Thailand　チェンライとナーン　ロングステイの下見旅( 12/12 )　チェンライのプラケオ寺院（4月10日）

2014/04/02 - 2014/04/10

チェンライのホテル編の最後にお見せしたこの写真。
http://4travel.jp/photo?trvlgphoto=33375432

すんごいでしょう？！
これはプラケオ寺院への修学旅行の記念撮影してるとこてす。

★Thailand　チェンライとナーン　
ロングステイの下見旅 　12編のサイトマップ
http://4travel.jp/travelogue/10899263

エリア チェンライ(タイ)

• 旅行の満足度: 5.0

プラケオ寺院（ワット・プラケオ）は
チェンライで最も格式の高い寺院だそうです。

バンコクのワットプラケオにあるエメラルドブッダ（翡翠仏）は
1436年にこの寺院で発見されたのだそうです。
今ここにあるエメラルドブッダは後に奉納されたものだそうです。

私たちが訪れた時
ちょうど観光バスが続々とやって来ました。

その数に象さんもびっくり！

ここは昔は竹林寺とも呼ばれていたそうですが
今はそれほど竹が残っているようではありませんでした。

境内にいらしたお茶目なっちゅかいたずらっ子みたいなブッダ。

右側が博物館になっています。

夕方なので博物館は閉館してました。

今度チェンライにきたら

真っ先に訪れたい美しさ！

外側だけでもその美しさはひときわ！

こちらでは修学旅行をお迎えするため？お花を生けてます。

この寺院に最後の日に訪れたのは
ラッキーでもありアンラッキーでもありました。

ラッキーなのはこの修学旅行のお坊さん集団をみられたこと。
アンラッキーなのは、プラケオ寺院のやうな格式の高い
博物館も充実していそうなところに来たのにゆっくりする時間がなかったこと。

周囲も深い緑が美しく素晴らしい散歩道のやうに思えました。

うじゃうじゃわらわら

どんどん増えて。
彼らはここに何を学びに来たのでせうか？
それともこの格式高いお寺にお参りすることが
徳を積むことになるのでせうか？

そしてこの圧巻のフィナーレ。

本堂への階段に集合した若いお坊さんたち。

タイではお寺に寄進する時などに
領収書に親や恋人の名前を書くことで自分の徳が
親や恋人に与えられると信じられているそうです。

それで男の子は出家のできないお母さんのためにほとんどが
人生に一度出家を行って徳を積むんだとか。
数週間で還俗するんですけどね。

そのへんのところをウィキってみたらば
「出家するための条件としては
男子で20歳以上、宗教的な罪がないことを前提としている。」
えっ！◎◎
いったいぜんたいそんな子いるんだらうか？ははは。

←だいじょうぶ。
出家をすると決まったら友人知人を訪れて罪の許しを請うんだそうです。

「ちなみに、出家の要因として主に以下のことが挙げられるであろう。

1.成人するため。
2.徳（ブン）を両親に献上するため。
3.宗教的な行為を通して良い仏教徒になる。
4.罪の消去（刑務所を出てから一時期間、僧になる習慣がある）。
5.配偶者及び家族の死去で、支えてくれる家族がいない。
6.教育を受けるため。

近年ではこの出家の行為が形骸化の傾向にあり
2.と3.を建前とし、実際には1.の理由により、成人通過儀礼として
行われることが多い。

一方で、いわゆる「自分探し」などの内面的理由や、社会性をつけたい
などの現実的な要因も少なからず絡んでいる。
ただ、基本的にはタンブンする（徳を積む）ということが大前提になっている。」

「4.は、宗教上の罪と法律上の罪が重なっている場合
法律上の罪を償ってから宗教上の罪を償うというものである。
大抵は数ヶ月の出家になるが、殺人罪などで、出家者本人に相当の罪の
呵責がある場合、本人の意思次第で一生サンガに身を置いたままになる
こともある。

5.は非常に古くから機能しており、サンガが一種の福祉施設として
機能していた興味深い事例である。

6.は貧しい家に生まれたが、学業に優れていたために
僧になって仏教大学に入学するというものである。」

「他に非常に例外的な出家要因がある。

これはサトゥーン県に広がるサムサムと呼ばれるタイ族とマレー人
（マレーシア人でないことに注意）の混血集団において
サムサムのムスリムがなにかの節に何気なく仏に助けを求めてしまった場合
ムスリムとして純粋になるために、何気なく背負ってしまった仏に対する
借りを返上するなどの意味あいで行われる出家である。」

ふうむ、なんと興味深いことでせうか！
みなみなこのやうに異教を尊重できれば世界中で起こっている戦乱は
ほとんどおさまってしまうことでせうに。