2009夏　ハウステンボス＆長崎　１　78歳の初ヒコーキ

2009/08/17 - 2009/08/19

2009年夏にハウステンボス宿泊して有田や長崎を巡った旅です。
当時78歳だった義父はヒコーキが嫌いで乗ったことがありませんでした。
孫娘の誘いにちょっとの間があり、
「Ｋ（娘）と一緒だから、乗ってみようかね」

初ヒコーキの旅に出掛けることになりました。
（今年６月に義父は亡くなりましたので、最初で最後のヒコーキ旅に…）

ホテルはハウステンボス内で唯一温泉のある、
ANAホテルJRハウステンボス（現ホテルオークラJRハウステンボス）にしました。

部屋も\2000払ってアップグレード、パークサイドのデラックスルームに。
これは大正解でした。
よろしければご覧ください。

エリア ハウステンボス周辺(長崎)

• 旅行の満足度: 4.5
• 観光: 4.5
• ホテル: 4.5
• グルメ: 4.5
• ショッピング: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 5万円 - 10万円
• 交通手段: レンタカー ANAグループ 徒歩
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）
• 利用旅行会社: ANAセールス

羽田発8：20　NH661（全日空）便。
ボーイング777に初めて搭乗しました。

父は生まれて初めてのヒコーキ。
搭乗前は若干緊張していたようですが、
左側（ポートサイド）窓際席に陣取ると地図を出して見比べてました。

恐らく10回程度は搭乗経験のある母は余裕綽々。
いい笑顔です。

私も初めてでしたが、
富士山上空を通過して山頂部分が見れました。
感動しますね！

初めて乗った父への神様からのプレゼントでしょうか。

もちろん無事に長崎空港に着陸。

ホッとしたのか観光案内板を眺めています。
（レンタカー送迎車を待っています）

レンタカーで借りたのは、
当時発売間近でスグには手に入らなかったプリウス。

ハイブリッド車の運転は初めてでしたが、
パワフルな加速に驚きました。

ちなみに120km走行でガソリン消費は5L弱。
返却時にスタンド給油で少なくて恥ずかしかった記憶あり。
（有人のスタンドでしたから）

最初に行った有田ポーセリンパーク。
テーマパークブームに誕生したものの、
酒造会社に経営が移りほぼドライブイン状態でした。

有田の柿右衛門窯。

柿の絵の発色が素晴らしい焼き物ばかり。
値段は買えたらいいなというものです。

親子ショット。
特に父母は嬉しそう。

昼食は有田焼卸団地内の和食処赤絵。

湯呑みが面白い。
冷たい麦茶の美味しかったこと！

「悪いねぇ」
ビールをグビッとした後、父の一言。
確かにね…。

これは夏定食です。
呉豆腐が一番美味しかった！

娘は牛肉丼（何と！母も）。
甘辛のテッパン味付けだったと。

昼食後に団地内の陶器店で、
ご飯茶碗や湯呑みなどを購入。

16：00少し前に、
ANAホテルJRハウステンボス（現ホテルオークラJRハウステンボス）にチェックイン。
アップグレードした６階パークサイドデラックスルームに。
反対側のレギュラールームより広いそうです。

窓から見える景色も九州じゃなくヨーロッパ（オランダ）そのもの。

私たちはトリプルでしたので、広めの部屋で良かったと思います。
父母の部屋は隣りのコネクティングルームですので、
寝るとき以外は中扉を開放していました。

エキストラベッドを入れても、窓際のソファーが使えるようになっています。
ありがちのソファーベッドではないのでイイですね。

一息ついてから、温泉琴の湯へ。
鉄分多めの泉質でした。
ホテルで温泉付きって大好物です。

18時頃、ホテルの桟橋から
カナルクルーザーに乗ってハウステンボス内へ夕食に出掛けます。
（ツアー代金にパークパスポートが含まれていました）

ホテルの外観モチーフは、
アムステルダム中央駅だそう。

本当の中央駅地下通路にホームレスが多かったことをふと思い出しました。

オランダっぽい風景にワクワクします。

クルーザーはガラガラでした。

「行った事無いけど、本当のヨーロッパみたいだね」
とは父の言葉。

正直、本物のアムステルダムより綺麗でした。
きっちりと造り込んだというのが感じられます。

綺麗と感じるのは、
オランダの街のあちこちで見られる落書きがないからなんでしょうね。

このエリアは分譲地ですって。
佐世保市ハウステンボス町なんです。

パーク内のユトレヒト（オランダの地名）へ到着。
まずは記念撮影。

後ろに見えるのは迎賓館。
お金を沢山払えば誰でも泊まれるらしい。

１日目の夕食は、イタリアンレストラン「プッチーニ」。
マダムバタフライなどのオペラを作った作曲家に因んでいます。

ようやく私にも乾杯の時が近づいています。

ビールとワインで乾杯（Tin tin!）。

旨し！

アンティパストは、
真鯛のカルパッチョ。
あっさりめで美味。

プリモピアットは３皿。
イカ＆鯛のトマトリゾット。

パルミジャーノのフェットチーネ。
（平麺パスタのパルメジャンチーズ絡め）

パルミジャーノのリンゴ香ともちもちパスタが合ってました。

子羊ラグー（煮込み）のリングイネ。

いわば子羊のミートソースみたいな。

美味しいものを食べて機嫌良い方。

テーマパーク内のレストランの出来としては出色でしょう！
私が行った中ではベストだと思います。

セコントピアットはペッシェ（魚料理）１皿とカルネ（肉料理）２皿。

子牛のミラノ風カツレツ（ミラネーゼ）。
トマトとバジルが乗って、煮詰めたバルサミコがソース。
これもテッパンです。

牛ほほ煮込み。
味付けも濃くなくて美味。

太刀魚のグリリア（炭火焼）も発注しました。

ドルチェ（デザート）はティラミスとジェラートミスト（盛り合せ）を発注。
どちらも間違いの無いものでした。

会計はしめて￥20000ちょいとリーズナブル。
２時間ゆったりと夕食を堪能しました。

ハウステンボスの夜景　その１。
美しい…。

ハウステンボスの夜景　その２。
実はこの時、旅で唯一の雨降りとなりました。

ドムトールンの80mタワー。

雨降りの中、ホテルへ戻るバス停へ向かいます。

大混雑のバスに乗車してホテルへ戻りました。

温泉に再度入ったことは言うまでもなく…。
雨に煙るハウステンボスの夜景を見下ろしながら、
ベッドに入りました。

つづきます。