2013/12/30 - 2013/12/30
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たぬき2号さん
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2013~2014年の年末年始休暇を利用して、アジアで未訪の地となる「ブータン」を訪れました。移動する上で立ち寄った「中国」「インド」を含め、5日で3ヶ国といういつも通りの弾丸の旅です。
各国の歴史・宗教・世界観について、深く語ってはおりません。
いつものお気楽な「なんちゃって旅行記」をご紹介します。
≪全行程≫
1日目:深夜、夜行バスで東京へ。
2日目:JRで成田へ。
昼、成田→南京 [中国東方航空]
夕方、南京→昆明 [中国東方航空]
深夜、昆明→コルカタ [中国東方航空]
≪★今回のお話はココです≫
http://4travel.jp/travelogue/10845545
3日目:午前、コルカタ→パロ [ドゥルク航空]
着後、パロゾン散策。
http://4travel.jp/travelogue/10847893
午後、ティンプーへ。ティンプー市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/10850694
4日目:朝、パロへ。
午前、タクツァン僧院散策。
http://4travel.jp/travelogue/10851677
午後、パロ市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/10852977
5日目:早朝、パロ→コルカタ [ドゥルク航空]
終日、コルカタ市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/10855208
6日目:深夜、コルカタ→昆明 [中国東方航空]
午前、昆明→上海 [中国東方航空]
午後、上海市内散策。
http://4travel.jp/travelogue/10856346
夕方、上海→成田 [中国東方航空]
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- グルメ
- 4.5
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 30万円 - 50万円
- 航空会社
- 中国東方航空
- 旅行の手配内容
- ツアー(添乗員同行なし)
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成田から南京・昆明を経由し、1日かけてようやく
インドのコルカタに到着しました。
http://4travel.jp/travelogue/10845545 -
深夜の到着だったので、空港の待合室で朝を待つことにします。
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早朝おなかが減ったので、パティスとチャイをいただきます。
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コルカタは、2007年以来6年ぶりの訪問ですが、空港は2013年に完成した新ターミナルビルに変わっていました。
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ブータンへは、ナショナルフラッグのドゥルク航空を利用します。
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チェックインが始まりましたが、乗客は少ないようです。
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搭乗券です。
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機種に詳しくないのでよくわかりませんが、小さめのプロペラ機のようです。
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機内は狭く、乗客も15人ほどです。
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向かい合わせのシートが窮屈そうです。
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9時過ぎ、無事離陸しました。
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ブータンのパロまでは、1時間少々の飛行時間ですが、簡単な朝食が供されました。
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おいしくいただきます。
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ブータン領土内に入り、ヒマラヤ山脈の山々も見えます。
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空港があるパロは、山々に囲まれた谷にあり、その隙間をぬって着陸します。
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パロ空港に到着しました。
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ブータン唯一の国際空港ですが、なにか田舎の風情です。
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日本でもおなじみの国王夫妻のパネルがお出迎えです。
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ブータンは、個人で自由に観光できる国ではなく、事前に旅行会社を通じて、査証やガイドなどの手配が必要です。査証レターをイミグレに提出して、査証を取得します。
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査証と出入国スタンプがペタリと押されました。
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パロ空港の建物です。
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今回チャーターしたクルマと、ガイドの「キンザン」さんです。海外をほとんどツアーで旅したことがない私にとっては異例なことですが、ブータンではいたしかたありません。しかし、キンザンさんは英語と少々日本語も話せるので、大変助かりました。
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まずやってきたのは、車で10分ほど走ったところにある「パロ・ゾン」です。
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「ゾン」とは各県の県庁所在地にある城砦のことで、僧院でありながら、かつ行政機構や司法機関でもあるという聖俗両方の中心地です。
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「パロ・ゾン」は別名「リンプン・ゾン」(宝石の山の城の意)とも呼ばれています。
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パロ川にかかる橋を渡ります。
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パロ川は、チベットにその源を発し…
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インドのガンジス川へ流れてゆきます。
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丘の上のパロ・ゾンに到着しました。
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正門から中に入ります。
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入ってすぐ、仏教画が描かれている回廊です。
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ブータンはチベット仏教の国で、ここに描かれているのが「四天王」とのこと。
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こちらは、ブータンでは最も大切にされている教えを表している絵です。「鳥は種を植え、ウサギは水をまき、猿は肥料を与え像はりんごの木を守る」つまり、みんなが協力することで幸せになるという意味だそうです。
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さらに、中に進んでゆきます。
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僧院でもあり、県庁でもあり、裁判所もあるというブータン独特の建物です。
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入り組んだ通路もあります。
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僧院や街中の広場でもよく見かける「マニ車」です。これを時計まわりに回転させると、お経を唱えるのと同じ功徳があるのだそうです。
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「パロ・ゾン」は、映画「リトルブッダ」の撮影地でもあります。
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六つに区切られた絵がありました。
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上から時計回りに「天国界」「人間界」「飢餓界」「地獄界」「畜生界」「阿修羅界」をあらわしているそうです。さすがに「地獄界」に行くのは、いやですねぇ…
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展望台から見た、パロ谷の風景です。
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なかなか楽しい「パロ・ゾン」の散策でした。
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丘を下ってゆきます。
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所々に馬もいます。
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再度、パロ川を渡って駐車場に戻ります。
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独特の装飾を施したトラックが停車していました。
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パロのメインストリートにやってきました。
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人口15,000人の小さな街です。
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昔ながらのブータン建築の建物が建ち並んでいます。
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広場がありました。
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ここにも「マニ車」がありました。
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空港もあって観光客が多い街なので、お土産屋も多く並んでいます。
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パロ川で洗濯をする人たちです。
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「パロ・ゾン」も見えます。
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民族舞踊を練習している人たちもいました。
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こちらの店で昼食をとります。
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観光客向けのお店のようです。
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赤飯など、ブータン料理が並びます。
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リクエストして出していただいた「エマ・ダツィ」です。エマ(とうがらし)のダツィ(チーズ)あえです。もちろん辛いですが、うまかったです。
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赤飯以外は完食しました。さてこの後は、首都ティンプーに移動します。
http://4travel.jp/travelogue/10850694
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この旅行記へのコメント (3)
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- つぶ。さん 2015/06/16 20:25:04
- ダチ!!
- 初めまして。
インドに住んでいた時、ブータン料理を何度も食べました。
チーズシチューの様な濃厚なダチが大好きでした。
ブータンで本場の料理を食べられたのはとても羨ましいです。
私も、いつかブータンを訪れてみたいとおもいました。
つぶ。
- たぬき2号さん からの返信 2015/06/18 20:03:55
- ブータン
- つぶ。さん
こんばんは。
ブータン旅行記へのご訪問、ありがとうございます。
ブータン料理ですが、私は結構口に合いましたが、
意外とおいしくないとおっしゃる方が多いように
思います。
本場と外国のそれは、味付けなどが少々異なっているのか、
単純に個人の味覚の問題なのかは、定かではありませんが(笑)
たぬき2号
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- ANZdrifterさん 2014/01/25 22:11:34
- これも懐かしい写真でした
- 狸2号さん
パロもいろいろな思い出がある町です。
ゾンと入り口の屋根付きの橋など とても懐かしく拝見しました。
橋の手前の左側にあった大きな山椒の木に 緑の実がたくさん着いていたことや 高圧的なゾンの警備員が 私が帰る時にゾンダ(知事)が見送りに付いて来たので 態度が一変して敬礼したことなどを思い出しました。
当時は肉屋がなくて 露天でハエがぶんぶん飛んでいて臭くなったような肉を売っていましたが 新しいレストランを拝見して隔世の感があります。
ともあれ 写真付きの旅行記は いいものですね。
なつかしさを 書き立ててくれた旅行記に感謝です
81老 ANZdrifter
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