2013/12/29 - 2014/01/05
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konomiさん
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ルーブル美術館のドノン翼を中心に回りました。
ルーブルは何度行っても新しい発見がありますね。
残念ながらサモトラケのニケは今回修復中で見ることができませんでした。
今も、修復の募金を募っています。
わずかですけど募金をしたら、ルーブル美術館からお礼の手紙が届きました。
http://victoiredesamothrace.com/mobile/jp/home/
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- グルメ
- 5.0
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 5.0
- 同行者
- 一人旅
- 交通手段
- 鉄道 高速・路線バス 徒歩
- 航空会社
- 大韓航空
- 旅行の手配内容
- 個別手配
-
久しぶりにまずはモナリザにご挨拶
ダヴィンチがなくなったのが1519年。
あと5年したら没後500年です。
きっと盛大なイヴェントがあるだろうな・・・。
2019年には、また渡仏せねば(^^) -
日本では「モナリザ」という名前が一般的ですが、イタリア、フランスではもっぱら「ジョコンダ」と呼ばれています。
だから「モナリザはどこですか??」・・・と尋ねても はぁ?・・と言われてしまいます(笑) -
さすが世界一有名な美女 人だかりです。
盗難にあったり、石を投げつけられたり、硫酸をかけられそうになった事件が相次ぎ、今ではこんなにしっかり防弾ガラスに守られています。
日本に来たときにも危うく赤いスプレーをかけられそうになったんですよ。 -
ティツィアーノ 鏡の前の女 La famme au miroire
ティツィアーノの若いころの作品。
男性が差し出す鏡で、後ろにある鏡に映った後ろ姿を見ている若い女性。
同じ画面の中で、女性の前を向く姿と、後ろ姿を同時に描くこの方法は、もとは師匠のジョルジョーネが編み出したものです。
青い目、明るい肌、解かれて波打つ金髪など、イタリア人には珍しいタイプの女性ですが、16世紀のヴェネツィアではこれが理想とされていました。
ヴェネツィアの女性たちは、帽子のてっぺんを切り取って、そこから髪を出して日光にかざして色を抜いていました。
今では考えられない方法ですが、金髪に近づけようという涙ぐましい努力ですね。
ヴェネツィア金髪・・と言われていました。
この絵の女性も毛先のほうがより色が抜けているので、ヴェネツィア方式で色を抜いていたのかもしれないな・・・と思いました。 -
ヴェロネーゼ Esther et Assuerus 「エステルとアハシュエロス」
または「エステルの失神」
アハシュエロス王(クセルクセス1世)は紀元前5世紀のペルシアの王。
インドからエチオピアまでの広大な領土を支配し、ユダヤ人の乙女エステルを后妃にしました。
当時の大臣がユダヤ人を絶滅しようとする企みを抱いていることを知ったエステルは、その陰謀を告げようと思いましたが、王への直訴は死罪に相当する時代でした。
エステルは決死の覚悟を決め、直訴に及びます。
それが成功して王は重臣を逮捕、エステルには無罪を告げます。
同時に、緊張の糸が切れたエステルは王の前で失神してしまいました。 -
ティツィアーノ 田園の奏楽 Concert champetre 1509
赤い衣服を纏う貴族の青年とその従者が、ニンフらと音楽によって会話をおこなう様子
古代ローマの詩人ヴェルギリウスの「牧歌」から着想を得たもの。 -
ティツィアーノ 結婚の寓意 Allegorie conjugale
ヴィーナスとマルスの婚礼の模様です。
左のヴィーナスに結婚の心得を説くヴェスタ(家庭の守護神)とヒュメン(結婚の神)
後ろの男性が軍神マルス。
衣装が当時のイタリアの装束というのが特徴 -
ポール・ドラローシュ Paul Delaroche 若き殉教者 La jeune Martyre 1855
水面に浮かぶうら若い女性殉教者
静かで悲しくも美しい絵です。
日本で巡回したことがあるので、覚えておられる方も多いのではないでしょうか。
水に浮かぶ美女・・・・・、ロンドン、テートギャラリーの「オフィーリア」を思い出しました。
http://lempicka7art.blog.fc2.com/blog-entry-27.html -
この絵はドラローシュの最晩年の絵ですが、それまでのコンセプトとは全く異なっており、画家最高の一枚です。
病床にあったドラローシュは、夢でこの情景を見たのだそうです。
「 ディオクレティアヌス帝時代の若き殉教の娘。彼女は偽の神々に生贄を捧げることを拒絶したため、死刑を宣告され、両手を縛られてテベレ川に投げ込まれる・・・ 」 -
アングル シャルル7世の戴冠式でのジャンヌ ダルク 1854年
1412年1月6日 - 1431年5月30日
フランスの国民的英雄であり、聖女。
百年戦争の際にイギリス軍に占領されていたオルレアンを解放し、シャルル7世をランスで戴冠させ、フランスの勝利に寄与した。
コンピエーニュの戦いで捕虜となり、異端者と断罪されルーアンで火刑になった。
これはジャンヌ・ダルクが最も輝いた一瞬を描いたもの。
長い髪、スカートなど、ジャンヌの女性らしさをより強調した作風となっている。 -
マドモワゼルC テオドール・シャセリオー
二人姉妹 とも呼ばれる絵です。
シャセリオーはロマン派の画家。
若くして亡くなった人です。 -
ドラクロワ 虎
これも立派な美女??
美しい顔立ちのトラです。 -
Ary Scheffer 1858 ダンテとウェルギリウスの前に泡われたリミニのフランチェスカとパオロ・マラテスタ
この二人はシェークスピアが「ロミオとジュリエット」のモデルにした人物です。
ヴェローナにはまことしやかに「ジュリエットの家」なるものがありますが、あれは全くの創造の産物。騙されてはいけません(笑)
煉獄をさまよう2人を眺めるダンテと案内役のヴェルギリウス
煉獄とは、地獄に落ちるほど悪人でもないけど、ストレートに天国に行くほどには善人でもない人たちが、天国に行く前に生前の罪をあがなうところです。 -
アングル アンジェリカを救うルッジェーロ (ペルセウスとアンドロメダ)
ルッジェーロはイタリアの叙事詩、『狂えるオルランド』の登場人物。
イタリア フェラーラのエステ家の始祖という設定です。
怪物から美女を救うという設定は、ギリシャ神話のペルセウスとアンドロメダから構想を得たものです。 -
アングル グランド・オダリスク
この異常に長い背中にもかかわらず、画面の中ではバランスが取れているという不思議な絵です。
女性の体にシワを描かなかったのもアングルの美意識。 -
ピエール・ポール・プリュードン マルメゾンの庭に腰掛けるジョゼフィーヌ
ナポレオンの妻ジョゼフィーヌ
なんとなくシニカルな表情をしていますが、これ、実はジョゼフィーヌは虫歯だらけで口元がゆがんでいるそうなんです。
・・・・ちょっとがっかり。 -
ダヴィッド 皇后ジョゼフィーヌの戴冠
妻のジョゼフィーヌに戴冠を施すナポレオン。
この役をやるはずだった、枢機卿は憮然とした表情です。 -
ジョゼフィーヌのアップ
何ともお美しい・・・・んですけど、ダヴィッドはかなりのところ美化しているようです。 -
ダヴィッド サビニの女たちの仲裁 ローマのサビニーの略奪伝説から
ロムルスがローマを建国して一番最初にやったのが、自分や仲間たちの嫁取り・・・と言っても、誘拐に近い形で無理やり結婚したんですよね。
西洋では結婚式の後、最初に家の敷居をまたぐとき、花嫁を抱き上げて入りますが、これはこの「サビニの女たちの略奪」を再現する儀式です。 -
娘たちを奪われた親兄弟は、彼女らを取り戻そうとローマに戦争を挑みます。
しかし、娘たちは妻として大切にされ、子供も生まれて夫に情を感じるようになっていました。
夫たちと親兄弟たちの間に割って入り仲裁したサビニの娘たちの心持を理解し、サビニの男たちもまたローマ市民となりました。
意を決して仲裁に入るサビニの娘たちの毅然とした表情がいいですね。 -
アタラの埋葬 アンヌ・ルイ・ジロデ (1824年)
シャトー・ブリアンの小説「アタラ」の1場面。
キリスト教信者として立てた、純潔を守るという誓いと、若いインディアン、シャクタスへの愛との間で心が引き裂かれ自殺したアタラ。
場面はその死を嘆くシャクタス青年と修道士がアタラを埋葬しようとしているところ。
キリスト教徒としての誓いを破るのを恐れて、禁じられた自殺をしてしまったアタラには、矛盾を感じますが、この絵が美しく清らかなのは確かですね。 -
エリザベット‐ルイーズ ヴィジェ・ル ブラン Vigee-Le Brun 夫人とその娘
18世紀もっとも著名な女流作家の、娘と自分を描いた作品。
美人ですね〜〜。
ヴィジェ・ル ブランはマリ・アントワネットや女帝エカテリーナの肖像を描いたことでも有名 -
受胎告知 15世紀木彫 12~16世紀北方彫刻の間 作者は不明
受胎告知の場面を描いた木彫です。
このころのヨーロッパ北部の木彫はとても繊細で、まるで生きているように見えます。
日本の生き人形にも通じるところがありますね。 -
受胎告知 15世紀木彫
左は大天使ミカエル 右が聖母マリア -
フィレンツェの婦人 デジデリオ・ダ・セッティニャーノ(1450〜60年)
作者のデジデリオは、ドナテッロに続く彫刻家。
繊細で知的な作風です。 -
小説「永遠の仔」の表紙に使われた木彫作品の作者、舟越桂さんは
「この像になら、彫刻相手に恋することだってできる、と思った。」
・・・・・と感想を述べています。
なんだかケイト・ブランシェットに似ていませんか?? -
グレゴール・エルハルト作 マリー・マドレーヌ St.Marie Madeleine
仏語でマリー・マドレーヌと言われますが、マグダラのマリア・・といったほうが通りがいいと思います。
マグダラのマリアは晩年南フランスにたどり着いてそこで最後を迎えたという伝説があり、フランスでは大変重きを置かれている聖人。 -
まるでヴィーナスのように見えますね。
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とても繊細で、まるで生きているかのような見事な木彫です。
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〜〜〜〜〜〜〜(ため息・・・)
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アモールとプシケ アントニオ・カノーヴァ
アモールはキューピッド(クピド)のほうが通りがいいですよね。
とても美しい作品で、ルーブルに来たら毎回見に行きます。 -
プシケ(下)のお顔、かわいらしい。
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ロレンツォ・バルトリーニ作 サソリにかまれたニンフ
この曲線がとても美しい
彫刻はやっぱりイタリアがいいなぁ。 -
最後は・・・ミロのヴィーナスです。
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この角度、色っぽいでしょう?
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さすがは世界を魅了する美女
たくさんの人に囲まれていました。
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