あじさい祭りとレッサーパンダを１日で楽しむ欲張りコース（１）白山神社のあじさい祭り編（前編）あじさい祭りの混雑の中でマクロレンズ一本でねばれるか

2014/06/15 - 2014/06/15

あじさいだけなら半日でも十分なので、スロースタートでも構わなかったのですが、本日は動物園とはしごすることにしたので、できるだけ早く───といっても、予定より１時間遅れの８時半に家を出ましたが───白山神社にやって来ました。
でも動物園とはしごするために早く家を出ておいて良かった点がいくつもありました。

まず、本日は気温が昼頃には30度近く上昇したカラカラ天気でしたが、午前中はまだ暑さもマイルドで、白山神社でも過ごしやすかったこと。
そして、午前中の方が人出が少なくて、画角の狭いマクロレンズ一本でも、あじさいと本殿の写真など、撮影対象から距離をおいて撮影することも可能だったこと。
あじさい祭りのときだけ公開される白山神社の富士塚も、昼前はまださほど混雑していませんでした。
それから、あじさい御輿も見られました。出発前の御輿が境内で控えていたときに写真を撮り、御輿の出発も見送ることができました。

しかしなにより早めに来て良かったと思ったのは、午前中のあじさいの方がまだ元気があったこと。
昼頃は暑さでどんどんくてっとなってしまい、みずみずしさも失われてしまいましたから。

本日は人出が少ないうちに富士塚に上るんだ、と思ったため、いつもと違って先に神社の裏の白山公園から回りました。
白山神社のあじさいは最後に回りました。
どうも白山神社側の方は、日当たりが良いせいか、もうピークを過ぎてしまった花が多かったけれど、白山公園側のあじさいたちは、まだまだ見頃でした。
なので午前中、私自身も元気なうちに、ちょうどよい見頃のあじさいで、マクロレンズでの撮影にチャレンジすることができたわけです。

白山神社のあじさいにマクロレンズ一本でチャレンジするのは去年2013年に引き続いて２度目です。
ただし、あじさい祭りを過ぎた翌週に出かけた去年と違って、今回はあじさい祭りの混雑の中で、画角が狭くズームできない60mmの単焦点のマクロレンズ一本でどこまでねばれるか、分かりませんでした。
10時から13時までの３時間の白山神社＆公演のあじさい散策は、なんとかマクロレンズ一本で通すことができました@
マクロレンズを標準レンズみたいに使って撮るときは別として、接写する場合にはきちんと一脚を使うこともできました。
それは、朝早めに来たせいもありますが、白山神社のあじさい祭りも５度めなので、60mmのマクロレンズで撮れないものはスパッとあきらめるか、違うアングルでチャレンジしよう、と頭を切り替えられたおかげもあるでしょう。
初めて訪れる場所だと、そういう余裕はなかなかもてないです。

＜５回目の白山神社のあじさい祭りと夢見ヶ崎動物園のレッサーパンダ詣をはしごした１日の旅行記のシリーズ構成＞
■（１）白山神社のあじさい祭り編（前編）あじさい祭りの混雑の中でマクロレンズ一本でねばれるか
□（２）白山神社のあじさい祭り編（後編）マクロレンズであじさいのほんとの花に迫る
□（３）夢見ヶ崎動物園のレッサーパンダ詣：女の子だったギンガちゃんとファファ・パパ＆アンちゃんママがついに同居展示

白山神社の紹介ページ
http://www.city.bunkyo.lg.jp/visitor_kanko_jisha_hakusan.html
「白山あじさい物語」あじさい紹介パンフレット（PDF）がある白山公園の紹介ページ
http://www.city.bunkyo.lg.jp/sosiki_busyo_kouen_annai_kuritukouen_kouen_hakusan.html
文京あじさい祭りの公式サイト
http://www.city.bunkyo.lg.jp/visitor_kanko_event_ajisai.html

＜タイムメモ＞
08:30頃 家を出る（予定より１時間遅れ）
09:47　都営三田線の白山駅に到着
10:00〜13:00　白山神社のあじさい散策
13:00〜13:30　近くの公園で休憩
（コンビニのサンドイッチ・ランチ）
13:35　都営三田線白山駅発
（次の13:41発でも到着予定は同じ）
（有楽町／品川駅経由）
14:28　新川崎駅に到着
14:55頃　夢見ヶ崎動物園に到着
14:55〜16:30　ほぼずっとレッサーパンダ
（動物園は16:00閉園）

＜これまでの白山神社のあじさい旅行記＞
2013年６月23日
「観劇前にあじさいまつりが終わった翌週末の白山神社にマクロレンズでチャレンジ（前編）うずうず可愛いウズあじさいが見たくて白山神社とあじさいの路」
http://4travel.jp/travelogue/10787300
「観劇前にあじさいまつりが終わった翌週末の白山神社にマクロレンズでチャレンジ（後編）外から眺めたあじさいでいっぱいの富士塚とガクあじさいが華やかな白山公園」
http://4travel.jp/travelogue/10787303/

2012年６月16日
「観劇前の白山神社あじさい散策は雨の中（前編）あじさいは雨と神社がよく似合う@」
http://4travel.jp/travelogue/10681227
「観劇前の白山神社あじさい散策は雨の中（後編）マクロレンズでチャレンジした雨にぬれたあじさい」
http://4travel.jp/travelogue/10681440

2011年６月18日
「ウズあじさいと満開のガクあじさいに夢中になった白山神社のあじさい祭り」
http://4travel.jp/travelogue/10577072

2006年６月14日
「初夏の東京・花めぐりは楽しいな@その１：白山神社あじさいまつり」
http://4travel.jp/travelogue/10072588/

エリア 大塚・巣鴨・駒込(東京)

• 同行者: 一人旅
• 交通手段: 私鉄

去年2013年も撮影した、自転車型の植木置きを使った可愛いあじさいディスプレイ

都営三田線の白山駅から白山神社へ向かう途中にあります。
参道といってよい通り沿いです。

住宅地にうずもれそうな白山神社の鳥居

本日は、60mmの単焦点マクロレンズと、普段使いの18-270mmの広角ズームレンズの２本と一脚を持参しました。
白山神社・公園のあじさい撮影はマクロレンズ一本でチャレンジするつもりですが、念のために広角ズームレンズも持参したわけです。
でも広角ズームレンズの方は、午後に訪れる動物園でメインに使うつもりです。
動物園撮影のために望遠レンズも持参したかったのですが、午後から行く動物園でレッサーパンダが屋内展示オンリーだったら望遠レンズは用なしになってしまうので、レンズは２本で間に合わせることにしました。

鳥居の内側から

あじさいが描かれたあじさい祭り提灯

境内に控えていたあじさい御輿

小さな御輿でしたが、60mmの単勝点レンズだとかなり距離をおかないと全体は撮れず、距離を置くと、どうしても前に人が入ってきます。
しかも背景がごちゃごちゃしてしまい、御輿が目立たなくなるので、何度も撮り直しました。

あじさいと一緒に、担ぎ人を待つあじさい御輿

御輿のあじさいはさすがに造花でした。

白山神社のお札授与所

ここではあじさい水中花といったグッズも販売されています。

手水場の提灯とあじさい・その１

手水場近辺は混んでいたので、さすがに去年のように60mmのマクロレンズで全体を撮るのは無理でした。

関連の写真
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=29603803
関連の旅行記（2013年６月23日）
「観劇前にあじさいまつりが終わった翌週末の白山神社にマクロレンズでチャレンジ（前編）うずうず可愛いウズあじさいが見たくて白山神社とあじさいの路」
http://4travel.jp/travelogue/10787300

手水場の提灯とあじさい・その２

でも去年と違って、あじさい祭り期間中なので、祭りらしいモチーフがあちこちにありました。
今回はできるだけあじさいと一緒に祭りらしいモチーフも写真に入れたいとねらってみました。

手水場の仲良しあじさい

代表的な２種類のあじさいです。

あじさいに埋もれた手水場

手水場の龍に会うのも１年ぶり

あじさいの鉢をお供えされて嬉しそうな狛犬

このディスプレイはあじさい祭りの期間中しかありません。
ただ、ほとんどの花がもう干からびてしまって、接写にむかなかったのは残念。

拝殿前のあじさい提灯

境内は狭いので、60mmの単焦点マクロレンズでは拝殿とはっきり分かるように撮れませんでした。

神社らしい石柵から顔を覗かせたあじさい

天気が良すぎるし、昨日もからから天気だったので、朝10時台でも、はやくも花が乾いてしまった印象はありました。

あじさい御輿の出発を見送る

境内で何度もわっしょい、わっしょいしてから御輿が出発しました。

本殿と祭りの提灯とあじさいのセットで

御輿が出発したばかりのせいか、公園側もまだ空いていました。

こんもりあじさいと本殿の影

白いあじさいも仲間入り

近づいて撮るとドリーミーに

近づいて撮るとドリーミーに

本殿の裏手はピンクのあじさいが優勢

白いあじさいも負けていない@

ほんとはブルーのきれいなガクあじさいもあったのですが、そちらはもはや本殿と一緒に撮影するのは厳しかったです。

白山公園のあじさいステージの垂れ幕と

本日は午後からコンサートがありました。
ただ、私自身は、その頃には白山神社を後にし、次のターゲットの動物園に向かっていました。

私もあなたもあじさい撮影に夢中！

60mm単焦点マクロレンズでこの全体を撮るには、かなり距離をおかなくてはならないのですが、瞬間的に人が切れた写真も撮れました。
でも、こうやって撮影している人を入れた写真もいいかな、と思い@

本殿の建物の軒下の美しさをあじさいと共に愛でる

本殿に向かって訴えかけているようなあじさいたち

あじさい祭り期間限定で公開されている富士塚へ

富士塚は、上る石段は１人やっと通れる狭さですし、みんな上からゆっくり見たいので、混んでくると上りたい人の行列がずらっとできてしまうのです。
でも、まだ行列ができていないうちに上ることができました。

富士塚を覆うあじさいたち・その１

あいにく富士塚の上から60mmの単焦点マクロレンズでは、見下ろした景色は撮れませんでしたが、富士塚のあじさいたちは見頃でした。

富士塚のてっぺんの浅間神社へのお供え

野菜や果物が好きな神様なのかもしれません。

神々しく光る富士塚のガクアジサイの装飾花・その１

神々しく光る富士塚のガクアジサイの装飾花・その２

富士塚の石段はアジサイの路

富士塚を覆うあじさいたち・その２

大小の装飾花が美しく並ぶ

妖精のような白いあじさい

白いあじさいといえばすぐに思い浮かぶのはアメリカ産のアナベルですが、アナベルともちがうかんじがしました。

富士塚を支える大木とあじさい・その１

富士塚を支える大木とあじさい・その２

白山公園の柵からあふれんばかりのあじさいたち

まぶしい光の中で

緑の藤棚と一緒に

隅田の花火の可愛い装飾花

葉っぱに映った影にも注目。

きれいに八方に広がる隅田の花火

ひらひらの帽子みたいに丸っこく@

装飾花の花びら（ほんとはガク片）がひっくり返っちゃった@

ヤマアジサイであれば、咲き進むにつれてこのように装飾花がひっくり返ってしまう品種もありました。
なのでひょっとしてこれはやまあじさいの系統に入るのかな。

ぎらぎら太陽を浴びた白山神社のあじさい

きれいなブルーの花冠のよう

八重の装飾花がけなげに咲く

あじさいを見ていると、赤と青ってグラデーションできる色の組み合わせなんだなぁと思う

あじさい祭りの目玉の「あじさい富士」

人がわんさかいた中で、よくぞマクロレンズで離れてこれだけのものが撮れました、私！
とシャッターチャンスのラッキーさに感謝です。

白山神社はうずあじさい天国でもある@

白山神社のうずあじさいから、うずあじさいの可愛らしさと美しさに気付きました。
うずあじさいは後編の旅行記「あじさい祭りとレッサーパンダを１日で楽しむ欲張りコース（２）白山神社のあじさい祭り編（後編）マクロレンズであじさいのほんとの花に迫る」でたっぷり撮った写真をアップしました。
http://4travel.jp/travelogue/10898945

深い慈愛に満ちたブルーのあじさい

以上、なるべく白山神社のあじさい祭りらしい写真をめざした前編でした。
後編「あじさい祭りとレッサーパンダを１日で楽しむ欲張りコース（２）白山神社のあじさい祭り編（後編）マクロレンズであじさいのほんとの花に迫る」へとつづく。
http://4travel.jp/travelogue/10898945