2014/03/11 - 2014/03/17
576位(同エリア6441件中)
tadさん
ロンドン滞在中に、昨年同様、ウィーンに一週間、音楽を聴きにいった。
久しぶりにオペラに行かない日に黄金のホール、ムジークフェライン・ザールに入ってみた。その日は、ウィーン・フィルではなく、ウィーン交響楽団だったが、指揮は評判の高いde Billyで、曲目は聞いたこともない珍しいもの:ケルビーニの交響曲とグノーのミサ。グノーのほうは、合唱団に独唱4人、さらにパイプオルガンも入る大編成のもの。あまり期待せずにはいったのだが、なんと、どちらも、大変楽しくきけた。深い曲とは言いがたいが、非常に音楽的に展開され、ホールの素晴らしい音響の洪水に全身が埋もれた!やはり、このホールの素晴らしさは群をぬいていることをあらためた感じた。しかも小音量のみでなく、合唱とオーケストラと独唱とパイプオルガンがフルにフォルテシモを出しても、不快にならず、うるさくならなかったのは奇跡だ。
他の普通のホールはしばしば、飽和量を超えるとうるさく感じるのが普通だ。東京のサントリーホールも、マーラーなどの大音響ではしばしばうるさく感じるが、ここは、やはり、化け物的音響効果を持つことをあらためて認識した。
そこで、もう一晩オペラに行かない日があったので、その日もここに行った。トンキュンストラー・オーケストラという地味な団体だが、これもなんとなんとオール・ベートーヴェン・プログラムで、エストラーダという音楽性豊かな指揮者に、ピアノはなんと豪華なラルス・フォークト。彼らのコンビで、ベートーヴェンの合唱幻想曲とピアノ協奏曲4番。どちらも名演で感動した。さらに、「田園」がなんと、あのホールを美しく響き渡る音響効果で、感激した演奏となった。
実は何年か前にウィーン・フィルとマゼールのコンビで「田園」をロンドンのバービカンで聞いているのだが、その時より、はるかに感激した!これは、ホールの差と指揮者の差だろう。いくらウィーン・フィルでも、あれほどの感動はなかった。ウィーン・フィルだからといって、いつも名演とはかぎらないのだ。
もっとも、マゼールはいいときには素晴らしい指揮者だ。今年もロンドンでフィルハーモニア管弦楽団を指揮してリヒヤルト・シュトラウスのアルプス交響曲とツァラツストラを演奏したものを聞いたが、こういう曲はマゼールはうまいし、そつがない。
ただ、問題はウィーンでは、ウィーン・フィルが滅多に聞けないということにある。チケットが入手しにくいという。それも演奏回数も少ない。しょっちゅう、海外で演奏しているからだ。私のイギリスの友人などは、ウィーン・フィルはウィーン以外で聞くものと決め付けている。ニューヨークなどではしょっちゅう、やっている。
実は、あと10日で、また、ウィーンにいく。11泊するのだが、その間にウィーン・フィルの演奏は一度もない。オペラを見るのが目的だから、それでいいのだが。。。ただ、一度、ウィーン交響楽団を聞く予定だ。ウィーン・フィルでなくても、このホールの音響の渦に埋没する快感はやはり得がたいからだ。
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