2013/12/29 - 2014/01/05
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konomiさん
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パリにあるモスケ イスラム寺院です。
パリには第一次大戦前からアルジェリア、モロッコ、チュニジアなどからイスラム教徒が移住していました。
第一次大戦時多くのアラブ系の人がフランス軍に従軍し、勇敢にたたかったことからこのモスクをパリに作ることを許されたのだそうです。
また、イスラム教徒でありながら、第二次世界大戦中、ナチスのユダヤ人狩りからユダヤ人を救う活動も行っていました。
39, Rue Geoffroy Saint-Hilaire 75005 Paris
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- ホテル
- 4.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 5.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 20万円 - 25万円
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩 飛行機
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
パリのモスケ(モスク)はパンテオン、アラブ世界研究所とセットで行くと効率がいいです。
パンテオン、サンテティエンヌデュモン教会を見た後、近くの89番バス停でアラブ世界研究所(11時開館)ここからモスケまでは歩いて10分くらいですが、今度は反対方向の89番バスに乗ってビュッフォン・モスケバス停で下車すると目の前につきます。
入口はジョルジュ・デスプラ通りに面しています。 -
入口 見学時間:9:00〜12:00、14:00〜19:00 入場料:3ユーロ(学生2ユーロ)
第一次世界大戦のとき、フランスの軍には数万人のイスラム系の兵士がいました。
フランスのために戦死した7万人のイスラム教徒をたたえて1926年に建てられたのがこのグランドモスクです。 -
礼拝所は異教徒は入れませんが、動のパティオと静のパティオを見学することができます。
ちょうど礼拝が行われており、アザーンが響き渡っていました。
https://www.youtube.com/watch?v=MnAC7Y3bkgs -
ここは礼拝堂です。
中には入れませんが、入口から中をうかがうことはできます。 -
内部では熱心に祈りをささげる方々がいました。
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静のパティオ
鮮やかなタイルと幾何学模様の装飾が美しいです。 -
まるでレースのような装飾
石を削って造られたものとは思えない精巧さです。 -
これも渾身の装飾ですね。
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今や、ユダヤ人とイスラム教徒は天敵とさえいえるかもしれませんが、第二次世界大戦当時、このモスクの導師ベンガブリットは1600人のユダヤ人をドイツ軍からかくまい、助けたのだそうです。
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この話はテレビ局のフランス3で、ドキュメンタリー番組として放送されました。
日本でも「パリのモスク」という絵本として出版されています。
http://www.amazon.co.jp/%E3%83%91%E3%83%AA%E3%81%AE%E3%83%A2%E3%82%B9%E3%82%AF%E2%80%95%E3%83%A6%E3%83%80%E3%83%A4%E4%BA%BA%E3%82%92%E5%8A%A9%E3%81%91%E3%81%9F%E3%82%A4%E3%82%B9%E3%83%A9%E3%83%A0%E6%95%99%E5%BE%92-%E3%82%AB%E3%83%AC%E3%83%B3%E3%83%BB%E3%82%B0%E3%83%AC%E3%82%A4%E3%83%BB%E3%83%AB%E3%82%A8%E3%83%AB/dp/4779115426 -
ともすれば、イスラム教徒というと、狂信的な原理主義者のことばかりが話題に上ります。
しかし、実際イスラム国を尋ねてみると、大変穏やかで礼儀正しい人が多いのに驚かれると思います。 -
これも美しいですね。
ナチスドイツはユダヤ人を目の敵にしましたが、イスラム教徒はノーマークだったのだそうです。 -
しかしながら、ユダヤ人をかくまえば、即、収容所送りになるのは必至。
また、撃墜されたイギリス人パイロットが、ベンガブリットの助けでフランスを脱出したという記録もあります。 -
人として、同じ人が困窮するのを見過ごせなかったというベンガブリット。
2005年、イスラエルのホロコースト(ショア)記念組織は、ベンガブリットの子孫に、記念のメダルを贈呈しました。 -
動のパティオへ移動します。
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動のパティオ入口
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動のパティオでは緑がバランスよく配置されています。
散歩をしながら、モロッコで会った、ある青年のことを思い出しました。
あなたには子供がいないのか?という問いに残念ながらいないのだ・・・と答えると、彼はこういいました。 -
「病院に行けば親を必要とする子供はたくさんいる。もらって育ててやればいいよ。その子供も幸せになるし、神様もお喜びになる。何よりあなたの心が満たされるから。」
初めて聞いたときは、なんと簡単に言うのだろう・・・と思いました。 -
しかし、彼の父親は、実際に親を亡くした子供たちを数人引き取り、育てているのだと聞いて、その言葉の重みがしみわたりました。
決して裕福とは言えない家族ですが、兄弟皆が、一人ずつの小さな子供の面倒を見ているのだそうです。
隣にいたニコニコ顔の男の子を、「この子は僕が面倒を見ている子だよ」と紹介してくれました。 -
できうる限りの善行をする。
困った人を助けるのは人として当然のこと。
当たり前のようで、難しいことを何気なく行っている人たち。
学ぶことが多い出来事でした。
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