2014/08/29 - 2014/08/29
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tadashiさん
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アラスカ鉄道の旅を終え、宿泊予定のホテルのレストラン棟で昼食を慌ただしく戴き、デナリ公園ツアー・バスに乗り込み霧雨模様の公園ツアーに出かけた。約6時間のツアーの最中、このツアーの最深部では雪に見舞われるという生憎の天候であった。当然のことながら北米最高峰デナリ山(マッキンレー山)の勇姿は拝むことはできなかった。短い季節の黄葉も灰色の空の下、ベリーの朱色も煙って見えた。それでもこのあたりの食物連鎖の王様、グリズリ・ベアにもなんとか出会うことができた。紅葉の秋ともうすぐやってくる冬の使者、雪とも出会えて、よかったのではないかと、言い聞かせる私であった。
マッキンレーには翌日、タップリ会うことができましたので付言しておきます。そうそう、見事なレインボーにも会えたのです。ツーアから帰って夕食を同じレストラン棟でいただき、宿泊ロッジに着くなり、ベットにバタン、キューでした。
表紙は冬に備えて一心不乱に栄養を蓄積するべく、猛烈な勢いでベリーを食べているグリズリー・ベアさんです。望遠で撮ったものを更に拡大したものです。
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宿泊ホテルのレストラン・カフェ・バー棟の内部・
大きな丸太でできています。 -
バーカウンターの背景はマッキンレー山系の美しい風景。
ここでゆっくり一杯飲りたいところですが、団体行動、そうは行きません。 -
この建物が宿泊ホテルのレストラン棟です。このすぐそばには大河ネナナが氷河が溶けた独特の色で流れています。
建物はふんだんに木を使用した気持ちの良い建物でした。
かなりの広さの木造ベランダから川の流れ、や時折ラフティング・ボートが通り過ぎます。
マイナス・イオンがタップリでした。 -
観望ベランダからのネナナ川の流れです。
天候は回復の兆しはありません。 -
同行の皆さんも昼食を終え、公園バスの時間までの間、このベランダからしばしのリラックス・タイムです。
ペチュニアの色が鮮やかでした。 -
かなりの年代物の公園ツアー・バスに乗り込みます。基本的にこのバスは貸切はなく混載バスですが、米国人のカメラマンが一人乗った他は我々だけでした。
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公園に入ると、そこはもう秋のデナリ。アラスカトウヒの背の高い緑と背の低い木々の黄葉と低木のベリーの赤錆色でいっぱいでした。
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柳類の薄い黄色の葉に、遠くのベリーの赤色の丘。
うーん、いい感じ! -
公園に入ってしばらくすると、公園レンジャー事務所からレンジャーがバスに乗り込んできます。
違反事項がないかのチェックとウエルカム・メッセージを述べてくれます。
「ソフィー」さんという若い女性でした。
彼女が注意事項(何も持ち帰らない、何も残さない、ここでは人間も路傍の石と心得よ。十分動物に注意する事)など説明している途中、何やら車内がざわめく。 -
それも、むべなるかな・・・
バスの右側のほんの離れた丘に・・・
見てください、見事な虹があらわれたのです。
これは素人の私が撮った写真。 -
これは、同行してくれた現地に在住のプロ・カメラマンが旅行後に送ってきてくれたその時の虹です。
やっぱり違います。 -
この後、何回か虹が出現しました。
どこを眺めても、広大な秋の風景 -
遠くの山には雪?
小さくムースの一群れも見えます。 -
バス右手山側のブッシュに何やら?
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まだ夏仕様の洋服の雷鳥です。
冬に備えてなにやら一生懸命ついばんでおります。
やがて冬仕様の姿になるのでしょう。 -
近くの山の谷部に雪が・・・
これは氷河ではなく、ごく最近に積もった雪でしょうとのガイドのはなしでした。 -
美しい黄色
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わびさびを思わせる赤錆色の丘
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おっと何か大きな動くものが右手の奥に
200ミリ望遠でこれが一杯 -
これは!クマだ・・・
グリズリーベアだ。 -
我々の存在を意識しながらも悠々とベリーをはんでおりました。
トリミング拡大。 -
しっかり食べて、厳しい冬を乗り切れよ!
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バス左手の谷
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最初のトイレ休憩場所からの左手の谷川を見下ろす。
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近くの別の丘にカッコ良いカップルが
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他には、ベリーを探しているカップルが・・・
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オブザバトリーの看板の下にはセキレイのような鳥が。
ここははれていれば、マッキンレーが美しくみえる場所だとか。 -
トイレ休憩後、しばらく行くと左手の谷に続く丘に・・・
なにやら黒いものが・・・
グリズリーベアでした。これが望遠一杯。
デナリへ行かれれるかたはもっと高性能の望遠レンズが必須ですね。 -
とうとう雪が舞ってきました。
ここらは今回のルート中で一番標高の高いあたりだとか
非常に見づらいですが、雷鳥の一段が道路をあるっています。 -
ちょっと拡大
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左の川岸には、カリブーの群れ
これも望遠めいっぱい -
むしろこちらのほうがわかりやすいか?
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右手のトオヒの樹になにやらちょこまか動くものが?
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アラスカジリスでした。
頬をいっぱいふくらましています。 -
ドールシープの声にとりあえず移してみるが、写っていない。
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しかたがないので、公園バスの高性能カメラが捉えた映像を映す。
よく写っています。 -
バスは折り返して、帰途に着きます。
左手山側にムースが・・・ -
これもバスのモニターがはっきり大きくみえる
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カリブーもカメラは無理
バスのモニターで観察 -
往路ではなかった雪があちらこちらの山々に積もっている。
まだ根雪にはならないだろうとのはなしでした。 -
草千里
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この風景、できれば快晴の秋にまた逢いたい
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さようならデナリ公園
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またいつか、まみえん・・・
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