2012/04/17 - 2012/04/24
374位(同エリア975件中)
にん太さん
モロッコに行きたい私とヨーロッパのどこかに行きたい母、ということで決まったマラケシュ&バルセロナの旅です。
1日目 羽田発パリ経由でカラブランカ到着→マラケシュ
2日目 マラケシュ
3日目 エッサウィラ
4日目 マラケシュ
5日目 マラケシュからバルセロナへ移動
6日目 バルセロナ
7日目 バルセロナ
8日目 エールフランスでバルセロナ→パリ→羽田 帰国
- 旅行の満足度
- 4.0
- 観光
- 4.0
- ホテル
- 4.5
- グルメ
- 3.5
- ショッピング
- 4.0
- 交通
- 2.0
- 同行者
- 家族旅行
- 一人あたり費用
- 15万円 - 20万円
- 交通手段
- タクシー
- 航空会社
- エールフランス
- 旅行の手配内容
- 個別手配
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-
今回は羽田のエールフランスの夜便で出発です!
(0時過ぎの便なので間違える人が多いと聞いて気をつけました)
そのおかげで機内ではぐっすり眠れました。
気がついたらあと4時間、というかんじでパリまで早かったです。
映画は「アジョッシ」を観ました。
ウォンビンって演技派なんですね、よかったです。
パリには朝5時半くらいに着きました。
が、少々遅れての到着だったので乗り換え時間が短くなり焦りました。
次のターミナルに移動してセキュリティの所ですでに出発時間5分前・・
初めて飛行機に乗り遅れるのか・・・とドキドキして近くの係員に聞いてみると
「大丈夫、大丈夫」とのこと。
もう一度心配な顔してチラっと彼女を見るとまた「大丈夫」と。しかも終始無表情。
じゃあ、信じてみようってことで、ながーいセキュリティの列に安心して並んで待ちました。
そして、やっとゲートに着くとまだまだ搭乗中のようです。
その時点でもう30分も遅れてますけど・・・
でも、よかったーーー!
と、いうことで無事カサブランカ行きの便に乗れたわけですが
人間の私たちがこんなに苦労したのにスーツケースは大丈夫?という疑問は
無事飛行機に乗れた安堵感ですっかり忘れていました。。 -
モロッコが見えてきました!
-
カサブランカ空港に到着。
-
-
入国も特に問題なく通ってスーツケースを取りに行きます。
-
モロッコディルハムは国外持ち出し禁止ということで空港内で両替を済ませます。
なんだかガラガラで空港じゃないみたいです。 -
小さな飛行機だったので人も荷物も限られているわけですが、なかなか出てこない。遅い。
終いには裏からスタッフが覗いて、まだ待っている人に声をかけています。
近づいてみるとどうやら荷物はもうない、とのこと
「やっぱり・・・・・・」
事前に調べている時に聞いてはいたのですが、やっぱりディレイ・・・
仕方がないのでバゲッジクレームに向かいました。
すると、すでに何人か並んでいます。
しかも、どうやらここに置いてある荷物はすべてディレイまたはロスバケした人達の物のよう・・・。 -
私のスーツケースもこんな状態になるのかも、と不安になりました。
並んではいるものの、油断するとすぐに割り込んでくる人がいるから油断できません。
しかも遅〜〜い。
だらだらとやってて遅〜〜〜〜い。
もちろん日本と比べちゃダメなのはわかってるのですが
それを考えても、だらだら過ぎ。
郷に入りては郷に従え、でここは一緒に自分もそうなるしかありません。
10時の列車に乗りたいんだよなぁと思いつつ、ゆっくり構えることにしました。
ようやく自分の番になって荷物のバーコードを渡すとやっぱりまだパリにあるとのこと。
カサブランカに到着したらマラケシュ空港に送るというので
この時対応したお兄さんに問合せの電話番号と荷物の遅延番号をもらいました。
午後2時くらいに電話すれば何時にマラケシュ空港に取りに行けばいいかわかると言われ
本当はホテルまで届けてよ!と思って伝えると、できないらしく・・・。
とりあえずはこれでひと安心、ということで次は駅に向かいました。
この時点で朝8時半くらいだったので、夜には受け取れるなぁと軽く考えていましたが
そんなに甘くないとあとで知るのでした。 -
気を取り直して
初アフリカ大陸上陸!ということで
列車の時間までまだまだあったので空港の外に出てみることにしました。
太陽がまぶしいそして暑い!
うろうろしていると「タクシー?」って聞いてくる人がたくさん来るので
また空港内に入ろうとすると中のセキュリティのおじさんにダメだ、と止められました。
フランス語で話しかけられたので
英語で「ムッシュ〜(ここだけフランス語)駅に行きたいんだけど・・・」と言うと
あっさり入れてくれました 訳わかりませんでした。 -
駅らしい所に着きましたが、なんだか本当にここ?というような雰囲気。
とりあえず切符を買おうということで切符売り場に向かいました。
人いないし・・・???
指定席がいいので一等車のチケットをマラケシュまで買いました。
140DH(約1,400円)です。
マラケシュまで直通はないので途中のカサ・ヴォヤージュ駅で乗り換えになります。
ちなみに空港からタクシーでカサ・ヴォヤージュ駅に行き、そこから列車に乗る人もいるそうです。 -
出発まであと20分くらいあるとはいえガラガラ過ぎ。
改札はありません。 -
まるで廃駅のようです。
暇なのでホームの先まで歩いてみました。 -
特に何もなし。
-
列車の時間は意外にも?正確でぴったり10時にきました。
この時写真撮っていたら、降りてきた乗客の人に携帯で写真を撮られた私・・・。
そんなにアジア人が珍しかったのでしょうか。。
二等車はローカルな雰囲気。 -
一等車はガラガラで乗客は私達だけでした。
カサ・ヴォヤージュ駅まではそんなにかからないので
二等車でもよかったかもしれません。
そのほうが地元の人達の雰囲気も楽しめたかもですね。 -
とりあえずこれでCasa Voygeurs駅まで出発です。
-
Casa Voygeurs駅に到着。
空港駅から30分もかからなかったような気がします。
わざわざ車掌さんが出てきて「ここで乗り換えだよ」と教えてくれました。
空港駅とは違ってこちらは人でいっぱい。
電光掲示板でマラケシュ行きがわかると思ったのですが
どこにも書いていないので近くの人に聞いてみると2番線とのこと。 -
でも、2番線の掲示板には書いてないんだけどなぁ・・・とまた他の人に聞いてみるとやっぱり2番線。
10:50発のマラケシュ行きのはずが掲示板には11:07の違う地名が書いてあるから不安になってしまう。。
で、また別の人に聞いてみると(笑)ここで大丈夫だと言われ仕方ないので待つことに。
切符を眺めながら不安にしていると、白人のバックパッカー風の女の子と目が合いにっこり笑いながら近づいてきました。
彼女もマラケシュ行きの列車に乗るようで、私達と同じく2番線なのか心配だったようです。
ふたり共「掲示板違うよね・・・」と同じことを考えていました。
ドイツから来たという彼女は日本から来て今日着いたという私達を不思議な顔で見ました。
空港でスーツケースが出てこなくて、というと笑って身軽だからおかしいなと思ったそうです。
「荷物持たなくて楽でいいじゃない!」と言われ
そうか、そんな風にポジティブに考えればいいのか、と私も笑えました。
しばらくすると列車がきました。
どこにもマラケシュ行きとは書いてありません。
ドイツ人の彼女が地元の人に聞くとこの列車とのこと。
(彼女はアラビア語が話せる)
彼女は2等車で私達は1等車だったのでここでお別れしました。
彼女がいなかったら最後まで不安だったはずなのでよかったです! -
ここではいっきに人が乗ろうと集まってきて大変でした。
1等車まで遠くて行けなかったので途中の2等車で乗り車中で移動しましたがこれがまた大変で大変で
人ひとり通れるくらいの通路にみんな立ってるのでぶつかりながら(謝りながら)進みました。
すると1等車が見えてきたのですがどうやらドアに鍵がかかっているよう。
無理やり開けようとしている人もいました。
私はみんな1等車の切符を持ってるんだと思ってて黙って並んでいたのですが向こうから車掌さんみたいな人がドアを開けたら誰も何もいいません。
なので、切符をあげて合図すると車掌さんがこっちに来るように、と手招きしました。
そこで切符を見せるとあっさり入れてもらえました。
そしてきちんと見張りの人がいて、どうやら2等車の人が入ってこないように鍵をかけて見張っているようでした。
あんなに堂々と鍵を開けようとしてたから、てっきり切符持ってるものだと思っていました!
1等車はコンパートメントになっていて左側にはモロッコ人のおじさんとおばさんが乗っていました。
シートは広くて快適です☆ -
この列車、結構遅いです(笑)
3時間くらいこんなかんじの景色が続きます。 -
-
景色を眺めているとこんなかわいいお仲間が♪
-
マラケシュに近づいてくるとマラケシュピンクの建物がちらほら見えてきました。
-
そしてやっとマラケシュに到着!
-
駅はとてもきれいです。
ここを進んでいくと出口でたくさんの人が空港の出口のように待っています。
リヤドが手配してくれたドライバーさんもここに迎えに来てくれたのでした。
駅前付近は道路も建物もきれいで近代的なイメージ。
途中、映画SATC2に出てきたホテルの前も通りました。 -
そしてジャマエルフナ広場に近づくと、そこからは車が入れないので
広場前で荷物持ちのおじさんと交代しました。
本当だったらリヤカーにスーツケースを乗せて運んでくれるのですが
荷物がないのでおじさんもびっくり(笑)
言葉が通じないので説明できなかったんですけどね。
それでも小さな手荷物をリヤカーに乗せてくれました(笑)
写真では見ていたけど、ジャマエルフナ広場はとにかくすごい人、人、人!
そして広場を通って路地に入るのですが
人だけではなくバイクや車、ロバまで通るのでかなりすごいです。
駅前付近とは全然違います。
そしてリヤドまで行くのに更に細い路地に入っていくのですが
下水道工事中ということで道がガタガタで舗装がすべてはがされているので
歩きづらいし、ここはなんだろう・・・と不安にもなりました。
ここではあまり地図も役に立ちません。
送迎なしじゃ私は無理だったと思います。 -
リヤドの前の小道。
本当にこんな所にあるの?とちょっと心配になりました。。 -
ここ?とまだ信じられない私。
重厚なドアをノックすると・・・扉が開きました。 -
中に入るとそこはまるで別世界!
日本で見た時から泊まりたい!と思った『リアドブッサ』です。
フランス人オーナーのBさんやスタッフが温かく迎えてくれます。
外の喧騒がうそのように静かで
時間がゆったり流れていて落ち着きます。 -
ねこちゃんも迎えてくれましたかわいい♪
この子はソファに座っている私の膝に乗っかってきて
眠っていました(笑) -
ミントティーでもてなしてくれます。
初めて飲んだけど、おいしかった!でもかなり甘いです。
(母は甘すぎてダメだったようです) -
本当に素敵なインテリアで細かいところまでじろじろチェックしちゃいました!
ここでオーナーのBさんがマラケシュ市内の地図をくれて
それを見ながらおすすめのお店などを紹介してくれます。
フランス人オーナーのモロッコスタイルの洋服が売っているショップや
フナ広場のオレンジジューススタンドからスーク内のおいしいカフェなど。
これがとっても役立って助かりました。
(私のガイドブックの地図は全然役に立たないんだもの・・・)
そして荷物遅延のことを伝えると早速電話もしてくれました。 -
私もいるよ〜と出てきたコ。
-
この中庭の感じがなんとも言えず本当に素敵。溜息出ちゃいます。
この時はまだ何を見ても楽しくて
このあと荷物のことで煩わされるなんて思いもしませんでした。。 -
2階が客室で3階がテラスになっています。
-
リヤドではツインベッドルームを予約していたのですが
実際に通されたのはワンランク上のバスタブ付きの良いお部屋でした。 -
こちらはダブルベッド。Bさんがいろいろお部屋の使い方など教えてくれるのですが
もうひとつのベッドはロフトなのでお母さんはこっちであなたがロフトね、と笑いながら説明してくれました。 -
この右端に見えるはしごで登るのですが結構急なので
夜中トイレに行くと目が覚めちゃいます。
寝る前の飲みすぎは注意です。 -
ロフトのベッド。
ここはなぜかWi-Fiがちょっと繋がりにくかったです。 -
モロッコらしいミラーにタイルの洗面所。
蛇口などもかわいいです。
(かわいいのですが真鍮製?でお湯を出すと熱かった・・・)
-
大興奮で写真を撮っている私でしたが
母は疲れて休憩中(笑) -
-
この時点で15時。
スーツケースの件で電話しても誰もでない、とBさんに言われて
この日は受け取るのは無理そうだと判断し
少し休憩してから下着や洗面用具などを買いに出かけることにしました。
リヤド周辺では調達できないので
新市街までタクシーで行きました。 -
初日は疲れているかなぁと思い夕食は事前にリアドで予約をしていましたが
スーツケース事件で時間が取られたので大正解でした。
チェックイン後はジャマエルフナ広場やリヤドの近所を散策しようと
思っていたのですが
結局、新市街の(不本意な)買い物だけで終わってしまいました・・・
夜はまた雰囲気が違って素敵です!
イギリスからの宿泊客の方が
今日は何があるの〜?素敵ね〜と声をかけてきました。
どうやらうちと同じ母娘旅のようでした。
後でインドから来たお客さんも母娘で偶然ね!とみんなで笑ってしまいました。
(3月は宿泊客全員が日本人の学生さんだった時期もあったらしいです)
4部屋しかないのですぐに顔を覚えちゃうので会えば挨拶するようになりました。
残りのひと組みはフランス人の友人同士のようでした。 -
飲み物はモロッコのビールとワインを頼みました。
-
こちらは前菜。手前はナスが中心でサルサソースのような味のものでした。
奥のはニンジンの千切り&オレンジジュースで食べてビックリ
なんじゃこりゃーという感じのなんとも言えないお味で。
あとお花?も入っていたようで(説明でフラワーと言っていました)
それが後々ずっと影響するとはこの時は思いもしませんでした。
お腹壊すまではいかないのですが、なんかゆるーくお腹の調子が悪かったんです。
しかも1週間くらい。
後で現地の方に聞くとやはりお腹がびっくりしてそうなる日本人が多いと言っていました。
お花には注意ですよ。 -
お待ちかねのタジン鍋です!
(照明が暗かった為これからボケボケの写真になります、すみません) -
左はにんにくとチキン、右は野菜のタジンです。
これが両方共とてもおいしかったのですが、旅の疲れが出たのか
ビールをグラス半分飲んだだけですでにクラッとしていた私はあまり食べられませんでした・・
いつもならビール1缶なんて酔いもしないのですが
疲れって恐ろしいですね。
でも元々あまり飲めない母はワイン1杯も無理だと言うので
私が残りをすべて飲みました。
そのせいで私はその後は死んだように眠ってしまいました(笑) -
そして最後はデザート。
ここでガゼル(鹿の角というお菓子)を初めて食べておいしいと思いました。
もさもさ系のお菓子です。
最初、リヤドで夕食は正解と書きましたが、思い出しました。
失敗でもあったかなぁと・・
というのは疲れすぎて外に出ないのは助かったのですが
あまり食べられない、飲めない、で本当にお料理を楽しめなかったというのがあるからです。
その点は残念でした。
これが次の日の元気な時だったらもっと違っていたのになぁと思います。
というわけで、初日はこの後すぐに就寝。。
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