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昨夜宿泊したアントニーホテルはヴェネチアからイタリア本土に戻り、波止場からやや北のヴェネチアアッセラ空港方向の道筋の、静かな郊外にあった。<br /><br />朝早めにアントニーホテルを発ちラヴェンナに向かう。<br /><br />霧に霞む”サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会”の鐘楼の前の並木道の大通り・Viale Fariniを西へ進み、左側のガリバルディの像が建つガリバルディ広場を過ぎるとポポロ広場に出る。<br /><br />正面に2本の円柱を従えた白っぽい建物は市庁舎。<br /><br />ラヴェンナの最初の観光地はポポロ広場の北東の森の一角に建つ、”サン・ヴィターレ教会”。<br /><br />小柄ながら城砦を思わせる堅牢な壁に覆われた、八角形の”サン・ヴィターレ教会”と、隣接して建つ、”ガッラ・プラチーディアの廟”の木立の中の姿はいかにも中世そのもの。<br /><br />ラヴェンナはヨーロッパの中で最も優れたビザンチ文化が残る街だと云われるが、その中でも象徴的なモザイクをここで目の当たりに出来る。<br /><br />”サン・ヴィターレ教会”のモザイクも素晴らしいが、”サン・ヴィターレ教会”より100年程前に建てられた”ガッラ・プラチーディアの廟”のモザイクの方が、小規模ながら柄も色も豊富で、個人的にはこちらの方が鑑賞するには楽しい。<br />残念ながら撮影禁。<br /><br />これもこの旅で初めて知ったことだが、現在は一地方都市に過ぎないと思えるラヴェンナは、<br />かっては西ローマ帝国の首都だった時期もあり、後に西ローマ帝国を消滅に追い込んだ東ゴートもローマ進行の際ラヴェンナを首都とする。<br /><br />更には東ゴート族を打ち破った東ローマ帝国のラヴェンナ総督領の首府と云う華麗な歴史を辿っている。<br /><br />しかしラヴェンナのヨーロッパの中で最も優れたビザンチ文化=モザイクは東ローマ帝国支配の時代以前から培われた様だ。<br /><br />ちなみにガッラ・プラチーディアの廟を建てたガッラ・プラチーディアは、大帝ローマ皇帝テオドシウス1世の娘で、日本の戦国時代の殿様の娘同様、政略結婚の運命に翻弄されるが、ガッラ・プラチーディアの義理の兄ホノリュウス帝が最初にラヴェンナに西ローマ帝国の首都を創設した際、ホノリュウス帝と共にラヴェンナの基礎を造った女性と云われる。<br /><br />晩秋の色濃い国立博物館の裏庭を通り、ダンテの墓を目指す途上ネオニアーノ洗礼堂の丸天井のモザイク画を鑑賞。<br /><br />ダンテはフィレンチェ滞在中政争に敗れ、受けた死刑判決を逃れてラヴェンナへ。<br /><br />ダンテはここラヴェンナで「神曲」を書き、62歳でこの世を去る。<br /><br />ダンテの墓は街の中心に建つサン・フランチェスコ教会に隣接して建っている。<br /><br />”墓”と云うより”廟”と云った感じ。<br />

晩秋のイタリア周遊旅情・WT信の旅行三昧ここから始まる4、モザイク美術の宝庫ラヴェンナ

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2003/11/24 - 2003/11/24

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旅行記グループ 晩秋のイタリア

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WT信

WT信さん

昨夜宿泊したアントニーホテルはヴェネチアからイタリア本土に戻り、波止場からやや北のヴェネチアアッセラ空港方向の道筋の、静かな郊外にあった。

朝早めにアントニーホテルを発ちラヴェンナに向かう。

霧に霞む”サン・ジョヴァンニ・エヴァンジェリスタ教会”の鐘楼の前の並木道の大通り・Viale Fariniを西へ進み、左側のガリバルディの像が建つガリバルディ広場を過ぎるとポポロ広場に出る。

正面に2本の円柱を従えた白っぽい建物は市庁舎。

ラヴェンナの最初の観光地はポポロ広場の北東の森の一角に建つ、”サン・ヴィターレ教会”。

小柄ながら城砦を思わせる堅牢な壁に覆われた、八角形の”サン・ヴィターレ教会”と、隣接して建つ、”ガッラ・プラチーディアの廟”の木立の中の姿はいかにも中世そのもの。

ラヴェンナはヨーロッパの中で最も優れたビザンチ文化が残る街だと云われるが、その中でも象徴的なモザイクをここで目の当たりに出来る。

”サン・ヴィターレ教会”のモザイクも素晴らしいが、”サン・ヴィターレ教会”より100年程前に建てられた”ガッラ・プラチーディアの廟”のモザイクの方が、小規模ながら柄も色も豊富で、個人的にはこちらの方が鑑賞するには楽しい。
残念ながら撮影禁。

これもこの旅で初めて知ったことだが、現在は一地方都市に過ぎないと思えるラヴェンナは、
かっては西ローマ帝国の首都だった時期もあり、後に西ローマ帝国を消滅に追い込んだ東ゴートもローマ進行の際ラヴェンナを首都とする。

更には東ゴート族を打ち破った東ローマ帝国のラヴェンナ総督領の首府と云う華麗な歴史を辿っている。

しかしラヴェンナのヨーロッパの中で最も優れたビザンチ文化=モザイクは東ローマ帝国支配の時代以前から培われた様だ。

ちなみにガッラ・プラチーディアの廟を建てたガッラ・プラチーディアは、大帝ローマ皇帝テオドシウス1世の娘で、日本の戦国時代の殿様の娘同様、政略結婚の運命に翻弄されるが、ガッラ・プラチーディアの義理の兄ホノリュウス帝が最初にラヴェンナに西ローマ帝国の首都を創設した際、ホノリュウス帝と共にラヴェンナの基礎を造った女性と云われる。

晩秋の色濃い国立博物館の裏庭を通り、ダンテの墓を目指す途上ネオニアーノ洗礼堂の丸天井のモザイク画を鑑賞。

ダンテはフィレンチェ滞在中政争に敗れ、受けた死刑判決を逃れてラヴェンナへ。

ダンテはここラヴェンナで「神曲」を書き、62歳でこの世を去る。

ダンテの墓は街の中心に建つサン・フランチェスコ教会に隣接して建っている。

”墓”と云うより”廟”と云った感じ。

同行者
家族旅行
交通手段
観光バス
旅行の手配内容
ツアー(添乗員同行あり)

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