2014/08/30 - 2014/08/30
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ケロケロマニアさん
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日本一のそばの町として有名な幌加内町は、私が住む和寒町の隣町でもありますが、公共の交通機関利用での足がなく、クルマを持っていない自分にとっては、”近くて遠い町”でもあります。
ただ、片道約30キロ位の距離なので、十分日帰りは可能。という訳で、最近では全国的な知名度になりつつある、日本一のそばの町のそば祭りへと行ってきました。
本当は二日間開催されますので、町内のキャンプ場でテント張って二日とも見ようかなと思いましたが、テントを担いでサイクリングするのも面倒なので、今回は日帰りで一日(土曜日)のみの見物となりました。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- 交通
- 3.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
PR
-
和寒の市街地からはこちらの道道を使って幌加内に行くことが出来ます。
和寒もかなり奥に広い町ですが、JR駅のある中心部付近からは30キロ弱の距離となります。但し、町境の峠まではその半分ほどの距離ですが…。
お互い、中心部から和幌トンネルまでの距離が長いんです…。 -
抜けるような青空に恵まれて、快適なサイクリングが続きます。
ようやく半分くらい来たかな…。 -
これまでの旅行記でも何度かアップさせて頂いております、和寒町・幌加内町境にある和幌トンネル。
でも峠名は一般的に和寒峠と呼ばれているようです。今ではなくなってしまった深名線が開通する前は、幌加内の方も和寒まで汽車、そこから馬車で幌加内へ、というルートで入られていたんですよね。そうした歴史的な事情から峠名は和寒単独なのかな?でもトンネルが出来た時代はもっと新しいので、公平に和幌トンネルと呼ばれているのかな、等といつも勘繰ってしまう場所です。 -
トンネルを抜けると緩やかな下り坂が続きますので、自転車乗りには快適な道です。あっという間に会場の駐車場案内板が見えてきました。
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幌加内市街地の手前にて、怪しげな八十八か所霊場を発見。
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せっかくなので、軽くお参りさせて頂くことにしました。
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やっぱり幌加内の景観を彩るのは、一面の蕎麦畑ですね!
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と思いきや、意外と田んぼもあるんですね。
収穫間近の黄金色に染まった光景、ある意味幌加内らしくはないですが、そばの町ですら存在感を示しているとは、やはり日本一の農産物は米なのだと、改めて思い知らされる瞬間です。 -
程なく、国道275号の合流地点に到着。
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ここのすぐ傍に幌加内神社があり、そば祭りの会場ももうすぐそこです。
自転車だと、会場まで直接乗り入れできてしまうのが有り難いですね。 -
そして会場へ。
流石に、自転車があると邪魔なので、地元民が駐輪しているエリアに同じように自転車をデポして、会場へと徒歩で入っていきます。 -
こちらがステージイベントが開催されるメイン会場のようです。
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さて、やはりそば祭りですので、そばは頂かないといけませんが、この祭りではお昼頃にはどの店舗も尋常でない混雑ぶりとなりますので、地元民は10時半頃に一回、そしてお店の終了前の15時前に一回と、違うお店で二店舗楽しむ、というパターンが多かったりします。
私も隣町在住の似非地元民ですので、混雑時は避けて、まず一回目、適当に空いていそうなお店でおそばをオーダーします。 -
サイクリングで汗をかいたあとですので、一食目は冷たいおそばで。
お値段的には一食あたり大体500円がどの店も相場となっています。
多分、お釣りの利便性なども考えてのことでしょうね。 -
最近では、県外のお店の出店も目立つようになりましたね。
この辺りが日本一のそばの町の懐の深さ(?)なのかもしれません。 -
因みに一番人気はやはり幌加内高校のお店ですね。
早い時間帯から既に行列が出来ていました。 -
最後尾はこんな感じで案内されていました。
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どさくさ紛れにこんなお店も!(笑)
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さて、ステージへと戻ります。
地元の少年少女剣士達が、声を張り上げながら剣術を披露していました。 -
札幌のMOAIさんも、最近よく見かけるなぁ〜。
旭川駅前のビアガーデンでも見かけたような…。
でもそば祭りでマッチョなおっさんがボリューム満点のステーキやスペアリブ焼いてる光景は、やっぱり違和感があるような…。 -
昼時になって、お店が尋常でない混雑を見せ始める頃、私はひっそりとこちらの建物へ。
現在はバスターミナルになっていますが、ここには深名線の資料室もあります。 -
入口に今回の新そばまつりのポスターが置かれていたので、一部もらっていきました。今も部屋に貼ってあります(笑)。
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やはり幌加内と言えば、深名線の歴史抜きには語れない町ですからね。
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幌加内の本町にやって来る度に足を運んでいますが、やはり涙なしには見られない展示が続きます。
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新そば祭りにせっかく遠方からやって来た人も、こっちにも足を運んで欲しいなぁ〜(涙)。
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いつものように寂しい気持ちを胸に、お祭り会場へ戻ります。
イベント会場にて観光客を乗せてその辺を巡回しているお馬さん。
寂しい気持ちを携えてみていると、表情もとても悲しげに見えます。
全然状況は違いますが、思わずドナドナを口ずさみながら、旧幌加内駅跡地へと向かいます。 -
現在のバスターミナルの位置と、かつての幌加内駅の跡地とは微妙に離れていますので注意が必要です。駅の跡地には、朱鞠内駅と同じようにレールの一部と駅名標が寂しげに残されています。
ただ、新そば祭りの時は目の前が臨時駐車場になる関係で、ここで記念撮影をされる観光客も多く見られました。 -
食べ歩き広場、って書かれていますね。
でも基本的にはお蕎麦は座って食べるので、”食べ歩き”ってちょっと語弊があるように感じます。 -
おおっ、多治見のブースを発見。
日本一暑い町と日本一寒い町との共演。
温度差が80度以上って凄いですね!!! -
ステージに戻ると、何ダ研二とかいうマニアックな物真似芸人が、ヨン様ネタでハングル語を話しながら場内を盛り上げていました。
こんな暑い最中に、冬のソナタって…。
芸人さんも色々と大変です。 -
今度は道民受けを狙って、千春に変身。
やや滑り気味…。 -
そして最後は持ちネタのジュリーで。
客席に帽子を投げ入れて拍手喝采を浴びていました。 -
何ダ研二の物真似ショーが終わって、少し間があるようです。
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なので、近くのお店まで蕎麦アイスを買いに行きました。
これ、蕎麦粒が入っていて、病み付きになるんですよね…。 -
そして本日最大のステージイベント、多岐川舞子の歌謡ショーが始まりました。ご高齢の方が多いお祭りですので、流石にこの時が一番混雑していました。
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ウサギキャラも発見。
でも、あんた誰???
町のゆるキャラでもないし…。 -
多岐川氏が舞台から降りて、愛想を振る舞い始めました。
そして歌謡ショーは終了。 -
歌謡ショーの終了後、一気に人がいなくなりました。
続く清野百香ステージはガラガラの状態で始まります。
ちょっと可哀想な雰囲気です…。 -
それでも一生懸命演奏します。
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幌加内町の親善大使的なこともされているようで、そばの花をイメージした自作を披露されたりしていて、なかなか聴き応えがありました。
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ただ、四十路のおっさん的には、涼風にヒラヒラと舞う薄い生地のスカートに癒されます。うーん、たまらん。(どこ見てんねん…(恥)。)
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時々美声も披露されていました。
なかなか上手な方だったので、こんな近距離で観られて最高でした。
ただ、最後にはCD買ってケロ(ケロとは言ってないけど…)的な、お決まりのビジネストークをされてはいましたが…。 -
そして今度は地元の青年部らしきお兄さんが、北海道米をテーマにした歌を歌い始めました。ここまで来るとかなりマニアックな祭りという風情が漂い始めます。
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時刻は2時半を過ぎ、もうそろそろ祭りのメインも終わりっぽいので、もう一回おそばを食べに行かないと。
因みに幌加内のマンホールはこんなデザインです。
和寒と同じようにカタクリの花も描かれていますね。 -
だから、あんたは誰やねん???
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2食目のお蕎麦はこちらで頼んでみました。
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今度は温かいおそばで。
この時間ですので、全く並ぶことなく頂くことが出来ました。
お値段はやはり500円です。 -
この時間帯ですと、幌加内高校の店舗の行列もかなり短くなっていました。皆様もそば祭りにいらっしゃる際は、お昼時を避けてご賞味されることをお勧め致します。はっきり申しまして、行列に並ぶ時間は相当無駄です。
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中央部に並ぶテーブルも、大分空席が目立つようになっていました。
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リボンちゃん発見!
こちらは全国区ですよね(笑)。
子供達にも大人気! -
完全に忘れ去られた風情のステージ上では、道内他地域のそば産地の観光PRなどが続けられていました。端の方によく見ると幌加内町の栗みたいな形したゆるキャラがいます(名前忘れた…。)。
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正面から撮ろうとした矢先にイベントが終了。
バックヤードで悲壮感を漂わせている姿が、逆に味わいがあって良かった。 -
こうして祭りの見学を終えて、帰路につきます。
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帰りはまだ明るそうだったのでちょっと寄り道します。
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向かった先はほろかない湖。雨煙内ダムのダム湖として整備され、ここの湖畔にはキャンプ場がありますので、最初はここにテントを張って寝ようかなと思っていました。
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雨煙内ダムに関する解説はこちらで。
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こうして、朝来た道を逆に辿り、和寒町へと戻ります。
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2014年の新そば祭りは日付の関係で8月の最終土日開催となりましたが、大体は9月の第一土日に開催されることが多いです。日もかなり短くなり、秋の気配を感じて幕を閉じた今回の日帰りサイクリング旅となりました。
これにて本旅行記は終了となります。最後までご閲覧有難うございました。
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この旅行記へのコメント (2)
-
- マプトさん 2014/10/13 21:23:18
- お晩でございます。
- お晩でございます。
今日、ちょっと富田ファームへ行って来たんですが、雪虫がうるさかったです。そこそこ大型バスも来ていました。
幌加内のそば祭り、しばらく行っていません。行ったのは幌加内がまだ空知の時代で、みよしてっせい、庄野真代がゲストの時、2回行ったっきりです。気にはしているんですが。
- ケロケロマニアさん からの返信 2014/10/13 21:48:41
- RE: お晩でございます。
- マプトさん、どうも御無沙汰しております。
富田ファームって、今の時期でもバス来てるんですね!商魂逞しくやってらっしゃいますね(笑)。
雪虫の季節、この先が思いやられます…。
そば祭りの旅行記をご覧下さり、ありがとうございました。
庄野真代の時、懐かしいです!
実はあの年(5年位前だったでしょうか?)、イスタンブールの歌でも聴きに行こうかと思っていたのですが、確か、台風か何かが来ていて、雨で断念したんです。今年はそのリベンジ、という思いもありました(^^;)。
そういえば、幌加内は空知でしたよね。どうでも良いことですが、幌加内が空知だったお陰で、空知支庁(今は振興局と言わないといけないのでしょうね…)が、骨付きの唐揚みたいな形て、可愛いと思っていたのが懐かしいです(笑)。
それでは、また!
byケロケロマニア
お晩でございます。
> 今日、ちょっと富田ファームへ行って来たんですが、雪虫がうるさかったです。そこそこ大型バスも来ていました。
> 幌加内のそば祭り、しばらく行っていません。行ったのは幌加内がまだ空知の時代で、みよしてっせい、庄野真代がゲストの時、2回行ったっきりです。気にはしているんですが。
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