2014/09/06 - 2014/09/14
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norisaさん
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津和野を訪れました。
津和野はいまを去ることXX年前、大学時代の終わりに友人3名で訪れた思い出の街です。
その時はユースホステルを利用したように記憶しています。
日本の観光地も流行り廃りがあり、一時大挙して訪れた清里も今やさびれ、白神山地も世界遺産登録時期の勢いはありません。
津和野もどちらかというと時代の趨勢に遅れつつあるような印象を受けます。
しかし、今回訪れて新たな発見、感動がありました。
その後自然の絶景であるホルンフェルス大断層を満喫しました。
この自然地形は日本ではユニークかつ壮大ですが、あまりに不便なところにあるため観光客はほとんどいません。
これが千葉、伊豆、あるいは兵庫にでもあれば数十倍の観光客が押し寄せていることでしょう。
今回はこの二つのひっそりとした歴史と自然を堪能しました。
- 同行者
- カップル・夫婦
- 交通手段
- 自家用車 徒歩
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
グリーンリッチホテル浜田の朝食です。
簡単なものしかありません、という記述がホテルHPにあった気がしますが、まずまず標準的な品数があります。 -
デザイナーズデザインのこのホテルを後にします。
(いつもながら疑問の、このデザイナーズデザインーー。普通の設計士はデザイナーとは言わないのかしら(苦笑)) -
そこそこの距離を走って津和野駅前駐車場に車を停めます。
100台くらい停まれそうですが、2,3台しか停まっていません。
そこにはこんなSLも! -
D51!
撮り鉄、鉄女じゃなくてもこの不朽の名前は知っています。 -
さて、なんともローカル駅の津和野駅を素通りして津和野市街に向かいます。
最初の目的地はーー。 -
そう、有名な鯉の米屋さんです。
正式名称は知りませんでしたが、タダでお庭と鯉を見せてくれるという親切なお店です。 -
本当は吉永商店さんというようです。
お店の間口が広く入りやすい雰囲気です。
何かを買うわけではないので、少々逡巡しましたがーー。
ご主人かいらっしゃって、明らかに旅行者風の我々を見て、ご自由にと!と言ってくれました。 -
お店の裏に回ると!
なるほどたくさんの鯉が!
しかも、かなり大きなものばかりです。
相場はしりませんが一匹でもかなりのお値段がしそうですーー。 -
我々が近づくと寄ってきます。
やはり善人とわかるのでしょうか?(笑) -
その池のあるお庭です。
借景も見事。
この椅子でお茶でも頂けば最高でしょうが、そこまで贅沢は言えません。
次に向かったのはーー。 -
北斎美術館です。
北斎の美術館が津和野にあるのは、この地で初刷りの「北斎漫画」が発見されたことによるものだそうです。
ただし、残念ながら今日は休館とのことーーー。
実は、館内には肉筆画・版 画・版本や門人の資料など多数の作品が展示されている他、版画の刷り上るまでの過程も示されています。
まあ、人間あきらめが肝心です(苦笑) -
津和野のメインストリートを歩きます。
今日は雲が多めで涼しいのはありがたいーー。 -
多くの造り酒屋さんがあります。
立派な杉玉です。
この新酒ができたことを示す飾り、なかなか粋ではあります。
しかし、本当は酒屋のシンボルではなくお酒の神様に感謝するものだったようです。
今や日本の原風景の残る町々、飛騨高山その他に多く見かけます。 -
立派なお蔵や塀、門など。
昔の風情が残ります。
郡上八幡や飛騨高山、近江八幡などに比べて旅人も住人も少ないのですが、それだけ旅情豊かな地です。 -
15代もやっている酒屋さんもありました。
こうした日本風建築の中にあって異彩を放つのがーーー。 -
このカトリック教会です。
-
この教会は昭和6年、ドイツ人ヴェケレーによって建てられたもので、城下町の古い町並みに西洋ゴシック建築の建物がひときわ目を引きます。
隣接して乙女峠展示室があります。
ここで全く知らなかった事実を知ることになりますーーー。 -
津和野カトリック教会は内部は畳敷きで、鮮やかなステンドグラスが印象的な石造りの教会です。
神社仏閣教会に目のない?norisa夫妻、ここでも最小限のお賽銭で最大限のお祈りとお願いをしますーー。津和野カトリック教会 寺・神社・教会
-
畳敷きの教会は初めてでしたが、ステンドグラスはやはり西洋風。
さて、ここで初めて知った事実を確かめに山を登ることになります。
それは後ほどーーー。 -
教会を出て街を歩きます。
両側の側溝には何と鯉がーー。
優雅な街並みです。 -
この立派な門構え。
お屋敷ではなく役所です。 -
全く周囲に違和感を与えない建物です。
-
この津和野も美観条例で景観維持に努めているのでしょうか?
今や多くの観光地でそうした施策がとられています。
観光客にはありがたいのですが、住人の方々の不便さもあろうかと思いますーー。 -
まるで置物のようなアヒル!
それを無視して悠然と泳ぐ鯉。
これぞ、ザ・津和野でしょうかーー。 -
さて、市街を抜けて山に向かいます。
その目的は、先ほどのカトリック教会で知った悲劇。
そして明治維新政府の混乱ぶりですーー。 -
我々が向かうのは乙女峠。
そこにマリア聖堂があります。 -
途中は良く整備された山道です。
訪れる方は我々の他に二組の夫婦のみ。 -
やがてマリア聖堂が見えてきます。
-
この乙女峠はキリスト教が厳禁だった明治元年に長崎から送られてきた153人の隠れキリシタンは、津和野藩の改宗のすすめに応じず、拷問によって36人が殉教の道を選んだ方々を悼む聖堂があります。
日本で唯一、聖母マリアが降臨された地といわれています。 -
キリスト教が厳禁!?
それは徳川幕府であって、明治政府ではOKだったのでは?
このイメージは全くのあてハズレでした。 -
むしろ明治元年に隠れキリシタン取締りが強化されました。
この津和野にはなぜか?長崎のキリシタン153名が送られてきます。 -
彼らは拷問や説得を繰り返されますが、多くは教えを守ります。
-
そして、ある信徒はついに聖母マリアが降臨するのを見ます。
90cm四方の鉄格子で死にかけていた時、聖母の存在を確信しました。 -
こちらは拷問の水攻めに使われた池だそうです。
明治政府も野蛮なことをしたものですーー。
一体なぜそうも執拗にキリシタンを弾圧したのか?
江戸時代の弾圧はキリシタンが反体制勢力と結びつき、あるいはその恐れありとして弾圧されたのですが、明治維新直後はそのような動きもなかったものと思われます。
弾圧のドライビングフォースは恐らく廃仏毀釈に通ずるものではなかったかと推測されます。
即ち天皇を中心とした政治体制では神国日本として異教、即ち仏教を軽んじ、キリスト教を排除するという動きが強まったのではと推測されます。
とはいえ長崎のキリスト教徒をはるばる津和野まで連行して改宗を迫り、従わなかった者は拷問の末に殺害するというのは現代から見ると尋常ではありません。
まあ、世界各地、異教徒に対する殺戮はこの津和野の数万倍、数十万倍以上でしたから明治政府のみを非難できませんんがーーー。 -
しかし、こういったキリシタン弾圧は西欧列強諸国の知るところとなります。
彼らは日本政府の野蛮さを非難します。
急速な西欧化を進めていた明治政府もこれには大いに驚き、委縮します。
西欧からつまはじきにされることだけは避けなくてはなりません。
そこで,急遽信教の自由を認めました。
(いつの時代でも日本を動かすのは外圧ということですね、情けないような納得するようなーーー) -
今や道の両側は完全に苔むしています。
しかし、たかだか一世紀半前は信教の自由、言論の自由のない恐ろしい国家だった日本というわけです。
その当時にあって、もし4トラがあったなら管理会社社員も4トラベラーさんも表現の自由を振りかざした罪で獄門入りかもしれません(苦笑)
とまれ、この多くの殉教者の方々にあらためて祈りをささげる次第ですーー。 -
乙女峠から降りて駐車場に向かいます。
遠くに見えるのは機関車の転車台。
コスモスも咲き始めています。
次に向かったのはーー。 -
須佐岬です。
一見変哲もない海岸のようですが、ここにはユニークな自然があります。 -
そこに向かう道のりはかなりあります。
駐車場は民間のレストランですが駐車無料です。 -
やがて崖下にその一部が見えてきました。
-
左手の岩も見事ですが、我々はさらに見事と言われる自然を目指します。
-
所々は岩が浸食され鋭角な崖に。
落ちたらひとたまりもないでしょうーー。 -
きっちりとした形の割れた岩です。
いったいこの海岸に何があるのか? -
そろそろ近づいてきました。
ここにある日本でもユニークな自然、それはーー。 -
ホルンフェルス大断崖です。
普通はホルンフェルス大断層と呼ばれますが、実際は断層ではないそうです。 -
見事な縞模様。
ホルンヘルスとは角張った固い岩、崖といった意味だそうですが、基本的には完成していた岩石に別のマグマが接触し変性した岩を指します。
ここの岩は頁岩と砂岩の岩に斑レイ岩マグマが接触したために生じた物です。 -
ちなみに有名な大理石は石灰岩が他のマグマによって溶けてできたものです。
つまり水成岩などの岩質が高温で再結晶して固くなったものを指すようです。
それがこの見事な縞模様の海岸を形作りました。
世界の宗教も人種もこのように見事な連携で互いを引き立てるような関係になるような日が来るのでしょうかーー。
津和野の悲劇をかえりみてそんな感想も持ちましたーーー。 -
ちなみに生成は1400万年前。
現代人類の誕生の10倍程度も古いものですが、46億年の地球の歴史からいえば超新参者ですーーー。 -
そうした堅い岩も温度湿度変化や風雨には勝てず割れていきます。
-
帰りも足元には万全の注意が必要です。
高所恐怖症の方にはオススメできません(笑) -
おっと、こちらの溝も危険!
-
数十年ぶりの津和野を訪れ、変わらない街並みを堪能しました。
そして、初めて知った乙女峠の悲劇。
明治政府の混乱ぶりも実感できました。
しかし、最後に訪れたこの須佐岬のホルンフェルス地層を見るにつけ、人類の営み、悲喜劇の矮小さを改めて実感しつつ次の目的地に向かいましたーーー。
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この旅行記へのコメント (23)
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- frau.himmelさん 2014/11/07 16:00:55
- 萩・津和野、拝見しました
- norisaさん こんにちは。
萩・津和野、拝見いたしました。
やっぱりnorisaさんの旅行記は勉強になりますね。
私も萩・津和野は前に一度行ったことがあるのです。ツアーでしたが。
でも、私あの時一体何を見ていたんだろう?
有名な維新の士たちの旧家がズラーリと並んでいたことなど全然覚えていないのです。
ただ、津和野の側溝に鯉がゆうゆうと泳いでいたことは覚えています。
友人と、これは1匹何万円?、それとも鯉コクにされる運命なのかしら?なんて・・。
それから、断崖絶壁の景色は覚えています。
でもあれがホルンフェルス・・・、ちいーと私には難しすぎます。
乙女峠のお話は感動しました。
長崎から送られてきた隠れキリシタンたちが、あの場所で改宗を迫られ、従わない時は拷問され、殺害された・・。
まるで私がドイツで興味を持って調べている強制収容所と同じではありませんか?
さて、これでやっとnorisaさんの旅行記に最後まで追いつきました。(笑)
norisaさんの旅行記はゆっくり拝見したいので、いつでも見れるというわけには行かないのです。
では。
himmel
- norisaさん からの返信 2014/11/07 17:29:34
- RE: 萩・津和野、拝見しました
- frau himmelさん、
こんばんわ。
ご訪問ありがとうございます。
いえいえ、私も萩や津和野は二回目ですが、一回目の記憶はイマイチ定かでなく、新鮮な驚きがありました。
これは前回が下調べ不足というわけではなく、いわゆる物忘れ。
しかし、忘却がなければ人生相当キツイそうです。
ですから前向きな物忘れ=新鮮味の維持と考えましょう!
さて、鯉コク、すごいご発想です。
これでなくてはリベンジドイツは無理ですか(笑)
ホルンフェルス大断層は素晴らしいですね。
日本にもこんな風景、そして地学的に貴重なものがあるのかと感動します。
津和野のキリシタン迫害は壮絶ですね。
乙女峠は是非一度行かれることをオススメします。
明治政府の非情さもさることながら、殉教者たちの覚悟、そしてその結末はどんな宗教の方でも感動するはずですーー。
と言いながら、夜は楽しくお酒を頂いて爆睡したのでやはり生来のいい加減な自分を再発見しました(苦笑)
norisa
-
- pedaruさん 2014/11/02 07:34:17
- 行く先々で
- norisaさん お早うございます。
norisaさんの旅行記には毎回、私の知らなかったことや、新しい発見があります。
ホルンセス大断崖、こんなところがあるんですね。色んな解説でよく分かりました。
キリシタンの弾圧、これも痛ましい事件です。ここでnorisaさんに是非調べてもらいたいことがあります。
ネットでの情報は偏ったり、恣意的なものも沢山ありますので、一概に信じることは出来ませんが、秀吉がキリシタンの布教を禁止した裏に、おぞましい事実があるという情報があります。
50万人の日本女性を海外に売り渡したキリシタン大名やそれを仲介した宣教師たち、宣教師を派遣したのは日本植民地化計画の一環だった、というものです。
すべてを信じることには疑問がありますが、植民地化の計画は宣教師たちの本国に書き送った書簡から客観的事実としてその存在が明らかです。
秀吉のとった政策の矛盾点がこれで解明されるような気がします。歴史は後世の人が都合のいいものに作られると言いますが、真実が隠されているような気がしますね。事実は都合の悪い側から隠蔽される事があるのでは・・・・
pedaru
- norisaさん からの返信 2014/11/02 15:29:55
- RE: 行く先々で
- pedaruさん
こんにちは。
今まで掲示板で頂いた全てのトラベラーさんの課題で最難関のものですね!?
こんな難しいご質問には正確な解はないと思いますので、私見を勝手に書かせていただきます。
植民地化計画、それについては列強は世界中で画策していましたのでその一環としてはむべなるかな、です。
黄金の国ジパングならなおさらです。
それをあきらめざるを得なかった理由は恐らくーー
?日本の軍事力は全てを集めれば2−30万人は十分にあり、当時いや19世紀でさえ列強のうち一国が10000−20000km離れた僻地に派遣できる軍隊数=数千人を大きく上回る。
?その日本は戦国時代の終盤では世界全体が有する鉄砲の20−50%を有するまでに最新鋭化されている。
?内戦に明け暮れている割に「外敵」に対して一致団結できるほど民族が均一かつ同一価値観を持っている。
?当時でも下々まで教育レベルはそれなりに高く(江戸時代には負けるが)植民地として「奴隷化」するには難しい。
といったことでしょう。
もうひとつ50万人の女性を海外に売り渡した?ですが、これはかなり異論があります。
日本の当時の人口は1500万(3人の研究者の平均)であり50万といえば3%以上!そんな事実があれば各地の各種歴史書や記録に残るはずですが、さすがにそれはありません。
一方、当時の戦国の世は基本的に分捕り戦であり、土地だけでなく作物、場合により奴隷的な人的収奪もありました。
とはいえ外国に売り渡したのは例外中の例外です。
それは薩摩であり豊後で捕まった人々は肥後経由、島原から海外に売り渡されたようです。
それは女性だけでなく若い男女ということですが、おそらく数千人、多くて数万人でしょう。
というのは日本全体で人口1500万人、九州は恐らく100−200万人でしょう。
そこから50万人?!!それはありえません。
秀吉の政策の矛盾点には朝鮮征伐やキリシタン禁止などがありますが、これらは合理的な別の説明があります。
余りに長くなるので失礼いたしますが、いずれにしろ女性50万人!??かつ宣教師が主体で!というのはマイナーな異説とお考えになるのが良いのではないでしょうかーーー。
norisa
- pedaruさん からの返信 2014/11/03 06:04:50
- RE: RE: 行く先々で
norisaさん お早うございます。
送信ボタンをクリックしてしまった!とすこし後悔しました、こんな質問はこのコーナーには相応しくないのではないかと・・・・
貴重な時間を費やさせて申し訳ありませんでした。誠意ある回答を頂きました。なるほど、合理的な考察です。ほんとうに有難うございました。
pedaru
- norisaさん からの返信 2014/11/03 06:25:13
- RE: RE: RE: 行く先々で
- pedaruさん
おはようございます。
休日ながら大学に出勤で早起きしています(涙)
いえいえこちらこそ勉強になりました。
世界史にねつ造はつきものですが、見識と想像力、普遍性などを勘案して考えるしかなさそうですーー。
norisa
-
- 前日光さん 2014/10/31 16:29:19
- 私が行かなかった津和野
- norisaさん、こんにちは。
浜田から津和野に行かれたのですね。
浜田のグリーンリッチホテルは、同じ仲間が松江にもあって(「松江グリーンリッチホテル」)、私たちも何度か利用しています。
可もなく不可もないといった印象でしたが。
津和野駅前のD51、健在のようですね。
私たちも何年か前に行って、見てはいます。
米屋さんの鯉! 残念ながら立ち寄りませんでした。
次回訪れるときには、必ず!と思っています。
この辺りのお菓子に「源氏巻」というものがありますが、召し上がりませんでしたか?
どこかで見たことのあるような懐かしい素朴な味のするものです。
酒屋さんの杉玉って、奈良で初めて聞いたのですが(奈良は日本酒発祥の地)、全国の酒造業の方が一年に一度大神神社に集まりサミットのようなことがあるらしいのです。
で、新酒ができると大神神社から送られてきた杉玉を店頭に飾るのだそうです。
ですからあの杉玉は、すべて奈良の大神神社から全国に送られたものだということを、今回の奈良旅で知りました。
ホルンフェルス大断層!
数年前山口から始まった日本海北上計画(鳥取で挫折!(>_<))で、ここを通るか、内陸の「うり坊の里」経由で行くか迷って、結局内陸に向かい津和野入りしてしまいました。
あの時やっぱり素直に須佐に向かっていればよかったと、norisaさんの旅行記を拝見しながら(_ _ )/ハンセイです^^;
明治期のキリシタン弾圧についても、乙女峠までは行っておりませんので詳しく存じませんでした。
勉強になりました。
あの時は森鴎外の文学館や西周関係の方に行ってしまったので。
津和野に泊まればよかったのですが、益田市泊ということで、津和野は駆け足でした。
もう一度じっくり、季節の良い時に訪れたいと思いました。
詳しい説明、ありがとうございましたm(_ _)m
前日光
- norisaさん からの返信 2014/11/01 07:01:15
- RE: 私が行かなかった津和野
- 前日光さん
おはようございます。
お米屋さんの鯉。
タダというのがいいですね。
それと借景の山々が素晴らしく、あのテーブルでお昼でも食べたい(笑)
杉玉の出所は全て大神神社だったんですか!?
それでは新酒の季節は神社はメチャ忙しいでしょうね。
世の中初耳だらけです(汗)
「源氏巻」というお菓子は全く縁がなかったです。
(酒豪の前日光さんも甘いものを召し上がるのですね(笑))
ホルンフェルスは20年くらい前にいったのですが、感激!
その追憶を頼りに再訪しました。
あの時よりも道も整備されていましたが、相変わらず観光客も少ない穴場です。
日本では稀有な地学的財産。
このままひっそりといて欲しいものですーー。
乙女峠は今回初めて知りました。
なかなか壮絶ながら寂しい地です。
森鴎外は彼の誤った学説で数万人も病死させた(ビタミンB1でしたかーー)前科を知ってからは本はもちろん、今回も近づく気になれませんでした。
代わりに殉職者達の霊を多少なりとも供養し、旅行記で(ちゃんと読んでいただける)数十人の方々にお知らせすることで少しはお役に立ったかと感じ、津和野を再評価した次第ですーーー。
人の営み、複雑ですねーーー。
norisa
-
- aoitomoさん 2014/10/31 06:26:13
- キリシタン弾圧の話は胸を打たれます。
- norisaさん
『杉玉』
沖縄観光中です。
本日酒蔵をみて『杉玉』ありました。
これ知りませんでした。
なんで蜂の巣みたいなのがぶら下がっているのだろうと思いました〜
norisaさんの旅行記で分かりました。(汗)
『津和野カトリック教会』
畳敷きが面白いというか何故なんですかね〜
キリシタン弾圧の話は色々ありますが乙女峠の話は知りませんでした。
当時の鉄格子を再現するのも凄いですね。
明治6年あたりまではキリンタン弾圧が続いていたのですね〜
『役所』
どうみても役所には見えませんね〜
観光で潤う場所は景観維持も大変ですね〜
役所はともかく一般の住民は。
『須佐ホルンフェルス大断層』
大断層と書いてあっても地質学的に断層で無いという、それにしても素敵な景色です。撮影するために苦労したのでしょうね〜
お疲れさまです。
aoitomo
- norisaさん からの返信 2014/10/31 07:16:47
- RE: キリシタン弾圧の話は胸を打たれます。
- aoitomoさん
おお!沖縄ですか。
これは旅行記が楽しみです。
たぶん、ふつーのご旅行ではないはず(笑)
さて、津和野の杉玉やカトリック教会。
なかなか味わい深い街です。
畳敷きの教会は足がしびれそうです(苦笑)
でも拷問にあった方々を想うと贅沢はいえません!
明治も初期は野蛮だったんですねーー。
ホルンフェルス大断崖。
ここは相当不便なところ。
ですから穴場の絶景といえます。
結構怖いところもありました。
沖縄の土産話、首を長くして待っていますね!!
norisa
-
- aoitomoさん 2014/10/31 06:26:13
- キリシタン弾圧の話は胸を打たれます。
- norisaさん
『杉玉』
沖縄観光中です。
本日酒蔵をみて『杉玉』ありました。
これ知りませんでした。
なんで蜂の巣みたいなのがぶら下がっているのだろうと思いました〜
norisaさんの旅行記で分かりました。(汗)
『津和野カトリック教会』
畳敷きが面白いというか何故なんですかね〜
キリシタン弾圧の話は色々ありますが乙女峠の話は知りませんでした。
当時の鉄格子を再現するのも凄いですね。
明治6年あたりまではキリンタン弾圧が続いていたのですね〜
『役所』
どうみても役所には見えませんね〜
観光で潤う場所は景観維持も大変ですね〜
役所はともかく一般の住民は。
『須佐ホルンフェルス大断層』
大断層と書いてあっても地質学的に断層で無いという、それにしても素敵な景色です。撮影するために苦労したのでしょうね〜
お疲れさまです。
aoitomo
-
- ガブリエラさん 2014/10/29 22:22:55
- 私の大好物だらけです〜!!!
- norisaさん☆
こんばんは♪
SLに、教会に、ごつごつした岩!!!
もう、私の大好物ばかりですヽ(^o^)丿
とくに、このシマシマになった、ホルンフェルス大断層、素敵ですね(*^_^*)
高い所は怖いけど、触ってみたいいです!!!
明治時代なんて、結構近代なのに、キリスト教徒はそんな弾圧を受けてたんですね・・・。
拷問とか、考えただけで、恐ろしいです・・・。
ガブ(^_^)v
- norisaさん からの返信 2014/10/30 06:35:43
- RE: 私の大好物だらけです〜!!!
- ガブ様、
おはようございます
SL、教会、岩ーーー関連は少なそう。
でもガブ様のお好みとは。
石が好きというのは以前読ませていただきましたね!
ホルンフェルスはいいですよ!
有名でないだけに人が少ないし。
いずれ是非お出かけください。
(奈良からでも遠いかも!?)
norisa
-
- liberty-libertyさん 2014/10/29 21:40:09
- 懐かしい風景・・・・・・(^^)
- norisaさん、こんばんは!
津和野、私も数年前に訪れました。
山奥にひっそりと息づく誠実で静かな街並みに感動したことを
norisaさんの旅行記で久々に思い出しました(*^^*)
しかしホルンフェルス大断層(@o@)
こちらは初めて知りました!
私は高所大好き、断崖大好きなので(笑)
ここはかなり興味があります♪
山陰エリア、私は慌ただしく通り過ぎてしまいましたが
もう一度、じっくり回ってみたいなぁと思いました(^o^)
日本の歴史と深く関わる場所が沢山あるんですよね♪
それではまた!
次回旅行記も楽しみにしています(^o^)/
リバ2
- norisaさん からの返信 2014/10/30 06:32:59
- RE: 懐かしい風景・・・・・・(^^)
- リバ2さん(スミマセン(笑))
おはようございます。
津和野を誠実でと表現、なるほど納得ですね。
本当に静かな街ですね。
そこでのキリスト教迫害、ちょっと信じられませんでしたーー。
ホルンフェルス大断層、いいですよ!
何しろ観光客がほとんどいません。
大型バスが入れないからかな?
高所、断崖がお好きなら絶好ですね。
山陰は見どころが多いのですが鉄道も道路も不便。
そこが旅情を醸し出すかもです。
またよろしくお願いいたします。
norisa
-
- のまどさん 2014/10/29 21:16:14
- 津和野、素敵ですね
- norisaさん、初めまして。
目からウロコの連続だったので、コメントさせていただきます。恥ずかしながら津和野と言う地名は聞いたことがあってもどこにあるか知らなかったのですが、norisaさんの旅行記を読んで色々と知ることができました。
津和野の町は日本らしい風情があっていいですね。その一方でカトリック教会とマリア聖堂は日本のキリスト教史の証人なんですね。聖母マリアはルルドなどに降臨したという話を聞きます(不思議とイエスや他の聖人が降臨したという話はありませんが)、津和野に現れたとは知りませんでした。
今我々が自由に表現できることは人権をないがしろにされた先祖の苦悩あってこそなのだと痛感します。
今後の更新を楽しみにしています。
- norisaさん からの返信 2014/10/29 21:25:22
- RE: 津和野、素敵ですね
- のまどさん、
こんばんわ。
はじめまして。
ご丁寧なコメントをありがとうございました。
津和野はふた昔前くらいには人気があった古い町です。
現在は旅人が減っているかもしれません。
私も二回目でしたが、この乙女峠の悲劇は知りませんでした。
明治維新で信教の自由が回復したものと思っていました。
しかし、実態は逆のようです。
(理由は旅行記中にも書かせて頂きました)
現代の日本。
恐らく世界で最も宗教的寛容さ、自由さを謳歌しています。
人が生まれるとお宮参りに行き、七五三を祝いますが、クリスマスやハロウィーンも大好き、さらにお盆やお彼岸にはお墓参りもします。
宗教的いい加減さ=寛容さ。
しかし、数世代前は大変だったわけで、今まさにそこにある幸せ。
大事にしたいものです。
今後ともよろしくお願いいたします。
norisa
-
- hot chocolateさん 2014/10/29 19:34:55
- 津和野の歩き方・・・
- norisaさま、こんばんは〜
津和野という優しい響きにひかれ、私も十数年前に訪れたことがあります。
お屋敷の前には鯉が泳ぎ、街歩きが楽しいとても素敵な街でした。
津和野は、清里や伊豆高原と同じように、バブルがはじけた後のようにちょっとさびしい街になったのでしょうか・・・
観光地のはやりすたれ、特にバブルで頂点を極めたような地では、その反動が激しいですね。
乙女峠といえば、箱根が有名ですが、津和野にも乙女峠があるのですね。
しかも、拷問によって36人もの人たちが殉教の道を選んだとは・・・
明治政府がキリスト教を弾圧?
知りませんでした。
そしてホルンフェルス大断層も初めて聞いた名前です。
現代人類の歴史も、1400万年前のこの大断層の生成や、地球の歴史から比べれば、取るに足らないちっぽけなものと考えると、なんだか気持ちも大きくなるような、ならないような・・・(笑)
hot choco
- norisaさん からの返信 2014/10/29 20:06:40
- RE: 津和野の歩き方・・・
- hot chocolateさん
こんばんわ。
そーです。
津和野という言葉響きが良いですね。
学生時代もそれにつられました(笑)
でも今回訪れてみて、少々斜陽な観光地という感じです。
清里ほどではないですがーー。
しかし、あの乙女峠の悲劇は全く知らずーー。
現場に行ってその悲惨さを悟りました。
明治政府もひどいものです。
で、そのあとのホルンフェルスにいって説明を読んでいると、おっしゃるよに1400万年前、つまりその悲劇の一万倍の歴史を考えると、まーしょうがないかという気になります。
今度ギャンブルや株ですっても地球や宇宙の年齢と歴史を考えることにいたします、ハイ(爆)
norisa
-
- rinnmamaさん 2014/10/29 11:02:16
- 乙女峠の悲劇
- norisaさん、おはようございます
津和野=鯉 のイメージしかあるませんでしたが、乙女峠の教会は以前からありましたか?
何時の時代も宗教のトラブルは有りますが、明治政府も弾圧していたんですね。乙女峠というロマンチックな名前なのに、悲しい歴史の場所だったとは辛いですね。
北斎美術館は小布施が有名ですが、
初めて知りました。閉館で残念でしたね。
須佐岬・・見事な縞模様ですね。
ホルンフェルス大断崖ですが、天気が良くて良かったですね〜
津和野の常識を変えさせて頂きました(^_^)
rinnmama
- norisaさん からの返信 2014/10/29 14:32:36
- RE: 乙女峠の悲劇
- rinnmamaさん
こんにちは。
いつもありがとうございます。
乙女峠の教会?んースミマセン、いつからあったのか?
しかし、道や手すりは苔むしていますので数十年は経っているでしょう。
確かに美し名前の峠ながら拷問や殉教など悲劇の地ーー。
現代では想像もできません。
キリスト教、むしろ信長の時代のほうが良かったくらいです。
外圧で解禁するあたり明治政府の見識も???でしたね。
北斎美術館、入館者が少なかったのかな?
ホルンフェルス大断層(大断崖)は津和野からかなり離れていますが、津和野以上に人けがなくて訪問者は我々含め4,5人です。
しかし、書きましたようにこれが伊豆や房総、三河湾や瀬戸内あたりなら大混雑でしょうね。
日本の観光地で日本人が一番行かないのは四国と山陰という印象を深くしました。
皆、北海道や沖縄か京都を目指します(笑)
ですからおすすめの旅情たっぷりの地です!
norisa
-
- わんぱく大将さん 2014/10/29 10:49:47
- 自然の大きさとは反対に
- norisaさん
そちら時間で、おはようさんでごじゃります。ヨーロッパは726日から冬時間に入りました。
津和野に私も大学生になった歳に行来ましたかな。 はい、ついこの間ですわ。 民宿でごはん4杯、おかわりしたら小さいのに、よく食べると驚かれましたが。
それはさておき。 いや〜私もこのキリスト教徒の迫害は知りませんでしたね。 仰るように、廃仏棄釈の影響? 仏教アカンのに、なんでキリスト教がええねん、っていう。 ちょっと違いますがイスラム VS キリスト教のような、似たようなところもあったのかも。 あんたの人気に嫉妬!って。 いつの間にか檀家さんも経より聖書を読みだして。 商売あがったり、賽銭も、お布施も少ないがな。なのに横の教会の献金は凄い、と。
それにしても、治安維持法みたいな弾圧ですね。
その拷問とは反対にこの自然の大きなこと。仏教、キリスト教? どっちでもええがな顔ですね。って、自然を作ったのも神々でしたね。神話の国にも行かれましたもんね。
大将
- norisaさん からの返信 2014/10/29 14:24:33
- RE: 自然の大きさとは反対に
- 大将閣下、
こんばんわです。
素晴らしく早いご訪問、どうも!
冬時間ですか。
北欧はともかくスペインの冬は寒いのでしょうかーー。
まあ緯度からみれば想像できますが。
さて、津和野には大学時代に?
もしかしたらお会いしていたかも??
小さい?んですか。どーもイメージは大柄(HNが大将だから(笑))
この小さな古い街にそんな悲劇があったとはビックリですね。
津和野カトリック教会のマスール(と呼ぶのか?)さんから説明を聞くまではのんびり観光していました。
お話を聞いてこれは乙女峠にいかなくてはということで急きょ予定変更。
津和野の名所いくつかをやめで峠に登りました。
果たしてうらびれた聖堂と悲劇の石碑などがありました。
昼なお暗き山の中、とても夕方以後には一人で行けない雰囲気ーー。
宗教の功罪、昨今いよいよ際立っていますね。
キリストもマホメッドはもちろんお釈迦様でも夢想だにしなかった現世ですーーーー。
norisa
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