【フランス、スイス、イタリアを周る旅】アルザス地方の便利な都市ミュルーズ

2014/04/20 - 2014/04/20

スイスの首都ベルンからスイスのバーゼル経由でミュルーズへと電車でやって来ました。

本当はコルマールに行ってコルマールに泊まろうと思っていたのですが、イースター休暇真っ最中のこの時期のコルマールのホテル代が高すぎたので、コルマール泊は諦めて交通の便が良くて尚且つホテル代が安いミュルーズにホテルを取りました。

とまあミュルーズ自体には期待せずに訪れたのですが、果たしてミュルーズの街は楽しめたのでしょうか。

【旅程】★が付いているのがこの旅行記に該当するスケジュール
3/31：エミレーツ航空で成田からドバイ経由でパリのシャルルドゴール空港へ [機内泊]
4/1：シャルルドゴール空港からパリ近郊のマルヌ･ラ･ヴァルレへ移動 [Hôtel L'elysée Val D'europe泊]
4/2：マルヌ･ラ･ヴァルレからストラスブールへ移動 [Holiday Inn Strasbourg Illkerch泊]
4/3：ストラスブールからストラスブールに日帰り旅行 [Holiday Inn Strasbourg Illkerch泊]
4/4：フランスのストラスブールからスイスのチューリッヒ近郊のアフォルテルン・アム・アルビスへ移動 [Holiday Inn Express Affoltern Am Albis泊]
4/5：アフォルテルン・アム・アルビスからルツェルンに日帰り旅行 [Holiday Inn Express Affoltern Am Albis泊]
4/6：スイスのアフォルテルン・アム・アルビスからイタリアのノビリグーレへ移動 [Albergo Verdi泊]
4/7：ノビリグーレに滞在 [Albergo Verdi泊]
4/8：ノビリグーレからトリノ近郊のフォッサーノへ移動 [Palazzo Righini泊]
4/9：フォッサーノからトリノ近郊のキヴァッソへ移動 [Hotel La Noce泊]
4/10：キヴァッソからトリノに日帰り旅行 [Hotel La Noce泊]
4/11：キヴァッソからヴァッレダオスタ州のホーンへ移動 [B&B Brezzalpina泊]
4/12：ホーンからアオスタへ移動 [Hotel Le Pageot泊]
4/13：アオスタからクールマイユールへ移動 [Hotel Piller D' Angle泊]
4/14：イタリアのクールマイユールからフランスのシャモニーに移動 [Hotel La Vallee Blanche Chamonix泊]
4/15：シャモニーに滞在 [Hotel La Vallee Blanche Chamonix泊]
4/16：フランスのシャモニーからスイスのヴェヴェイに移動 [Hôtel des Trois Couronnes & Destination Spa泊]
4/17：ヴェヴェイからローザンヌへ移動 [Beau-Rivage Palace Lausanne泊]
4/18：ローザンヌから再びヴェヴェイに移動 [Hôtel des Trois Couronnes & Destination Spa泊]
4/19：ヴェヴェイからベルンへ移動 [Holiday Inn Bern Westside泊]
★4/20：スイスのベルンからフランスのミュールーズへ移動 [Hotel Bristol Mulhouse泊]
★4/21：ミュールーズからコルマールに日帰り旅行 [Hotel Bristol Mulhouse泊]
★4/22：ミュルーズからディジョンへ移動 [Holiday Inn Express Dijon泊]
4/23：ディジョンに滞在 [Holiday Inn Express Dijon泊]
4/24：ディジョンからシャルルドゴール空港に移動し、エミレーツ航空のシャルルドゴール発ドバイ経由成田行きの便に搭乗 [機内泊]
4/25：エミレーツ航空のシャルルドゴール発ドバイ経由成田行きの便で帰国

【使用機材】
カメラ：Sony DSC-RX1

エリア ミュールーズ(フランス)

• 旅行の満足度: 3.5
• 観光: 3.0
• ホテル: 5.0
• グルメ: 3.5
• 交通: 4.0

• 同行者: 乳幼児連れ家族旅行
• 一人あたり費用: 25万円 - 30万円
• 交通手段: 鉄道 高速・路線バス 徒歩
• 航空会社: エミレーツ航空
• 旅行の手配内容: 個別手配

ベルンからミュルーズまでは、ベルンの前に滞在していたスイスのヴェヴェイからベルンでストップオーバーしてドイツのフライブルク（今回はバーゼルまで乗れれば良いので、ICEが止まる一番近いドイツの街）までドイツ鉄道で安いチケットを買って、別途バーゼルからミュルーズまではバーゼルSBB駅のSNCFの発券機でチケットを購入しました。

ベルンからバーゼルSBBまではICEに乗り、バーゼルSBBからミュルーズ駅までは40分位次の電車を待ちましたが特に問題なく普通列車（TER）で到着です。

バーゼルSBB駅のフランス国鉄側は有人カウンターがなく、自動券売機のみでした。自動券売機でも「Alsa+ Groupe Journée」等の特殊なチケット類も買えます。

ミュルーズ駅からホテルまでは徒歩だと遠いので、トラムでホテル近くの停留所まで行きました。

ホテルに到着すると中国人ツアー団体でフロントがごった返しており、人を掻き分けて何とかチェックイン出来ました。

写真はミュルーズで宿泊したホテルブリストルの部屋です。

このホテルで一番驚いたのがバスタブにジャグジーが付いていたことです。
勿論問題なく使えました。

ホテルに着いてスーツケースを開けようとしたら、鍵が故障して開かなくなるという致命的なトラブルが発生してしまいました。
旅の最初にダメージを受けたスーツケースでしたが、その頃から鍵の様子がなんか本調子じゃなくてダイヤル式で番号が合っていても中々開かないけどそれほど気にしていませんでしたが、旅の終盤でまさかの鍵の故障です。

どう頑張ってもスーツケースを開ける事ができなかったので、思い切ってファスナーの部分をスイスで買ったナイフで切って開けました。

部屋も広いしWiFiも普通に使えるし中々良いホテルです。
ツアー団体の利用が多いようですが、ミュルーズはコルマールにも近いしスイスに行くのにも便利な立地なのでホテル代が高いコルマールや物価の高いスイスに泊まるよりミュルーズを起点に周辺の魅力的な町や都市に足を延ばすのも良いと思います。

初日はケバブ屋位しか開いてなかったので、そこでケバブをテイクアウトして部屋で食べて初日は終了です。

翌日、ミュルーズにあるコインランドリーの場所だけ確認して先にコルマールに日帰りで行きました。

洗濯物が結構貯まってきたのでこの日の夜に洗濯をしに行きます。

コルマールからミュルーズに戻ってきました。
ミュルーズ市内にあるカルフールエクスプレス（小規模なスーパー）が祝日でも開いていたのでそこで買い物をしてからミュルーズの街を散策してみました。

ミュルーズの名所というか見所を全く知らなかったので適当に旧市街というか街の中心部っぽい方へと歩きます。

大聖堂が見えてきました。
教会のある辺りが中心部だろうということで教会の方へと向かいます。

イースター休暇中なので店も閉まっていて人通りもあまりありませんでした。

この騙し絵が描かれている建物が一番の見所だと思います。

コルマールに行った時は雨が降っていましたが、ミュルーズでは雨は止んでいました。

中々クオリティが高い騙し絵です。

この日はイースターの祝日なのでレストランも閉まっているところが多くてどこで夕飯を食べようか非常に苦労しました。

この辺の観光客が集まりそうなエリアのレストランは開いていましたが、値段が高くて入りませんでした。

ミュルーズでは観光客は少ないですが数人は見かけました。

立派な大聖堂だったので中に入ってみたかったのですが閉まっていました。

大聖堂のある広場の周辺を適当に散策しました。

店が閉まっていて人通りも少なく閑散としていました。

とりあえずホテルへ戻ることに。

ホテルに戻ってコインランドリーで洗濯をすることにしました。
ホテル近くのパン屋で菓子パンを買ったらこれが中々美味しくて当たりでした。

コインランドリーに行って洗濯をしました。
7kgまでは4EURとシャモニーの6EURと比べて安いです。
乾燥は10分1EUR、洗剤は0.5EURです。

ランドリーに洗濯物を入れて温度をセットして洗剤を入れて回します。
40分後に洗いあがるのでそれまで周辺に良いレストランが無いかを散策してチェックしました。

ここのコインランドリーは地元の人も使っていて、管理人のおばさんが英語は話せないものの結構親切でした。

8時まで営業していて、8時以降はドアを閉めてオートロックで外からは開かないからね、という事をフランス語で言われて、我々はフランス語はわかりませんが言いたいことは大体わかったので「ダコー」（OKという意味）と言ったらほんとかよー、みたいな顔をされました。

ちょうど2歳の子連れで行ったので、子供はイースターのチョコレートを貰っていました。

洗濯を終えて夕飯はと探しに行ったものの、良さそうな店が無かったので昨日と同じ店でケバブをテイクアウトしました。

ケバブ自体はパン、野菜、肉とそれぞれ結構美味しかったので満足です。
セットメニューでポテトとドリンクも付いていたのでボリュームもあって、子供はポテトも肉も食べれたので意外と良かったです。
まさかフランスで2連続で夕飯がケバブになるとは思いませんでしたが。

今回はイースターの祝日に訪れたこともあり、普通なら開いているレストランや店が閉まっていてミュルーズの街の美味しいレストランなんかにも行けなかったのが残念です。
ミュルーズ自体は普通の都市って感じでしたが、コルマールにもバーゼルにも行くのに便利な立地でホテル代が安い傾向にあるのでこの近辺に泊まる用事が出来たらまた来るかもしれません。

2日目もこうして終了です。
寝る前に鍵が開かなくなりファスナーを切って開けたスーツケースをスイスのヴェヴェイの薬局で買った足首の捻挫用のテーピング用のテープで2巻き位してスーツケースの処置をしました。
翌日は朝7時台のTGVでミュルーズからディジョンへと向かいます。