2014/08/30 - 2014/08/30
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tadashiさん
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そこかしこのマッキンレー眺望ポイントを巡りながら我々のバスはタルキートナの街にやってきた。この町は一般の人たちにとってはデナリ山への軽飛行機、ヘリコプター観光やタルキトナ河などのラフティング観光の基地。山男女にとってはデナリ山岳への登山のベース基地の街です。アラスカ鉄道もここで人々が下車し乗車する重要なポイントです。街はいってみれば日本の軽井沢もしくは清里といった感じでしょうか・・・
街にはドメスティックなレストランやカフェー、バーなどがかなりあり、もちろん観光ボートなどのお店があったり、デナリ山登山のレンジャー事務所などもあり、にぎわっておりました。博物館というかインフォメーション・センタも完備しています。大きなジオラマのデナリ山模型で熱心に説明してくれたおじさんたちが印象に残っています。
フリーマーッケットもあり、小学3,4年生の女の子が一所懸命に手作りジャムや木工品などをセールスしていました。タルキートナ河の向こうには白銀のデナリ山。アラスカ鉄道の線路の奥にもマッキンレー。日本に住んでいたというカップルともチョットおしゃべりできました。レンジャー事務所のおじさんは、たまたま私がかぶっていた厚木基地のキャップに反応。「懐かしい、若いころ厚木に勤務していたんだ!」とハグされた。
タルキートナからアンカレージのバス移動で事件が勃発した。ハイウエイを走行中に甲高い異音が響き始めた。
停車してチェックしてみると、右後輪から煙が立ち上っている。どうもベアリングか何かが摩擦熱でオイルが焼くついているのは明らかだった。何もないアラスカのハイウエイのど真ん中。バスは低速で一番近場のガスステーションにそろそろと移動。バス運転手レイモンドが会社と衛星携帯で相談連絡。我々はとりあえずガスステーションの売店でトイレタイム。
結局、このバスでの走行は危険と判断、一時間ほど先行している同じツアーの別グループのバスを呼び戻して三分の二のメンバーはこれに載せてもらい、他のひとは急遽地元のマイクロを確保し、それに乗って別途、アンカレージに向かうこととなった。ここで2時間ののんびりタイム。アンカレーッジへの途中では、オバマ大統領と候補を争った元アラスカ州知事の育った家のある町などを経由し、暮れなずむアンカレーッジへ、ようようにしてたどりつきにけり・・・
表紙はタルキートナ駅を出発したアラスカ鉄道とその背後にデナリ山。猛烈な警告音が響いた。運転手さんに悪いことしてしまったなと反省。
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アラスカ鉄道タルキートナ駅近くでバスを下車して、セスナでの観光組と分かれます。前篇での昼食レストランでは、ラフティング組とも判れています。我々オプション無しグループは街を散策開始。
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川下り遊覧船、ラフティングの事務所。
ここの前を再集合場所と指定されます。 -
何時出発するのでしょうか?
アラスカ鉄道の列車が停車しております。 -
タルキートナのメイン・ストリートにはこのようなギフト・ショップがたくさんあります。
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ここも土産物やさんです。
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風景画のオープン・マーケット
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メイン・ストリートから横道に抜けて、歴史博物館を訪問します。
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この博物館にはデナリ山系のジオラマが精緻に作られており、博物館の叔父さんが懇切丁寧に説明してくれます。今でも刻々とマッキンレーの頂上の標高は上がっているのだそうです。
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有名なパン屋さんだそうです。お店はこの時間はしまっているようでした。
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次に、訪問したのはこの建物。
デナリ山系への登山のばあいには、ここのレンジャー事務所で届出が義務付けられているとのことです。 -
世界中からやってきた登山隊のワッペンなどが壁いっぱいに展示されていました。
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レンジャー事務所には本年度の登山者の数が示されているボードがありました。
今年の登山シーズンは終了とのことです。 -
グリズリーベアの頭骨(左)、黒クマの頭骨(右)とグリズリーの前足の掌がありました。
掌は人の顔くらいの大きさ。これでたたかれたら、一発でおしまいですね。
そのほかにもヘラジカの角つきの頭骨やグリズリーの全身毛皮、大烏のはく製などが展示されていました。 -
大空からのデナリのヴィデオ
セスナに乗ったつもり -
ここで説明をしてくれたレンジャーのおじさんは、私のかぶっていた米軍厚木基地のキャップを見て、ハグしてきた。
聴けば、かって厚木基地に何年か勤務したことがあるのだという。
2020年にはオリンピックがあるから是非、もう一度日本へと進めておきました。 -
レンジャー事務所で一旦、解散。
各自自由行動。
ここはオープン・マーケットのテント
小学生3年生くらいの女の子が店番。しきりに購入をすすめられた。 -
タルキートナ河畔に出てきました。
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デナリ山系が白く輝き聳えていました。
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遊覧ボートがやってきました。
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ラフティングのゴム・ボートも接岸
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可愛い小さな女の子も降りてきた。
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そして無人となったボートとマッキンレー
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タルキートナ河上空には遊覧セスナがとんぼをきっていた。
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街中で見かけたペットたち
このブルの持ち主は、最近まで東京に住んでいたとのことで、英語で話しかけたら「日本語、大丈夫ですよ・・・」と日本語でしばらく会話した。 -
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街はお花で一杯
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大きな三輪バイクにのったナイスバディな御嬢さんに出会った。
何台かで、「アラスカ無宿」のような意味の旗を閃かせて颯爽と去っていきました。 -
お店のあるメインストリートを抜け、郊外の上村直己さんが生涯の最後に宿泊した「北緯62度」ロッジに行ってみます。
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見えてきました。
この五号室がかれの定宿だったそうです。
今は、宿泊はやっていなそうです。レストランとギフト・ショップで生業をたてているとのことです。 -
この左奥が植村ルーム
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上の右奥の林の脇にこんな木彫りの彫刻が・・・
だれかが手慰みに彫ったのでしょうか? -
上の彫刻のある林からはデナリの望めます。
植村さんここから天候をチェックしたのではないでしょうか・・・ -
北緯62度ロッジを後に、集合場所へと戻ります。
アラスカ鉄道の線路の向こうにマッキンレー -
列車がやってきました。
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列車は轟音と警笛を鳴らしてとおりすぎていきました。
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そして、表紙で述べたように、バス故障の後、他のグループのバスに拾ってもらい、アンカレッジへと進みます。
いささか疲れました。 -
アンカレーッジ湾がみえてきました。
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夕闇迫るアンカレージの中心部にちかずきました。
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これが今夜、明日の宿泊ホテルです。
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