2008/11/30 - 2012/11/10
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隠居人はせじぃさん
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京都の庭園の中で、私の好きな紅葉の名所10箇所を、1庭園1枚のアルバムにまとめたものです。それぞれの庭園については、別途クチコミとして投稿しました。よろしかったらご覧ください。
なお、京都の紅葉のシーズンは、場所や樹種、観賞形態(日中、ライトアップ、落ち葉の絨毯)によっていろいろですが、平地では概ね11月中旬から下旬、年によっては12月上旬であるように思います。
土日祝日は道路が渋滞するので、できる限り、一日乗車券で地下鉄・バス併用を利用されるとよいでしょう。
また、3〜4人で回る時は、タクシーワリカンでもバス代合計とそれほど変わらず、時間の節約になることもあります。
いっぽう、平日の朝でしたら、どこでもかなり空いています。
あまり欲張らず、午前2箇所、午後2箇所、ライトアップ1箇所程度でゆっくりされることをオススメします。
- 旅行の満足度
- 4.5
- 観光
- 4.5
- 同行者
- カップル・夫婦(シニア)
- 一人あたり費用
- 1万円 - 3万円
- 交通手段
- 高速・路線バス 私鉄 自家用車 徒歩
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イチオシ
【真如堂】
私自身の体験としては、ここの紅葉が京都随一ではないかと思います。
もっとも40年ほど前は、今ほどには注目されていませんでした。
1988年、大文字山を借景にした枯山水庭園「涅槃の庭」が曽根三郎氏によって作られ、敷地内の紅葉とともに大きな魅力となっています。 -
【大徳寺・瑞峯院】
京都の庭園というと、夢窓疎石や小堀遠州といった歴史ある庭が高く評価されますが、ここは、1961年の作庭ということで、私が最初に訪れた1969年頃には、まだ新しすぎてそれほど知られていませんでした。しかし、その作庭家が昭和を代表する重森三玲ということで、いまではむしろ、重森の作品を鑑賞する目的でここを訪れる人もいます。
紅葉はそれほど派手ではありませんが、隣の敷地と思われるモミジが石庭とよくマッチしています。 -
【大徳寺・高桐院 1979年撮影】
京都には長いこと住んでいたので(15年間)、観光に行くならどこがよいですか?とたまに尋ねられますが、11月末の紅葉の時期に限ってはこの大徳寺高桐院がイチ押しです。
大徳寺は大仙院や私の好みの瑞峰院など美しい石庭があることで知られています。しかしこの高桐院は青竹を背景に、普通の土に楓が植えてあるだけの野趣に富む構図になっています。それだけに四季折々の変化にはきわめて敏感です。
毎年11月中旬になると楓が少しずつ色づき始めますが、本当に美しいのはむしろ大半の紅葉が散って庭をじゅうたんのように敷き詰めたときの景色です。その色合いがまた微妙で、年によっては赤茶けてしまってがっかりすることもあります。また、同じ日でも光線や天候の具合によって刻々と変化していきます。
しかし、最高の美しさに出会うことは滅多にありません。 決してあきらめず、時期や時間帯をちょっと変えて何度も挑戦していただきたいと思います。 -
【大徳寺・芳春院】
高校の修学旅行(グループ見学)の頃は、南側の庭はロックガーデンのようになっていて、桔梗の花が有名でした。またその頃は一年中拝観可能となっていました。
しかし、その後、桔梗の庭から枯山水の石庭へとすっかり様変わりしてしまい、また、特定期間(2013年は、11月10日〜30日)のみの「定期拝観」となり、かつ、庭や建物の撮影は禁止されてしまいました。
ということで比較的新しい石庭ですが、明るく広々としていてオススメです。 -
【高台寺】
タクシーの運転手さんのオススメで、台所坂のほうから登りました。そこの階段も趣があります。
紅葉の名所ですが、苔や竹林、また池に映る紅葉にも趣があります。
お帰りは、八坂の塔のほうに歩いて、清水寺方面もしくは、東山通りに出て別の場所に移動されるのがよろしいかと思います。
朝一番の静かな時に拝観されることをオススメします。 -
【永観堂】
平安時代からモミジの名所として知られているそうです。
禅林寺という名前から禅寺を連想してしまいますが、浄土宗西山禅林寺派の総本山で、「永観遅し」で知られる、みかえり阿弥陀像でも有名です。
紅葉は、昼間も見事ですが、ライトアップはまた一段と鮮やかに映えています。2013年の場合は、11月8日(金)〜12月5日(木)となっており、昼間の寺宝展と、夜のライトアップは入れ替え制になっていて、継続しての拝観はできません。
あみた仏に そむる心の いろにいては あきのこすゑの たくひならまし -
【東福寺】
土曜日の午前中に訪れたのですが、すでに大勢の人出で、拝観券売り場や入口には長蛇の列、境内もスゴイ人混みでした。
もちろん、これだけ多くの人たちがやってくるだけの価値はありますが、紅葉を自分の人生の秋と静かに重ね合わせることができるような場所ではありません。平日の朝一番ならもう少し空いていると思われます -
【天龍寺】
新緑や紅葉のほか、アジサイやサザンカなど四季折々の花も楽しめます。
庭園はそれほど広くはないはずですが、嵐山を借景としているのでスケールの大きさを感じさせます。
人気の観光名所ですので、朝一番8時半に拝観するのがオススメです。また紅葉の時期や土日は、7時半からの早朝参拝が行われることもあり、さらにオススメです。
なお、庭園と建物内は別料金となっています。 -
【宝厳院(ほうごんいん)】
特別公開期間のみ拝観できます。たいがい入口で、庭園500円と本堂襖絵500円の両方の拝観を勧められますが、私は庭園しか訪れたことがありません。
庭園はそれほど広くはありませんが、こぢんまりとまとまっていて、京都市内でも屈指と言ってよいかと思います。回遊式のお庭を歩いて行くと「獅子岩」や「碧岩」と呼ばれる巨岩があり、「碧岩」のほうは直接触れたり岩に耳をあてたりすることができ、パワースポットとして人気があるようです。 -
【大河内山荘庭園】
丹下左膳などでの時代劇映画で有名な俳優・大河内傳次郎(1898-1962)が、多額のギャラの大半をつぎ込み、人生をかけて造った庭園です。
入園料は1000円で、天龍寺近辺の拝観料の2倍ですが、広さからみても景観から言っても、十分に1000円の価値はあります。しかも、入園料は、抹茶・菓子サービスを含んでいます。
四季折々楽しめますが、新緑と紅葉の季節は特に素晴らしい。静けさが第一ですので、朝一番に桂川沿いから左岸の坂を登ってここを観光し、そのあと、トロッコ嵐山駅からトロッコ列車乗車、再び、トロッコ嵐山駅で降りて、天龍寺を参拝されるのがよろしいかと思います。
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