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 国指定の天然記念物、刈谷市の小堤西池のカキツバタ群落の紹介です。今週いっぱいくらいが見頃です。<br /><br />*これまでにアップした愛知県三河地区の杜若や花菖蒲の旅行記一覧です。<br />◎2012春、刈谷地区のカキツバタと花菖蒲の名所(1)小堤西池群生地のカキツバタ(1/2)<br /> http://4travel.jp/travelogue/10675216<br />◎2012春、刈谷地区のカキツバタと花菖蒲の名所(2)小堤西池群生地のカキツバタ(2/2)<br /> http://4travel.jp/travelogue/10675223<br />◎2012春、刈谷地区のカキツバタと花菖蒲の名所(3)洲原池の花菖蒲(1/2)キショウブ園、ダイサギ<br /> http://4travel.jp/travelogue/10675225<br />◎2012春、刈谷地区のカキツバタと花菖蒲の名所(4:完)洲原池の花菖蒲(2/2)<br /> http://4travel.jp/travelogue/10675228<br />◎2012梅雨、知立公園の花菖蒲(1)芭蕉句碑、西公園・東公園の花菖蒲<br /> http://4travel.jp/travelogue/10677892<br />◎2012梅雨、知立公園の花菖蒲(2)明治神宮下賜の花菖蒲の銘花、明治天皇歌碑<br /> http://4travel.jp/travelogue/10677895<br />◎2012梅雨、知立公園の花菖蒲(3:完)麗月、愛知の輝、稲妻、稚児の化粧、越後獅子、舞子の浜、残月<br /> http://4travel.jp/travelogue/10677897<br />◎2008春、八橋の業平ゆかりの杜若(1)<br /> http://4travel.jp/travelogue/10240733 <br />◎2008春、八橋の業平ゆかりの杜若(2完)<br /> http://4travel.jp/travelogue/10240734

2014春、満開のカキツバタ群落(2/3):刈谷市・小堤西池(国指定・天然記念物)

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2014/05/19 - 2014/05/19

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旅行記グループ 2014梅雨、紫陽花

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旅人のくまさん

旅人のくまさんさん

 国指定の天然記念物、刈谷市の小堤西池のカキツバタ群落の紹介です。今週いっぱいくらいが見頃です。

*これまでにアップした愛知県三河地区の杜若や花菖蒲の旅行記一覧です。
◎2012春、刈谷地区のカキツバタと花菖蒲の名所(1)小堤西池群生地のカキツバタ(1/2)
 http://4travel.jp/travelogue/10675216
◎2012春、刈谷地区のカキツバタと花菖蒲の名所(2)小堤西池群生地のカキツバタ(2/2)
 http://4travel.jp/travelogue/10675223
◎2012春、刈谷地区のカキツバタと花菖蒲の名所(3)洲原池の花菖蒲(1/2)キショウブ園、ダイサギ
 http://4travel.jp/travelogue/10675225
◎2012春、刈谷地区のカキツバタと花菖蒲の名所(4:完)洲原池の花菖蒲(2/2)
 http://4travel.jp/travelogue/10675228
◎2012梅雨、知立公園の花菖蒲(1)芭蕉句碑、西公園・東公園の花菖蒲
 http://4travel.jp/travelogue/10677892
◎2012梅雨、知立公園の花菖蒲(2)明治神宮下賜の花菖蒲の銘花、明治天皇歌碑
 http://4travel.jp/travelogue/10677895
◎2012梅雨、知立公園の花菖蒲(3:完)麗月、愛知の輝、稲妻、稚児の化粧、越後獅子、舞子の浜、残月
 http://4travel.jp/travelogue/10677897
◎2008春、八橋の業平ゆかりの杜若(1)
 http://4travel.jp/travelogue/10240733 
◎2008春、八橋の業平ゆかりの杜若(2完)
 http://4travel.jp/travelogue/10240734

交通手段
自家用車
  • 小堤西池の南面付近の光景です。カキツバタの鑑賞スポットの一つです。カキツバタは日本文化に深い繋がりがあり、和歌、絵画などを通じていくつか思い出す事柄があります。若い頃に覚えたことは、中々忘れることはありません。

    小堤西池の南面付近の光景です。カキツバタの鑑賞スポットの一つです。カキツバタは日本文化に深い繋がりがあり、和歌、絵画などを通じていくつか思い出す事柄があります。若い頃に覚えたことは、中々忘れることはありません。

  • カキツバタに関する最初の思い出は、在原業平朝臣(825〜880年)のことことです。今でも多くの人の人口に膾炙されているカキツバタを頭に読み込んだ和歌です。古今和歌集に収録された『から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞ思ふ』の和歌です。業平の杜若所縁の知立市の無量寿寺は、2008年の旅行記で紹介しておきました。

    カキツバタに関する最初の思い出は、在原業平朝臣(825〜880年)のことことです。今でも多くの人の人口に膾炙されているカキツバタを頭に読み込んだ和歌です。古今和歌集に収録された『から衣 きつつなれにし つましあれば はるばるきぬる たびをしぞ思ふ』の和歌です。業平の杜若所縁の知立市の無量寿寺は、2008年の旅行記で紹介しておきました。

  • 在原業平の和歌では、小倉百人一首に選ばれている、『ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くゝるとは』の和歌も有名です。そのほかにも、『名にし負はば いざこと問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと』の歌なども今も忘れない和歌です。 ミヤコドリの名前も鳥もいますが、今はユリカモメがこの歌に詠われているとの説が主流のようです。その根拠は、『白き鳥の嘴と脚と赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ』との伊勢物語での描写です。

    イチオシ

    在原業平の和歌では、小倉百人一首に選ばれている、『ちはやぶる 神代もきかず 竜田川 からくれなゐに 水くゝるとは』の和歌も有名です。そのほかにも、『名にし負はば いざこと問はむ 都鳥 わが思ふ人は ありやなしやと』の歌なども今も忘れない和歌です。 ミヤコドリの名前も鳥もいますが、今はユリカモメがこの歌に詠われているとの説が主流のようです。その根拠は、『白き鳥の嘴と脚と赤き、しぎの大きさなる、水の上に遊びつつ魚を食ふ』との伊勢物語での描写です。

  • 杜若に関する絵画では、今はアメリカのメトロポリタン美術館に収蔵されている六曲屏風二隻の『八橋図』です。同じく、尾形光琳(1658〜1716年)筆の六曲屏風の『燕子花図(かきつばたず)』は国宝ですから、それに勝るとも劣らない作品です。比較的初期の作品とされる、こちらの屏風画は根津美術館に収蔵されています。俵屋宗達、尾形光琳に続く琳派の代表的な絵師、酒井抱一もそっくりな燕子花図を描いています。この屏風画は、名古屋ボストン美術館の開館記念展で観賞し、強く印象に残りました。

    杜若に関する絵画では、今はアメリカのメトロポリタン美術館に収蔵されている六曲屏風二隻の『八橋図』です。同じく、尾形光琳(1658〜1716年)筆の六曲屏風の『燕子花図(かきつばたず)』は国宝ですから、それに勝るとも劣らない作品です。比較的初期の作品とされる、こちらの屏風画は根津美術館に収蔵されています。俵屋宗達、尾形光琳に続く琳派の代表的な絵師、酒井抱一もそっくりな燕子花図を描いています。この屏風画は、名古屋ボストン美術館の開館記念展で観賞し、強く印象に残りました。

  • ところで、カキツバタは愛知県の県花です。かつての三河国八橋(現在の知立市八橋)が『伊勢物語』で在原業平がカキツバタの歌を詠った場所とされています。『八ツ橋』は京都の銘菓としての知名度が高いですが、箏曲の祖・八橋検校を偲び箏の形を模したことに由来するとする説と、『伊勢物語』第九段『かきつばた』の舞台『三河国八橋』に因むとする節があります。

    ところで、カキツバタは愛知県の県花です。かつての三河国八橋(現在の知立市八橋)が『伊勢物語』で在原業平がカキツバタの歌を詠った場所とされています。『八ツ橋』は京都の銘菓としての知名度が高いですが、箏曲の祖・八橋検校を偲び箏の形を模したことに由来するとする説と、『伊勢物語』第九段『かきつばた』の舞台『三河国八橋』に因むとする節があります。

  • この辺りからは、小堤西池の南面から時計回りに移動して、堤の西側方面から北側方面からの眺めになります。

    この辺りからは、小堤西池の南面から時計回りに移動して、堤の西側方面から北側方面からの眺めになります。

  • やや茜色を帯びたカキツバタの花のアップ光景です。カキツバタの個体差なのか、ノハナショウブとの交雑なのかは判断付きません。

    やや茜色を帯びたカキツバタの花のアップ光景です。カキツバタの個体差なのか、ノハナショウブとの交雑なのかは判断付きません。

  • 周りを野草に囲まれた中で咲いていたカキツバタの花です。周りには黄色の小花が咲いていましたが、刈谷市教育員会が作成したパンフレットに紹介されていた、『スイラン』かも知れません。

    周りを野草に囲まれた中で咲いていたカキツバタの花です。周りには黄色の小花が咲いていましたが、刈谷市教育員会が作成したパンフレットに紹介されていた、『スイラン』かも知れません。

  • 小堤西池の北側から眺めた、カキツバタの群生の光景です。毎年の手入れがたん変なこととは思いますが、この景色を長く見ることができることを願っています。

    小堤西池の北側から眺めた、カキツバタの群生の光景です。毎年の手入れがたん変なこととは思いますが、この景色を長く見ることができることを願っています。

  • 一塊になって咲いていたカキツバタの花です。背後に見える葦の勢力から逃れたコロニーを形成していました。

    一塊になって咲いていたカキツバタの花です。背後に見える葦の勢力から逃れたコロニーを形成していました。

  • 小堤西池の北側から眺めた、小堤西池のカキツバタの群生と、その背後の東側丘陵地の光景です。丘陵地の中央方面です。

    小堤西池の北側から眺めた、小堤西池のカキツバタの群生と、その背後の東側丘陵地の光景です。丘陵地の中央方面です。

  • 小堤西池の北側から眺めた、小堤西池のカキツバタの群生と、その背後の東側丘陵地の光景です。丘陵地の南側方面です。

    小堤西池の北側から眺めた、小堤西池のカキツバタの群生と、その背後の東側丘陵地の光景です。丘陵地の南側方面です。

  • 小堤西池の北側から眺めた、小堤西池のカキツバタの群生と、その背後の東側丘陵地の光景です。丘陵地の南側方面です。手前に池の水面が写りました。

    小堤西池の北側から眺めた、小堤西池のカキツバタの群生と、その背後の東側丘陵地の光景です。丘陵地の南側方面です。手前に池の水面が写りました。

  • 小堤西池の北側から眺めた、小堤西池のカキツバタの群生と、その背後の東側丘陵地の光景です。丘陵地の南側方面です。見学者の姿が遠望できました。

    小堤西池の北側から眺めた、小堤西池のカキツバタの群生と、その背後の東側丘陵地の光景です。丘陵地の南側方面です。見学者の姿が遠望できました。

  • 小堤西池の北側から眺めた、カキツバタの群生の光景です。花が密集した場所を選んでの撮影です。

    小堤西池の北側から眺めた、カキツバタの群生の光景です。花が密集した場所を選んでの撮影です。

  • 小堤西池の北側から眺めた、カキツバタの群生の光景です。花が密集した場所を選んでのアップ光景です。

    イチオシ

    小堤西池の北側から眺めた、カキツバタの群生の光景です。花が密集した場所を選んでのアップ光景です。

  • 説明役の方から教えて頂いたように、池の北側からの眺めは、葦に邪魔されることが余りありませんでした。

    説明役の方から教えて頂いたように、池の北側からの眺めは、葦に邪魔されることが余りありませんでした。

  • カキツバタの群生越しに眺めた東側の丘陵地帯南側方面の光景です。小堤西池の西側からの光景になります。葦の葉が、カキツバタの花の鑑賞を邪魔をしていない光景でした。

    イチオシ

    カキツバタの群生越しに眺めた東側の丘陵地帯南側方面の光景です。小堤西池の西側からの光景になります。葦の葉が、カキツバタの花の鑑賞を邪魔をしていない光景でした。

  • 同じく、カキツバタの群生越しに眺めた東側の丘陵地帯中央付近の光景です。小堤西池の西側からの光景になります。山の麓の水面が見えています。

    同じく、カキツバタの群生越しに眺めた東側の丘陵地帯中央付近の光景です。小堤西池の西側からの光景になります。山の麓の水面が見えています。

  • 背景は、木々が生い茂る東側の丘陵地帯の光景です。小堤西池と東側丘陵地帯を含めた区域が国の指定を受けています。

    背景は、木々が生い茂る東側の丘陵地帯の光景です。小堤西池と東側丘陵地帯を含めた区域が国の指定を受けています。

  • 周りをカヤツリグサ(蚊帳吊草)が覆う中で咲いていたカキツバタの花です。カヤツリグサは、水田や畑地におけるごく普通な雑草です。日本の畑地においては、最も作物被害の大きい雑草の一つとも言われます。

    周りをカヤツリグサ(蚊帳吊草)が覆う中で咲いていたカキツバタの花です。カヤツリグサは、水田や畑地におけるごく普通な雑草です。日本の畑地においては、最も作物被害の大きい雑草の一つとも言われます。

  • こちらもカヤツリグサや葦が茂る中で孤軍奮闘していたカキツバタの花です。周りに援軍はいませんでした。

    こちらもカヤツリグサや葦が茂る中で孤軍奮闘していたカキツバタの花です。周りに援軍はいませんでした。

  • 手前の方は疎らなカキツバタの群生ですが、その先には密度の濃い群生の光景が広がっていました。

    手前の方は疎らなカキツバタの群生ですが、その先には密度の濃い群生の光景が広がっていました。

  • 小堤西池越しに眺めた池の南端付近の光景です。カキツバタ鑑賞のスポットの1つとして、最初に見学してきた場所です。<br />

    小堤西池越しに眺めた池の南端付近の光景です。カキツバタ鑑賞のスポットの1つとして、最初に見学してきた場所です。

  • 同じく、小堤西池越しに眺めた池の南端付近の光景です。観賞スポットですから多くの人の姿がありました。

    同じく、小堤西池越しに眺めた池の南端付近の光景です。観賞スポットですから多くの人の姿がありました。

  • 小堤西池の北側からの眺めは、葦の葉の邪魔が少ない鑑賞スポットでした。これは、最初に説明かあkりの方から教えて頂いたことでした。

    小堤西池の北側からの眺めは、葦の葉の邪魔が少ない鑑賞スポットでした。これは、最初に説明かあkりの方から教えて頂いたことでした。

  • 小堤西池の北側からの眺めが続きます。カキツバタは、かつて西三河地区に広く自生していたとあsれますが、現在ではこの小堤西池が唯一の自生地となりました。

    小堤西池の北側からの眺めが続きます。カキツバタは、かつて西三河地区に広く自生していたとあsれますが、現在ではこの小堤西池が唯一の自生地となりました。

  • 同じく、小堤西池の北側からの眺めです。前方は、小堤西池と東側丘陵地の南端方面になります。

    同じく、小堤西池の北側からの眺めです。前方は、小堤西池と東側丘陵地の南端方面になります。

  • 少しアップした、小堤西池と東側丘陵地の南端方面の光景です。池の奥の方は葦が視界を遮っていますが、手前のカキツバタの群生はよく観察できました。

    少しアップした、小堤西池と東側丘陵地の南端方面の光景です。池の奥の方は葦が視界を遮っていますが、手前のカキツバタの群生はよく観察できました。

  • 小堤西池の北側から眺めた堤のに紙面の光景です。座り込んでカキツバタを眺める人たちの姿がありました。開花の瞬間を見るためです。

    小堤西池の北側から眺めた堤のに紙面の光景です。座り込んでカキツバタを眺める人たちの姿がありました。開花の瞬間を見るためです。

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2014梅雨、紫陽花

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