2012/07/23 - 2013/07/23
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Iguchi Yutakaさん
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長野ホタルの会の会員が集まっての恒例の鑑賞会。
約20名の会員が参加したが,今回は,阿部守一・長野県知事も招いて鑑賞してもらった。
石の湯は,最近では全国的と言って良いほど有名になっているゲンジボタル生息地。信州北部での修学旅行や林間学校の目的地のひとつともなっている。
観光客が増えたため,ホタル出現シーズンになると,石の湯入り口にあたる,平床バス停付近に18時から21時頃まで,ゲートが出来て,自動車の出入りが出来なくなってしまった。平床バス停付近の無料駐車場に車を止めて,約1km歩くことになった。
2010年には,長野県では初となる全国ホタル研究会・第43回全国大会が,ここで開催され,全国から多くの研究者や愛好家,自治体関係者などが集まった。
ここのゲンジボタルの特徴は,生息地標高が日本で最も高く(標高約1600m),成虫出現期間が日本で最も長い(5月から10月)ということであり,生息地は国天然記念物に指定されている。
特にゲンジボタル成虫の出現期間の最大の特徴は,10月に氷点下の気温になり,雪が舞うような気象条件下でも,ゲンジボタル成虫が出現することである。雪が舞う中でのホタル鑑賞というのを,おそらくほとんどの人は知らないであろう。
同じ長野県内の県天然記念物指定地である辰野町松尾峡では,観光用に移入された外来ゲンジボタルのため,個体数は増えたが,本来そこにいたゲンジボタルは絶滅に追い込まれてしまった。
石の湯の場合,かなり個体数が減ったこともあったし,今でも年によって個体数変動があるが,外部からの移入を行わず,そのままの生態を保つよう長野ホタルの会を中心とした人々が努力している。私の研究フィールドのひとつでもある。
- 旅行の満足度
- 5.0
- 観光
- 5.0
- 交通
- 4.0
- 同行者
- 一人旅
- 一人あたり費用
- 1万円未満
- 交通手段
- 自家用車
- 旅行の手配内容
- その他
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志賀高原・石の湯のゲンジボタル。
ここのゲンジボタルの特徴は,生息地標高が日本で最も高く,成虫出現期間が日本で最も長いということであり,生息地は国天然記念物に指定されている。
同じ長野県内のゲンジボタル生息地として,辰野町松尾峡では,観光用に移入された外来種のゲンジボタルによって,本来そこにいた在来種の(天然の)ゲンジボタルは絶滅に追い込まれてしまった。
石の湯では,個体数が少なくても,移入せず,そのままの生態系を維持するように,長野ホタルの会を中心とした人々が努力している。
私の研究フィールドの一つでもある。 -
2012年の志賀高原・石の湯ゲンジボタル鑑賞会
石の湯ロッジで行われた。石の湯ロッジは,文字通り,宿泊施設でもあるが,ここのゲンジボタル保護に多大な貢献をされている。
毎年恒例の鑑賞会だが,今回は,阿部守一・長野県知事も招いて鑑賞してもらった。
一番奥中央の白い服の人物が阿部知事。向かって,その右隣が,三石暉弥・長野ホタルの会会長。
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