2013.11オーストリア・ベラルーシ旅行6-ミンスク市内散歩，マリアマグダレーナ教会，涙の島，オペラバレエ劇場

2013/11/02 - 2013/11/02

まあなんというか，他の国とは全く違う印象だった．独裁国家だが治安はものすごくいい．広い道路に無機質なアパート群．ミンスクはそんなソ連が理想と（したのかもしれないような）近代都市だった．しかし道路が広すぎて歩く人は大変だ．公園は多いのだが，それも何となく無機質．そういう中にロシア教会がある．ともかくおもしろかった！ワルシャワとモスクワの中間線にあり，第二次大戦で完膚なまでに破壊された町．近代化でよみがえったが,ソ連崩壊後金持ちはグロテスクなマンションをたてる．まあ整然としすぎていてなんかしっくりこないのがミンスクの街だった．自転車をあまり見ないのが不思議．ガイドに質問したがわからずじまい．1345ミンスクについて，まず医療保険に入る．3日で2ユーロ．これが入国には必須だ．荷物がプライオリティで早く出てきたので，逆にあやしまれて怖い税関の女性から職務質問．しかし日本のパスポートを見たら，態度が変わった．この国ではホテルからのインヴィテーションがないとビザが取れないので，旅行会社を通じて申し込んでおいた．ついでに最初の日には町中のガイドを，翌日のミール城などの遠出には，専用車とガイド，それに空港の送り迎えを頼んだ．ルーマニアやブルガリアでは現地の観光会社に頼んだが，ロシアと同じで日本の旅行会社からお願いした．ガイド1.5日で36000円，空港までの往復15000円，ミール城までの専用車32000円とやはり日本の会社を経由すると高かった．（航空券，オーストリアのホテル，レンタカーは自分で手配）ともかく専用車と運転手が待っていてくれた．片言の英語しか話せない．ホテルプラネタへ．そこに日本語ガイドが来てくれた．英語でいいとしていたが日本語ガイドになった．まだ勉強中の女性．意思が通じないところは英語で話す．さて1520に市内観光へ．スヴィスラチ川沿いに上っていく．

エリア ミンスク(ベラルーシ)

• 旅行の満足度: 5.0
• 観光: 5.0

• 同行者: 一人旅
• 航空会社: ルフトハンザドイツ航空 ANA オーストリア航空
• 旅行の手配内容: その他

飛行機の中で出入国カードを書く．

いよいよ降りる　1345定刻Minsk空港着

空港で健康保険に強制的に入らなければならない．滞在日数ごとに違う．私は3日間で2ユーロだった．入国審査の際にも必要だ．飛行機から降りるとカウンターがありそこで購入し，チケットをもらう．これを行わなければ入国できない．さらにプライオリティーで荷物が一番に出てきて税関を越えようとしたら，怖い女性の官吏にチェック．日本のパスポートを見て，急に態度が変わり，「いくら持っている」ときかれて正直に答えてパス．旅行会社に頼んでいたホテルまでの送迎サービスにのって，1415空港を出発

ベラルーシ入国の際には、国が指定する強制医療保険（Belgosstrakh社またはBeleximgarant社）に加入する義務があり，空港で加入．入国する前に2つの会社ともデスクを出しているのでどちらかで加入すればよい

ビザを取らないと海外に行けないので150万首都の空港とは思えないローカルな雰囲気．ガイドしてくれたNastya Pankovaさんによると家族でイタリア旅行するのにビザ取得に1か月半かかったと，このときの運転手は英語片言程度でほとんど意思疎通できない．

古い飛行機が空港に展示．とるのにタイミング遅れた

ベラルーシで驚くことはめちゃくちゃ道が広くいいことだ！

ソ連圏にきた気がする．大祖国戦争の記念碑だ

いかにもCIS

トロリーバスもCISらしい

勝利広場

共和国宮殿

ベラモツァウ大通りに，あちらに見えるのはスポーツ宮殿と思いきや，大金持ちのための「億ション」．景観を台無しにする悪趣味な建物

1456ホテルプラネタ到着，チェックインして部屋に一度入る．両替所がホテルにあり，入国後初めて両替をする．

おどろくなかれこの両替　80ユーロが996000ベラルーシルーブル．だいたい．だいたい10000が100円みたいな感じで使っていた．

1520　市内徒歩観光にガイドのPankovaさんと出発．ミンスク大学卒の才媛．日本には半年留学．日本語能力はこれからというところ．意思の疎通ができないところは英語を使って言い直すという感じ．でも一所懸命日本語を勉強しようという姿勢は伝わってくる

地下道をわたり，ベラモシツァウ通りを越えて，スヴィスラチ川へ

ベラモシツァウ通りのビル群

湖だが川

むこうにトラエツカヤ旧市街区の建物

聖霊大聖堂も見える

ベラルーシホテル，カジノもある

ミンスクモスクワハウス，ロシアの文化，政治センターのようなところ．すごく結びつきが強いんだな

モスクワ銀行ミンスク支店

Starazouskaja str．をこえる．右側はミンスクで有名なパン屋さん

St.Maria Magdalena教会

中をお参りしたが写真は当然撮影できない．ガイドさんも正教徒

さらに広い通りの先．ともかく道が広すぎて，人々は相当の距離を歩く．自転車がほとんど走っていないのも奇異な感じ．禁止されているのかなあ？？ガイドさんに聞いても日本語がよくわからないか，わざとはぐらかしているのか．．

でもこのようなアパートと広い道．きっとソビエト連邦が理想とした未来社会を見るようで気持ち悪い．この無機質な都市がミンスクの開発された姿かと思ってしまう

緑があるのがせめてもの慰み

南へと降りていく

あの億ションの前を通り

逆光の川を眺める

島がある

来た方向を撮影

そこには記念塔が．涙の島という．

ソ連のアフガン侵攻にかりだされた兵士の慰霊碑がある．そういえばウクライナのオデッサでも見たな．さらに第二次大戦やチェルノブイリの事故で亡くなった人も慰霊している．

ウクライナが発祥の風習とガイドさんは行っていたが，確かにオデッサではたくさんのカギを見た．新婚の時に永遠のきずなという意味らしい．恋人でもするようだ

トラエツカヤ旧市街区　戦前の商家などを復元　ミンスクは壊滅的な戦火になったが1980年代に学生ボランティアにより発掘再建．しかしここだけミニュチュアのような不自然さがある

お土産屋があった．ここによりベラルーシのわら人形などを購入する

公園の中を歩く

1625　オペラ・バレエ劇場

BelExpo　国際展示場だ

川を上流へと昇る，まるで湖みたいに水流が緩い

テレビ塔が見える

ここからの風景

1642　だいぶ日が傾いてきた