ペナンで再会(第2日目)

2014/09/06 - 2014/09/06

昨夜は夜10時過ぎにホテルに到着し荷ほどき、シャワーの後ベッドでゴロゴロしていたらいつの間にか寝てしまいました。6時前に目覚めた時は自分が今どこにいるのかな、と一瞬考えてしまいましたが、波の音がすぐさまここはペナンだよと教えてくれました。
今日は懐かしい人々に会いに行きました。幼馴染のラヴィとその叔母様のMs Loh です。当時わたくしの一家は彼女達と同じフラットに住んでいました。うちが3階でラヴィの家が１階で、わたくしと妹のふぅはラヴィとその妹のデニジアとよくバドミントンをして遊んだものです。そして、母はMs Lohとよくフラットの入口で立ち話をしていて、その話があまりにも長く外出する際など車で待っても待ってもやって来ない！ということもしばしばでした。お好み焼きを焼いた母に言いつけられて下に持っていくと、今ホッケンミーを
作っているから、と持たされてこぼさないようそろそろと階段を上ったことなど長く忘れていた情景が蘇ります。
今や70代となったMs Lohは、肺の病気で酸素吸入の機械をずっと使わなくてはならなくなり、自宅での生活からナーシングホームへ移ることを今年きめられたということでラヴィに連れて行ってもらいます。

エリア ペナン島(マレーシア)

夜明け前に目覚めました。昨日はヘトヘトであまりよく見ませんでしたが、素敵なお部屋です。
バスタブもすてきです。タブにつかる習慣はありませんが、つかってみようかなぁ。。

ドライヤーも勢い？があってよかったです。

洗面台も二つありこれで母とけんかしないですみます。

朝食はサーキーズで頂きます。エレベーターホールからの眺めがいいな、と思いました。雨が降っています。

好きなお野菜とフルーツでジュースを作ってもらいます。青リンゴ、セロリ、ブロッコリーそしてビーツでお願いします。

チャークイティアオを作っていただきました。やや上品なお味ですが美味しいです。

本当は外側のテーブルに座っていたのですが、気付けば大量のカラスが！
母が食べようとしていたチキンカレーに襲いかかっていました。

雨があがりました。朝食後本館まで行ってみます。

母とわたくし達姉妹が初めてペナンへ来た最初の数日はこちらのホテルで過ごしました。すでにマレーシアに駐在していた父が空港まで迎えにきてこちらへと連れて来てくれました。バルコニーを開ければもうそこはプールだったことくらいしか覚えていませんが。あの辺りかなぁとかいいながらブラブラしました。奮発してお部屋取ってくれたんじゃない？と聞きたい父はもうこの世にはいません。

ホテルへ迎えにきてくれたラヴィの車に乗ります。ラヴィに会うのも久しぶりですが変わっていません。
「あ、わたしが乗ってたのと同じスクールバスだ！」と懐かしさのあまり車の窓越しに写真を撮りますが、「みんなたいていあれだよ。」と隣のラヴィがクールに答えます。「あぁそうそう。この子こんな感じだったなぁ。」と思ったら嬉しくなりました。
さぁまずはナーシングホームへ。

思っていたよりずっと明るくてきれいなところでほっとしました。建物の中央が大きな居間のような感じになっていて、そこで多くのお年寄りがテレビを見たりおしゃべりしたりしていますが、Ms Lohは自分の部屋から出ないと言います。インドネシア人のメイドさんが全部やってくれるから楽よ、と。ずいぶん痩せてしまったな、とハグをしながら思います。
途中、メイドさんがMs Lohに飲み物を持ってきたのですが、何を勘違いしたのか母が「わたし達に気を使わないでいいのよ。」と。ちがうってば。。
部屋から出ることもなくこの窓越しの風景をどんな気持ちでいつも見られているのでしょうか。

ナーシングホームを後にします。母が髪を染めたい、というとラヴィが美容院へ連れて行ってくれます。ここは美容師の研修生がやってるから安いよ、と。とても丁寧にしてくれたそうです。

美容院の向かいのスーパーで少しお土産とビールを購入します。

そしてゴールドショップへ。ラヴィがしてたピアスが可愛く買いたい病が！ でもペンダントトップを見ています。
結局買いません。

美容院が終わった母と合流してホテルへ。ラヴィにお土産を渡します。今日は会えなかったエレインの分もラヴィに託します。
ラヴィ、ありがとう。

ホテルに戻ったら夕方6時すぎでしたのでラウンジへと向かいます。こちらは夕方の1時間カクテルタイムがあるとのこと。うれしい！
ワインを頂きます。ワインは途中つぎにきてくれた方がなみなみと注いでくれて、「よっぽど飲みそうに見えるんだよ。」とアンカービールをぐびぐび飲んでいる母に言われます。

ずっと食べてばかりであまりお腹が空いてなく近くのテクセン、というお店で軽く済ませます。カイラン久しぶり。大好きです。

この旅行記へのコメント （3）

• わんぱく大将さん 2015/07/13 07:00:35

  懐かしさでいっぱいでしょうね

  Sayangさん
  
  昔、ラジオ番組で”セイヤング”というのがありましたが、それからとられた？
  
  普通ならスル―の、インパクトのない旅行記見ていただいて有難うございます。
  私はバルセロナ以前はロンドンに住んでたので、１年に１回は帰ると、懐かしいな〜っていまだに思う位なので、ぺナン、もっと感じられることがあおりだったでしょう。
  
  　大将

  Sayangさん からの返信 2015/07/14 12:50:45

  はじめまして！

  > Sayangさん
  >
  旅行記ご訪問ありがとうございます。
  Sayang は マレーやインドネシアで昔から歌われている ラサ サヤン という歌にちなみましたが、大将のセイヤング説のほうがカッコいいので今後聞かれたらそう説明させていただきます。笑
  
  5年ちょっとを過ごしたところへの再訪は、本当にうれしくて、と同時に二度とは戻ってこない子供時代や亡くなった父への想いも入り混じり、こころがイッパイイッパイな旅でした。あ、胃袋も 笑
  
  カタルニアは私たち外国人が思い描くスペインとはまた違うんですね。そこに在住の方ならではの視点が加わり大変興味深く拝読しました。こんな場所を歩いて時代の迷子になってみたい、とふと思いました。
  
  Sayang
  
  
  
  
  
  

• ふぅさん 2014/09/07 09:07:24

  太りそうだね

  食べてばっかりじゃない？ ママは絶対太って帰国するわ〜