分まで時間があるので近所に観光へ。

とりあえず観光案内図にある名所へ。

四万温泉最大の観光名所・薬師堂に来ました。
残念ながら工事中。

観音様。

本堂です。

本堂はこんな感じ。
ひなびてますね。

向こうに見えるが本像様ですよ。

群馬にも道祖神があるんだ〜。
しかも｢道祖神｣って字で書いてあるやつ。

次は四万川ダムへ。
上に行きたいけど行けないみたい。

四万川ダムの壁。
ひたすら高い！

四万川ダム 自然・景勝地

ここの川の紅葉、ありえないくらい綺麗。

これで天気が良ければなあ〜。

この後、日向見温泉と反対側にあるゆずりは温泉街へ。

ってゆーかゆずりは温泉街は、私の人生で１番小さな温泉街でした。地図よりも見た目で移動したほうが早い的なー。

でゆずりは温泉街を出て日向見温泉街に戻る途中にある小泉の滝なる滝です。

横幅はひろいけど縦幅が狭い滝がすぐ近くに。

食事前に小浴場でもう一回入浴。

こっちのほうが泉質がいい感じ。

しかも人が来ないからのんびりできます。

脱衣所はこんな感じ。

スキンケア用品よりもBBクリームとかグルコサミンクリームとか、他では見られない健康系化粧品が多数。

やっと晩御飯〜。

バイキングだから味はイマイチだけど、、、

何よりもアルコールもフリーなのが素晴らしいわ〜！この宿。

私の大好きな鯖寿司もありましたよ〜。

和風の食べ物が多くて飲ん兵衛にはいいな〜。

アルコールドリンクバーなる表示を初めて見たよ。

翌日の朝ごはんてす。

ああ〜ん、前の晩にあったらいい肴になったのにな〜っていうおかずがいっぱい。

今日は晴天。

紅葉が10割増しで綺麗に見えますよーん。

四万川ダムの上から四万温泉街を眺めた図。
左側のほうが紅葉が絶対綺麗なのに、日が当たってないからわからないのが残念(>_<)

湖に色づいた山が映えてbeautifulとしか言いようがない！

山全体の紅葉だけでなく、モミジの木一本だけでも十分綺麗なのです。

ダムの1番向こうにある橋から見た図。

いくつかの川がダムに流れ込んでいます。

せき止めている場所の真逆から見た図。

真っ赤なモミジが綺麗。

猿の朝ごはんに遭遇。
土の中から何かをほじくり出して食べてます。
この時期土の中に何があるんだろう？

iPadの望遠だとボケるので、車で近寄って真横からパチリ。
本当は窓を開けて取りたかったけど危険なのでやめました。

四万温泉を後にして、富岡製糸場に向かうことに。
途中、観光地図上にあった遺跡義士石像を見に行くことにしました。
だって他に観光地もなさそうなので。

道路から400mみたいに書いてあったのに、それらしきものが見えず、だんだん不安になって来ました。

ようやく石像らしいものに到着。
でも義士像ではないみたい。

洞窟っぽいものもあります。
ここから石を切り出したのかな。

さらに先に進むと、ようやく義士像に到着。
義士の石像の由来が書かれた石版。

これが義士像です。赤穂義士・片岡源五右衛門の下僕・元助が浅野長矩夫妻と四十七義士の供養のため、20年の歳月をかけて建立した47の石像と石宮だそうです。
一枚の写真には収まりきらないくらい沢山あります。

石像の前には無数の蟻地獄の穴が。

あり地獄を見たのが久々で思わず撮っちゃいました。

あり地獄って日本で１番名前が多い生物だって知ってた？
私の実家近くでは｢ダンチョコ｣って呼びます。

安中榛名駅から降りたところにある天空の丘。

どんな景色が広がるのかと思って見に行くと、、、。

なんだか港北ニュータウンみたいなところでした。

そうこうするうちに富岡に到着。
車を市営の無料駐車場に止めて、歩いて製糸場に向います。

上信電鉄上州富岡駅です。
めちゃくちゃ綺麗な駅ですが利用者は少なそう。

駅から見えるレトロな建物。

その正体は、、、

まちなか物産館お富ちゃんでした。
繭関係とこんにゃく製品が多いです。

富岡製糸工場に到着しました。

世界遺産登録決定でたくさんの人が、、、


と言いたいですが、白川郷と比べるとそうでもなかったです。

入場料は500円。

入ってすぐのところにある建物は展示場になってましたが、興味ないものしか展示されておらずすぐ出てきちゃいました。

展示室の壁。
無料ガイドツアー御一行が熱心に説明を聞いてました。

いよいよ真打ち、工場の中です。

実際の機械。
う〜ん、これだけかい。

ブリューナー館。
ブリューナーさんが住んでいた屋敷らしいです。

ブリューナー館背面図。
中庭の対面側に女工さんの寮（下）があります。

女工さん達の寮です。
私の祖母もかつて高崎や大宮の製糸工場で働いていたとき寮に入っていたらしいです。
祖母の寮は逃げられないように外から鍵がかけられたので、窓の外に来る売り子さんにカゴを垂らしてお金と商品をやり取りしたらしいです。
ちなみに祖母の家は地主だったので貧しいから働きに出たのではなく、工場勤めに憧れて、両親にだまってハンコを盗み出して契約して勝手に出て行ったそう。結果１年もたたずして身体を壊して帰ってきたそうです。

富岡製糸工場を後にして、まだ早いので妙義神社に行くことに。

またまたここでも猿がお食事中。
iPad miniじゃうまく猿が撮れな〜い。やっぱカメラ持って来るんだった。

妙義神社の門です。

ここまで来るだけでも急な坂道を上らなきゃいけなくてかなりしんどいです。

しかし、先はまだまだでこんなに長い階段が待っています。

上りきったら、こんな景色が見れます。

ちょっと雲ってますね。

総門の左側の守護神様。

総門の右側の守護神様。

本堂。

本堂右手にある大きな木。

本堂の左側の彫刻。立派だけどiPadだとよくわかりません。

本堂全体像です。

ここの木はどれも大きくて立派です。

社務所に通じる道にある石の神社。

石段がひなびてていいですね〜。

弁天池（だっけ？）

随神門

総門を上から見た図。

神社を出たところで菊花展をやってました。

大きな猿だけじゃなく、小さい子猿と、そのお姉ちゃんらしきちょっと大きな子猿と母ザルが旅館の屋根の上で三人仲良く毛づくろいしている姿は、と〜っても心が癒されました。

でもあんなに沢山実家の屋根に来られたら嫌だな。