寛ぎの済州島3日間

2009/09/03 - 2009/09/05

「韓国には何度か行ってるけど、済州島って行ったことないね〜」

ということで、世界遺産など観光名所をめぐる2泊3日のツアーに母と参加しました。

宿泊はチェジュグランドホテルに2連泊。
http://www.grand.co.kr/contents/?mid=JP101013&uid=2

スイート仕様のお部屋でゆったり過ごせました。

エリア 済州島 チェジュ(韓国)

• 旅行の満足度: 4.5

• 同行者: 家族旅行
• 交通手段: 観光バス
• 航空会社: 大韓航空
• 旅行の手配内容: ツアー（添乗員同行なし）

関空　9:30　KE734　チェジュ　11:10

直行便であっという間に到着。
早速ランチで済州の味覚、キジ肉のしゃぶしゃぶをいただきました。
胸肉なのでかなりさっぱり（カスカス？）、あっさりしてました。

ちなみにここ、大侑ランドという狩猟場施設などがあるレジャーランドのレストランでした。
まさかこのキジも獲物だったとか・・・？？（笑）

お昼を食べたら観光スタート。
天帝淵瀑布にやってきました。

楼閣「天帝楼」、七人の美しい天女像を彫刻した「仙臨橋」から滝を見ることができます。

＊人物入り記念写真ばかり撮っていて加工が面倒なので、写真ははしょり気味でいきます。

天帝淵瀑布は「神の池」という意味だそうで、済州島3大滝の一つです。

昔、帝に仕える7人の天女らが夜、紫色の雲に乗って舞い降り、澄んだ水でこっそり沐浴をして天に昇ったという伝説が残っています。

なるほど、まるで天女の白い羽衣のように美しい滝です。

済州島最大のリゾートエリアが中文で、中文観光団地とも呼ばれています。
リゾート目的ならここに滞在して、ダイビングとかいいかも〜。
今回はロッテ免税店で化粧品などを買いました。

写真は済州島のシンボル、トルハルバン。
「石のおじいさん」という意味らしいです。

大きな目と鼻、口は閉じていて、韓国伝統の帽子モジャをかぶり、両手を腹部で合わせているのが特徴。
街の入口などに立てられ、守り神のような役割だそうです。

中文リゾート近くにある、テディベアミュージアムにやってきました。

ジョアンスタジオ
http://www.joannestudio.co.kr/

テディベア作家のジョアン・オ氏の作品を展示、販売しているミュージアムです。

ペ・ヨンジュンをモデルにしたテディベアを制作、2005年以降ペ・ヨンジュンの公式グッズとして主演作の数々をイメージした作品を作り出しています。

これは「冬のソナタ」

韓流ドラマって何ひとつまともに見ていないから、よくわからないけど〜。

これは何？

「F4」?
「美男ですね」？？

チャングム！？

全然わかりません〜。

ミュージアムの屋上からは青い海が見えました。

ここでは姪っ子へのおみやげのテディベア（ヨン様じゃなくて普通のかわいいやつ）とホッキョクグマの小さいぬいぐるみのマグネットを買いました。

夕食は海鮮鍋をいただきました。

ダシがうまい♪

夜は「NANTA」を見に行きました。
http://nanta.i-pmc.co.kr/nanta/Main.aspx

韓国公園史上最多の観客動員数をほこる、有名なミュージカル。

厨房を舞台に、パフォーマーが調理器具を打楽器として使う、誰でも楽しめる公演です。

あんまり期待してなかったけど、意外に面白かった♪
切り刻んだ大量のキャベツの行方が気にはなるけど。

開演前の舞台をパチリ☆

翌朝、龍頭岩を見に行きました。

約200年前に漢拏山の溶岩が噴出してできた、高さ10m、長さ30mの巨大な奇岩です。
竜が頭をもたげて海から這い上がろうとしているように見えることからこの名がつきました。

昔、大蛇が、竜になろうとして漢拏山の玉を盗んで逃げようとした時、怒った漢拏山の神霊の矢に射られ、体全体が海に沈み頭の方が空に向かって固まってしまったという伝説があるそうです。

ここにもトルハルバン☆

龍頭岩を見学後、あわび粥の朝食をいただきました。

ソウルで食べたより濃厚な感じがしたのは気のせいかな？
美味しかったです。

朝食後はユネスコ世界自然遺産の万丈窟へ。

約30万年〜10万年前に形成された世界最長の溶岩洞窟です。

火山の噴出によってできた火山島である済州島には溶岩洞窟がいくつか存在しますが、万丈窟はその中で最も規模が大きく保存状態も良いところです。

これは「カメ岩」だったかな。
流れる溶岩の上に落ちた天井の岩が固まってできた石の塊です。

全長約7.4km、洞窟内の通路幅は18m、高さは23mにも達する大規模な万丈窟。

洞窟内の天井が陥没したことで形成された進入路が３つありますが、観光客が立ち入り可能なのは第2入口のみとなっており、入口から約１km区間が一般公開されています

洞窟内の温度は、年間を通じて11〜18度前後。

洞窟内を溶岩が流れる際、高温の熱により天井の岩が部分的に溶けることで生成された溶岩鍾乳。

壁面に見られる流線状の模様は、溶岩の流れた跡。

線は洞窟内を流れる溶岩の最上部が刻んだもので、線の数・高さから洞窟内をどれだけの溶岩が何度流れたかが分かります。

冷えて固まった、って感じです。
触るとつるつる、ひんやりしています。

洞窟内には観覧ポイントに案内標識があり、日本語の説明もありました。

洞窟好きなわたしは満足でした。

続いて、世界自然遺産に登録されている城山日出峰を見学します。

城山日出峰は10万年前の海底噴火によってできた巨大岩山であり、済州島を代表する景勝地の1つです。

海抜約180m、頂上までは階段が設けられています。

登るにつれて景色がぐんぐん良くなっていくし楽しい♪
（母は途中へばっていましたが。）

人の横顔のような岩ですね。

頂上に到着。

99個の岩峰が噴火口を城のように取り囲んでいて、その内側は３万坪の広大な草原になっています。

空から見るとこんな感じ！
（写真は済州観光情報公式HPより拝借）

すごいですよね〜。

こんなにびっしり緑の草が生えるんだ〜。

素晴らしい景色を堪能しました♪

おりてきて振り返るとこんな感じ。

乗馬を楽しんでいる人がいました。
ノリとしては阿蘇山の草千里みたいな？（笑）

昼食は済州島名物、アカアマダイの塩焼きをいただきました。

昼食後、城邑民族村にやってきました。

朝鮮王朝時代の東部山間地帯の村の特性がよく残されていて、民俗村として指定・保護されています。

済州島名物、黒豚さんです。

村のおねえさんが生活の様子などを説明してくれます。

村の様子を見学した後は、ツアーお約束のお土産物コーナーで営業が始まりました。

いつもはこういうところであまり買い物はしませんが、試飲した五味子茶が良いと思ったので買いました。
いわゆる健康茶ですが、体調によって甘く感じたり、すっぱく感じたり不思議なお茶でした。

サングンブリ

サングンブリとは「山にできた穴」という意味の済州島方言です。
済州島の象徴である漢拏山（ハルラサン）の山腹に噴出した寄生火山で、島にある他の360個の寄生火山とは違い、非常に珍しいすり鉢形の噴火口。

内部面積30万平方m、円周2km、深さ100〜150ｍという巨大な噴火口らしいですが、こうして見ていてもよくわかりませんね〜。

鹿の像がありました。


この後、民俗自然史博物館に行きましたが、写真もないし、全然覚えてないな〜。
新羅免税店で買い物もしたようです。

夕食は済州島名物・黒豚カルビ♪
美味しかったです。
個人的に牛カルビも追加オーダーして満腹、満腹。

夜はわたしだけあかすりエステに行きました。
（母は肌が敏感で、前回釜山の汗蒸幕で肌が真っ赤になり、二度と行かないとのことなので）

翌朝、朝食はたぶんホテルで食べたようです。

午前中はＥマート（スーパー）で買い物ってメモに書いてあったので、自由行動だったのかな。
韓国のスーパーは大好きで、チヂミの粉や焼肉のタレ、海苔にお菓子に柚子茶に〜と沢山買います。

ってことは、このうに・わかめスープは昼食だったのかな〜？？

三姓穴

三姓穴(サムソンヒョル)｣は、済州島のルーツである耽羅の国を創始した三神人が、最初に現れたとされている聖地です。

ここからこの三神人が現れたんだ〜

三姓穴以外にも、4000年以上前の済州神話に関係した遺物が数多く残されているそうです。

東門市場
済州島の台所といわれている市場です。

済州島を代表する果物、温州みかんが沢山売られています。

アマダイも♪

なぜか金沢の近江町市場を思い出しました。

キムチ〜

小魚天国〜

市場は眺めているだけでも楽しい♪

けっこうきれいですね〜

こ、これはちょっとグロテスクだけど・・・

何か買ったような気もするけど忘れてしまいました。

お化け（トッケビ）道路

見た目は上り坂なのに、ペットボトルを置くと、その上り坂をスルスルと上がっていくという不思議な現象が起こります。

あら、不思議〜ペットボトルがころころ〜っと…



上がっていくように見えるのは実は目の錯覚で、実際は下っているんですね〜

最後はツアーお約束のお土産物やさんに立ち寄り。

安くて気に入ったフレームがあったので、眼鏡を作りました。
（過去数年は韓国へ行く度に眼鏡を作っていましたが、今年の目の手術で全部使えなくなってしまいました…涙）

チェジュ　18:50　　KE733　　関空　20:25

直行便で往復のフライト時間帯も良く、3日間で色々まわれました。
名物料理も沢山あるし、もし次の機会があればダイビングなど、のんびりリゾートで来てもいいかもね〜。