2014/08/17 - 2014/08/18
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ケロケロマニアさん
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2014年のお盆時期は、ズバリ士別で4連泊(全部テント泊(-_-;))となりましたが、その理由として、士別天塩川まつりの完全見物(?)が目標だったからです。
前祭的な花火大会が14日にあるのですが、本祭は17日、つまり4日間は滞在しないといけない、ということになります。
そんな言い訳をしながらのテント生活。天気には恵まれて最高でした。
本旅行記では、最後のお祭り部分に関して取り上げさせて頂きます。
士別天塩川まつりの最大の見所は、川舟神輿の巡行です。
元々は、道なき道を分け入って開拓が始まった屯田兵入植初期の士別。足が悪い方や幼子などの家族は、川舟を使って天塩川を下り、当地に入植した歴史を有します。そんな先祖のご苦労に敬意を表して始まったのが船の形をしたユニークな川舟神輿です。
メインの川舟神輿巡行以外にも、子供神輿巡行、よさこい演舞、千人踊りなどの行事が続き、短い夏を謳歌する北海道民のエネルギーを感じられる素敵なお祭りだと思います。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 徒歩 バイク
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
さて、つくも水郷公園での三連泊の後、本日はキャンプ場を引っ越す(?)ことにします。別にここでも良かったんですけど、話のタネに、ということで…。
朝露で濡れたテントを干しながら、朝食やコーヒーブレイクを楽しむ朝です。 -
テントを干している間、近くのサイクリングへ。
天塩川河畔には、立派なサッカー場もあります。 -
中士別に行く道すがら、ひまわり畑を発見。
前日は背を向けた状態の別の向日葵畑でしたが、この日はひまわりさんのお顔(?)がよく見えました。 -
中士別では、フォートラベルに登録されている怪しげな寺の調査だけしてキャンプ場へと戻ります。
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キャンプ場に戻ると、今晩の祭りの準備なのか、ファイヤーの木組みを作っている軍団がやって来ていました。
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テントを乾かした後、出発です。
とは言っても、また別の場所にテントを張ることになりますが…。 -
本日の宿(キャンプ場)は、士別自然公園内にあるキャンプ場です。
一旦、天塩川の支流、剣淵川を渡ります。 -
そしてこちらのキャンプ場へ。
何やら解説が面倒臭いなぁ〜。
無料で利用できるのは有り難いですが…。 -
意外と場所が解り辛いキャンプ場でした。
夜は照明も少なくて、ちょっと使い辛い印象を受けるキャンプ場でした。 -
自然公園ですので、植物の種類も豊富です。
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あと、士別はマラソンや駅伝などの個人・チームの合宿地としても昨今では有名になっていますが、この公園内にも様々なランニング・ウォーキングコースが設置されています。
ただ、道標が少ないので、迷いやすい気がしますが…(^^;)。 -
キャンプ場の引越を終えた後、暫くは自然公園内にある温泉ホテルでだらだらと過ごします。
そして夕方になってから、本日のお祭り会場へ。
中央公園内の広場はかなりの人出で賑わっていました。 -
既に子ども神輿の巡行が始まっていました。
子ども神輿も士別では勿論川舟のデザインになっています。
彼(彼女)らが大きくなってから、舟形でない神輿を見て驚くのかしら??? -
メイちゃんも応援しています。
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勿論、サフォッチ君も。
因みにこの二人(二匹?)、2014年8月下旬に結婚式を挙げました。
そのうちまた、赤ちゃんキャラのサフォーク羊が誕生することでしょう。 -
お祭りのBGMとして盛り上げてくれるのは、太鼓の演奏ですね。
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各川舟神輿も巡行に備えて準備万端です。
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一応、明るいうちに各川舟神輿の様子をUPさせて頂きます。
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色々なデザインがありますが、上に乗ることが出来るタイプが多いですね。
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実は事前に連絡して参加希望願いを出すと、観光客でも参加可能なんですよ。ご興味ある方は是非!
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各川舟神輿の周辺には、予行練習などをされている方々もいらっしゃいました。
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川舟神輿、とひと言に申しましても、何となく”型”のようなものがあるのかもしれませんね。舟の部分の形はどれも類似しているように感じました。
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それぞれが行灯になっていますので、夜になると光輝いて更に美しさを増します。
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基本的には士別市内の企業や団体がスポンサーとなっています。
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巡行の前だと、それぞれの神輿がゆっくりと見られて良いですね。
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川舟神輿がどのようなものか、画像にてざっとですが紹介させて頂きました。夜の巡行に向けてボルテージが高まります。
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全部で10数台はあるでしょうか。控え場所の通りにズラッと並んでいました。
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さて、祭りのメイン会場に戻ると、今度はよさこいの演舞が始まりました。最初は子どもさんの団体のようです。
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そして大人の団体、さむらい士別の演舞です。
道民ならどなたでもご存知の通り、道内のしべつには、士別と標津(道東)がありますので、こちらの士別は”さむらいしべつ”という呼称で区別します。
それを団体名にしているんですね…。
でも最近は参加者が減少しているようで、そのことを寂しげに話すリーダー(?)の方の悲しげな口調が印象に残りました。 -
よさこい演舞の最後は、大人と子供が入り乱れてみんなで踊っていました。
さむらい士別の”士”が大きく描かれた旗のデザインは素敵ですね! -
そして完全に夜の帳が降り切った頃に、千人踊りが始まりました。
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千人踊りの行列の中には、士別市長を始め、地元の政財界の大物(っていうのはちょっと大げさか…)達の姿も見られました。
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中央の緑地帯を挟んで、一定のエリアを周回するようなルートになっていますが、緑地帯の対岸にはサフォッチ君とメイちゃんも再び発見。
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取り敢えず羊二匹でも撮りに行くかと足を運ぶ道すがら、いよいよ川舟神輿にも”火”が灯りはじめていました。
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子供達に大人気のサフォッチ君、メイちゃんですが、色々とお忙しそうです。
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こうしていよいよ川舟神輿の巡行が始まりました。
上に人が乗られている大型のがやっぱり目立ちますね! -
屯田兵屋を模った川舟神輿。一番歴史に忠実なデザインといえるかもしれません。
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千人踊りと同様、緑地帯の周回コースを何周かした後、中央へと集まって来ます。
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各川舟神輿が、司会の方の音頭に合わせて、ぶつかるようにそれぞれの神輿をアピールしながら歓声を上げていました。
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さぞ熱いお祭りになって川舟神輿の激しいぶつかり合いみたいなのが始まるのかと思いきや、意外とあっさりと終了。
ここらが北国のお祭りらしいともいえるかな?
最後にお話があって、皆さん大人しく耳を傾けながら、折々で拍手の音が鳴り響きました。 -
こうしてメインの川舟神輿巡行も終了。
皆さん、やれやれという表情で下がっていきます。 -
中央公園の広場はまだまだ盛り上がっています。
神輿参加者も、神輿よりもその後の飲み食いの方が実は楽しみだったりして(笑)。 -
中央公園の片隅には、子供神輿もそのまま置かれていました。
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子供神輿とは言っても、勿論、川舟型の神輿になっています。
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子供神輿とは侮るなかれ、どれもなかなか本格的なデザインですね。
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舟の神輿を見て育った子供達が、未来の川舟神輿の担ぎ手となっていくのかもしれませんね。
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お祭りが始まったのは昭和50年代ですので、それ程歴史がある訳ではないのですが、色々な試行錯誤が重なって、今日それなりに知名度が上がって来たお祭りです。いつかは沼田町の夜高あんどん祭りのような、全国的な知名度の祭りになるといいなぁ〜。
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そんなことを考えながら、また一人寂しく真っ暗なキャンプ場のテント内に戻っていく、四十路のおっさんでありました…(^^;)。
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因みに士別自然公園内のキャンプ場はこんな感じです。
山の中にあるので、つくも水郷公園程はメジャーでなく、この日の利用者も自分一人。静かで良かったですが、虫が凄かった…(涙)。 -
そして出発。
ウォーキングコースはとても快適に整備されています。 -
花火大会に始まり、川舟神輿巡行に終わった、4泊5日の士別旅。
同じ町でテントを張って過ごすのも悪くはないなと思った5日間でした。
ただ、お天気が悪かったら別の印象だったかもしれませんね。
この5日間はお天気に恵まれて最高のお祭り日和でした。
”まつりの後”の倦怠感に包まれながら、士別=和寒間の40号線の裏街道として知られる道道をひた走ります。とうきびもそろそろ収穫の季節を迎えますね。 -
大豆や小豆の畑はもう黄色く色づいていて、収穫を待つだけの状態です。こうした風景を見て、夏の終わり、秋の始まりも感じながら和寒に到着。この旅は終了となります。3編にわたり、長くなってしまいましたが、最後までご閲覧下さった方、どうも有り難うございました。
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