黒田官兵衛ゆかりの福岡城跡

2013/06/30 - 2013/06/30

福岡城は、黒田官兵衛・長政父子によって築かれました。元々「福崎」という地名だったところを、先祖ゆかりの「福岡」（岡山県瀬戸内市）にちなんで改名し、城下町を一から作るのではなく、近くの繁栄している港町「博多」を組み込みました。現在の福岡市の基礎を作った黒田氏の、今はなき福岡城の跡を訪ねてみました。

エリア 博多(福岡)

• 旅行の満足度: 4.0
• 観光: 4.0
• グルメ: 4.0
• 交通: 4.0

• 同行者: 家族旅行
• 一人あたり費用: 3万円 - 5万円
• 交通手段: 私鉄 徒歩
• 旅行の手配内容: 個別手配

ホテルルートイン博多駅前の朝食。ビュッフェ形式で、普段食べないようなものもどんどん食べました。

生憎のお天気。雨が心配です。地下鉄空港線赤坂駅から降りて、しばらく歩くと、堀が見えてきました。

１９９７年に閉鎖された平和台野球場の記念碑。福岡ドームが出来る前は、ここがプロ野球などの試合で使われていました。

蓮の花でしょうか。とてもきれいでした。

城跡という感じがします。

ここは外交や貿易の施設であった鴻臚館（こうろかん）跡の発掘現場のようです。かなり規模の大きい施設みたいでした。

太宰府政庁跡のような史跡公園になりそうです。

鴻臚館（こうろかん）展示館。残念ながら、時間が早くてまだ開館していませんでした。

すぐ近くにあった福岡城東御門跡。

ここから福岡城跡になります。重要な建物は、同じような場所に建つのでしょうか。

扇坂御門跡。

二の丸へ向かいます。

二の丸跡。

本丸の東北隅に、鬼門封じの祈念をするために建立された祈念櫓。

鉄（くろがね）御門跡。いよいよ天守が近づいてきました

埋（うずみ）門跡。いざというときは、準備しておいた土や石でここを埋めてしまい、敵の侵入を防ぐ備えでした。

大天守台跡。

天守台です。石垣のカーブがすごいです。

天守台からみた福岡の街並み。天気がよければもっときれいなのに。

タワーがある海の方向です。

天守台から下を見たところ。少し怖いです。

石垣の石にも、色々工夫がありそうです。

堅固な石垣が特徴の福岡城は、「石城」の別名も持つそうです。

裏御門へ続く道。

裏御門跡。

筑前入国時に官兵衛が入った名島城の城門。福岡城完成時に名島城は廃城になりましたが、城門は福岡城に移築されました。

反対側から見た名島門。

黒田官兵衛の重臣であり、「酒は飲め飲め」と黒田節で唄われた母里太兵衛邸の長屋門。別の場所にあったのを、移築して保存しています。

下之橋御門。

伝潮見櫓。昔から潮見櫓と伝えられていましたが、別の建物である可能性も出てきました。

門や石垣、櫓など予想以上に残っていた、福岡城跡でした。